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【外壁塗装】シリコン塗料のメリット・デメリット・耐用年数・相場まで徹底解説します

更新日2023年12月25日

家の美観を長持ちさせる外壁塗装の選択肢の一つであるシリコン塗料。
耐候性や防汚性に優れ、コストパフォーマンスも魅力的なこの塗料について、塗料としての特徴から選び方、耐用年数と相場まで、知りたい情報を徹底解説します。

外壁塗装を考えている方はもちろん、外壁塗装に少し興味のある方にも役立つ内容をお伝えしましょう。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

シリコン塗料の基本情報と特徴

外壁塗装において欠かせないシリコン塗料について、基本情報と特徴を深く掘り下げて解説いたします。
耐久性や機能性など、シリコン塗料が選ばれる理由を明らかにします。

シリコン塗料とは何か

シリコン塗料、またはシリコン樹脂塗料と呼ばれるものは、合成樹脂を主成分とする塗料で、特にシリコン系やアクリルシリコン系が一般的です。

外壁塗装をはじめ、屋根塗装にも利用されることが多く、手頃な価格と機能性の高さが支持されています。
耐候性や耐久性に優れており、一度塗装すると長い期間、効果を保つことができるのが大きな魅力と言えるでしょう。

シリコン塗料の特徴

住宅の外壁に用いられる塗料には様々な種類がありますが、シリコン塗料はさまざまな塗料のなかでも耐候性の高さと汚れをはじく能力に優れています。
コストと性能のバランスが取れており、外壁塗装の定番として広く採用されているのです。

塗装作業にはローラーや刷毛が用いられることが多く、これらの道具を使って、広範囲にわたって均一に仕上がるように塗装していきます。

シリコン塗料の使用方法

シリコン塗料には水性と油性の2種類があります。

水性シリコン塗料は水で薄めて使用するものであり、油性シリコン塗料はシンナーで薄める必要がある塗料です。
それぞれ塗装に適した素材が異なるため、使用する際には目的とする素材に合わせて適切なタイプを選ぶことが大切です。
水性塗料は乾燥が早く、臭いも少ないため屋内での使用に適しており、油性塗料は耐久性が高いため屋外での使用に適しています。

シリコン塗料のメリットとデメリット

シリコン塗料は外壁塗装において多くのメリットがある一方、いくつかのデメリットも存在します。
ここでは、メリットとデメリットについて掘り下げ、外壁塗装を考える際にシリコン塗料を検討する際の参考になる情報を提供していきましょう。

メリット ・耐候性
・耐熱性
・耐水性
・透湿性
・防汚性
・価格が手頃で耐用年数が長い
デメリット ・商品によって品質が異なる
・乾燥後の塗膜が硬く、ひび割れが起きやすい
・塗装工事には専門的な技術が必要

シリコン塗料のメリット

シリコン塗料が外壁塗装に選ばれる理由は多々あります。
なかでも特筆すべきは、耐候性に優れている点です。
太陽の紫外線や雨風といった自然環境に強く、長期間にわたって色あせや劣化を防ぎます。

また、耐熱性と耐水性にも優れており、建物を厳しい気象条件から守る頼もしい味方となります。
透湿性があるため、壁内の湿気を外に逃がすことができ、結露やカビの発生リスクを減らすことが可能です。
さらに、防汚性能も高く、汚れが付着しにくいため、清潔な外観を維持しやすいのも魅力です。

他の塗料と比較して、価格が手頃でありながら耐用年数が長いという点も、コスト面での大きなメリットと言えるでしょう。

シリコン塗料のデメリット

一方で、シリコン塗料にはいくつかのデメリットもあります。
市場には多くのメーカーからさまざまなシリコン塗料が提供されており、商品によって品質が異なる場合があります。
適切な塗料を選択するには、各商品の性能をしっかりと比較・検討する必要があると言えるでしょう。

また、シリコン塗料は、ほかの塗料に比べて乾燥後の塗膜が硬いという性質があり、ひび割れが起きやすい塗料という側面も見られます。
加えて、塗装工事の際には専門的な技術が求められることもあり、業者が正しい施工方法を把握していないと、塗料の性能を最大限に発揮できないことがあります。

