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【カーポート】修理費用はいくら?補修方法と費用の目安を徹底解説

更新日2024年12月27日

カーポートは愛車を守る大切な設備ですが、経年劣化や台風などの自然災害で破損してしまうこともあります。
いざ修理が必要になったとき、どのくらいの費用がかかるのか、またどのように補修を進めればよいのか気になる方も多いでしょう。

この記事では、カーポートの修理費用の目安や、具体的な補修方法について詳しく解説します。
修理を検討する際のポイントや、費用を抑えるコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

カーポートの修理が必要な症状とは?

カーポートの傷みは、場所によってさまざまな形で現れます。
材質や設置場所の環境によっても、傷みの進行速度は変わります。
カーポートの修理が必要な症状はどんなものがあるのか見ていきましょう。

屋根材の劣化や破損

カーポート屋根材にはポリカーボネート(耐衝撃性プラスチック)、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)、金属製パネルなど多様な素材が使用されています。
長期使用による劣化や気象条件により、さまざまな破損が生じる可能性があります。

カーポート屋根材の劣化症状と進行度

カーポートの屋根材のそれぞれの劣化症状と進行度をまとめました。

劣化段階 透明パネルの症状 金属パネルの症状 影響・リスク
初期症状 ・黄ばみ
・曇り
・塗装の剥がれ ・見た目の悪化
進行期 ・ひび割れ
・小さな穴
・錆び
・腐食
・雨漏りの可能性
・車両への水滴落下
深刻期 ・大きな穴
・パネルの破損
・大規模な腐食
・構造的な損傷
・駐車車両の損傷リスク
・修理費用の高額化

カーポートに穴が開くと、雨水が入り込み、支柱などの主要な部分の傷みが早まります。
結露によって金属が錆びていく原因にもなります。

雨漏りを見つけたら、すぐに原因を突き止めて対処することが大切です。
特に屋根が広いカーポートは風の影響を受けやすく、破損が進みやすいので要注意です。

支柱の腐食やゆがみ

カーポートの支柱は主にアルミニウム合金や鉄でできています。
地面と接する支柱の付け根は、水や土の影響で傷みやすく、鉄なら錆び、アルミなら腐食で強度が落ちていくものです。

支柱の劣化は見た目の変化で判断できます。鉄の支柱なら赤い錆びが出始め、アルミの場合は白い粉(白錆)が付きます。
塗装が剥がれたり膨らんだりしてきたら要注意です。
腐食は表面から中へと進み、支柱の強さを弱めていきます。

支柱が傾いたり揺れたりするようになると、構造的に危険な状態かもしれません。
腐食で弱くなった支柱は、雪の重みや強い風で倒れる可能性があります。
土台部分がグラつく場合は、すぐに補強が必要です。
地震や台風が来る前には、必ず点検しましょう。

排水システムの詰まり

カーポート屋根面に降った雨水は、樋や排水管を通じて地面へ排出されます。
落葉やゴミにより排水経路が閉塞されてしまうと、オーバーフローが発生する原因になるでしょう。
溢れ出た雨水は、周辺環境や建物への二次災害をもたらす可能性もあります。

冬季は、凍結による排水管の破損リスクにも注意が必要です。
排水管の詰まりは、異音や水はねなど、使用時の違和感で気づくことが多いです。

定期的に清掃することで、トラブルを未然に防止することができます。
高圧洗浄による定期的な配管クリーニングもおすすめです。

カーポートの修理方法と費用の目安

修理方法選択は破損状況により異なります。
応急処置で対応できる軽微な損傷から、部材交換が必要な重度破損まで、適切な対策実施が求められます。
費用面も考慮しながら、最適な修理方法を検討しましょう。

屋根材の修理・交換

小さな破損なら、市販の補修キットで自分で直すことができます。
キットの値段は数千円程度で、作業も短時間で終わります。
破損の具合に合わせて、透明シールやパテなど、適切な補修材を選びましょう。

ひび割れには専用の補修テープが効果的です。紫外線から守るテープも売られています。
パネルの端のシール材が傷んでいる場合は、変性シリコン系の補修材がおすすめです。
どの補修でも、まずはしっかり掃除して乾かすことが大切です。

大きな破損の場合は屋根材を取り替える必要があり、費用もかさみます。
パネル1枚の交換で2万円~5万円、工事費を含めると10万円~30万円ほどかかることもあります。
複数のパネルを替える必要がある場合は、屋根全体の張り替えを検討した方が良いかもしれません。

支柱の補強・交換

支柱の腐食が軽い場合は、錆を落として防錆塗装をすることで寿命を延ばせます。
自分で作業する場合、材料費は5,000円ほどです。

防錆塗装で大切なのは、錆を落とす下地処理です。
電動工具で錆を落とすのが一般的ですが、錆落とし剤を使う方法もあります。
塗装は一度に厚く塗らず、薄く何回かに分けて塗るのがコツです。

支柱の腐食がひどかったり、形が変わってしまったりしている場合は、交換が必要です。
支柱1本の交換で3万円~5万円、工事費を含めると10万円~20万円ほどかかります。
複数の支柱を交換する場合や、土台の修理も必要な場合は、さらに費用がかさみます。

排水システムの清掃・修理

樋の詰まりは自分で掃除することが可能です。
ただし、高いところでの作業は安全に十分気を付けましょう。
掃除にはワイヤーブラシや高圧洗浄機など、状況に合った道具を使います。
定期的に掃除をすることで、詰まりも防げます。

業者に依頼する場合、掃除だけなら1万円~3万円ほどです。
高所作業車が必要な場合は、別途費用がかかります。
排水管が古くなって交換が必要な場合は、10万円~30万円ほどかかります。

