フリーダイヤル
0120-323-363
9:00~18:00
※携帯電話からも通話できます。
無料お見積り依頼

【屋根遮熱効果】夏の暑さ対策に本当に効く?塗装の種類と費用を解説

更新日2025年7月23日

年々暑さが厳しくなる夏場、屋根からの熱気で室内温度が上がり、冷房費用が気になる方も多いのではないでしょうか。
屋根の遮熱対策は、室内温度を下げて冷房効率を向上させる有効な手段として注目されています。

この記事では、屋根遮熱塗装の実際の効果と仕組み、塗料の種類別の特徴、施工費用の相場、費用対効果を最大化するためのポイントまで、詳しく解説します。
遮熱対策を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

お電話でも概算お見積り受付中
お電話でも概算お見積り受付中無料お見積り依頼のお電話窓口
tel:0120-323-363

受付時間|9:00~18:00(携帯電話からも通話できます)

受付:9:00~18:00(携帯電話からも通話OK)

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

目次

補助金を使用して
外壁塗装の値段だけで
窓の断熱リフォームしませんか?

今なら外壁塗装とセットで内窓8箇所設置を無料プレゼントいたします!
内窓で「窓の断熱性」を高め、住まいの暑さ・寒さのお悩みを解消できます。
室外からの騒音対策や、防犯対策にも効果的な内窓を実質0円で設置します。

屋根遮熱塗装の効果とは?

屋根遮熱塗装がもたらす冷却効果と省エネ性能について詳しく見ていきましょう。

太陽光を跳ね返して屋根の温度を下げる

遮熱塗料を屋根に塗装すると、屋根表面温度を最大15~20℃下げる効果があります。
一般的な塗料と比較して、遮熱塗料には近赤外線を効率よく反射するセラミック成分が配合されており、直射日光を遮って屋根の蓄熱を大幅に抑制する仕組みです。

実際の測定事例では、遮熱塗装を行った後の屋根温度を調べた結果、真夏の正午に60℃まで上がっていた屋根が、40℃前後まで下がったケースが報告されています。
20℃の温度差により、屋根から室内に伝わる熱の量が大幅に減るため、室内環境の改善に直接つながるでしょう。

室内温度はどのぐらい変わるのか

屋根表面温度が下がることで室内への熱伝導が減少し、室内温度は1~3℃程度低下します。
一見小さな温度差と感じるかもしれませんが、実はとても重要な変化です。

断熱材と併用することで室内熱環境がさらに安定し、昼間の温度上昇を緩やかに保てます。
天井裏の温度も同時に下がるため、2階建て住宅では特に上階の暑さ軽減を実感しやすいでしょう。
遮熱塗装単体でも十分な効果が期待できますが、既存の断熱材と組み合わせることで相乗効果が発揮され、より快適な室内環境を実現できます。

電気代の節約と快適性アップを同時に実現

室内温度が1℃下がるだけで、冷房費用が約10%も安くなります。
年間で数千円から数万円の電気代節約が可能です。
遮熱塗料の省エネ効果は国の「環境技術実証事業」でも認められており、確かな技術として評価されています。

実際に遮熱塗装を導入した住宅では、猛暑月の電気代が平均15%削減された事例が報告されています。
塗装には初期費用がかかりますが、毎年の電気代節約を考えると、長期的には元を取ることができるでしょう。
暑い夏でも涼しく過ごせて、さらに電気代まで安くなる!という、一石二鳥の効果が、遮熱塗装の最大の魅力です。

遮熱塗装の種類と選び方

遮熱塗装には様々な種類があり、特徴や価格、効果に違いがあります。
塗料の性能や耐久性、費用対効果を理解して、自宅の屋根材や予算に最適な選択をすることが重要です。
塗料の種類別の特徴と適切な選び方について詳しく見ていきましょう。

主成分ごとの違いと価格の目安

遮熱塗料は主成分によって性能と価格帯が大きく異なります。
アクリル系は3,000~5,000円/㎡で、接着性と施工性に優れており、比較的安価ですが、耐候性は短めという特徴があります。
ウレタン系は4,000~6,000円/㎡で、弾力性と防水性が高く、複雑な形状の屋根にも適していますが、初期コストはやや高め。

フッ素系は5,000~7,000円/㎡と最も高価ですが、耐候性・耐熱性が優れており、長期的な遮熱効果を維持できます。
価格だけでなく、住宅の立地条件や屋根形状、予算に応じて最適な塗料を選択することが重要です。

価格だけで判断せず、お住まいの立地条件や屋根の形状、予算に応じて最適な塗料を選択することが大切です。
初期コストと長期的なメンテナンス費用のバランスを考慮した選択が、結果的に最も経済的な判断となるでしょう。

