レンガ(煉瓦)の外壁修理はいくらかかる?DIYで直せるかも解説します
住宅の外観と耐久性を左右するレンガ外壁。
経年劣化や天候の影響で修理が必要になる場合、費用や方法に関心が高まります。
この記事では、レンガ外壁の修理に焦点を当て、必要なタイミング、費用相場、DIYの可能性について詳しく解説します。
外壁のメンテナンスに悩む方々へ具体的な情報を提供しますので、ぜひ参考にしてください。
レンガ外壁の修理が必要なサイン
レンガ外壁の修理が必要かどうか、判断に迷う方も多いはずです。
修理の必要性を示すサインについて詳しく説明します。
早期発見と適切な対応により、修理費用の抑制や建物の寿命延長につながります。
外壁の状態をよく観察し、以下のサインが見られた際は修理を検討しましょう。
ひび割れや亀裂の発生
レンガ外壁に見られるひび割れや亀裂。
幅0.5mm以上のものは要注意です。
放置してしまうと、雨水の侵入による内部劣化や構造体への悪影響が懸念されます。
ひび割れの幅や長さ、発生箇所を定期的にチェックし、進行具合を確認しましょう。
変化が見られたら、専門家による診断を受けることをおすすめします。
過度の乾燥や温度変化、地盤沈下なども、ひび割れの原因となります。
原因特定と適切な対策は、再発防止に役立つポイントです。
外壁の状態を定期的に確認する習慣をつけることで、深刻な問題を未然に防ぐことができるでしょう。
目地のモルタルの劣化
レンガとレンガの間を埋めるモルタルの目地部分の劣化は、外壁全体の耐久性に大きく影響します。
目地が白く粉を吹いていたり、ボロボロと崩れている場合は要注意です。
雨水侵入のリスクが高まり、放置すれば外壁全体の劣化を加速させる恐れがあります。
目地の状態を確認する際は、触って粉が付くかどうかもチェックポイントです。
モルタルが指に付着する場合、劣化が進行している証拠なので、早めの修理が必要です。
目地の補修は比較的小規模な修理で済むため、早期対応により大規模修理を回避できる可能性があります。
レンガの剥落や浮き
レンガの剥落や浮きは、外壁の構造的問題を示唆する重大なサインです。
症状が見られた場合、速やかな対応が必要です。
放置すればレンガの落下事故につながる危険性があり、人身事故や財産損害のリスクも高まります。
外壁をハンマーで軽く叩いて音を確認する方法も有効です。
浮きがある場合、空洞音が聞こえます。
素人判断は危険を伴う場合もあるため、専門家による詳細な診断を受けることをおすすめします。
安全性の確保と適切な修理方法を選ぶため、専門家の意見を仰ぐようにしましょう。
レンガ外壁の修理費用の相場
レンガ外壁の修理を検討する際、気になるのが費用面です。
修理の規模や方法によって費用は大きく変動します。
一般的な修理費用の相場を見ていきましょう。
実際の費用は建物の状態や地域によって異なるため、正確な見積もりは専門業者に依頼するのが望ましいです。
部分的な修理の場合
ひび割れや目地の補修など、部分的な修理の場合の費用は、比較的抑えられます。
1㎡あたり1万円~3万円程度が目安です。
小規模な修理なら、総額で5万円~15万円くらいで済むケースが多いでしょう。
修理箇所の面積や損傷の程度により費用は変動します。
例えば、軽微なひび割れの補修であれば、数千円で済む場合もあります。
一方、複数箇所の目地補修が必要な場合は、10万円を超えることもあります。
早期発見・早期対応が費用を抑制するカギとなります。
大規模な修理や張り替えの場合
広範囲の修理や張り替えが必要な場合、費用は大幅に上昇します。
1㎡あたり3万円~5万円程度かかるのが一般的です。
一般的な戸建て住宅で考えると、100万円~300万円ほどの費用が見込まれるでしょう。
大規模修理の場合、レンガの取り外しや再施工、下地処理など、工程が複雑になります。
高品質な材料や熟練職人による施工を選択すれば、耐久性や美観の向上が期待できますが、その分費用も増加します。
足場設置費用
2階建て以上の住宅で外壁修理を行う場合、足場の設置が必須です。
足場代は家の大きさや高さによって異なりますが、20万円~50万円程度の追加費用を見込む必要があります。
足場設置費用は、修理本体の費用とは別に考慮すべき重要な項目です。
安全性確保と作業効率向上のため、適切な足場設置はなくてはならないものです。
足場の種類や設置期間によっても費用が変動するため、見積もり時に詳細を確認しましょう。
複数の業者から見積もりを取ることで、適正価格での施工が期待できます。
DIYでレンガ外壁を修理する方法
経費削減のため、レンガ外壁の修理をDIYで行うことを検討する方もいるでしょう。
全ての修理をDIYで行うのは難しく、危険を伴う場合もあります。
DIYで対応可能な修理方法と、注意点について解説します。
安全性を最優先に考え、自身の技術レベルを冷静に判断することが重要です。
ひび割れの補修方法
幅の小さいひび割れなら、DIYでの対応が可能です。
専用の補修剤を使用し、以下の手順で修理を行います。
- 【1】ひび割れ周辺を清掃し、埃や汚れを取り除く
- 【2】ひび割れに専用の補修剤を注入する
- 【3】へらなどを使用し、表面を平滑に仕上げる
- 【4】乾燥後、必要に応じて塗装を行う
幅が大きいひび割れや、深さのあるものは専門家に依頼しましょう。
不適切な修理は、かえって状態を悪化させる可能性があります。
自身の技術に不安がある場合は、プロの判断を仰ぐことをおすすめします。
目地の補修手順
目地の補修はDIYで取り組める作業ですが、ある程度の技術と経験が必要です。
基本的な手順は以下の通りです。
- 【1】劣化した目地を専用工具で掻き出す
- 【2】掻き出した部分を清掃し、埃を取り除く
- 【3】新しいモルタルを調合し、目地に詰める
- 【4】モルタルが半乾きの状態で、目地ごてを使って表面を整える
- 【5】完全に乾燥するまで養生する
目地の補修は見た目以上に難しい作業です。
モルタルの調合や、適切なタイミングでの仕上げなど、熟練の技術が要求されます。
初心者が挑戦する場合は、まず小さな範囲で練習することをおすすめします。
DIY修理の注意点
DIYでレンガ外壁の修理を行う際は、以下の点に注意が必要です。
注意点 | 詳細 |
---|---|
高所作業は避ける | 落下の危険があるため、2階以上の作業は控える |
適切な道具と材料の選択 | 専用工具や高品質の材料を使用する |
天候への配慮 | 雨天や極端な高温・低温時の作業は避ける |
安全装備の着用 | 手袋、保護メガネなど、適切な安全装備を整える |
無理をしない | 自身の技術レベルを超える修理は、専門家に依頼する |
DIYは費用削減につながる半面、不適切な修理によるさらなる損傷のリスクもあります。
安全性と修理の質を考慮し、判断することが重要です。
迷った場合は、専門家のアドバイスを求めるのが賢明でしょう。
レンガ外壁修理に関するよくある質問
レンガ外壁の修理について、多くの方が疑問を抱えています。
ここでは、よくある質問と回答を紹介します。
レンガ外壁のメンテナンスや修理の検討に役立ててください。
【Q1】レンガ外壁の寿命はどのくらい?
