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突然の雨漏り!今すぐできる応急処置を外壁塗装会社が解説します

更新日2023年11月29日

家の中で突然雨漏りが発生したら、どう対処すればいいのでしょうか?
経年劣化や天災、施工不良などが原因で突然起こるため慌てることも多いのですが、まずは冷静に応急処置をすることが大切です。

今回の記事では、外壁塗装会社が雨漏りへの応急処置と対処方法を分かりやすく解説します。

これらの情報を詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

【そもそも】雨漏りの原因って何があるの?

家の中の雨漏りには、様々な原因があります。
考えられる原因について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

【原因1】経年による劣化

建物は、長年にわたり使用されると少しずつ劣化していきます。
特に屋根や外壁は、雨水・日光・風などに直接さらされるため、防水機能の消耗は避けられません。
施された防水処理が効果を失うと、内部に浸水して雨漏りが発生します。

築年数が経過するとともに防水機能は低下するため、定期的なメンテナンスが必要です。
経年劣化は、雨漏りの一般的な原因として多くの事例で報告されています。

【原因2】天災の影響

自然災害は、建物に大きなダメージを与えます。
台風による強風や、地震による揺れは、外壁や屋根に亀裂やズレを発生させる原因の一つです。

災害による損傷が、雨漏りの直接的な原因となる場合もあります。
特に、大規模な地震が発生した後には雨漏りの発生件数が増加します。
災害後は、建物のチェックを怠らず、異常を見つけたら早期に修復作業を行いましょう。

【原因3】施工不良

新築後10年未満で雨漏りが起こる場合、施工上の問題が原因である可能性が考えられます。
建築時の防水処理の不備や、屋根材の取り付けミスなど、施工過程での不備が後に大きなトラブルを引き起こすことがあります。

施工不良による雨漏りは、建物の保証期間内であれば補修を受けることができるため、早めに工事を依頼した業者に相談することが肝心です。

雨漏りが起こったときの応急処置は?

突然の雨漏りに直面した際、適切な初期対応は被害の拡大を防ぐために大切です。
すぐにできる対処法をいくつかご紹介します。

応急処置の種類 詳細
ブルーシートの活用 ・外壁や屋根を覆う
・雨水の侵入防止
・適切なサイズを選ぶ
・作業は安全優先で
室内にはバケツ・雑巾またはタオルを ・深さのある容器で床をガード
・雑巾やタオルで水分を吸収
・二次被害を防ぐ
業者へ依頼する ・原因特定から修繕まで可能
・被害を抑えられる
・応急処置した後は業者に任せる

【応急処置1】ブルーシートの活用

屋根や外壁からの雨水の侵入を防ぐため、ブルーシートの使用は効果的です。
広範囲にわたってしっかりとカバーできて、雨漏りが発生した際には一時的ながらも強力な防御手段となります。

ブルーシートを使う際は、適切なサイズを選び、雨水の流入経路を把握した上で、漏水箇所を覆うようにしてください。
ただし、高所での作業や激しい雨の中での作業は危険が伴うため、安全を最優先に考えて行動しましょう。

自分での対応が難しいと感じた場合は、迷わず専門の業者に依頼することをおすすめします。

【応急処置2】室内にはバケツ・雑巾またはタオルを

室内に雨水が滴り落ちてくる場合、バケツや容器で水を受け止めます。
また、雑巾やタオルを利用して水分を吸収し、家具や床などへの水濡れを最小限に抑えましょう。
水の浸入が判明したらすぐに行動に移し、二次的な被害を防止してください。

このような応急処置は、あくまで一時的なものであり、根本的な解決にはなりません。
応急処置を施したら、後日プロによる適切な修繕が必要です。

【応急処置3】業者へ依頼する

雨漏りの原因を特定し、適切に対処することは、自分では難しいケースが多いです。
特に、構造的な問題や隠れた損傷で雨漏りが発生している場合、原因の特定には専門的な知識と技術が求められます。

そうした状況では、プロの業者に依頼することが最適です。
信頼できる業者は、原因の特定から修繕までの過程を丁寧に説明し、適切な対応を提案してくれます。

雨漏りの発生を見逃さず、早期にプロに対応を依頼することで、被害を最小限に抑えられるのです。

雨漏りの予防に外壁塗装?無視できない外壁塗装と雨漏りの関係

建物のメンテナンスにおいて、外壁塗装は重要な役割を果たしています。
実は、外壁塗装には雨漏りを予防する効果もあります。
では、具体的にどのような関連性があるのでしょうか。

