外壁塗装で住宅ローン控除の利用OK!いくら得する?利用条件を分かりやすく解説
外壁塗装の際、住宅ローン控除の利用が可能なことをご存知でしょうか。
あまり知られていませんが、費用対効果が高い選択肢となります。
実際にどのように使えるのか、どのぐらい得する可能性があるのか、気になるところでしょう。
この記事では、外壁塗装と住宅ローン控除の関係、具体的な利用条件、メリットについて詳しく解説します。
住宅の維持管理と税制優遇の両立に興味がある方は、ぜひご一読ください。
Contents
外壁塗装で住宅ローン控除が使える?その仕組みと条件
外壁塗装工事は住宅の価値を維持する重要な施工です。
住宅ローン控除を利用すれば、費用負担を軽減できる可能性があります。
では、どのような仕組みで、どんな条件を満たす必要があるのでしょうか。
外壁塗装と住宅ローン控除の関係について、詳しく見ていきましょう。
住宅ローン控除の基本的な仕組み
住宅ローン控除制度は、住宅ローンを組んで住宅を取得した場合に適用される税制優遇措置です。
ローン残高の0.7%を所得税から控除できます。
最長13年間にわたって利用可能で、年間の控除上限額は21万円です。
新築住宅の購入だけでなく、中古住宅の購入や増改築にも適用されることがあります。
外壁塗装もこの枠組みの中で、控除対象となる場合があるのです。
外壁塗装が住宅ローン控除の対象となる条件
外壁塗装単独では住宅ローン控除の対象とはなりません。
しかし、増改築等工事の一部として行う場合に限り、控除の対象に含めることが可能です。
増改築等の工事費用が、100万円を超える必要があります。
例えば、外壁塗装に加えて屋根の葺き替えや断熱改修などを同時に行うことで、条件をクリアできる可能性が高まるでしょう。
工事の内容や規模によって、控除の適用可否が変わってきます。
単なる美観の向上だけでなく、住宅の機能性や耐久性を高める工事と組み合わせることが重要です。
住宅ローン控除を受けられる増改築等の範囲
住宅ローン控除の対象となる増改築等の範囲は広範囲です。
増築、改築、大規模の修繕、大規模の模様替えなどが含まれます。
さらに、省エネ改修工事やバリアフリー改修工事なども対象です。
例えば、外壁塗装と同時に断熱性能を高める工事を行えば、省エネ改修の一環として控除対象となる可能性があります。
増改築等の範囲は幅広いため、住宅の状態や所有者のニーズに合わせて、最適な組み合わせを検討することが大切です。
専門家のアドバイスを受けながら、効果的な工事計画を立てることをおすすめします。
外壁塗装を含む増改築で住宅ローン控除を利用するとどれくらい得する?
外壁塗装を含む増改築で住宅ローン控除を利用すると、具体的にどの程度の経済的メリットがあるのでしょうか。
控除額の計算方法や具体例を見ていくことで、効果をより明確に理解できるでしょう。
他の控除制度との併用についても見ていきましょう。
控除額の計算方法
住宅ローン控除における控除額は、ローン残高に0.7%を乗じた金額です。
ただし、年間の上限額は21万円に設定されています。
控除は最長13年間にわたって受けることができます。
計算式は、次のとおりです。
【控除額 = ローン残高 × 0.7%(上限21万円)】
13年間にわたって控除を受けられるため、最大で273万円(21万円×13年)の控除が可能です。
実際の控除額は、ローン残高や年収によって変動します。
具体的な控除額の例
具体的な例を見てみましょう。
増改築工事費300万円(うち外壁塗装100万円)の場合を想定します。
この場合、年間の控除額は以下のように計算できます。
項目 | 金額・計算 |
---|---|
総工事費 | 300万円 |
うち外壁塗装費 | 100万円 |
年間控除額の計算 | 300万円 × 0.7% = 2.1万円 |
控除期間 | 13年間 |
13年間の総控除額 | 2.1万円 × 13年 = 27.3万円 |
実際の控除額は、ローンの返済状況や所得の状況によって変動します。
長期間にわたって、税負担が軽減されるのです。
他の控除制度との併用
住宅ローン控除は、他の支援制度と併用できます。
省エネ住宅ポイントやグリーン住宅ポイントなどの制度との組み合わせが可能です。
複数の制度を利用することで、さらなる負担軽減が期待できます。
例えば、省エネ改修と外壁塗装を同時に行うことで、住宅ローン控除と省エネ住宅ポイントの両方のメリットを受けられる可能性があるのです。
制度の併用には細かい条件があるため、専門家に相談しながら最適な組み合わせを検討しましょう。
総合的な視点で計画を立てることで、より大きな経済的メリットを得られる可能性が高まります。
外壁塗装を含む住宅ローン控除の利用条件をチェック!