カーポート修理のDIYと業者依頼の比較

修理を依頼する際、DIYで行うのか業者に依頼するかは重要な判断です。
作業内容や技術、コスト面など、総合的に検討する必要があります。
それぞれのメリットやデメリットについても見ていきましょう。

DIY修理のメリット・デメリット

DIYで修理する最大のメリットは、費用を抑えられることです。
材料費だけで済むため、大幅なコストダウンが期待できます。
インターネットなどで情報を集めれば、効率よく作業が進められるでしょう。

ただし、技術を身につけたり、工具を揃えたりする必要があるのが難点です。
大がかりな修理は危険が伴い、万が一の時の保証もありません。
DIYで対応できるのは、小さな補修や塗装くらいまでと考えるのが無難です。
高いところでの作業や重い物を扱う修理は、業者に頼むのが賢明です。

業者依頼のメリット・デメリット

専門業者に依頼すれば、確実な修理が期待できます。
保証が付くことや、大きな工事にも対応できる点が強みです。
経験豊富な職人が専門的な知識と技術を活かし、適切な修理方法を提案し、質の高い施工を行います。

安全管理の面でも信頼できます。
修理の記録もしっかり残るため、計画的な維持管理も可能です。

ただし、費用は高くなり、工事の日程調整も必要です。
混み合う時期は工事開始まで時間がかかることもあります。

業者選びのポイント

信頼できる業者を選ぶためには、複数の業者から見積もりを取り、実績や保証内容をしっかり確認することが大切です。
地域に根付いた工務店やメーカー専門店を選ぶのもよいでしょう。
過去の施工写真や、口コミ・評価を見れば、技術力を判断する材料になります。

見積書の内容もしっかり確認しましょう。
材料費と工事費の内訳、保証の範囲、工事期間など、細かい部分まで把握が必要です。
価格の安さだけでなく、工事後のサービス体制も、業者を選ぶ重要な基準です。

カーポート修理に関するよくある質問

カーポート修理に関するよくある質問と回答をまとめました。
修理の費用や時期、方法について、よくいただく質問にお答えします。

【Q1】カーポートの修理にかかる平均的な費用は?

カーポートの大きさや形、使う材料の品質、工事の難しさによって費用は変動します。
建物と一体になった構造や、特殊な形状の場合は、一般的な相場よりも高くなりがちです。

見積もりを取る時は、修理の範囲と使用する材料をはっきりさせることが大切です。
同じような傷みでも、直し方によって費用が変わってきます。
業者を選ぶ際は、価格だけを比べるのではなく、提案の内容もしっかり確認しましょう。

【Q2】カーポートの耐用年数はどれくらい?

カーポートの一般的な寿命は15年~20年ほどですが、設置場所や手入れの状態によって大きく変わります。
特に海の近くなど厳しい環境では、寿命が短くなりがちです。

定期的な点検と適切な修理を行えば、カーポートを長く使うことができます。
早めの予防的な手入れは、修理費用を抑えることにもつながります。
傷みの初期段階で対応することが大切です。

設置してから長い年月が経つと、メーカーの純正部品が手に入らなくなることもあります。
カーポートの取り替えを計画する際は、部品の供給状況も確認しておきましょう。

【Q3】カーポートの修理は火災保険で対応できる?

台風や大雪などの自然災害でカーポートが壊れた場合、保険金が使える可能性があります。
特に台風や積雪による被害は、補償されることが多いです。
地震保険に入っていれば、地震の被害も補償の対象になります。

保険が使えるかどうかは、加入している保険の内容と破損の状態によって変わります。
どこまで補償されるのか、事前に保険会社に確認しておくことが大切です。
被害の状況は写真に撮って記録しておきましょう。
ただし、経年劣化による破損の場合は、保険の対象外となることが多いです。
保険を申請する際は、原因をはっきりさせることが重要です。

まとめ

カーポートの修理は、各部分の状態をよく確認し、適切に対応することで、費用を抑えながら長く使うことができます。
小さな修理なら自分でもできますが、建物の安全に関わる部分は専門家に任せましょう。
状況に応じて適切な修理方法を選ぶことで、余計な出費を防げます。

日頃からの点検と定期的な手入れを心がけることで、大がかりな修理の必要性を減らすことができます。
早めの対応が、安全で快適なカーポート使用の秘訣です。

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創建ペイント事務局

創建ペイントは、創建グループの「創建」「小林住宅」が培ってきたハイレベルな施工品質による外壁や屋根の塗装工事を行う外壁塗装専門の事業です。
自らが建てた家はもちろん、他社で建てられた家についても、その高いメンテナンス技術を惜しみなく提供いたします。
本コラムは創建ペイントが運営する外壁塗装に関するお役立ちコラムです。

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豊かさを追求しつづける
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創建供給実績
10,000戸超

※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
物件名 総戸数
三田エリア ルナ三田フラワータウン 60
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 82
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
ルナ三田ひばりが丘 149
神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
ルナ北六甲116 クルムの街 116
西神戸・ 
阪神エリア
ルナ西神中央 97
ルナ塚口 52
ルナ昆陽池公園 51
東大阪・ 
北摂エリア
ルナ南摂津 80
ルナ加納 71
ルナ山本 57
大阪市内・ 
南大阪エリア
ルナタウン島屋 55
ルナ城山公園 52
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街を拓き、家を建てる。
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住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます

ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

大阪府と創建・小林住宅の連携協定
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本社所在地

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創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
大阪府知事登録(ト)第13668号/東京都知事登録 第59802号

施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

※別途、交通費が発生する場合があります。

外壁塗装の参考文献