シリコン塗料のコストパフォーマンス

シリコン塗料のコストパフォーマンスは、耐久性と総合的な性能を考慮すると非常に高いと言えます。
初期投資は他の塗料に比べてやや高めかもしれませんが、10年以上の長期にわたって塗装の美観と機能を維持することができるため、結果的にはメンテナンス費用を抑えることが可能です。
また、塗り替えの頻度を減らすことができれば、それに伴う工事の手間や時間も削減できるため、長い目で見ると経済的にも合理的な選択となるのです。

シリコン塗料の耐用年数と相場

シリコン塗料は耐久性やコストパフォーマンスに優れた塗料なので、多くの方が選択肢に入れることでしょう。
ここではシリコン塗料の耐用年数と相場について、プロの視点から徹底的に解説します。

シリコン塗料の耐用年数

建物の外観を長持ちさせるためには、塗料の耐用年数が大きな鍵を握ります。
シリコン塗料は一般的に10年から15年の耐用年数を持つとされており、適切なメンテナンスを行うことでさらに寿命を延ばすことが可能です。

耐候性や耐熱性に優れているため、日本の四季の変化にもしっかりと対応し、外壁を保護し続けることができます。
また、透湿性があるため、内部の湿気が外に逃げやすく、結露やカビの発生を抑える助けにもなります。

以上のような特性から、シリコン塗料は長期にわたり建物を守る信頼性の高い選択肢と言えるでしょう。

シリコン塗料の相場

塗料の価格は、塗装工事の総コストに直接影響を与えるため、多くの方が気になるポイントです。
シリコン塗料の相場は、一般に平米あたり約2,500円から2,800円の範囲といったところです。
これは、シリコン塗料の耐久性や機能性を考えると、非常に合理的な価格設定と言えるでしょう。

塗装面積や塗料の品質、施工業者の技術力によっても価格は変動しますが、上記の相場を参考にしながら予算計画を立てることをおすすめします。
長い目で見た時のメンテナンスコストを考えると、初期投資としての価値は非常に高いと言われています。

シリコン塗料と他の塗料の比較

塗料を選ぶ際には、他の種類の塗料との比較も欠かせません。
シリコン塗料は、アクリル塗料やウレタン塗料と比較しても耐久性が高く、耐候性や防汚性において優れた性能を発揮します。
フッ素塗料には及ばないものの、価格と性能のバランスに優れているため、コストパフォーマンスを重視する方には特におすすめです。

また、施工方法にも柔軟性があり、幅広い用途に対応できるため、多くの塗装業者によっておすすめされている塗料のひとつです。
建物の状況や使用環境、予算などを総合的に考慮し、施主にとって最適な塗料を選びましょう。

シリコン塗料を選ぶ際の注意点

シリコン塗料は外壁塗装において非常に人気がありますが、塗料の選び方や使用方法には注意が必要です。

適切な塗料の選定と使用が、建物の美観と機能を長く維持するカギとなります。

【注意点1】塗料の選び方

塗料を選ぶ際には、塗料としての性能をしっかりと確認することが肝心です。
シリコン塗料は耐候性や防汚性に優れているものの、メーカーや商品によって性能のグレードには幅があります。
耐用年数や色の持続性、価格など、自宅の条件に合った塗料を見極めるためには、複数の製品を比較検討する必要があるでしょう。

ただし、自宅に適した塗料を選ぶことは、一般の人には難しいものがあります。
塗装を検討する際には、知識や経験の豊富な塗装業者といったプロの意見を参考にすることをおすすめします。
塗料の選定は、建物の保護だけでなく、将来的なメンテナンスコストにも大きく影響するため、細心の注意を払うべきです。

【注意点2】塗料の適切な使用方法

シリコン塗料の施工には、水性と油性の二種類があり、それぞれ異なる特性を持っています。
水性シリコン塗料は環境に優しく、揮発性有機化合物(VOC)の放出が少ないため、屋内外の塗装に適しています。
一方、油性シリコン塗料は耐久性が高く、厳しい気象条件下でも性能を発揮しますが、揮発性が高く、作業環境には注意が必要です。

塗料の種類によっては下地処理が異なる場合もあるため、製品の指示に従って正しく使用することが不可欠です。
適切な使用方法についてもプロの意見を参考にすることをおすすめします。

【注意点3】塗料の適用範囲

シリコン塗料は外壁だけでなく、屋根塗装にも使用される多目的な塗料です。
しかし、塗装する範囲や素材によって最適な塗料が異なるため、使用する塗料を選定する際には、適用範囲を正確に理解することが大切です。

