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屋根工事の種類・費用・屋根材・工事を検討すべきタイミングを総解説

更新日2023年10月11日

屋根は、大切な住まいを守るために最も重要な部分です。
しかし、屋根工事については詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?
費用や期間、さらには適切なタイミングなど、屋根工事にはさまざまな要素が絡み合ってきます。
屋根材や劣化症状によって最適な対応も変わってくるため、それぞれのケースごとに詳しい情報を集めなければなりません。

こちらの記事では、屋根工事についての基礎知識から、屋根材や劣化症状別の工事検討タイミング、そしてよくある質問まで徹底的に解説していきます。
屋根工事についての不安や疑問を解消し、住まいを長持ちさせるための一助となれば幸いです。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

目次

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屋根工事の基礎知識

屋根工事は、家族の住まいを守るための大切な作業です。
しかし、工事の内容や目的、費用について、具体的にどのようなものなのかを理解している方は少ないかもしれません。
ここでは、屋根工事の基本的な知識を詳しく解説していきます。

【1】基本的な目的は建物の保護&長寿命化

屋根工事の目的は、何と言っても「建物の保護」です。
屋根は、雨や雪、風、紫外線などから家を守る大切な部分です。
屋根が劣化してしまうと、家全体の耐久性が下がってしまいます。

そこで、定期的なメンテナンスや修繕が必要となるのです。
また、適切な工事を行えば建物自体の寿命を延ばすことも可能となります。
これが、屋根工事の基本的な目的です。

【2】屋根工事の選択基準

次に、屋根工事を選ぶ際の基準について詳しく解説します。
まずは、どのような工事を選ぶべきかを考えてみましょう。

屋根の状態や材質、予算などによって、適切な工事は異なります。
例えば、瓦の屋根であれば葺き替え工事が一般的で、金属製の屋根は塗装工事が適している場合が多いでしょう。

また、工事を行う業者の選び方も重要です。
信頼性や技術力、対応力などをしっかりと確認し、自分に合った業者を選びましょう。

【3】屋根工事の費用について

屋根工事の費用は、内容や規模によって大きく異なります。
一般的には、屋根の葺き替え工事の相場は、おおよそ200万円前後です。
一方、屋根塗装の場合の相場は、屋根の規模などにもよりますが、例えば30坪の一戸建ての場合、60万円~80万円と言われています。

ただし、これらはあくまで一般的な価格であり、実際の費用は工事の内容や業者によって変動することをご承知おきください、
このとき、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

屋根工事の種類まとめ

「屋根工事」と一言で表されるものには、さまざまな種類があります。
その中から、ご自分の住まいに最適なものを選ぶことが重要です。

続いては、主な屋根工事の種類についてご紹介します。

工事の種類 説明 注意点・特徴
補修工事 瓦の割れ、屋根材の剥がれなど屋根に小さなダメージや一部の劣化を解決するための工事 ・部分的な問題を解決するための工事
塗装工事 屋根の色の褪せや錆びなどの表面の劣化を解決するための工事 ・耐久性を向上させる効果があり、屋根の見た目も美しく保てる
カバー工法 既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる工事 ・下地の状態が良好であることが前提
・大規模な工事に比べて工事期間の短縮が可能
葺き替え工事 屋根全体の劣化や大きなダメージを解決するため、既存の屋根を全て取り外し新しい屋根材を設置する工事 ・大規模な工事で費用がかかる
・長期的にはコストパフォーマンスに優れる

補修工事

屋根に小さなダメージがある場合や、一部が劣化している場合に行うのが「補修工事」です。
瓦が割れてしまった、屋根材が剥がれてしまったなど、部分的な問題を解決するための工事と言えます。

塗装工事

屋根の色が褪せてきた、錆びが気になるなど、表面の劣化が進んでいる場合に行うのが「塗装工事」です。
新たに塗料を塗ることで、屋根の見た目を美しく保つだけでなく、耐久性を向上させる効果もあります。

カバー工法

カバー工法は、既存の屋根の上から新しい屋根材を被せるものです。
大規模な工事を避けたい場合や、工事期間を短縮したい場合に適しています。
ただし、これは下地の状態が良好であることが前提となるため注意しましょう。

葺き替え工事

屋根全体が劣化している場合や、大きなダメージがある場合には「葺き替え工事」が必要となります。
この工事は、既存の屋根を全て取り外して新しい屋根材を設置するものです。
大規模な工事となるため費用もそれなりにかかりますが、長期的に見ればコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

【屋根材別】屋根工事を検討すべきタイミングとは?

屋根工事の必要性やタイミングは、その屋根材によって異なります。
それぞれの屋根材の特性を理解した上で、工事を検討することが大切です。

続いては、主な屋根材である和瓦、スレート、金属屋根について、それぞれの特性と工事を検討すべきタイミングを見ていきましょう。

和瓦の場合

和瓦は、外観が美しく寿命も長い屋根材です。
重量があるため、定期的な点検は欠かせません。
特に、台風などの強風が吹いた後は瓦がずれていないか確認しましょう。

また、現在では和瓦を扱える職人が減少傾向にあります。
大規模な修理が必要となった際には、そのタイミングで葺き替えを検討することも一つの選択肢です。

スレートの場合

スレートは軽量で施工が容易なため、一般的な住宅でよく用いられる屋根材です。
しかし、紫外線や雨風による劣化が進みやすい特徴もあるため、約10年ごとの塗装が推奨されています。
また、大雪や強風が吹いた年には破損箇所がないかを確認し、必要であれば補修工事を検討しましょう。

金属屋根の場合

金属屋根は、その軽さと強度から商業施設や農業施設などによく使用されているものです。
一般的には7~10年ごとの塗装が必要とされています。
雨漏りが発生した場合には葺き替えを検討することが多いものの、下地の状況によってはカバー工法で対応可能なケースもあります。

【劣化症状別】屋根工事を検討すべきタイミングとは?

