フリーダイヤル
0120-323-363
9:00~18:00
※携帯電話からも通話できます。

外壁についた鳥のフンを放置するとどうなる?被害を最小限にする予防策3選

更新日2025年1月31日

外壁に鳥のフンがついてしまうと、「そのうち雨で流れるだろう」と放置してしまうことはありませんか?
実は、鳥のフンには強い酸性成分が含まれており、外壁を劣化させる原因となるだけでなく、カビやコケの発生を招くこともあります。
美観を損なうだけでなく、健康や衛生面にも悪影響を及ぼすことがあるため、早めの対処が大切です。

この記事では、鳥のフンを放置した際に起こり得る被害や、最小限に抑えるための予防策3選を紹介します。
大切な建物を守るために、今日からできる対策を始めましょう。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

目次

補助金を使用して
外壁塗装の値段だけで
窓の断熱リフォームしませんか?

今なら外壁塗装とセットで内窓8箇所設置を無料プレゼントいたします!
内窓で「窓の断熱性」を高め、住まいの暑さ・寒さのお悩みを解消できます。
室外からの騒音対策や、防犯対策にも効果的な内窓を実質0円で設置します。

外壁に鳥のフンが!放置するとどんな被害が?

鳥のフンによる外壁の被害は、見た目以上に建物に悪影響を及ぼします。
早期発見と適切な対処が重要になりますので、起こり得る問題をしっかりと理解しましょう。

外壁の塗装が劣化する

鳥のフンに含まれる酸性物質は、外壁の塗装を徐々に溶かしていきます。
特にハトやカラスのフンは尿酸を多く含み、塗装面への影響が深刻です。

通常の雨水であれば pH5.6程度ですが、鳥のフンは pH4以下の強い酸性を示すことも少なくありません。
酸性による化学反応が、塗装の分子構造を破壊していきます。

特に夏場の気温が高い時期には、2~3時間で金属表面の浸食が始まります。
コンクリートや金属製の外壁は、フンが付着したまま放置されると急速に劣化が進行するため注意が必要です。

放置すると、修繕費用は雪だるま式に増大していきます。
初期段階での対応であれば、局所的な補修で済むケースが多く、費用も数万円程度に抑えられます。
深刻な劣化が進行すると、外壁全体の塗り替えが必要となり、一般的な戸建住宅で100万円以上の費用がかかることも珍しくありません。

見た目が悪くなり資産価値が下がる

鳥のフンが外壁に付着したままだと、建物全体の印象が著しく損なわれます。
特に玄関周りや窓周り、バルコニーなど、人目につきやすい場所への付着は、建物の美観を大きく低下させます。

住宅の資産価値は、外観の状態が重要な評価要素です。
不動産売却や賃貸募集の際、内装がきれいでも外壁に鳥のフンの痕が目立つと、物件の第一印象が悪くなり、商談機会の損失につながります。

鳥のフンは外壁に付着すると、雨では簡単に流れ落ちません。
時間とともに除去が難しくなり、清掃や修繕費用の増加にもつながります。

衛生面での問題が発生する

鳥のフンにはさまざまな病原菌が含まれている可能性があり、注意が必要です。

乾燥して粉末状になったフンは風で飛散し、健康被害を引き起こすリスクがあります。
窓や隙間から室内に侵入する可能性もあるでしょう。

特に免疫力の低い子どもやお年寄りは注意が必要です。
呼吸器系の疾患や感染症のリスクが高まる可能性があります。

病原体は乾燥に強く、2年以上も生存可能なものもあります。
衛生管理の観点からも、速やかな清掃と適切な予防対策が必要です。

外壁の鳥のフン被害を最小限に抑える予防策3選

鳥のフン被害を防ぐには、効果的な予防対策の実施が不可欠です。
代表的な予防策と特徴を詳しく見ていきましょう。

【予防策1】鳥よけグッズを設置する

鳥よけグッズは、特徴によって効果や持続期間が異なります。
効果的な予防には、建物の構造や鳥の種類、飛来パターンなどを考慮した適切な製品選択が重要です。

どの場所に鳥が止まりやすいかを観察することから始めましょう。
屋根の棟部分や軒先、ベランダの手すり、エアコンの室外機の上部などが典型的な止まり場所です。
場所に応じて、最適な鳥よけグッズを選択します。

