【要注意】外壁塗装業者の「手抜き工事」の手口と対策を徹底解説
外壁塗装は住宅の美観と耐久性を維持する重要な工事です。
しかし、一部の業者による手抜き工事が問題となっています。
この記事では、よくある手抜きの手口と、見抜くポイント、対策方法を詳しく解説します。
適切な知識を身につけ、安心して外壁塗装を依頼できるよう、ぜひ最後までお読みください。
Contents
外壁塗装の手抜き工事とは?よくある手口を解説
外壁塗装の手抜き工事は、コストや時間を削減するために、本来行うべき作業を省略したり、品質を落としたりする行為です。
外壁の耐久性や美観が損なわれ、早期の劣化につながる恐れがあります。
- 【1】塗料の希釈率を上げる
- 【2】塗装回数を減らす
- 【3】下地処理を省略
- 【4】安価な塗料への無断変更
- 【5】工期短縮による乾燥不足
- 【6】養生不足による汚損
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
【1】塗料の希釈率を上げる
塗料に水やシンナーを多く混ぜて量を増やす手法です。
本来の塗料の性能が発揮されず、早期劣化の原因となります。
正規の希釈率は塗料缶に記載されているので、必ず確認しましょう。
一般的な外装用塗料の希釈率は5~10%程度です。
希釈率が高すぎると、塗膜の強度が低下し、耐候性や防水性が損なわれる可能性があります。
【2】塗装回数を減らす
塗装回数を減らすのは、耐久性を大幅に低下させる悪質な手法です。
通常、下塗り1回、中塗り1回、上塗り1回の計3回が標準的です。
規定の塗装回数を守らず、1回で済ませると、さまざまな問題が生じる可能性があります。
2回塗りの場合もありますが、必ず事前に確認が必要です。
適切な回数の塗装を行うことで、長持ちする仕上がりを実現できます。
【3】下地処理を省略
古い塗膜やサビ、カビなどの除去を怠る手法です。
下地処理を省略すると、塗装の質を大きく落とすことになります。
新しい塗料の密着性が悪くなり、早期剥離の原因にもなります。
高圧洗浄やケレン作業などの下地処理は塗装工程の中で最も重要な工程の一つです。
適切な下地処理を行わず、新しい塗料を塗ると、塗料の密着不良や剥がれ、雨漏りなどの深刻な問題につながる可能性があります。
適切な下地処理は、塗装の仕上がりと耐久性を左右する重要な工程です。
省略せずに、正しく行うことで、美しく長持ちする塗装が実現できるでしょう。
【4】安価な塗料への無断変更
見積もり時の高品質塗料から低料金な塗料に無断で変更する手法があります。
塗料の品質変化を招き、耐久性や仕上がりに悪影響を及ぼします。
契約書や見積書に塗料名や製品番号を明記してもらうことが重要です。
低料金な塗料は耐候性や耐久性が劣る場合が多く、早期の再塗装が必要となる可能性があります。
【5】工期短縮による乾燥不足
塗料の乾燥時間を十分に取らずに次の工程に進むと、仕上がりの質が低下します。
塗膜の密着性が低下し、早期剥離や色むらの原因となるでしょう。
塗料の種類や気温・湿度によって適切な乾燥時間が異なるので注意が必要です。
乾燥不足は塗膜の強度低下や塗り重ねの際のシワ、ムラの発生などのトラブルにつながります。
【6】養生不足による汚損
窓や玄関、植栽などの養生を省略または不十分に行うと、塗料が付着して取れなくなり、トラブルの原因になります。
養生には時間とコストがかかるため、手抜きの対象になりやすい工程です。
適切な養生を行わないと、ガラスや金属部分、植物などに塗料が付着し、美観を損ねるだけでなく、除去に多大な労力と費用がかかる場合があります。
悪質な手法を避けるため、信頼できる業者を選び、工事の各段階で、確認を行うことが大切です。
外壁塗装の手抜き工事を見抜くポイント
手抜き工事を防ぐには、施主自身が注意深く工事を見守ることが重要です。
手抜き工事を見抜くための具体的なポイントを紹介します。
チェック項目を押さえることで、より安心して外壁塗装を依頼できるでしょう。
【ポイント1】作業工程をしっかりチェック
事前に作業工程表を確認し、実際の作業と照らし合わせることが大切です。
各工程にかかる時間が極端に短い場合は要注意です。
特に下地処理や乾燥時間は重要なので、時間をかけているか確認しましょう。
