外壁塗装の水ぶくれは放置厳禁！発生原因と対処法を詳しく解説します | 大阪の外壁塗装業者なら創建ペイント(創ペン)

外壁塗装の水ぶくれは、気づいたらすぐに対処しないと大変なことになりかねません。
この記事では、水ぶくれの原因から対処法、予防策まで徹底解説します。
専門家の視点から、わかりやすく説明していきますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

創建ペイント
谷口 知史

・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

外壁塗装の水ぶくれとは？症状と危険性を解説

外壁塗装の水ぶくれとは一体なんのことでしょうか。
水ぶくれの見た目や特徴、発生しやすい場所、放置した場合のリスクを解説します。

水ぶくれの症状とは？

外壁塗装の水ぶくれは、塗膜の下に水分が溜まり膨らむ現象です。
小さな泡状の膨らみから大きな袋状のものまでさまざまな形で現れます。
形状は円形や不定形など一定ではありません。

数ミリ程度の小さなものから直径10センチを超える大きなものまで見られます。
触ってみると、水ぶくれは柔らかく感じられ、押すと中の水分が移動する感触があります。
塗膜が浮いている状態であるため、指で押すとへこむのが特徴です。

水ぶくれ現象は、外壁の美観を損ねるだけでなく、建物の耐久性にも影響を与える可能性があります。
早期発見と適切な対処が重要です。​​​​​​​​​​​​​​​​

水ぶくれが起こる場所

水ぶくれが発生しやすいのは、次のような場所です。

• 窓の下
• 軒下
• 外壁の下部
• 北側の日当たりの悪い場所
• 外壁の継ぎ目
• 亀裂がある部分

水ぶくれは主に雨水や湿気の影響を受けやすい場所で発生します。
具体的には窓の下や軒下、外壁の下部などが多いです。

北側の日当たりの悪い場所も要注意です。
日光が当たりにくく乾燥しにくいため、水分が溜まりやすくなります。
外壁の継ぎ目や亀裂がある部分も水ぶくれが発生しやすい場所であり、注意が必要です。

放置すると起こる危険性

外壁の水ぶくれを放っておくと、塗膜が剥がれて外壁材がむき出しになります。
すると雨水が侵入し、外壁材の劣化が始まります。
木材なら腐り、金属なら錆びの原因となるでしょう。

さらに悪化すると、家の柱や梁にまで水が染み込み、建物の構造を弱める可能性があります。
水ぶくれは見た目だけの問題ではなく、家の寿命を縮めかねない深刻な問題なのです。

家を長持ちさせるためには、こまめな点検と素早い対応が欠かせません。
​​​​​​​​​​​​​​​​早期発見・早期対応が大切です。

外壁塗装の水ぶくれが発生する主な原因

水ぶくれが発生する主な原因を解説します。塗装工事の不備や不適切な塗料選び、避けられない経年劣化などさまざまです。原因を知ることで予防や早期発見につながります。

塗装の下地処理不足

塗装前の下地処理が不十分だと塗膜と外壁材の密着力が弱くなります。
結果的に水分が侵入しやすくなり、水ぶくれの原因となるのです。

下地処理は、古い塗膜や汚れをしっかり除去し適切なプライマー（下塗り剤）処理を行うことが重要です。
プライマーは塗料の密着性を高める役割があります。

下地処理には高圧洗浄やケレン（塗膜剥離）作業など専門的な技術が必要です。
素人判断で省略するのは非常に危険です。

不適切な塗料の選択

外壁の素材や環境に合わない塗料を使用すると、水ぶくれの原因になります。
例えば通気性の低い塗料を使用すると壁内部の湿気が抜けにくくなってしまいます。

塗料にはアクリル系、ウレタン系、シリコン系など特性が異なるため、外壁の素材や気候条件に適した塗料を選ぶことが大切です。
安価な塗料は耐久性や密着性が劣る場合があります。
初期費用は高くても長期的にみれば高品質な塗料の方がコスト面でもメリットがあるでしょう。

経年劣化

外壁の塗膜は、時間の経過とともに本来の性能を発揮できなくなります。
水ぶくれも経年劣化の症状の一つです。

塗膜は紫外線や雨風にさらされ続けることで徐々に劣化していきます。
劣化すると塗膜の弾力性が失われ、ひび割れや剥がれが生じやすくなるのです。

一般的に外壁塗装の耐用年数は5〜10年程度とされています。
早い段階で塗り替えを検討する必要があります。
定期的なメンテナンスが、家を長持ちさせる秘訣です。

水ぶくれの対処法と予防策

水ぶくれへの対処法と予防策を解説します。
小規模なものから大規模なものまで状況に応じた対応が必要です。
予防策として日頃からできることもありますので、ぜひ参考にしてください。

小規模な水ぶくれの対処法

小さな水ぶくれの場合カッターナイフで切開し水分を抜きます。
その後乾燥させてから補修用塗料で塗り直します。

DIYでの作業はあくまで応急処置として考えるべきです。
根本的な原因究明や適切な補修には専門的な知識が必要です。
安易なDIY補修は、逆効果になる可能性もあります。

