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【方法別】雨樋修理の料金・見積もりまとめ|原因は?火災保険の条件は?一挙解説します

更新日2023年9月28日

ご自宅の雨樋の状態、チェックできていますか?
「雨樋って何年もつの?」「修理するとしたらどのくらい費用がかかるの?」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

雨水の浸入を防ぐ役割を持つ雨樋。
雨樋の劣化や破損は、屋根や壁、基礎まで水漏れを引き起こし、家全体の大きなダメージにつながってしまう可能性もあります。

今回の記事では雨樋の修理について、修理方法別の料金や修理期間、破損する原因、火災保険の適用条件などを詳しく解説します。
雨樋のトラブルを未然に防ぎ、快適な生活を守るための情報が満載です。
ぜひ最後までお読みください。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

【修理方法別】雨樋の修理料金、どのくらいかかる?

雨樋の修理費用は、その方法により大きく変わります。

自分で行うDIYから専門業者への依頼まで、それぞれの方法と料金相場を詳しく見ていきましょう。

修理・交換方法 費用範囲 備考
DIY(自分で修理) 1,000~5,000円/本 専門的な知識や経験、工具が必要
業者へ依頼
(足場不要の部分修理)
1万~10万円 一部補修は1万~3万円/箇所、部分交換は1万~10万円/m
業者へ依頼
(足場が必要な部分修理)
6万~30万円 高所作業や大規模修理が必要な場合
雨樋全体交換 20万~70万円 経年劣化や大規模破損がある場合に適切

【DIYの場合】1,000~5,000円

自分で雨樋の修理を行えば、費用を抑えることが可能です。
雨樋代は1,000~5,000円/本となります。

ただし、自身で作業を行う場合には専門的な知識や経験が必要となるだけでなく、適切な工具や部材を揃える必要も出てきます。
そのため、DIYが初めてという方には、少々難易度が高いかもしれません。

【業者へ依頼&足場不要の部分修理】1万~10万円

次に、専門業者へ依頼する場合の費用についてです。
足場が不要な部分修理の場合、一部補修は1万~3万円/箇所、部分交換は1万~10万円/mとなります。
業者に依頼するメリットは、専門的な知識や技術を持ったプロが作業を行ってくれることです。安心して作業を任せることができるでしょう。

【業者へ依頼&足場が必要な部分修理】6万~30万円

足場が必要な部分修理の場合、費用は6万~30万円が相場です。
高所での作業が必要な場合や、大規模な修理が必要な場合は、足場設置が必要となります。
このようなケースでは、安全性を確保するためにも専門業者への依頼がおすすめです。

【雨樋を全体交換するケースの費用】20万~70万円

雨樋の全体交換を行う場合の費用は、20万~70万円となります。
経年劣化や大規模な破損がある場合などは、部分修理ではなく全体交換を行うことが適切です。
全体交換には高額な費用がかかりますが、長期的に見れば経済的とも言えるでしょう。

雨樋の修理期間はどのくらい見ておけばよいの?

雨樋の修理にかかる期間も、その方法によって変わってきます。

それぞれ具体的にどれくらいの期間が必要になるのか、さっそく見ていきましょう。

清掃の場合

雨樋の清掃は、数時間~1日程度で完了します。
しかし、作業の進行状況や天候などにより、期間は前後することがあります。

部分修理・パーツ交換の場合

部分修理やパーツ交換の場合は、数時間~1日程度で完了します。
ただし、部品やパーツの在庫状況により、期間が変わることがあります。
そのため、作業前には業者と詳しく打ち合わせを行うことが重要です。

足場設置+雨樋全体交換の場合

足場設置と雨樋の全体交換を行う場合、1日~3日程度の期間を見ておくと良いでしょう。
足場の組み立てや解体にも時間がかかるため、その分期間が長くなります。
全体交換は大規模な作業となるため、十分な時間を確保しておくことが必要です。

修理方法 期間 注意点
清掃 数時間~1日程度 作業の進行状況や天候により期間が前後することがある
部分修理・パーツ交換 数時間~1日程度 部品やパーツの在庫状況により期間が変わることがある
足場設置+雨樋全体交換 1日~3日程度 足場の組み立てや解体に時間がかかるため期間が長くなる

雨樋が壊れる・異常が発生するのはこんなケース

日々の生活の中で、雨樋の存在を意識することは少ないかもしれません。
しかし、雨樋が壊れると、雨水が適切に排水されず、建物の基礎や壁に水が浸透し、家屋全体の劣化を招くことがあります。

では、なぜ雨樋は壊れるのでしょうか。
雨樋が壊れる原因は主に3つあります。

それぞれの原因と対策について詳しく見ていきましょう。

破損の原因 詳細 対策
落ち葉などのゴミが溜まる 流れが悪くなって水圧が高まる 定期的な清掃とゴミの除去を行う
地震や台風による影響 強い力が加わることで雨樋が破損する可能性がある 適切な取り付けと耐久性のある材料を使用する
雪の荷重 屋根に積もった雪が雨樋に重さをかける 雪かきを行い、適切な雪の排除を心掛ける

落ち葉などのゴミが溜まり流れが悪くなって水圧が高まった場合

雨樋の中には、風で運ばれてきた落ち葉や鳥の死骸などのゴミが溜まることがあります。
これらのゴミが溜まると、雨水の流れが悪くなり、雨樋内部の水圧が高まります。
その結果、雨樋が破損してしまうケースがあるのです。