屋根材だけでなく、屋根の劣化症状からも工事の必要性を判断できます。
ここでは、劣化症状という視点から、工事を検討すべきタイミングを見ていきましょう。
具体的には、以下のような症状が見られた場合に屋根工事を検討すべきと言えます。

屋根材が退色している

外観の問題とも思える屋根材の退色ですが、これは防水性能の低下を示すサインでもあります。
特に、色が白っぽくなってきた場合には要注意です。
劣化が進んでいる可能性が高いため、早めの工事を検討しましょう。

屋根や柱にシミがある

屋根や柱にシミが見つかった場合、それは雨漏りが発生している可能性を示しています。
まだ室内に雨漏りが発生していなくても、シミがあるということはつまり、どこかで水が浸入している可能性があるわけです。
屋根や柱にシミを見つけたら、早急に業者に相談しましょう。

雨漏りしている

雨漏り発生の原因は、1つではありません。
例えば屋根材の劣化や破損、屋根と壁の接合部の不具合など、原因によっては屋根工事が必要となるケースもあります。
雨漏りを発見したら、すぐに業者に相談して適切な対処を行いましょう。

屋根工事に関するよくある質問

屋根工事に関しては専門的な知識が必要となるため、一般の知識のみでは解決しきれない疑問や質問も出てくるでしょう。
今回は、その中でも特に多い質問を取り上げて回答していきます。

屋根工事にかかる期間は?

工事の種類や屋根の状態にもよりますが、一般的には数日から数週間程度です。
例えば補修工事の場合、小規模なものであれば1日、大規模なものでは数日かかることもあります。
また、葺き替え工事や塗装工事の場合は、通常1週間から2週間程度を見ておくと良いでしょう。
ただし、これらはあくまで目安であり、天候や業者の状況によって変わることもあります。

屋根工事後に気になる箇所がある場合は?

放置はせず、すぐに施工業者に連絡を取りましょう。
工事が終わった後でも、何か気になる箇所があればすぐに業者に連絡することが重要です。
もし施工ミスが発生していれば、再施工や補修を行ってもらえます。

また、それが工事と直接関係のない新たな問題である可能性も否定できません。
どちらにせよ、早期に対応するというのは大きなトラブルの防止につながるでしょう。

アスベストが含まれているスレート屋根なのですが、工事の対処法はありますか?

アスベストが含まれているスレート屋根のリフォーム方法は主に2つあります。
1つは「屋根のカバー工法」、もう1つは「屋根の葺き替え工事」です。

カバー工法は、既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる方法となります。
これにより、アスベストの飛散を防ぐことが可能です。

一方の「屋根の葺き替え工事」は、既存の屋根材を全て取り除いて新しい屋根材で葺き替える方法です。
葺き替えで対応する場合には、アスベストを含む屋根材の取り扱いには十分に注意したうえで工事が進められます。

また、アスベストが含まれているかどうかの判断に困ることもあるでしょう。
築年数や屋根材などによりますが、2004年以前のスレートはほぼアスベスト入りとされています。

アスベストは健康に害を及ぼす可能性があるため、取り扱いには十分に注意しなければなりません。
このときアスベストの処理費用や専門的な教育を受けた業者の選定、作業費などが必要となりますので、詳しくは専門業者に相談しましょう。

まとめ

今回の記事では、屋根工事で用いられる屋根材の種類や工法、注意すべき劣化症状についてもご紹介してきました。
結論、建物の寿命を延ばし、建物をさまざまな環境要因から守るためには、屋根工事が重要な役割を担っているのです。

「屋根工事」と言われるものには補修工事、塗装工事、カバー工法、葺き替え工事などがあります。
それぞれの特徴と目的を理解し、屋根の状況に合わせて適切な工法を選択しましょう。

また、屋根材の種類もさまざまです。
和瓦、スレート、金属屋根といった異なる屋根材ごとに、特性や耐久年数を考慮したメンテナンスのタイミングが変わってきます。
屋根材の退色、シミ、雨漏りといった劣化症状がないか、定期的にチェックしておくと安心です。

記事の後半では、よくある質問として「屋根工事にかかる期間は?」「屋根工事後に気になる箇所がある場合は?」「アスベストが含まれているスレート屋根の対処法は?」といった疑問にお答えしてきました。
解説を参考に、屋根工事への理解を深めていただけますと幸いです。

いずれにせよ、適切な屋根工事を行うためには、専門的な知識と経験を持つ業者に相談することが重要です。
的確なアドバイスをもらいつつ、必要な対応を進めていきましょう。
屋根は、お住まいを守る重要な存在であるとともに、ご自分でのメンテナンスが難しい部分でもあります。
定期的な点検・メンテナンスを怠らず、早めの対応を心掛け、建物の価値を長期間にわたり維持していきましょう。

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※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
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ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
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神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
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ルナ上津台 81
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阪神エリア
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街を拓き、家を建てる。
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1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
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Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
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東京支店所在地

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Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
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売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます

ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

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大阪府知事登録(ト)第13668号/東京都知事登録 第59802号

施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

※別途、交通費が発生する場合があります。

外壁塗装の参考文献