例えば、木材やコンクリート、金属など、異なる素材に対して最適な塗料を選ぶことで、塗装の効果を最大限に引き出すことができます。
塗料の適用範囲の素材などを無視して選ぶと、塗装の持続性が低下する恐れがあります。
熟練の塗装業者など塗装のプロと相談しながら、状況にあった塗料を選ぶようにしましょう。

よくある質問と回答

シリコン塗料に関して、お客様から寄せられる質問は多岐にわたります。
ここでは、そうした疑問に明確にお答えしつつ、塗装を選ぶときに役立つ情報を提供していきましょう。

【Q1】シリコン塗料はどのように施工するのか

シリコン塗料の施工方法にはいくつかの手法があり、施工環境や目的に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。
一般的には、外壁や屋根の広範囲を塗装する際には、ローラーや刷毛を使用して均一に塗布します。
これにより、塗料がムラなくしっかりと表面に定着し、塗装の仕上がりが美しくなります。

また、スプレーガンを用いた施工も可能ですが、周辺環境への配慮が必要であり、特に風の影響を受けやすい場所では注意が必要です。
スプレーガンを使用する際には、塗料の飛散を防ぐための養生が欠かせません。

塗料の種類によっては、下地処理が異なることもあり、下地材の種類や状態に適した塗料を選択し、適切な下地処理を行うことが、長持ちする塗装を実現する鍵となります。
DIYでの施工も可能ですが、以上のようにさまざまな技術が必要であることも考えると、プロの業者に依頼するほうが良いといえるでしょう。

【Q2】シリコン塗料の耐用年数はどのくらいか

シリコン塗料は、一般的に10年から15年の耐用年数と言われています。
この耐用年数は、塗料自体の性質に加え、施工時の条件やその後の環境によっても左右されます。
耐候性や耐熱性が優れているため、様々な気候条件下でも性能を維持することができるでしょう。

しかし、塗装された環境やメンテナンスの頻度によって、耐用年数は前後することがあります。
定期的な点検や適切なメンテナンスを行うことで、塗料の性能を長期間保持し、建物を守ることが可能です。
耐用年数を最大限に引き延ばすためには、プロの手による適切な施工と、定期的なメンテナンスが不可欠です。

【Q3】シリコン塗料の相場はどのくらいか

シリコン塗料の単価相場は、おおよそ平米あたり2,500円から2,800円の範囲で設定されています。
この価格は、塗料の品質やメーカー、さらには購入する量によって変動することがあります。

また、塗装工事全体の費用には、塗料の単価だけでなく、下地処理や施工費、足場の設置費用なども含まれるため、全体の見積もりを理解することが重要です。
塗装工事を検討する際には、複数の業者から見積もりを取り、内容を比較検討することをおすすめします。
品質とコストのバランスを考慮し、適切な塗料選びとコスト管理を行うことが、満足のいく塗装工事を実現するためには不可欠です。

まとめ

今回の記事では、シリコン塗料の基本情報からメリット・デメリット、耐用年数、相場に至るまでを詳細に解説しました。
シリコン塗料は耐候性や防汚性に優れ、コストパフォーマンスも良いため、外壁塗装には非常に適しています。
ただし、商品によって性能が異なるため、選定には注意が必要です。
耐用年数は10~15年と長く、相場は約2,500~2,800円/㎡となっています。

今回ご紹介したシリコン塗料が最適な選択肢であるかどうかは、状況によって異なってきます。
その判断にはプロの視点が必要でしょう。
外壁塗装を検討されている方は、信頼できる業者を見つけ、適切な塗料選びをすることをおすすめします。

弊社「創建ペイント」では、お客様のニーズに合わせた最適な塗装プランをご提案いたしますので、ぜひご相談ください。

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創建ペイントは、創建グループの「創建」「小林住宅」が培ってきたハイレベルな施工品質による外壁や屋根の塗装工事を行う外壁塗装専門の事業です。
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本コラムは創建ペイントが運営する外壁塗装に関するお役立ちコラムです。

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※2023年8月現在
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ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
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大阪市内・ 
南大阪エリア
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ルナ城山公園 52
ルナ東百舌鳥 109
ルナ原山台 46
京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

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売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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施工エリア

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外壁塗装の参考文献