レンガ外壁は耐久性の高い外装材として知られています。
適切なメンテナンスを行えば、50年以上の寿命を期待できるでしょう。
ただし、実際の寿命はさまざまな要因に左右されます。
海沿いの塩害地域では劣化が早まる傾向があったり、初期の施工品質が低い場合は想定よりも早く修理が必要になることもあるでしょう。
年に1~2回程度、外壁の状態をチェックし、小さな問題があれば早めに対処することをおすすめします。
専門家による定期点検を利用するのも一案です。
【Q2】レンガ外壁の修理を業者に依頼する際の注意点は?
レンガ外壁の修理を業者に依頼する際は、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
少なくとも3社以上から見積もりを取り、内容を比較検討しましょう。
業者選びの際は実績や評判を確認することが大切です。
過去の施工例や顧客の評価を確認し、信頼できる業者を選びましょう。
見積書には修理箇所や使用材料、工期などの詳細が記載されているか確認し、保証内容やアフターフォローがしっかりしているかどうかも細かくチェックすることが大切です。
業者選びの際は、レンガ外壁の修理に特化した専門業者を選ぶのが望ましいでしょう。
経験豊富な業者なら、適切な修理方法の提案や、将来的なメンテナンス計画の助言も期待できます。
【Q3】レンガ外壁の修理に使える補助金はある?
レンガ外壁の修理に活用できる補助金制度は、自治体によって異なります。
一般的な住宅リフォーム補助金の対象となる場合もあれば、耐震改修や省エネ改修に関連した補助金が適用できるケースもあります。
補助金制度は条件や申請期間が限定されている場合が多いため、事前に詳細な確認が必要です。
自治体の窓口や公式ウェブサイトで、確実に情報を入手しましょう。
経験豊富な業者なら、利用可能な補助金制度について情報提供してくれる可能性があります。
まとめ
レンガ外壁の修理は、住宅の美観と耐久性を維持する上で重要です。
修理の必要性を示すサインを理解し、適切なタイミングで対応することが大切です。
費用面では、修理の規模や方法によって大きく異なるため、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
DIYでの修理も一部可能ですが、安全性と品質を考慮し、専門家に依頼するのが賢明です。
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住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。
実績例
物件名 | 総戸数 | |
---|---|---|
三田エリア | ルナ三田フラワータウン | 60 |
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 | 82 | |
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア | 108 | |
ルナ三田ひばりが丘 | 149 | |
神戸エリア | パークヒル神戸小倉台 | 75 |
ルナ藤原台中町パークフロント | 82 | |
ルナ上津台 | 81 | |
ルナ北六甲116 クルムの街 | 116 | |
西神戸・ 阪神エリア |
ルナ西神中央 | 97 |
ルナ塚口 | 52 | |
ルナ昆陽池公園 | 51 | |
東大阪・ 北摂エリア |
ルナ南摂津 | 80 |
ルナ加納 | 71 | |
ルナ山本 | 57 | |
大阪市内・ 南大阪エリア |
ルナタウン島屋 | 55 |
ルナ城山公園 | 52 | |
ルナ東百舌鳥 | 109 | |
ルナ原山台 | 46 | |
京都エリア | ルナシティ同志社山手 | 237 |
街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。
商号 |
株式会社 創建 |
---|---|
創立 |
昭和58年3月1日 |
設立 |
昭和61年9月4日 |
資本金 |
8,000万円 |
代表者 |
代表取締役会長 吉村 孝文 代表取締役社長 吉村 卓也 |
執行役員一覧 |
執行役員 大下 憲二 執行役員 岡本 賢二郎 |
本社所在地 |
〒541-0047 |
東京支店所在地 |
〒101-0041 |
売上高 |
151.3億円(令和5年5月期) |
従業員数 |
従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期) |
事業内容 |
建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/ |
大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます
ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。
本社所在地
本社所在地 |
〒541-0047 |
---|
施工エリア
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外壁塗装の参考文献
- 住宅リフォーム推進協議会
https://www.j-reform.com - 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
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https://www.nittoso.or.jp - 一般社団法人外壁塗装協会
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