工程表と実際の作業に大きな差異がある場合は、業者に説明を求めましょう。
納得のいく回答が得られない場合は注意が必要です。
【ポイント2】使用塗料を確認する
実際に使用している塗料が契約時のものと同じか確認しましょう。
塗料缶のラベルや空き缶をチェックするのが確実です。
業者に説明を求め、不明点はその場で解消しましょう。
塗料の品質は外壁塗装の耐久性に直結するため、契約通りの塗料が使用されているか、確認しましょう。
【ポイント3】作業中の様子を細かく観察
作業員の動きや使用している道具をよく観察することで、手抜き工事の兆候を見抜くことができます。
不自然に早い作業や、必要な道具が使われていない場合は要注意です。
疑問に感じたら、その場で業者に質問しましょう。
プロの作業は丁寧かつ効率的です。
外壁塗装の手抜き工事を見抜くには、施主側の知識と注意深い観察が欠かせません。
外壁塗装の手抜き工事から家を守る対策方法
外壁塗装の手抜き工事を未然に防ぐには、適切な業者選びと契約内容の確認が重要です。
手抜き工事から家を守るための具体的な対策方法を紹介します。
対策方法を実践することで、安心して依頼できるでしょう。
信頼できる業者選びが重要
複数の業者から見積もりを取り、内容を比較検討しましょう。
口コミや実績、資格の有無などを総合的に判断して業者を選ぶことが大切です。
極端に安い見積もりには要注意です。
信頼できる業者は、詳細な見積書を提示し、工事内容や使用する材料について丁寧に説明してくれます。
施工実績や過去の顧客の声なども積極的に開示してくれるでしょう。
契約書・見積書の作成を依頼
使用する塗料の種類や回数、作業工程などを具体的に記載してもらうことが重要です。
曖昧な表現や省略がある場合は、必ず確認と追記を求めましょう。
契約書は必ず保管しておきましょう。
詳細な契約書があれば、万が一のトラブル時にも証拠として活用できます。
特に、使用する塗料の銘柄や塗装回数、保証内容などは必ず明記してもらいましょう。
第三者による中間検査の実施
工事の途中で、第三者機関による中間検査を実施することも効果的です。
専門家の目で手抜き工事がないかチェックしてもらえます。
中間検査には費用が発生し、すべての住宅で必須というものではありません。
実施することで、工事の品質を客観的に評価でき、業者側も緊張感を持って作業に臨めます。
外壁塗装業者の中には、第三者機関による保証をオプションで提供しているところもあります。
なお、創建ペイントでは外壁塗装のオプションとして、第三者機関による保証を付けることも可能です。
保険会社の検査員が塗装完工後に立ち会い検査を行います。
詳しくはこちらをご覧ください。
外壁塗装の手抜き工事に関するよくある質問
外壁塗装の手抜き工事について、多くの方が疑問や不安を抱えています。
よくある質問と回答を紹介します。情報を参考に、安心して外壁塗装を依頼できるようにしましょう。
【Q1】手抜き工事を受けてしまった場合、どう対処すればいいですか?
まずは業者に証拠を示して改善を求めましょう。
改善されない場合は、消費生活センターや弁護士に相談するのがおすすめです。
相談時に状況を詳しく説明し、アドバイスを求めましょう。
契約書や見積書、作業中の写真などの証拠を整理しておくとよいでしょう。
工事の様子を写真や動画で記録しておくと、トラブル解決の際に有利です。
【Q2】外壁塗装の価格が安いのは、必ず手抜き工事なのでしょうか?
必ずしもそうとは限りませんが、適正料金よりも極端に安い場合は要注意です。
安さの理由を具体的に説明してもらい、使用する塗料や作業内容をしっかり確認することが大切です。
技術力の高い職人を多く抱えていたり、キャンペーンや時期による割引などがあれば、安くなるケースもあります。
正当な理由なく極端に安い見積もりは、何らかの手抜きや品質低下の可能性があるため、慎重に検討しましょう。
適切な価格で高品質な外壁塗装を行うためには、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。
安さだけでなく、品質と信頼性のバランスを考慮して業者を選びましょう。
十分な情報収集と慎重な判断が必要です。
【Q3】外壁塗装の手抜き工事を防ぐための公的な制度はありますか?
