サイディングにも塗装が必要ってホント？理由・時期・費用もセットで解説 | 大阪の外壁塗装業者なら創建ペイント(創ペン)

あなたの大切な住まいの外壁を覆うサイディング。
もしかしたら、施工業者から「このサイディングなら塗装は必要ない」と聞いたことがあるかもしれません。
しかし、実はサイディングにも塗装が必要なのです。
塗装を行うことでサイディングの劣化や色あせを防ぎ、外壁寿命の延びにもつながります。

今回は、サイディング塗装の時期や費用、適切な塗料の選び方について詳しく解説します。
快適に暮らし続けるためにも、ぜひご一読ください。

外壁塗装なら創建ペイント

• 高品質・低価格な外壁塗装
• 保険会社の延長保証保険、
  塗膜補償＆自社保証のトリプル保証
• 創設75年以上×5万戸超の供給実績

お電話でのお問い合わせ
9:00～18:00

0120-323-363
※携帯電話からも通話できます。

この記事の監修者

創建ペイント
谷口 知史

・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

【前提】サイディングにも塗装が必要です

サイディングは建物の外壁に用いられるボード状の建材で、窯業系、金属系、木質系、樹脂系などに分類されます。
施工業者から「将来塗装はいらない」と言われることも多いサイディングは、実際は塗装が必要なのです。

そもそもサイディングとは？

サイディングとは、建物の外壁を覆うためのボード状の建材です。
窯業系、金属系、木質系、樹脂系など、様々な素材で作られています。
それぞれの素材には特性があり、例えば窯業系は耐久性が高く、金属系は軽量であり、木質系は自然な風合いが魅力となっています。

サイディングの施工業者に「将来塗装はいらない」と言われた方も多いようですが…

サイディングは元々耐久性が高い素材で作られているため、「将来的に塗装は必要ない」と説明されることもあります。
しかし、これは完全には正確とは言えません。
どんな素材でも、時間経過による劣化は避けられないでしょう。
塗装を行えばサイディングの劣化が防げるため、寿命を延ばすことも可能なのです。

結構あります！サイディング塗装の効果

サイディングに塗装を施すと、多くの効果を得ることができます。
その一つが、劣化や色あせを防ぐことです。
塗装は外壁の見た目を保つだけでなく、建物自体の耐久性向上にも寄与します。

塗装は外壁を保護する役割も果たし、雨風や紫外線から建物を守ってくれるものです。
長期的に見れば修繕費用を抑えることも可能です。

サイディング塗装の適切な時期は？

サイディング塗装は、目安としておおむね10年～15年経過した時点で塗り直すとよいでしょう。

しかし、実際の塗装時期の判断は、サイディングの劣化状況や色あせ具合を見て決めるのが一般的です。
よくみられる劣化症状として、シーリング部分（コーキング）のひび割れ、カビや藻の発生具合、白っぽい粉が付着するチョーキング現象なども判断基準となります。

塗装時期の目安は？

サイディングの塗装時期の目安は、一般的に10年～15年とされています。
しかし、これはあくまで目安であり、実際の塗装時期は建物の状況や使用環境により変わります。
例えば、海沿いや山間部など特殊な環境下では、早めの塗装が必要となることもあるでしょう。

塗装時期の判断基準は？

塗装時期の判断基準は、サイディングの劣化状況や色あせ具合を見て決めることが一般的です。
特に、色あせが目立つ、シーリング部分（コーキング）にひび割れが見られる、カビや藻が発生している、白っぽい粉が付着するチョーキング現象が見られるなどの状況があれば、早めの塗装を考えるべきです。

塗装時期の重要性とは

適切な時期に塗装を行うことで、サイディングの寿命を延ばし、長期的なメンテナンス費用を抑えることが可能です。
逆に言えば、適切な時期を逃すとサイディングの劣化が進行し、結果的には修繕費用が増える可能性があります。

また、塗装は建物の美観を保つためにも重要な役割を果たします。
定期的な塗装は、建物の価値を維持するためにも必要なメンテナンスと言えるでしょう。

サイディング塗装の費用はどのくらい？相場＆ポイントまとめ

サイディング塗装には、それなりの費用がかかることを覚悟しておきましょう。
費用相場はどのくらいなのか、費用の内訳はどのようになっているのかを知っておけば、無駄な出費を抑えられます。
さらに、費用と品質のバランスをどのように取るべきかについても考えてみましょう。

塗装費用の相場

サイディングの塗装費用は、一般的には30坪の住宅で60〜90万円が相場とされています。
しかし、この金額はあくまで一例であり、実際の費用は建物の大きさや状態、選ぶ塗料の種類、業者の料金体系などによって変動します。
具体的な費用を知るためには、複数の業者から見積もりを取ることが必要です。