耐用年数で選ぶ

遮熱塗料の耐用年数は、塗料の種類によって大きく異なります。

短期間での塗り替えを前提とする場合は遮熱シリコンが経済的です。
一方、長期的な視点でメンテナンス頻度を抑えたい場合は遮熱無機が適しています。
住宅の築年数や今後の住み続ける予定期間を考慮して選びましょう。

色相・光反射率の違い

遮熱塗料の色によって、熱を跳ね返す効果が変わります。
白系の塗料は最も熱を反射するため温度を下げる効果が高いですが、汚れが目立ちやすいのが欠点です。

淡色系は反射率がやや低くなりますが、カラーバリエーションが豊富なため、外観に合わせやすくなっています。
最近では、黒や茶色などの濃色系にも遮熱効果を持つ塗料が開発されています。
以前の塗料では遮熱効果はほとんど期待できませんでしたが、技術の進歩により好きな色を選びながらも遮熱効果を得られるようになったのです。
住宅の外観デザインと遮熱性能のバランスを考えて、最適な色を選びましょう。

遮熱塗装の費用感と知っておきたい補助金情報

工事費用の内訳と補助金活用のポイントについて詳しく解説します。

1㎡あたりの単価と全体費用の目安

一般塗料から遮熱塗料へ変更すると、材料費が1㎡あたり約200~500円アップします。
一般的な戸建て住宅(30坪程度)の屋根に遮熱塗装を行う場合、工事費用は約50~80万円が相場です。
使用する塗料のグレードや屋根の状態によって金額が変わります。

工事の内訳を見ると、足場の設置、高圧洗浄、下塗り・中塗り・上塗りなどを含めた見積もりで約50~60万円程度が一般的です。
屋根の形が複雑だったり、傷みが激しい場合は追加工事が必要になることもあります。少し余裕を持った予算設定をしておくことが大切です。

塗料種類 単価(㎡) 耐用年数 特徴
遮熱シリコン 3,000~5,000円 8~15年 コストパフォーマンスが良い
遮熱ラジカル 4,000~6,000円 12~15年 耐候性とコストバランスが良い
遮熱無機 5,000~7,000円 15~20年 長寿命、高性能、初期費用高め
遮熱フッ素 6,000~8,000円 15年~20年 高耐久性、優れた耐候性、価格が高い

補助金を上手に活用するためのポイント

多くの自治体で遮熱塗料を導入する際の助成金制度があり、市区町村ごとに上限5~20万円程度の補助を受けることができます。
申請には、JIS認証を受けた製品の証明書や、施工前後の温度測定データの提出が必要になることが多いです。

補助金を申請するタイミングは、工事を依頼する前に市区町村の窓口に相談し、どのような条件を満たせば補助金がもらえるかを確認することが大切です。
申請書類の準備や手続きには時間がかかるため、工事を計画する段階から補助金の活用を検討しておきましょう。

自治体によって補助金の条件が異なるため、必ず事前に確認することが重要です。

予算内で遮熱塗装するためのポイント

屋根の面積が広い場合、一部にコストの低い遮熱塗料を組み合わせることで、全体の費用を抑えることができます。
夏の閑散期の割引や、複数の建物をまとめて発注することで、業者との交渉により見積もり単価を下げることも可能です。

下塗り材を適切に選定し、下地処理での手戻り工事を防ぐことで、余計な補修費用を抑制することが重要です。
複数の業者から見積もりを取って、工事内容と価格のバランスを総合的に判断することで、予算内での最適な工事を実現しましょう。

施工前後の確認事項とお手入れのコツ

施工品質を確保し、長期間効果を維持するためのポイントを解説します。

下地処理をおろそかにするとどうなる?

屋根にひび割れやコケ・カビがある状態で遮熱塗装を行うと、塗料がしっかりと密着せず、遮熱効果が大幅に低下してしまいます。
事前に高圧洗浄と補修材で汚れや損傷を除去しておくと良いでしょう。
下塗り材には熱伝導制御成分を含む製品を選ぶことで、さらに遮熱性能を高めることができます。

下地の湿度が高い状態で塗装すると、塗膜がうまく密着せず剥がれやすくなります。
特に雨天が続く季節は注意が必要で、下地が完全に乾燥するまで待ってから塗装工程に進むことが品質確保のポイントです。

塗装効果を長持ちさせるためのポイント

塗膜に汚れが付着すると遮熱性能が低下するため、3~5年ごとに高圧洗浄で塗膜表面をきれいにすることが効果的です。
定期的に遮熱率を測定し、反射率が下がってきたら再塗装の時期を検討しましょう。