外壁塗装の手抜き工事を完全に防ぐための特定の公的制度はありません。
しかし、法律や制度が手抜き工事の防止や対策に役立つ可能性があります。
例えば、次のような制度が活用できるかもしれません。
制度・法律名 | 概要 | 効果 |
---|---|---|
建設業法 | 建設業者に適切な施工や契約の履行を義務付け | 違反した場合は行政処分の対象となる |
住宅瑕疵担保履行法 | 新築住宅の構造耐力上主要な部分や雨水浸入防止部分の瑕疵に対する保証を義務付け | 新築住宅の品質保証を確保 |
建築士による工事監理 | 大規模な改修工事の場合、建築士による工事監理が必要 | 適切な施工を確保する一助となる |
確認申請制度 | 大規模な改修工事の場合、確認申請が必要 | 法令適合性のチェックが行われる |
クーリングオフ制度 | 訪問販売や電話勧誘で契約した場合、8日以内なら契約解除可能 | 不適切な勧誘から消費者を保護する |
建設業法による規制や、住宅リフォーム事業者団体登録制度などを活用する方法もあります。
手抜き工事を完全に防ぐことは難しいため、施主自身が知識を持ち、注意深く工事を見守ることが重要です。
不安な場合は、専門家によるアドバイスを受けるのも一つの手段です。
制度を利用しつつ、自身でも積極的に情報収集と確認を行いましょう。
まとめ
外壁塗装の手抜き工事は、家の耐久性や美観に大きな影響を与える深刻な問題です。
しかし、適切な知識と対策があれば、十分に防ぐことができます。
信頼できる業者を選び、契約内容を確認し、工事中も注意深く観察することが重要です。
疑問点があれば遠慮なく業者に質問し、必要に応じて専門家のアドバイスを求めましょう。
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一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。
実績例
物件名 | 総戸数 | |
---|---|---|
三田エリア | ルナ三田フラワータウン | 60 |
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 | 82 | |
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア | 108 | |
ルナ三田ひばりが丘 | 149 | |
神戸エリア | パークヒル神戸小倉台 | 75 |
ルナ藤原台中町パークフロント | 82 | |
ルナ上津台 | 81 | |
ルナ北六甲116 クルムの街 | 116 | |
西神戸・ 阪神エリア |
ルナ西神中央 | 97 |
ルナ塚口 | 52 | |
ルナ昆陽池公園 | 51 | |
東大阪・ 北摂エリア |
ルナ南摂津 | 80 |
ルナ加納 | 71 | |
ルナ山本 | 57 | |
大阪市内・ 南大阪エリア |
ルナタウン島屋 | 55 |
ルナ城山公園 | 52 | |
ルナ東百舌鳥 | 109 | |
ルナ原山台 | 46 | |
京都エリア | ルナシティ同志社山手 | 237 |
街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。
商号 |
株式会社 創建 |
---|---|
創立 |
昭和58年3月1日 |
設立 |
昭和61年9月4日 |
資本金 |
8,000万円 |
代表者 |
代表取締役会長 吉村 孝文 代表取締役社長 吉村 卓也 |
執行役員一覧 |
執行役員 大下 憲二 執行役員 岡本 賢二郎 |
本社所在地 |
〒541-0047 |
東京支店所在地 |
〒101-0041 |
売上高 |
151.3億円(令和5年5月期) |
従業員数 |
従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期) |
事業内容 |
建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/ |
大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます
ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。
本社所在地
本社所在地 |
〒541-0047 |
---|
施工エリア
※別途、交通費が発生する場合があります。
- 大阪
-
岸和田市
豊中市
池田市
吹田市
泉大津市
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西宮市
洲本市
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加東市
たつの市
市川町
- 京都
-
福知山市
舞鶴市
綾部市
宇治市
宮津市
亀岡市
城陽市
向日市
長岡京市
八幡市
京田辺市
京丹後市
南丹市
木津川市
- 奈良
-
大和高田市
大和郡山市
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-
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岩出市
外壁塗装の参考文献
- 住宅リフォーム推進協議会
https://www.j-reform.com - 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
https://www.chord.or.jp/index.html?red_param=220106 - 一般社団法人日本塗装工業会
https://www.nittoso.or.jp - 一般社団法人外壁塗装協会
https://tosouginoushi.com