塗装費用の内訳

サイディングの塗装費用は、大きく分けて以下のような要素から成り立っています。

• 【塗料代】使用する塗料の種類や量による
• 【工事費用】足場代、養生費、雑費などが含まれる
• 【人件費】作業員の人数や作業時間による

施工業者は、これらの要素を考慮に入れて見積もりを出します。
見積もりを取る際には、これらの項目が明確に記載されているかどうかを確認しましょう。

費用と品質のバランスはどう取ればよい？

費用と品質のバランスを考えるとき、最も重要なことは「安さだけで業者を選ばない」ことです。
安い費用で塗装を行っても、品質が低ければすぐに劣化してしまい、結果として再塗装のための追加費用が発生してしまう可能性があります。
そのため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
業者の実績や口コミ、資格・保証内容などを確認し、信頼性を判断しましょう。

サイディング塗料の種類と選び方

サイディングの塗装には、どのような塗料を選ぶかが非常に重要です。

塗料の種類によって、耐久性や仕上がりの質感、価格などが大きく変わってきます。
そのため、ご自分の好みや予算に合った塗料を選ぶことが必要です。

塗料の種類

サイディングの塗装には、耐候性が高い塗料が求められます。

一般的な塗料の中には、ラジカル（劣化の原因となる活性酸素）の発生を抑制する機能を持った商品もあります。
例えば、「ロイヤルシリコン」や「エスケープレミアム無機」、「SOKEN無機フッソ」などがその代表例です。これらは耐久性に優れるため、長期間美観を保てます。

塗料の選び方

サイディングの塗装に適した塗料を選ぶためには、以下のポイントを考慮することが必要です。

• サイディングの種類
• 建物の状況
• 予算

サイディングの材質によって、適した塗料が異なります。
また、建物の周囲の環境や日当たりの状況などによっても、適した塗料が変わるため注意しましょう。
高品質な塗料ほど価格が高くなる傾向にあるため、予算に合わせて塗料を選ぶことも重要なポイントです。

サイディング塗装業者の選び方は？

塗装業者を選ぶ際に必要なポイントを以下の表にまとめました。

業者選びでは相見積もりを取り、費用が適正かどうか確認することをおすすめします。
施工品質の高さを確認するには、過去の施工例や口コミを確認するとよいでしょう。
また、アフターサービスの充実度や対応の良さなども重要なポイントです。

「費用」「施工品質」「サービス」といった3つのポイントを総合的に評価し、自分に合った業者を選びましょう。

サイディング塗装に関するよくある質問

サイディング塗装についての疑問や質問は多いものです。
ここでは、サイディング塗装に関するよくある質問を取り上げて詳しく解説していきます。
サイディング塗装についての理解を深めるためにも、読み進めてみてください。

サイディング塗装はDIYで可能ですか？

「サイディング塗装は自分でできるの？」と思われる方もいるかもしれません。
サイディングの塗装は専門的な知識と技術が必要な作業です。

例えば、塗装する前にサイディングの表面をきれいに清掃したり、下塗りをしたりと、プロの技術が求められるステップも存在します。
また、塗料の種類や選び方、塗装の方法なども専門的な知識が必要です。

そのため、サイディング塗装は専門業者に依頼するのが一般的です。
自分でやると失敗するリスクもありますが、プロに任せれば安心です。

サイディングの塗装は何回も行えるものですか？

続いて「サイディングの塗装は何度でも行えるの？」という疑問にお答えします。
サイディングの塗装は何度でも行えます。

しかし、塗装の回数が増えると塗膜が厚くなり、見た目や耐久性に影響を及ぼす可能性も否定できません。
塗膜が厚くなりすぎると、塗膜がはがれやすくなってしまうこともあります。
よって、塗装のタイミングの見極めが重要です。

サイディング塗装後のメンテナンスはどうしたらいいですか？

サイディング塗装後も、定期的な清掃や点検が必要です。

たとえば、雨が多く降る時期などはサイディングにカビや藻が発生しやすくなります。掃除を怠らず、塗装面にひび割れや剥がれが見られた場合は早めのに修繕しましょう。
建物の価値を長く保つためにも、こまめなメンテナンスが重要です。

まとめ

「サイディングに塗装はいらない」と思い込んでいた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、サイディングにも塗装は必要で、外壁の劣化を防ぎ、サイディングの寿命を延ばす大切な役割を果たしています。

具体的には、10年～15年が経過したタイミングでの塗装がおすすめです。
この時期を逃すと外壁の劣化が進み、長期的なメンテナンス費用が増えてしまう可能性もあるでしょう。

サイディング塗装の費用相場は、塗料代や工事費用、人件費を含めると30坪の住宅で60〜90万円となっています。
品質と費用のバランスを考え、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

サイディング塗装は専門的な知識と技術を要するため、DIYでなく専門業者に依頼するのが一般的です。
また、サイディング塗装の回数が増えると塗膜が厚くなり、見た目や耐久性に影響を及ぼす可能性があるということを覚えておきましょう。

サイディング塗装後のメンテナンスには、定期的な清掃や点検が欠かせません。
早期に劣化を発見し対処することで、長期的なメンテナンス費用を抑えることが可能です。

大切な住まいを長く保つためにも、サイディング塗装の重要性をぜひ心に留めておいてください。