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【屋根塗装の見積もり書】どう読むの?ポイントは?妥当な費用相場も解説します

更新日2024年2月10日

屋根塗装を考えたとき、心配なのは費用です。
見積もり書を読む際の重要なチェックポイントや、妥当な費用相場、よくある質問への答えをわかりやすく解説します。

適正な塗料の使用量から、意外と知らない足場設置費用まで、知っておくべき情報をまとめてご紹介します。
これから屋根塗装を検討する方は、是非参考にしてみてください。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

屋根塗装の見積もり書で真っ先に確認したい3つのポイント

屋根塗装の見積もりを受け取った際、何をチェックすれば良いのでしょうか。
見積書の読み方と、特に注意すべき3つのポイントについて詳しく解説いたします。

【ポイント1】塗料メーカーと製品名が明記されているか

見積もり書を受け取ったら、まず塗料メーカーと製品名が記載されているかを確認しましょう。
塗料の品質は仕上がりの耐久性や美観に直結するため、信頼できるメーカーの製品が選ばれているかは重要なポイントです。

製品名が記されていれば、塗料の特徴や性能を自ら調べることができますし、施工業者が提案する塗料が適正なものかどうかを判断する材料にもなります。
逆にメーカーや製品名が不明な場合は、見積もりに対してさらなる質問をするか、他の業者へ見積もりを依頼することも検討する必要があるでしょう。

【ポイント2】「一式」ではなく詳細な内訳が記載されているか

見積もり書には「一式」という曖昧な表現ではなく、作業内容の詳細な内訳が記されているかをチェックします。
内訳が細かく記されていることで、どの作業にどれだけの費用がかかるのかが透明になり、不明瞭な費用が含まれていないかを確認できるからです。

もし追加工事が必要になった場合に、追加分が妥当な価格であるかを判断する基準にもなります。
内訳が不明瞭な見積もり書は、後になって予想外の費用が発生するリスクがありますので、細心の注意を払わなければいけません。

【ポイント3】具体的な塗装面積と塗料の使用量が記載されているか

塗装面積と塗料の使用量が明記されているかもしっかりチェックしましょう。
塗装面積が正確に計算され、それに基づいた適切な量の塗料が使用されることは、品質を保証する上でもとても重要です。

塗料の使用量が少なすぎると塗膜が薄くなり耐久性が低下し、多すぎると無駄なコストがかかることになります。
見積もり書に塗装面積と使用量が記されていれば、施工業者が適正な工事を計画している証拠とも言えます。
逆にこれらの情報がなければ、見積もりの正確性に疑問を持つべきでしょう。

創建ペイントの公式サイトでは、必要事項を入力するだけで見積もりのシミュレーションを行うことができます。
数量や単価の概算についても表示されるため、是非一度試してみてください。

その見積もり、大丈夫?見積書に潜む注意すべき事項まとめ

屋根塗装の見積もり書を受け取った際には、金額だけでなく内容を細かくチェックすることが重要です。
ここでは見積書に記載されるべき、重要な事項についてご紹介いたします。

【注意点1】屋根材別の工程が分かる内容が明記されているか

屋根材の種類によっては、特有の工程が必要になることがあります。
例えば、スレート瓦を使用している場合は、サビ除去の作業が必要になるため、見積書に工程が記載されているかを確認しなければいけません。

陶器瓦を使用している屋根の場合は、葺き替えが必要になることもあります。
見積書には、屋根材に応じた適切な工程が明記されている必要があり、そうでなければ、工事の品質や適正な価格が担保されているとは言えません。
屋根材ごとに異なる作業内容を正確に理解し、その上で見積書が適切に作成されているかを検証することが大切です。

【注意点2】見積もり合計金額が相場に見合っているか

屋根塗装工事の見積もり合計金額が、市場の相場に合致しているかどうかを確認することは非常に重要です。
相場を知ることで、過剰請求や不当に安い価格による手抜き工事のリスクを回避することができます。

一般的な2階建ての住宅における屋根塗装の相場は、おおむね40万円からスタートするとされていますが、これはあくまで相場であり、屋根の状態や選択する塗料の種類によって変動します。

見積もりの金額が相場と著しく異なる場合は、理由を業者に問い合わせ、納得のいく説明を受けることが重要です。
相場を知ることは、適正価格で高品質なサービスを受けるための判断基準になります。

