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陸屋根の防水工事の特徴は?費用は?DIYで可能?まとめました

更新日2024年1月28日

家の顔とも言える屋根は、大切な部分です。
特に陸屋根は水はけの悪さから防水工事の必要性が高く、雨漏りを防ぐためには適切なメンテナンスが不可欠です。

本記事では、陸屋根の防水工事の種類や特徴、費用、DIYでの可能性、そして定期的なメンテナンスの重要性についてまとめています。
賢い選択をするためのポイントもご紹介しているので、屋根を長持ちさせるためのヒントを見つけてください。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

目次

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陸屋根の防水工事とは

屋根の形状は多岐にわたりますが、特に陸屋根はその平坦な構造から、防水対策が不可欠です。
ここでは、陸屋根の基本から防水工事の種類、適切な工事の選び方までを詳しく解説します。

陸屋根の基本と防水の必要性

陸屋根は、名前の通り地面に近い平らな屋根を指し、特有の水はけの悪さから水溜りができやすく、防水層の劣化が早まり、雨漏りのリスクが高まる傾向にあります。

このような状況を踏まえ、雨漏りを未然に防ぐためには、劣化が目立つ前の早期段階での防水工事が肝心です。
防水層がしっかりと機能しているか定期的な点検を行い、必要に応じてメンテナンスを実施することが望ましいでしょう。

防水工事の種類と特徴

防水工事には様々な方法が存在し、それぞれに特徴があります。
塗るタイプの工法としては、ウレタン防水やFRP防水があり、いずれも塗料を直接屋根に塗布する方法です。

ウレタン防水は比較的安価で施工も容易なため、一般的な選択肢となっています。
一方、貼るタイプの工法では、塩ビシートやゴムシートを用いる方法があり、シートを屋根に貼り付けることで防水層を形成します。
アスファルトを用いた複合工法もあり、それぞれの方法には独自の耐久性やコストパフォーマンスがあるといえるでしょう。

工法 施工
塗るタイプ ウレタン防水 塗料を直接屋根に塗布
塗るタイプ FRP防水 塗料を直接屋根に塗布
貼るタイプ 塩ビシートやゴムシートを用いる方法 シートを屋根に貼り付ける
その他 アスファルトを用いた複合工法

選ぶべき防水工事のポイント

適切な防水工事を選ぶ際には、総合的に考慮することが大切です。

具体的な屋根の状態や建物の用途、予算などに応じて、最適な防水工事を選択することが求められます。
例えば、短期間での再施工を避けたい場合は耐久性の高い工法を、予算が限られている場合はコストパフォーマンスに優れた工法を選ぶことが推奨されます。
施工のしやすさも重要で、特に自分でメンテナンスを行いたい場合はDIYに適した工法を選ぶと良いでしょう。

陸屋根の防水工事の費用

陸屋根の防水工事にかかる費用は、選択する工法や施工の範囲によって大きく異なります。
適切な予算計画を立てるためには、費用の相場を知ることが重要です。
具体的な費用の内訳や抑える方法、変動する要因について詳しく見ていきましょう。

防水工事の費用相場

防水工事の費用は、1平方メートルあたりの単価で見積もられることが一般的で、3,000円から1万円程度までの幅があります。
工法によっても費用は変わり、例えばウレタン防水は比較的経済的で、1平方メートルあたり3,000円から7,000円の間で施工が可能です。
一方で、FRP防水は4,000円から8,000円程度となります。

こうした相場を踏まえつつも、実際の費用は建物の状態や施工面積などによって変動するため、詳細な見積もりを取ることが肝心です。
施工を行う時期によっても費用が変わることがあるため、計画的に進めることが賢明と言えるでしょう。

費用を抑える方法

防水工事の費用を抑えるためには、いくつかの方法があります。
自治体が提供する補助金制度を利用することで、一定の負担軽減が期待できます
ただし、補助金の条件や申請方法は自治体によって異なるため、事前に詳細を確認する必要があるでしょう。

防水工事を行った業者が提供する保証期間内に修理やメンテナンスを行うことで、追加費用を抑えられることもありますので、業者選びの際には保証内容を確認し、長期的な視点でコストパフォーマンスを考慮することが大切です。
さらに、複数の業者から見積もりを取り比較検討することで、最も合理的な価格での施工が実現できるでしょう。

費用の変動要因

防水工事の費用は、様々な要因によって変動します。
施工業者の選定はもちろん、使用する材料の種類や品質、施工範囲の広さ、屋根へのアクセスの容易さ、建物の立地条件などが影響します
緊急性が高い修理の場合は費用が高くなる傾向にあると言えるでしょう。

正確な費用を把握するためには、複数の業者に見積もりを依頼し、それぞれの条件を詳細に検討することが不可欠です。
見積もりを比較する際には、単価だけでなく提供されるサービスの質やアフターケアの充実度も考慮に入れると良いでしょう。
適切な業者選びと事前の情報収集が、防水工事の成功には欠かせません。

DIYでの防水工事は可能か

屋根の防水工事にDIYは適しているのか、多くの方が疑問に思うことでしょう。
特に、手軽に始められる方法があるのか、どんなリスクや注意点が伴うのかについて、詳しく解説していきます。

DIYに適した防水工事

陸屋根の防水工事において、ウレタン防水はDIYに適していると言われています。
ウレタン塗料は塗布が比較的容易で、特別な機材がなくとも施工可能です。

しかし、施工の手軽さゆえに、適切な下処理を怠ったり、施工方法を間違えたりすると、防水性能が十分に発揮されないこともあります。
ウレタン防水は一般的には専門業者に依頼されることが多いですが、DIYに挑戦する場合は、事前にしっかりとした知識を身につけ、正確な施工を心がける必要があります。

