【放置で劣化？】色褪せを防ぐ！外壁塗装の色持ちを良くするコツを伝授 | 大阪の外壁塗装業者なら創建ペイント(創ペン)

家の美観を保つために外壁塗装は欠かせませんが、メンテナンスをせずに放っておいてしまうと劣化が進んでしまいます。

今回は、外壁塗装の色褪せを防ぎ、色持ちを良くするためのコツを伝授します。
塗料選びから適切な塗装のタイミング、定期的なメンテナンスまで、家を長く美しく保つための秘訣がもりだくさんです。
色持ちの良い塗料の選び方や、塗装タイミングの見極め方など、わかりやすく解説していきますので参考にしてみてください。

この記事の監修者

創建ペイント
谷口 知史

・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

外壁塗装の色持ちを良くする基本的なコツ

外壁塗装の色持ちを長期間維持するためには、いくつかの重要なポイントがあります。
色褪せを防ぐための基本的なコツをご紹介しますので、参考にしてみてください。

【ポイント1】塗料の選び方

塗料の種類は、外壁の色持ちに大きな影響を与えます。
シリコン塗料は手頃な価格でありながら耐久性に優れ、豊富なカラーバリエーションが魅力です。
一般的に耐用年数は10年程度とされており、幅広いニーズに応えることができます。

防水塗料やフッ素塗料、無機塗料といった特殊塗料は、高い耐久性と機能性を誇ります。
価格は高めですが、その分、色持ちの良さが期待できるでしょう。

【ポイント2】塗装のタイミング

外壁塗装を行う最適なタイミングは、使用する塗料や外壁材によって異なります。
一般的には10年に一度の塗り替えが推奨されていますが、無機塗料やフッ素塗料、光触媒塗料を使用した難付着サイディングの場合、より長い期間、塗り替えの必要がないこともあります。
適切なタイミングを見極めることが重要です。

【ポイント3】定期的なメンテナンス

外壁の美しさを保つためには、定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。
外壁材の種類によってもメンテナンスの周期は異なってきます。
それぞれの特性を理解し、適切な対処を心がけることが大切です。

定期的なメンテナンスを怠ると、外壁の劣化が進行し、色持ちにも悪影響を及ぼす可能性が高まります。
適切な手入れを行うことで、外壁の寿命を延ばし、美しい外観を維持し続けることができるでしょう。

塗料の種類と特性

外壁塗装を考える際、塗料の種類と特性を理解することは重要です。
自宅に最適な塗料を選ぶためには、それぞれの塗料が持つ特徴を把握する必要があります。
ここでは、一般的に用いられる塗料の種類と、それぞれの特性について詳しくご紹介します。

シリコン塗料

シリコン塗料は、コストパフォーマンスの良さから、広く利用されている塗料の一つです。
耐久性と価格のバランスが取れており、カラーバリエーションが豊富なことも魅力的です。
手軽に塗装作業を行えることから、DIY愛好家にも人気があります。

ただし、耐用年数はおおよそ10年前後と見積もられることが多く、長期間にわたる色持ちを求める場合は他の塗料も検討する必要があります。
シリコン塗料は、日常的なメンテナンスを行いながら使用することで、性能を最大限に引き出すことができるでしょう。

特殊塗料

特殊塗料には、防水塗料、フッ素塗料、無機塗料などが含まれ、これらは高い耐久性と機能性を備えています。
価格はシリコン塗料よりも高めですが、その分、色の持続力や塗装面の保護能力が優れていると評価が高いです。

特にフッ素塗料は、抜群の耐候性を誇り、建物の外観を長期間にわたり美しく保つことができます。
無機塗料は、化学的安定性から色褪せに強く、耐久年数も長いことが特徴です。
これらの塗料は、初期投資は高くなりますが、長期的な視点で見ると、メンテナンスコストの削減につながる可能性があります。

水性塗料と溶剤塗料

水性塗料と溶剤塗料は、それぞれ希釈に使用する液体の違いによって区別されます。
水性塗料は水で希釈するため、揮発性有機化合物(VOC)の放出が少なく、環境に優しい選択と言えるでしょう。
作業中の臭いも比較的抑えられ、屋内外を問わず使用が可能です。

一方、溶剤塗料は溶剤によって希釈され、乾燥速度が速いことが特徴です。
耐久性に優れており、特に厳しい環境条件下での使用に適しているとされています。
ただし、VOCの放出量が多いため、使用時には十分な換気が必要です。
それぞれの塗料の特性を踏まえ、用途に応じた選択が求められます。

塗装のタイミングと判断基準

外壁塗装を行う上で、適切なタイミングの見極めは非常に重要です。
なぜなら、タイミングを逃すと外壁の劣化が進み、結果として修繕コストが高くつく可能性があるからです。

では、具体的な判断基準にはどのようなものがあるのでしょうか。
塗装の適切なタイミングと、判断基準について見ていきましょう。

一般的な塗装のタイミング

外壁塗装の一般的なタイミングは約10年とされていますが、これはあくまで目安です。
実際には、使用されている塗料の種類や外壁材の耐久性、さらには気候条件などによっても左右されます。

例えば、激しい日差しや風雨に晒される地域では、塗装の劣化が早まることが考えられるため、より短いサイクルで塗装を検討する必要があります。
また、塗料の品質向上により、耐久年数が延びている製品も増えており、その場合は10年を超えることも珍しくありません。
塗装のタイミングは、定期的な外壁の観察を通じて、状態を把握することが肝心です。