前回の施工から10年を目安に、遮熱無機塗料での再塗装を行うことで、長期的に効果を維持することができます。
メンテナンスのスケジュールを計画的に管理することで、常に最適な遮熱性能を保つことが可能です。
定期点検により小さな不具合を早期に発見し、大規模な補修が必要になる前に対処することも重要なポイントです。

冬季の寒さ対策としての遮熱塗装ポイント

冬季は遮熱塗装によって日射を反射しすぎると、室内の暖房効率が落ちる可能性があります。特に寒冷地では、断熱塗料との併用を検討することをおすすめします。
室内側に断熱材を追加設置すると、冬の熱の逃げを抑えながら、夏の遮熱効果も両立させることが可能です。

地域の気候特性を考慮し、暖房負荷と冷房負荷のバランスを最適化する塗料選びを行うことが重要です。
年間を通じた快適性と省エネ効果を実現するため、季節ごとの住環境を総合的に考慮した計画を立てましょう。

まとめ

屋根遮熱塗装は、夏の暑さ対策にとても効果的な方法です。
特別な塗料を使うことで屋根の温度を下げ、室内温度の上昇を抑制できます。
冷房費用の削減効果が期待でき、快適な室内環境と経済的メリットを両立できるでしょう。

遮熱塗料にはいくつかの種類があり、値段や持続期間が違います。
住まいの状況や予算に合わせて選ぶことが大切です。多くの自治体で補助金制度が用意されているため、事前に確認して活用することで初期投資を抑えることができます。

塗装の効果を長持ちさせるには、工事前の下地処理をきちんと行い、定期的にお手入れすることが重要です。
正しく施工・管理すれば、年間を通じて快適で省エネな住環境を実現できるでしょう。

供給実績10,000戸超の実績を誇る「創建ペイント」は、家づくりに携わってきた施工力や、現場の品質管理のノウハウを元に、「高品質なのに低価格」の外壁塗装・屋根塗装サービスを提供しています。

また、お客様に安心してサービスをご利用いただくための保証制度もご用意しており、「自社による塗膜保証10年」「メーカーによるシーリング保証5年付帯」と、自社保証だけでは不安という方にも安心頂けるように、オプションで「第三者機関による瑕疵保証と塗膜保証」に変更することも可能です。

全国にわずか5社しかない国土交通大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険法人の2社と提携しており、「瑕疵保証の10年延長」「補償限度額1,000万円」を実現していますので、万が一の際にも安心できる充実の保証体制です。

大切なお住まいに関するお悩みや、修理・メンテナンスなどでお困りの際は、ぜひ「創建ペイント」まで、お気軽にご相談ください。

創建ペイントの公式サイトでは、外壁塗装・屋根塗装の見積もりやカラーシミュレーションを無料で試すこともできます。
費用について心配な方も、是非参考にしていただければ幸いです。

自宅の写真でカラーシミュレーションできる無料サービスも、ぜひご利用ください。

外壁塗装なら創建ペイント
beforeafter
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・三重大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・三重
  • 高品質・低価格な外壁塗装
  • 保険会社の延長保証保険、
    塗膜補償&自社保証のトリプル保証
  • 創設75年以上×5万戸超の供給実績

お電話でのお問い合わせ
9:00~18:00

0120-323-363
※携帯電話からも通話できます。
自宅の写真でカラーシミュレーション
コラム運営者
創建ペイント事務局

創建ペイントは、創建グループの「創建」「小林住宅」が培ってきたハイレベルな施工品質による外壁や屋根の塗装工事を行う外壁塗装専門の事業です。
自らが建てた家はもちろん、他社で建てられた家についても、その高いメンテナンス技術を惜しみなく提供いたします。
本コラムは創建ペイントが運営する外壁塗装に関するお役立ちコラムです。

Instagram
YouTube
X
Threads

1983年創業、暮らしの
豊かさを追求しつづける
「創建」の供給実績。

創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。

創建供給実績
10,000戸超

※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
物件名 総戸数
三田エリア ルナ三田フラワータウン 60
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 82
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
ルナ三田ひばりが丘 149
神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
ルナ北六甲116 クルムの街 116
西神戸・ 
阪神エリア
ルナ西神中央 97
ルナ塚口 52
ルナ昆陽池公園 51
東大阪・ 
北摂エリア
ルナ南摂津 80
ルナ加納 71
ルナ山本 57
大阪市内・ 
南大阪エリア
ルナタウン島屋 55
ルナ城山公園 52
ルナ東百舌鳥 109
ルナ原山台 46
京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

Check

大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます

ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

大阪府と創建・小林住宅の連携協定
image photo

本社所在地

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
大阪府知事登録(ト)第13668号/東京都知事登録 第59802号

施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

※別途、交通費が発生する場合があります。

外壁塗装の参考文献