続いては、外壁塗装と雨漏りの関係について、押さえておきたいポイント3つを具体的に解説します。

【ポイント1】建物の保護

建物を長持ちさせるためには、外壁塗装が不可欠です。
外壁に塗膜を施すことで、建物に防水性能を持たせ、雨水の侵入を防ぎます。
結果として、雨漏りを引き起こす可能性のある劣化にも対応できるのです。

外壁塗装は単に見た目を美しく保つだけではなく、建物の機能性を維持するためにも行われます。
雨漏りが発生した場合、塗膜が劣化し、保護機能が低下しているサインとも考えられます。

雨漏りを予防するには外壁塗装を通じて建物を保護し、必要に応じて塗り替えることがおすすめです。

【ポイント2】紫外線や雨からの保護

外壁塗装は、紫外線や雨から建物を守る役割を担っています。
これらは建物の外壁に大きな負荷をかけ、徐々に耐久性を削ぎ落としていくからです。

雨漏りが発生した場合、それは外壁塗装が十分な機能を果たしていないからと考えられます。
定期的な外壁塗装を行うことで、建物全体の耐久性を高め、紫外線や雨水によるダメージから守ることができるのです。

早めに対策を講じることで、将来的な修繕コストを抑えることにも繋がります。
外壁塗装は、雨漏りを未然に防ぐための予防策としても有効です。

【ポイント3】塗膜の寿命は永遠ではない?

外壁塗装に使用される塗料の防水効果は、残念ながら永遠に持続するものではありません。
時間と共に塗膜は劣化し、その防水機能を失っていきます。そのため、定期的な塗り替えが必要となるのです。

一般的には、数年から10年程度で塗り替えが推奨されていますが、使用する塗料の種類や建物の環境によっても変わってきます。
一度塗膜を施してしまえば安心というわけではなく、継続してメンテナンスを行うことが必要です。
定期的に状態を点検し、必要に応じて塗り替えることで、建物の寿命を延ばすことができます。

塗膜の寿命を理解し、適切なタイミングでの塗り替えを心掛けることが、建物を長持ちさせる秘訣と言えるでしょう。

雨漏りにも対応できる外壁塗装…費用はどのくらい?

雨漏りの予防効果がある外壁塗装には、どれくらい費用がかかるのでしょうか。
塗装の効果や費用感を理解することで、適切な対応が可能となります。

【1】坪数ごとの費用相場

外壁塗装の費用は、塗り面積によって変動します。
通常、坪数を基準に概算されることが多く、例えば100坪の家の場合には230万円から350万円が相場です。

ただし、実際の塗り面積を計測した結果、これよりもコストが下がることも少なくありません。
面積によって費用が左右されるため、自宅の大きさを把握しておくことが重要です。

また、塗装業者によっても価格に差が出ることがあるので、複数の業者の見積もりを比較することをおすすめします。

【2】屋根の塗り替えとの関連

外壁塗装を行う際には、屋根の塗り替えも同時に行うことがあります。
屋根塗装を外壁塗装と同時に施工する場合、外壁塗装の費用に加えて、20万円から40万円程度が上乗せされることが一般的です。

屋根と外壁の両方を塗り替えることで、雨漏りへの抵抗力が高まり、建物の耐久性が向上します。
屋根と外壁の塗装をセットで行うことで、色合いの統一や工期の短縮も期待できるため、費用対効果も高まります。
外壁塗装と屋根塗装をセットで行うことのメリットを考慮し、適切なプランを選ぶことが大切です。

【3】見積もりの依頼で費用の詳細がわかる

実際に外壁塗装を行う際は、専門業者に見積もりを依頼することが不可欠です。
見積もりを取ることで、具体的な費用や工期、使用する塗料の種類などを詳しく知ることができます。
業者によって提案内容や価格が異なるため、複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。

また、見積もりには建物の状態を確認するための現地調査が含まれることが多く、この段階で雨漏りの原因や対策についても相談できる場合があります。
適正な価格で質の高いサービスを受けるためにも、見積もりはしっかりと確認しましょう。

雨漏りと外壁塗装に関してよくある質問と回答

突然の雨漏りは家屋にとって深刻な問題です。外壁塗装のプロの視点から、よく寄せられる疑問と回答を詳しく紹介していきます。

【Q】雨漏りが起こったらすぐに業者に連絡すべきですか?