外壁塗装を含む増改築で住宅ローン控除を利用するには、いくつかの条件を満たす必要があります。
対象となる住宅の条件、工事費用の条件、必要な書類と手続きについて、詳しく見ていきましょう。
条件を事前に確認することで、スムーズに控除を受けられます。
対象となる住宅の条件
住宅ローン控除の対象となる住宅には、いくつかの条件があります。
主な条件は以下の通りです。
- 自己所有の住宅であること
- 床面積が50㎡以上であること
- 増改築後の床面積の1/2以上が居住用であること
- 増改築工事完了から6ヶ月以内に入居すること
条件を満たしていないと、控除を受けることができません。
特に、床面積や居住用部分の割合については、事前に確認しておくことが重要です。
増改築工事完了後の入居時期についても注意が必要です。
6ヶ月以内という期限を過ぎると、控除が受けられなくなる可能性があります。
工事の計画段階から、意識しておく必要があるでしょう。
工事費用の条件
工事費用にも条件があります。
主な条件は以下の通りです。
- 増改築等の工事費用が100万円を超えること
- ローンの償還期間が10年以上であること
- 適用年の前年の合計所得金額が2,000万円以下であること
工事費用が100万円を超えるという条件は、外壁塗装単独では満たすことが難しい場合もあります。
他の工事と組み合わせて行うことが多いです。
ローンの償還期間については、金融機関と相談しながら適切な期間を設定する必要があります。
所得の条件についても、事前に確認しておくことが大切です。
必要な書類と手続き
住宅ローン控除を受けるには、確定申告時に必要な書類を提出する必要があります。
主な必要書類は、増改築等工事証明書、住宅借入金等特別控除証明書の2種類です。
書類は、工事業者や金融機関から取り寄せる必要があります。
増改築等工事証明書は、国土交通大臣が指定する調査機関等が発行するものでなければなりません。
手続きには時間がかかる場合があるため、早めの準備が大切です。
工事の計画段階から、必要書類について工事業者や金融機関に確認しておくことをおすすめします。
外壁塗装と住宅ローン控除に関するよくある質問
外壁塗装と住宅ローン控除について、多くの方が疑問を抱いています。
よくある質問と回答をまとめてみました。
情報を参考にすることで、外壁塗装と住宅ローン控除の関係をより深く理解できるでしょう。
【Q1】外壁塗装だけでも住宅ローン控除は使える?
結論から言えば、外壁塗装単独では住宅ローン控除の対象とはなりません。
増改築等工事の一部として行う場合に限り、控除の対象となります。
外壁塗装以外の工事と合わせて、合計100万円を超える工事を行う必要があります。
例えば、外壁塗装に加えて屋根の修繕や断熱改修などを同時に行うことで、控除の対象となる可能性が高まるでしょう。
工事の内容や規模によって控除の適用可否が変わるため、事前に専門家に相談することをおすすめします。
【Q2】中古住宅を購入して外壁塗装をする場合も控除の対象?
中古住宅を購入後に増改築等を行う場合も、条件を満たせば住宅ローン控除の対象となります。
購入後6ヶ月以内に工事に着手、工事完了後6ヶ月以内に入居することが条件です。
期限を過ぎると、控除を受けられなくなる可能性があります。
中古住宅購入の場合は、購入費用と増改築等の費用を合わせてローンを組むケースが多く、両方が控除の対象となるケースもあります。
ただし、中古住宅の購入と増改築を別々のローンで行う場合は、それぞれのローンについて控除の適用可否の確認が必要です。
複雑なケースも多いため、税理士や金融機関に相談することをおすすめします。
【Q3】住宅ローン控除を受けるための注意点は?
住宅ローン控除を確実に受けるためには、いくつかの注意点があります。
段階 | 重要なポイント |
---|---|
工事計画 | ・増改築等の計画をしっかりと立てる ・対象となる工事の範囲や費用を確認 ・控除の条件を満たすような計画を立てる |
書類準備 | ・必要書類の準備を忘れずに行う ・工事業者選びの際は、証明書の発行が可能か確認 ・証明書が発行できない業者の場合、控除を受けられない |
確定申告 | ・期限内に適切な書類を提出 ・提出が遅れると控除を受けられなくなる可能性がある |
不明な点がある場合は、早めに税務署や税理士に相談することをおすすめします。
専門家のアドバイスを受けることで、スムーズに控除を受けられるでしょう。
まとめ
外壁塗装を含む増改築で住宅ローン控除を利用することは、住宅の維持管理と税制優遇の両立につながります。
ただし、控除を受けるにはさまざまな条件があり、適切な計画と手続きが必要です。
外壁塗装を検討している方は、ぜひこの制度の活用を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
創建ペイントでは、高品質な外壁塗装だけでなく、住宅ローンに関するご相談も受け付けております。
住宅ローンの借り換えで外壁塗装が0円になる可能性もありますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
供給実績10,000戸超の実績を誇る「創建ペイント」は、家づくりに携わってきた施工力や、現場の品質管理のノウハウを元に、「高品質なのに低価格」の外壁塗装・屋根塗装サービスを提供しています。
また、お客様に安心してサービスをご利用いただくための保証制度もご用意しており、「自社による塗膜保証10年」・「メーカーによるシーリング保証5年付帯」と、自社保証だけでは不安という方にも安心頂けるように、オプションで「第三者機関による瑕疵保証と塗膜保証」に変更することも可能です。
全国にわずか5社しかない国土交通大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険法人の2社と提携しており、「瑕疵保証の10年延長」や「補償限度額1,000万円」を実現していますので、万が一の際にも安心できる充実の保証体制です。