小規模であっても専門家に相談するのが賢明です。
外壁の状態を正確に診断し、適切な対処法を提案してくれるでしょう。

大規模な水ぶくれの対処法

広範囲に水ぶくれが発生している場合は、専門業者による塗り直しが必要です。
場合によっては外壁材の一部交換も検討しましょう。

大規模な水ぶくれの場合単なる塗装の問題だけでなく外壁材自体の劣化が進んでいる可能性があります。
根本的な原因究明と対策が重要です。

専門業者による現地調査を行い、適切な補修計画を立てることが大切です。
応急処置的な対応では再発の可能性が高くなります。

水ぶくれを予防するポイント

水ぶくれを防止するためには、定期的な外壁点検を行い早期発見・早期対処を心がけることが大切です。
年に1〜2回程度目視での点検を行いましょう。

適切な塗料選びと施工技術の確保も忘れないようにしましょう。
信頼できる専門業者に依頼し、高品質な塗料と確かな技術で施工することが大切です。

外壁は、5〜10年を目安に塗り替えを検討しましょう。
経年劣化による水ぶくれを未然に防ぐことができます。
計画的な外壁メンテナンスが、家の寿命を延ばします。

外壁塗装の水ぶくれを防ぐ！業者選びのポイント

水ぶくれを防ぐためには、適切な業者選びが重要です。
実績や評判・信頼性など、総合的に判断して選ぶ必要があります。
業者選びのポイントを詳しく見ていきましょう。

実績と評判をチェック

外壁塗装の実績が豊富で、評判の良い業者を選びましょう。
施工事例や口コミを参考にするとよいでしょう。

地域密着型の業者ならアフターフォローも期待できます。
長年その地域で営業している業者は、地元の気候や建築事情に詳しいはずです。

実績豊富な業者は技術力も高い傾向にあります。
さまざまなケースに対応してきた経験が確かな技術を育みます。

見積もり内容を細かくチェック

複数の業者から見積もりを取り、内容を比較しましょう。
使用する塗料の種類や下地処理の方法、保証内容などをしっかり確認します。

安さだけでなく品質重視の選択が大切です。
見積もり内容が詳細で具体的なほど、信頼できる業者である可能性が高いです。

見積もり時の対応も重要で、丁寧な説明や質問への的確な回答ができる業者は信頼に値します。
コミュニケーション能力も重要な判断基準です。

アフターフォローの充実度を確認

施工後のメンテナンスや保証内容を確認しましょう。
定期点検のサービスがあるかどうかもチェックします。

長期的な視点で業者を選ぶことが重要です。
施工後のサポート体制が充実している業者なら、安心して任せられるでしょう。

保証内容の確認も大切です。
期間や対象範囲条件などをしっかり把握し、トラブル時の対応方針も事前に確認しておくとよいでしょう。

外壁塗装の水ぶくれに関するよくある質問

外壁塗装の水ぶくれに関するよくある質問にお答えします。
修理費用やDIY対応の可否、補助金の有無など気になる点を見ていきましょう。

【Q1】水ぶくれの修理にはどのくらいの費用がかかりますか？

範囲や程度によって異なりますが、小規模な修理なら数万円程度です。
大規模な塗り直しが必要な場合は数十万円以上かかることもあります。

正確な費用は現地調査後の見積もりで判断します。
無料で見積もりを出してくれる業者も多いので、現地調査依頼を出すのがおすすめです。

【Q2】DIYで水ぶくれの修理は可能ですか？

小規模な水ぶくれならDIY修理も可能ですが、素人対応はリスクが高いです。
誤った処置で症状が悪化する可能性もあるため、専門家に相談するようにしましょう。

DIYで対応する場合も、必ず専門家のアドバイスを受けてから行いましょう。
適切な補修材料や作業手順を誤ると、逆効果になりかねません。

高所作業を伴う場合は、転落事故の危険性があるため、絶対に避けるべきです。
安全面を考慮しても専門業者への依頼をおすすめします。

【Q3】水ぶくれの修理や外壁塗装で使える補助金はありますか？

自治体によっては、外壁塗装を含むリフォーム全般に使える補助金制度がある場合があります。
ただし、条件や申請期間が限られているので、早めに確認しておきましょう。

詳細は各自治体のホームページや窓口で確認できます。
補助金制度は年度によって変更されることもあるので最新情報を入手することが大切です。

補助金以外にも、住宅ローンの金利優遇や税制優遇などの制度もあります。
専門家に相談すれば、さまざまな支援制度を紹介してくれるはずです。

まとめ

外壁塗装の水ぶくれは放置すると深刻な問題に発展する可能性があります。
早期発見・早期対処が何より大切です。
定期的な点検と適切なメンテナンスで、家の寿命を延ばしましょう。

水ぶくれ対策には専門的な知識と技術が必要です。
信頼できる業者選びが重要なポイントになります。
外壁は家の顔であり、重要な防御壁です。
適切なケアで美しく丈夫な外壁を維持し、快適で安全な住まいを守りましょう。

外壁の水ぶくれでお悩みの方は、創建ペイントにお任せください。
長年の経験と高度な技術を持つ専門家が、お客様の大切な住まいを守ります。
ぜひお気軽に、お問合せください。

供給実績10,000戸超の実績を誇る「創建ペイント」は、家づくりに携わってきた施工力や、現場の品質管理のノウハウを元に、「高品質なのに低価格」の外壁塗装・屋根塗装サービスを提供しています。

また、お客様に安心してサービスをご利用いただくための保証制度もご用意しており、「自社による塗膜保証10年」・「メーカーによるシーリング保証５年付帯」と、自社保証だけでは不安という方にも安心頂けるように、オプションで「第三者機関による瑕疵保証と塗膜保証」に変更することも可能です。

全国にわずか５社しかない国土交通大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険法人の２社と提携しており、「瑕疵保証の10年延長」や「補償限度額1,000万円」を実現していますので、万が一の際にも安心できる充実の保証体制です。

大切なお住まいに関するお悩みや、修理・メンテナンスなどでお困りの際は、ぜひ「創建ペイント」まで、お気軽にご相談ください。

創建ペイントの公式サイトでは、見積もりやカラーシミュレーションを無料で試すこともできます。
費用について心配な方も、是非参考にしていただければ幸いです。

自宅の写真でカラーシミュレーションできる無料サービスも、ぜひご利用ください。