雨漏りは建物の内部にダメージを与える可能性が高いため、早急な対応が求められます。
原因の特定や修理は専門的な知識と技術を要する作業であり、知識がなければ難しいでしょう。
自己判断で処置を行うと、状況を悪化させる恐れもあります。

雨漏りを発見した際には速やかに専門業者に連絡し、プロの目で状況をチェックしてもらうことをおすすめします。
雨漏りの原因を特定し、被害状況に応じた適切な修理方法を提案してくれるでしょう。
また、将来的な雨漏りの予防策についてもアドバイスを受けることができます。

【Q】外壁塗装はどのくらいの頻度で行うべきですか?

外壁塗装は建物を保護し、美観を維持するために非常に重要な役割を果たしています。
しかし、塗膜の耐久性は永久ではなく、紫外線や雨風によって徐々に劣化していくものです。そのため、定期的な塗り替えが必要です。

具体的な頻度は建物の立地条件や使用する塗料の種類、建物の状態によって異なりますが、一般的には数年から10年程度での塗り替えが推奨されています。
定期的な塗り替えにより、外壁の劣化を未然に防ぎ、雨漏りなどのトラブルを避けることができます。

また塗り替えのタイミングで、専門業者による雨漏り予防のアドバイスを受けることも可能です。

【Q】外壁塗装の費用はどのくらいかかりますか?

外壁塗装の費用は、施工面積・塗料のグレード・建物の形状や高さ・足場の設置状況など多くの要因で変動するため一概には言えません。
一般的には坪数を基準にした概算費用が参考にされることが多く、100坪の住宅なら230万円から350万円程度が相場とされています。

正確な費用を知るためには、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
見積もりを取る際には、塗装の範囲・塗料の種類・工事の内容を明確にし、後で追加費用が発生しないよう業者との打ち合わせを行いましょう。
信頼できる業者を選び、しっかりとした見積もりを取ることで、適正な価格で外壁塗装を行うことができます。

まとめ

雨漏りの原因は経年劣化、天災の影響、施工不良などが考えられます。
応急処置としては、ブルーシートを使った応急処置やバケツを用いた水の受け止めが有効です。
本格的な対処には専門的な知識と技術が必要なため、信頼できるプロに依頼することをおすすめします。

また、外壁塗装も雨漏り予防の一環として検討できます。
外壁塗装は建物を保護し、雨漏りを含む劣化症状に対応する重要な役割を担っていますが、塗膜の寿命には限りがあるため定期的な塗り替えが必要です。
いくらかかるかは坪数や使用する塗料によって変わり、見積もりを取ることでより詳細な費用が明確になります。

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創建ペイント事務局

創建ペイントは、創建グループの「創建」「小林住宅」が培ってきたハイレベルな施工品質による外壁や屋根の塗装工事を行う外壁塗装専門の事業です。
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本コラムは創建ペイントが運営する外壁塗装に関するお役立ちコラムです。

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豊かさを追求しつづける
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創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。

創建供給実績
10,000戸超

※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
物件名 総戸数
三田エリア ルナ三田フラワータウン 60
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 82
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
ルナ三田ひばりが丘 149
神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
ルナ北六甲116 クルムの街 116
西神戸・ 
阪神エリア
ルナ西神中央 97
ルナ塚口 52
ルナ昆陽池公園 51
東大阪・ 
北摂エリア
ルナ南摂津 80
ルナ加納 71
ルナ山本 57
大阪市内・ 
南大阪エリア
ルナタウン島屋 55
ルナ城山公園 52
ルナ東百舌鳥 109
ルナ原山台 46
京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます

ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

大阪府と創建・小林住宅の連携協定
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本社所在地

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創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
大阪府知事登録(ト)第13668号/東京都知事登録 第59802号

施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

※別途、交通費が発生する場合があります。

外壁塗装の参考文献