大切なお住まいに関するお悩みや、修理・メンテナンスなどでお困りの際は、ぜひ「創建ペイント」まで、お気軽にご相談ください。
創建ペイントの公式サイトでは、見積もりやカラーシミュレーションを無料で試すこともできます。
費用について心配な方も、是非参考にしていただければ幸いです。
自宅の写真でカラーシミュレーションできる無料サービスも、ぜひご利用ください。
関連コラム
-
【アスファルトシングル】屋根材の特徴は?メリット・デメリットを解説2024.11.29
-
カラーベスト屋根の劣化サインとは?修理費用や補修のタイミングを解説2024.11.29
-
【外壁カバー工法】外壁重ね張りの基礎知識から費用相場まで徹底解説2024.11.29
-
【ブロック塀塗装】知らないと失敗する塗装のコツと注意点を解説2024.11.29
-
外壁塗装の変色を防ぐには?耐候性の高い塗料と施工方法を解説2024.11.29
-
ビケ足場の平米単価は?適正価格で安全施工を実現する方法2024.11.29
-
アルミサッシ塗装で劣化防止!正しい手順と注意点を解説2024.11.29
-
防水保証の期間と適用条件は?安心できる保証内容を解説2024.11.29
-
【防犯対策】外壁塗装中の空き巣被害を防ぐための3つの対策2024.11.29
- 高品質・低価格な外壁塗装
- 保険会社の延長保証保険、
塗膜補償&自社保証のトリプル保証 - 創設75年以上×5万戸超の供給実績
お電話でのお問い合わせ
9:00~18:00
1983年創業、暮らしの
豊かさを追求しつづける
「創建」の供給実績。
創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。
実績例
物件名 | 総戸数 | |
---|---|---|
三田エリア | ルナ三田フラワータウン | 60 |
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 | 82 | |
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア | 108 | |
ルナ三田ひばりが丘 | 149 | |
神戸エリア | パークヒル神戸小倉台 | 75 |
ルナ藤原台中町パークフロント | 82 | |
ルナ上津台 | 81 | |
ルナ北六甲116 クルムの街 | 116 | |
西神戸・ 阪神エリア |
ルナ西神中央 | 97 |
ルナ塚口 | 52 | |
ルナ昆陽池公園 | 51 | |
東大阪・ 北摂エリア |
ルナ南摂津 | 80 |
ルナ加納 | 71 | |
ルナ山本 | 57 | |
大阪市内・ 南大阪エリア |
ルナタウン島屋 | 55 |
ルナ城山公園 | 52 | |
ルナ東百舌鳥 | 109 | |
ルナ原山台 | 46 | |
京都エリア | ルナシティ同志社山手 | 237 |
街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。
商号 |
株式会社 創建 |
---|---|
創立 |
昭和58年3月1日 |
設立 |
昭和61年9月4日 |
資本金 |
8,000万円 |
代表者 |
代表取締役会長 吉村 孝文 代表取締役社長 吉村 卓也 |
執行役員一覧 |
執行役員 大下 憲二 執行役員 岡本 賢二郎 |
本社所在地 |
〒541-0047 |
東京支店所在地 |
〒101-0041 |
売上高 |
151.3億円(令和5年5月期) |
従業員数 |
従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期) |
事業内容 |
建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/ |
大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます
ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。
本社所在地
本社所在地 |
〒541-0047 |
---|
施工エリア
※別途、交通費が発生する場合があります。
- 大阪
-
岸和田市
豊中市
池田市
吹田市
泉大津市
貝塚市
守口市
茨木市
泉佐野市
富田林市
寝屋川市
河内長野市
松原市
大東市
箕面市
柏原市
羽曳野市
門真市
摂津市
高石市
藤井寺市
泉南市
四條畷市
交野市
大阪狭山市
阪南市
- 兵庫
-
西宮市
洲本市
芦屋市
伊丹市
相生市
豊岡市
加古川市
赤穂市
西脇市
三木市
高砂市
小野市
加西市
篠山市
養父市
丹波市
南あわじ市
朝来市
淡路市
宍粟市
加東市
たつの市
市川町
- 京都
-
福知山市
舞鶴市
綾部市
宇治市
宮津市
亀岡市
城陽市
向日市
長岡京市
八幡市
京田辺市
京丹後市
南丹市
木津川市
- 奈良
-
大和高田市
大和郡山市
天理市
橿原市
桜井市
五條市
御所市
生駒市
香芝市
葛城市
宇陀市
下市町
- 和歌山
-
海南市
橋本市
有田市
御坊市
田辺市
新宮市
紀の川市
岩出市
外壁塗装の参考文献
- 住宅リフォーム推進協議会
https://www.j-reform.com - 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
https://www.chord.or.jp/index.html?red_param=220106 - 一般社団法人日本塗装工業会
https://www.nittoso.or.jp - 一般社団法人外壁塗装協会
https://tosouginoushi.com