特に雨樋の継手部分や金具部分は強い力に弱く、水圧による負荷がかかると破損しやすい部分と言えます。
こうした破損を防ぐためには、定期的な清掃が必要です。
雨樋の中にゴミが溜まっていないか、雨樋の継手部分や金具部分に異常がないか定期的にチェックすると良いでしょう。

地震や台風によって強い力が加わった場合

地震や台風による強風は、雨樋の接続部分に大きな負荷をかけ、結果として雨樋の破損を引き起こすことがあります。
自然災害による破損を防ぐためには、強風に備えて雨樋をしっかりと固定しましょう。
また、地震対策として、雨樋の接続部分を補強することも効果的です。

雪が屋根に積もって雨樋に荷重がかかった場合

雪国にお住まいの方は、雪の重みによる雨樋の破損にも注意すべきです。
積もった雪の重みが雨樋に直接荷重となり、破損を引き起こすことがあります。

特に、毎年大量の雪が降る地域では、雨樋の劣化が進みやすいと言われています。
雪による破損を防ぐためには、雪が積もる前に雨樋の点検を行い、必要な補修を行うことが重要です。
定期的に雪かきを行い、雨樋に雪の重みがかからないようにしましょう。

火災保険で雨樋が修理できる条件まとめ

雨樋の修理費用は、自己負担になることがほとんどですが、一部の条件下では火災保険が適用されることがあります。

どのような場合に火災保険が適用されるか、詳しく見ていきましょう。

【条件1】風災による飛来物での破損

台風などの風災によって飛来してきた物が雨樋を直撃し、雨樋が破損した場合、火災保険が適用されることがあります。
しかし、適用されるかどうかは保険会社の判断によるため、具体的な状況を詳しく報告して必要な書類を提出しましょう。

【条件2】風災による傾き、歪み

台風などの強風によって、雨樋が元の位置から傾いたり歪んだりした場合も、火災保険が適用される可能性があります。
このときも、具体的な状況を詳細に報告し、必要な書類を提出することが求められます。

【条件3】雪災による雪の重みでの破損

雪の重みで雨樋が破損した場合、火災保険が適用されることがあります。
ただし、雪災による破損については、地域や保険会社により適用条件が異なるため、事前に保険会社に確認しておくと安心です。
雨樋は家屋全体の健康を保つ重要な部分。定期的な点検と適切なメンテナンスで長持ちさせましょう。

雨樋の修理はDIYで可能?

雨樋の修理を自分で行えるかどうか。
結論、状況によります。
特に注意すべきは、修理箇所の高さや修理の規模です。

ここでは、上記のポイントに沿って、DIYで可能なケースとプロに頼むべきケースについて詳しく見ていきましょう。

【ポイント1】低所かつ数か所のひび割れ程度なら可能

まず、低所で数か所のひび割れ程度の修理であれば、DIYでの対応が可能です。
その場合、雨樋の部材以外にも以下のような道具が必要となることを忘れてはいけません。

これらの道具を用意することで、安全に作業を行うことが可能です。
また、補修テープや専用の接着剤を使って補修することもできますが、これらはあくまで応急処置程度の対応となります。

【ポイント2】経年劣化の雨樋はプロに頼んで交換したほうがコスパ良し!

一方、経年劣化による修理の場合は、雨樋全体を見直す必要があります。
DIYよりも、雨樋専門の業者に依頼した方が全体を確認して補修ポイントを改善してくれるでしょう。

業者に依頼することで、部材調達の抜け漏れがなく、短期間で補修が可能となります。
経年劣化した雨樋を自分で修理するよりも、コストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。

【ポイント3】足場が必要な場合はプロに頼みましょう

また、高所での作業が必要な場合は、足場が必要です。梯子や脚立では届かなかったり、バランスが保てない場合もあるでしょう。
雨樋の修理はDIYで行うことも出来ますが、規模や状況によっては、また安全性の面からもプロに依頼することが賢明となるケースもあります。
修理を行う前には、自分のスキルや状況をよく考え、適切な方法を選ぶことが大切です。

まとめ

この記事では、雨樋の修理に関する情報を一通りご紹介しました。
結論、修理の方法や必要な工期、料金はその状況によって大きく変わります。
自分で修理を行うDIYの場合は、1,000~5,000円程度で済むケースもありますが、業者に依頼すると一部修理でも1万〜10万円、全体交換の場合は20万〜70万円もの費用が発生します。

雨樋が破損する原因は、おもに強い外力やゴミの滞留、地震や台風、雪の重みなどです。
これらが原因で雨樋が破損した場合、火災保険で補償される可能性もあります。
保険の条件をよく確認しておきましょう。

雨樋の修理はDIYでも可能ですが、経年劣化で修理・取り換えが必要な場合、足場が必要な高い場所についてはプロに修理を頼むのが無難です。
雨樋の状態を定期的にチェックし、必要な修理を適切なタイミングで行えば、より快適な住環境を保てるようになるでしょう。
寒い季節が始まる前に、一度雨樋をチェックしてみてください。

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商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

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執行役員 大下 憲二

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151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

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建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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