【注意点3】塗料の種類が明記されているか

塗料の種類には、さまざまな種類があります。

これらの塗料は、耐候性や耐久性、コストなどにおいて異なる特性を持っています。
塗装の種類によって塗装工事の性能や持続時間が左右されるため、見積書には使用される塗料の種類が正確に記載されていなければいけません。

塗料の種類によっては、価格が高くなることもあるので、工事の質を担保するためにも見積書に記載されている塗料が適正なものであるかを確認することはとても重要です。
塗料の選定は、屋根塗装工事の成否を分ける重要な要素であるため、明確にすることで信頼できる工事が期待できるでしょう。

屋根塗装の妥当な費用相場まとめ

屋根塗装を検討する際には、費用の相場を知っておくことが重要です。
一般的な家庭での屋根塗装にかかる費用の相場について、詳しく解説していきましょう。

【1】一般的な2階建て住宅の場合

屋根塗装の相場は、一般的な2階建て住宅においては、40万円からのスタートが目安とされています。
しかしながら、屋根の状態や使用する塗料の種類によって、最終的な費用は大きく変動する可能性があります。

たとえば、屋根の材質が劣化している場合や特殊な塗料を用いる場合は、費用が増加する事も多いです。
反対に、屋根が良好な状態であったり、標準的な塗料を使用する場合は、相場内で抑えられる可能性も。
見積もりを取る際には、屋根の現状を正確に把握し、適切な塗料選びを行うことが、コストを抑える上でとても重要になるでしょう。

【2】足場の設置費用

屋根塗装工事には、作業を安全かつ効率的に進めるために足場の設置が欠かせません。
足場設置にも費用は発生するため、塗装工事の総費用に含まれることになります。
足場設置費用は設置する面積に応じて変動するため、一般的な費用相場は以下の通りです。

作業内容 費用相場
足場設置 600~800円/㎡
飛散防止ネットの設置 100~200円/㎡

足場設置費用だけでなく、塗料の飛散を防ぐために設置する飛散防止ネットの費用も考慮する必要ががあります。
足場設置費用は、屋根塗装工事全体の費用を左右する重要な要素であるため、見積もり書も明確に記載されている必要があります。
工事を依頼する前には、足場の設置に関する費用も含めて全体の見積もりをしっかりと確認し、予算内で工事が行えるかどうかを検討するようにしましょう。

【3】塗料の費用

屋根塗装に使用する塗料の種類によっても、総費用は大きく異なります。
例えば、長期間色褪せない高品質な塗料を選ぶと、それに伴い費用は高くなる傾向にあります。

塗料には、耐久性や機能性に優れたものから、コストパフォーマンスに優れたものまで、様々な種類が存在します。
したがって、塗装を行う際には、自宅の屋根に最適な塗料を選択することが重要です。

また、塗料選びは、見積もり書に記載されている情報を基に行うのが望ましいでしょう。
塗料の種類によっては、メンテナンスの頻度や耐久年数が変わってくるため、初期投資と将来のメンテナンス費用を総合的に考えて、最も経済的な選択をすることが求められます。

【見積もり編】よくある質問と回答

屋根塗装の見積もりに関しては、多くの質問が寄せられます。
見積もりの段階で抱えがちなよくある質問と回答を紹介していきましょう。
不安や疑問を解消し、スムーズな塗装工事を実現するためにも、是非参考にしてみてください。

【Q1】とりあえず見積もりだけお願いしたいのですが…

見積もりを取ることは、塗装工事の計画を立てる上で非常に重要なステップです。
最初に相談をしておくことで、塗料の種類や工事の方法によって変わる費用の概算を把握できるからです。

当社では、見積もり依頼後の過度な営業活動は行わず、お客様が安心してご相談いただける環境を整えております。
見積もりに関するご質問や不明点があれば、気軽にお問い合わせください。
その後の工事の依頼はお客様のご判断にお任せしており、無理な勧誘は一切ございません。

創建ペイントの公式サイトでは、無料で見積もりを行うことができますので、こちらも是非ご活用ください。

【Q2】請求書でくる金額が、見積書の金額より高くなることはありますか?