DIY時の注意点

DIYで防水工事を行う際は、いくつかの重要な注意点があります。
まず、ウレタン塗料は開封後の保存が効かないため、使用する分量を正確に把握し、無駄なく調達することが大切です。

次に、トップコートの塗布は防水性を高めるために不可欠です。
さらに、下処理は防水工事の成否を分ける重要な工程であり、屋根の汚れやサビをしっかりと除去し、下地を整えることが求められます。

DIYで防水工事を行う際は、上記のポイントを十分に理解し、手順を間違えないようにしましょう。

DIYに不向きな工法

DIYでの防水工事には向かない工法も存在します。
特にアスファルト防水のような熱を使う工法は、専門的な技術と特殊な機材が必要となるため、一般の方がDIYで行うには適しません。

ウレタン防水であっても、専門業者による施工に比べると、DIYでは満足のいく仕上がりになりにくい場合があります。
防水工事は建物を守るための重要な役割を果たすため、自信がない場合はプロの業者に依頼することをおすすめします
安全性や施工の品質を考慮すると、専門家による施工が最も確実な選択肢と言えるでしょう。

陸屋根のメンテナンス方法

屋根のメンテナンスは、建物を守るために欠かせない作業です。
特に陸屋根はその構造上、水はけが悪く、防水機能が不可欠です。
定期的な点検とメンテナンスが、陸屋根の長寿命を保つ鍵となります。

定期的なメンテナンスの重要性

建物の防水層は時間と共に劣化していくため、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
陸屋根の場合、特にウレタン防水が施されている場合、約5年ごとにトップコートの塗り替えが推奨されます。
5年というのは、ウレタン防水の耐用年数に合わせた対応であり、防水機能を維持するためには避けて通れません。

雨漏りを未然に防ぐことはもちろん、建物の寿命を延ばすためにも、メンテナンスの周期を守り、適切な手入れを行うことが肝心です。

メンテナンス時のチェックポイント

メンテナンスを行う際は、特にルーフドレンの詰まりや剥がれ、破損部分を入念にチェックすることが求められます。
ルーフドレンは雨水の排水機能に直結する部分であり、不具合があると雨漏りの原因になり得ます。
屋根表面のひび割れや塗装の劣化も見逃せません。

点検を行い、問題が見つかった場合は早めに専門の業者に依頼することをおすすめします。
プロの目による詳細な診断と対応が、陸屋根を健全な状態に保つ上で不可欠ですね。

メンテナンスの段取り・流れ

雨漏りが確認されない場合でも、防水効果が徐々に薄れている可能性がありますので、定期的な専門業者による点検をおすすめします
点検では、防水層の状態を詳しく調べ、必要に応じて補修や塗り替えを行います。

メンテナンスプロセスには、清掃作業も含まれており、落ち葉やゴミの除去は、水はけを良くし、防水層への負担を減らすために重要です。
専門業者によるメンテナンスは、陸屋根の健康を長期にわたって保つための、最も効果的な手段の一つですね。

よくある質問と回答

建物の屋根を守るためには、陸屋根の防水工事に関する正確な知識が不可欠です。
ここからは、防水工事についての疑問にお答えします。

【Q1】陸屋根の防水工事はどれくらいの頻度で必要ですか?

陸屋根の防水工事の頻度には、使用される材料や施工方法、屋根の状態、そして気候など様々な要因が関わってきます。
一般的には、5年から10年ごとにメンテナンスを行うことが推奨されていますね。

防水層の耐用年数を超えると、屋根材が劣化しやすくなり、雨漏りのリスクが高まるため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。
特に、過酷な天候に晒される地域では、より頻繁な点検が求められるでしょう。
屋根の状態に異常を感じたら、早めに専門の業者に相談することをお勧めします。

【Q2】防水工事の業者選びで重要なポイントは何ですか?

防水工事を行う業者を選ぶ際には、複数の要素を検討する必要があります。
施工実績や費用の透明性はもちろんのこと、提供される保証内容や地元での評判も重要です。

実際の施工例を確認し、業者がどのような工法に強みを持っているかを把握することが肝心です。
見積もりが詳細でわかりやすい業者は信頼性が高いと言えます。
業者とのコミュニケーションを通じて、自分のニーズに合ったサービスを提供してくれるかを見極めましょう。

【Q3】DIYで防水工事を行う際の最も重要なポイントは何ですか?

DIYで防水工事に挑戦する際には、適切な下処理と正しい施工方法の理解が不可欠です。
必要な材料を事前に準備し、施工手順を熟知しておくことで、作業の効率と仕上がりの品質が向上します。

しかし、屋根の防水工事は高所での作業が伴うため、安全対策を十分に行うことも重要です。
万が一の事故を避けるためにも、専門の知識や技術が必要な場合は、プロの業者に依頼することを強くお勧めします。
自分で行うことでコストを抑えられるかもしれませんが、安全と品質を最優先に考えるべきです。

まとめ

今回は、陸屋根の防水工事についての特徴や費用、DIYの可否について詳しく解説しました。
陸屋根は水はけが悪く、雨漏りリスクが高いため、防水工事が必要です。
ウレタン防水が一般的でコストパフォーマンスに優れており、DIYでも可能ですが、専門的な技術や機材が必要な工法もあるため注意が必要です。
定期的なメンテナンスが重要であり、専門業者による点検や修理が推奨されます。

業者選びでは施工実績や保証内容を確認し、信頼できる業者を見つけることが大切と言えるでしょう。
外壁塗装に関するご相談は、ぜひ当社「創建ペイント」にお任せください。

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街を拓き、家を建てる。
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商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

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売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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施工エリア

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外壁塗装の参考文献