難付着サイディングの塗装タイミング

特に耐久性に優れた難付着サイディングを使用している場合、塗装のタイミングは一般的なものよりもさらに遅れることがあります。
難付着サイディングは、無機塗料やフッ素塗料、光触媒塗料などの高機能コーティングによって保護されているため、通常の外壁材よりも長期間にわたって外観を維持できるものです。
一般的な塗装のサイクルである10年を基準にするのではなく、サイディングの状態を細かくチェックし、具体的な劣化の兆候が見られた時に塗装を行うことをおすすめします。

塗装のタイミングを判断する基準

塗装のタイミングを判断する際には、外壁に現れるさまざまなサインを見逃さないことが大切です。
具体的には、以下のような症状が出てきたら塗装の重要性が高まっていると言えます。

• 塗装の剥がれ
• 色あせ
• チョーキング現象

これらの症状は、塗装の保護機能が低下していることを示しており、放置すると外壁の傷みが進行する恐れがあります。
定期的な外壁の視覚的なチェックに加え、プロの業者による詳細な点検を行うことで、適切な塗装のタイミングを見極めることができるでしょう。

外壁塗装の色持ちを良くする具体的なアドバイス

次に、外壁塗装の色持ちを良くするための具体的なアドバイスをご紹介します。
色あせを防ぎ、住宅の美観を保つためのポイントを詳しく解説しますので、是非参考にしてみてください。

【ポイント1】塗料の選び方

塗料選びは外壁塗装の色持ちに大きく影響するポイントです。
耐候性や耐久性に優れた塗料を選ぶことで、紫外線や雨風から外壁を守り、色褪せを抑えることができるでしょう。

例えば、シリコン塗料はコストパフォーマンスに優れ、施工性も良いため、多くの住宅で採用されています。
しかし、最長でも10年前後の耐用年数を考慮しなければいけません。

一方で、フッ素塗料や無機塗料などの特殊塗料は、高価ですが色の持続力が非常に高く、長期間にわたって外壁の美しさを保つことが可能です。
選択する際は、価格だけでなく、機能性やメンテナンスの容易さも考慮して、最適な塗料を選びましょう。

【ポイント2】塗装のタイミングの見極め

塗装の適切なタイミングを見極めることは、色持ちを良くする上で非常に重要です。
塗装の劣化は、色あせやチョーキング現象、塗膜の剥がれなど、外壁の見た目に直接影響を及ぼします。
こういった兆候が見られたら、塗装のタイミングを迎えている合図です。

また、気候や立地条件によっても塗装の必要性は変わるため、プロの塗装業者の意見を参考にしながら、定期的な外壁のチェックを行うことが大切です。
塗装を早めに行うことで、外壁を保護し、長期にわたる色持ちの良さを実現することができるでしょう。

【ポイント3】定期的なメンテナンス

外壁の寿命を延ばし、色持ちを良くするためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
例えば、汚れやカビ、苔などが外壁に付着すると、塗膜が劣化しやすくなります。
定期的に外壁を清掃することで、塗膜を長持ちさせることが可能になる、というわけです。

また、小さなひび割れや損傷を早期に発見し、修繕することで、大規模な塗り替えを防ぐこともできます。
なお、外壁材の種類によってもメンテナンスの方法や周期は異なってきます。
プロの業者に相談し、メンテナンスの適切な計画を立てるとよいでしょう。

よくある質問と回答

外壁塗装における色持ちを良くする方法には、多くの方が関心を持っていることでしょう。
ここでは、色持ちについてのよくある疑問に対する回答をまとめてみました。

【Q1】どの塗料が色持ちが良いですか？

色持ちの良さは、塗料によっても大きく左右されます。
特に、「防水塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」といった特殊塗料は、高耐久性と機能性によって、長期間にわたり色褪せを抑えられます。
耐候性や保護機能が強化されているため、色の鮮やかさを長く保つことが可能となるのです。
これらの塗料は、初期投資は高めになりますが、長期的な視点で見れば、良い選択肢と言えるでしょう。

【Q2】外壁塗装のタイミングはどのくらいですか？

外壁塗装の適切なタイミングは、一概には言えません。
一般的な目安としては10年程度とされていますが、塗料の種類や外壁材の特性によって大きく異なるため、一定のルールが存在するわけではないからです。

例えば、無機塗料やフッ素塗料、光触媒塗料でコーティングされた難付着サイディングの場合、耐候性が高いため、塗り替えの必要が生じるまでの期間が10年よりも長くなることがあります。
塗装の状態を定期的に確認し、プロの塗装業者の意見を聞きながら、最適なタイミングを見極めましょう。

【Q3】外壁塗装の色持ちを良くするためにはどうすればいいですか？

外壁塗装の色持ちを良くするためには、適切な塗料を選ぶことが重要なポイントです。
また、塗装のタイミングを見極め、早すぎず遅すぎない時期に塗り替えを行うことも大切です。
さらに、外壁の定期的な点検とメンテナンスを怠らないことも、色持ちを良くするためには欠かせません。
汚れや損傷が発生していないかをチェックし、必要に応じて清掃や補修を行うことで、塗装が本来持つ耐久性と美しい見た目を長い間維持することができるでしょう。

まとめ

今回は、外壁塗装の色持ちを良くするための基本的なコツから具体的なアドバイスまでをご紹介しました。
適切な塗料の選択、塗装の適切なタイミング、そして定期的なメンテナンスが外壁の美しさを保つ鍵です。

シリコン塗料や特殊塗料など、各種塗料の特性を理解し、自宅に最適なものを選ぶことが重要であり、塗装のタイミングは一般的に10年程度とされていますが、状態によってはそれより早く必要になることも遅くても大丈夫なこともあります。

外壁塗装は専門的な知識と技術が求められるため、信頼できる業者選びが大切です。
「創建ペイント」では、住まいにあった外壁塗装やメンテナンスのご提案など快適な住まいを守るお手伝いをいたしますので、ぜひ当社までお気軽ご相談ください。