主な鳥よけグッズの種類と特徴をまとめました。

グッズの種類 効果持続期間 特徴 設置場所
ジェルタイプ 1~3年 匂いと粘着感で忌避 屋外OK
防鳥スパイク 半永久的 物理的に着地防止 水平面
防鳥ネット 約10年 確実な予防が可能 広範囲
電子機器 電池寿命による 音や光で追い払う 電源必要
忌避スプレー 数時間~数日 手軽に使える こまめな散布必要

設置場所や建物の構造に合わせて、最適な製品を選択することが重要です。

【予防策2】餌付けをしない・させない

鳥への餌付けは、定期的な飛来を招く最も大きな要因です。
一度餌付けを始めると、鳥は定期的に訪れるようになり、フンの被害も増加する傾向にあります。
都市部では、カラスやハトが人の生活圏に慣れ親しみ、継続的な被害をもたらすことが多くなっています。

ゴミの適切な管理も重要な予防策です。
生ゴミは必ず密閉して保管し、指定の日時・場所に出すようにしましょう。
カラス除けネットの使用も効果的ですが、設置方法を誤ると逆効果になることもあります。
ネットは地面との間に隙間を作らず、しっかりと固定することが大切です。

ペットフードの管理も見落としがちなポイントです。
屋外で犬や猫にエサを与える習慣がある場合、食べ残しが鳥を引き寄せる原因となります。
エサやりは屋内で行い、食べ残しはすぐに片付けることを心がけましょう。

地域全体での取り組みも重要です。
一軒の家だけが対策を行っても、近隣で餌付けが行われていれば効果は限定的です。
町内会や自治会での話し合いを通じて、住民同士で情報を共有し、共通認識を持つことが効果的な対策につながります。

【予防策3】定期的に外壁を清掃する

鳥のフンを発見したら、速やかに清掃することが重要です。
適切な清掃用具と洗剤を使用し、外壁を傷めないよう注意深く作業を行います。

高圧洗浄機の使用は外壁を傷める可能性があるため推奨されません。
中性洗剤や重曹水を使用し、柔らかいブラシで優しく洗い流すのが安全です。

高所の清掃は専門業者への依頼を検討しましょう。
安全面のリスクを考慮すると、プロの技術と経験に任せるのが賢明です。

鳥のフンが付着した外壁の正しい清掃方法

外壁に付着した鳥のフンは、適切な方法で清掃することが重要です。
効果的な清掃方法と注意点について解説します。

早めの対応が鍵

鳥のフンを発見したら、できるだけ早い段階での清掃を心がけましょう。
時間が経過するほど、除去が困難になり外壁へのダメージも大きくなります。

日常的な点検により、鳥のフンや巣の形成を早期発見することが建物の維持管理には重要です。
春から夏にかけては、鳥が活発に活動する時期のため、週1回程度の外観確認が推奨されます。

適切な洗剤と道具を使用する

鳥のフンを発見した場合は、安全対策を万全にしてから掃除をすることが大切です。
使い捨てマスクや使い捨てゴム手袋、必要に応じて雨カッパなどの着用をおすすめします。

フンが乾燥している場合は、ぬるま湯を少しかけてフンをふやかしてから、アルコールを吹きかけながら新聞紙で拭き取ります。
中性洗剤で汚れを落とし、塩素系漂白剤を吹きかけて二度拭きしましょう。

フンが乾いていない場合は、消毒用アルコールを吹きかけながらペーパータオルで拭き取ります。
フンが風で舞うと危険なため、風の強い日の清掃は避けましょう。
体調不良の時や妊婦、高齢者は清掃を控えてください。

高所の清掃は安全に注意

脚立や梯子を使用する際は、転落事故に十分注意が必要です。
不安定な姿勢での作業は避けましょう。
高所での清掃はフンが飛散する可能性もあり、衛生面でも危険を伴います。

安全確保を最優先に考え、高所作業に不安がある場合は無理な清掃を避け、専門業者へ依頼しましょう。
専門業者は適切な装備と豊富な経験で、安全で確実な清掃を行います。

鳥のフン被害に関するよくある質問

鳥のフン被害について、多く寄せられる質問に回答します。
効果的な対策の参考にしてください。

【Q1】鳥のフンはどのくらいの頻度で清掃すべき?