見積書に記載された工事内容に基づき、提示された金額が最終的な請求額となります。
追加工事や特殊な要望がない限り、見積もり時に提示した価格で工事を完了させることが一般的です。

ただし、業界には見積もり時には明らかにされていなかった追加費用を後から請求するような不誠実な事例も存在するため、見積もり書に「追加費用が発生する可能性がある」といった記載がないかを確認することが肝要です。
当社「創建ペイント」では透明性を重視し、お客様に信頼していただけるよう努めておりますので、見積もり書の内容については詳しくご説明させていただきます。

【Q3】塗り替え工事には費用がどのくらいかかりますか?

塗り替え工事の費用は、使用する塗料の種類や下地の状態、塗装する範囲の広さによって大きく異なります。
一般的な塗料の耐久性についてまとめました。

塗料の種類 耐用年数
アクリル系 5年程度
ウレタン系 5~7年
シリコン系 10~15年
フッソ系 約20年

塗料の品質によって価格が変動するため、耐久年数や塗料の特性を考慮した上で、最適な塗料を選択することが大切です。
当社ではお客様の予算や建物の状況に応じて、最適なプランをご提案させていただきますので、お気軽にご相談いただければと思います。

公式サイトの見積もりシミュレーションも是非チェックしてみてください。

【実際の工事編】よくある質問と回答

屋根塗装工事を進める上でさまざまな疑問が生じる事も多いですよね。
よくある質問に専門的な視点から回答するとともに、工事中の生活やご近所との関係についても、適切な対応策をご紹介していきましょう。

【Q1】工事中は窓を開けることができますか?

屋根塗装工事中は塗料のにおいや飛散を防ぐため、窓を閉めておくことが一般的です。
しかし、換気の必要性に応じて窓を開けることができるケースもあります。

特に、環境に優しい塗料を使用している場合、ホルムアルデヒドの放散度合いを示す「F☆☆☆☆」(フォースター)基準をクリアした塗料を用いることで、室内の空気質を保ちながら窓を開放することが可能になります。
このような塗料を選択することで、健康に配慮しつつ、快適な室内環境を維持することができるでしょう。

【Q2】工事中のご近所への対応はどうなりますか?

工事を実施する際には、近隣住民への配慮が欠かせません。
工事開始前には挨拶回りを行い、工事に伴う騒音や塗料の飛散防止対策について説明します。
また、施工完了後にも改めて挨拶を行い、トラブルが生じないように心がけます。

このような一連の対応により、地域の方々と良好な関係を築きつつ、工事を進めることが可能です。
安心して工事を任せられるよう、施工業者が丁寧なコミュニケーションを取ることが大切だと考えています。

まとめ

屋根塗装の見積もり書を読む際には、塗料メーカーと製品名の明記、詳細な内訳、塗装面積と塗料の使用量の記載が重要です。
屋根材に応じた工程の記載、相場に見合った見積もり合計金額、塗料の種類もしっかり確認するようにしましょう。
費用相場を理解し、足場設置費用や塗料の費用も考慮に入れることも大切です。

屋根塗装・外壁塗装において信頼できる業者選びは非常に重要です。
供給実績10,000戸超の実績を誇る「創建ペイント」は、家づくりに携わってきた施工力や、現場の品質管理のノウハウを元に、「高品質なのに低価格」の屋根塗装・外壁塗装サービスを提供しています。
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創建ペイントの公式サイトでは、見積もりやカラーシミュレーションも無料でお試しいただけます。
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創建ペイントは、創建グループの「創建」「小林住宅」が培ってきたハイレベルな施工品質による外壁や屋根の塗装工事を行う外壁塗装専門の事業です。
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豊かさを追求しつづける
「創建」の供給実績。

創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。

創建供給実績
10,000戸超

※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
物件名 総戸数
三田エリア ルナ三田フラワータウン 60
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 82
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
ルナ三田ひばりが丘 149
神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
ルナ北六甲116 クルムの街 116
西神戸・ 
阪神エリア
ルナ西神中央 97
ルナ塚口 52
ルナ昆陽池公園 51
東大阪・ 
北摂エリア
ルナ南摂津 80
ルナ加納 71
ルナ山本 57
大阪市内・ 
南大阪エリア
ルナタウン島屋 55
ルナ城山公園 52
ルナ東百舌鳥 109
ルナ原山台 46
京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます

ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

大阪府と創建・小林住宅の連携協定
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本社所在地

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大阪府知事登録(ト)第13668号/東京都知事登録 第59802号

施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

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外壁塗装の参考文献