フンを発見したら、直ちに清掃することが重要です。
定期的な外観点検を行い、フンの付着を見逃さないようにしましょう。
建物の用途や環境によって清掃頻度は異なりますが、月1回程度の定期点検がおすすめです。

【Q2】鳥よけグッズの効果はどのくらい持続する?

グッズの種類や使用環境によって効果の持続期間は大きく異なります。
定期的な点検と、必要に応じた交換や補充が重要です。

複数の対策を組み合わせることで、より確実な予防効果が期待できます。
設置場所の特性に応じた製品を選んで使用しましょう。

【Q3】外壁塗装の際に鳥のフン対策は可能?

外壁塗装工事は、鳥フン対策をする絶好の機会です。
塗装工事の足場を利用して鳥よけグッズを設置すれば、通常は手の届かない高所への対策も可能です。
軒先や庇への防鳥スパイク設置、換気口周りへの防鳥ネット取り付けなど、建物の形状に合わせた対策ができます。

鳥フン対策に効果的な外壁塗料も検討しましょう。
親水性塗料は塗膜の表面に水蒸気の膜を形成し、雨が降るたびに汚れを洗い流す性質があります。

親水性を持つグレードの高い塗料や、耐酸性に優れた塗料を選びましょう。
フッ素塗料や光触媒塗料がおすすめです。

施工業者には、事前に鳥よけ対策の実績や提案内容を確認しましょう。
建物全体の美観を損なわず、かつ効果的に対策を実現するためには、専門家の知見を活用することが重要です。

まとめ

鳥のフンによる外壁の被害は、建物の美観だけでなく構造的な問題にもつながる可能性があります。
早期発見・早期対応と効果的な予防対策の実施が重要です。

定期的な点検と清掃を心がけ、必要に応じて専門業者に相談することをおすすめします。
複数の対策を組み合わせることで、より確実な予防効果が期待できます。

創建ペイントでは、外壁塗装の際の鳥フン対策にも対応可能です。
豊富な施工実績を活かし、建物の状況に応じた最適な鳥フン対策を提案いたします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

外壁塗装なら創建ペイント
beforeafter
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・三重大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・三重
  • 高品質・低価格な外壁塗装
  • 保険会社の延長保証保険、
    塗膜補償&自社保証のトリプル保証
  • 創設75年以上×5万戸超の供給実績

お電話でのお問い合わせ
9:00~18:00

0120-323-363
※携帯電話からも通話できます。
自宅の写真でカラーシミュレーション
コラム運営者
創建ペイント事務局

創建ペイントは、創建グループの「創建」「小林住宅」が培ってきたハイレベルな施工品質による外壁や屋根の塗装工事を行う外壁塗装専門の事業です。
自らが建てた家はもちろん、他社で建てられた家についても、その高いメンテナンス技術を惜しみなく提供いたします。
本コラムは創建ペイントが運営する外壁塗装に関するお役立ちコラムです。

Instagram
YouTube
X
Threads

1983年創業、暮らしの
豊かさを追求しつづける
「創建」の供給実績。

創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。

創建供給実績
10,000戸超

※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
物件名 総戸数
三田エリア ルナ三田フラワータウン 60
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 82
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
ルナ三田ひばりが丘 149
神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
ルナ北六甲116 クルムの街 116
西神戸・ 
阪神エリア
ルナ西神中央 97
ルナ塚口 52
ルナ昆陽池公園 51
東大阪・ 
北摂エリア
ルナ南摂津 80
ルナ加納 71
ルナ山本 57
大阪市内・ 
南大阪エリア
ルナタウン島屋 55
ルナ城山公園 52
ルナ東百舌鳥 109
ルナ原山台 46
京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

Check

大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます

ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

大阪府と創建・小林住宅の連携協定
image photo

本社所在地

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
大阪府知事登録(ト)第13668号/東京都知事登録 第59802号

施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

※別途、交通費が発生する場合があります。

外壁塗装の参考文献