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スレート屋根とは?特徴から塗装費用まで総解説

更新日2023年11月30日

屋根の上にそびえる静かな守り手、スレート屋根。軽くて丈夫で、雨風から家を守る大切な箇所です。
しかし、スレート屋根の特徴や選び方、メンテナンスの必要性についてはあまり知られていません。

そこで本記事では、スレート屋根の基礎知識からメリット・デメリット、メンテナンスのポイント、塗り替えの費用相場に至るまで詳しく解説します。
適切なメンテナンスにより、屋根の寿命を延ばすことが可能なため、ぜひ最後までお読みください。

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この記事の監修者
創建ペイント
相見 忠明
・ガス可とう管接続工事監督者
・一級建築物石綿含有建材調査者
・第二種電気工事士

職人として9年間、建築現場作業に就き、大手アウトソーシング会社にて5年間のメンテナンス業務を経て、内装に関する資格を習得し、現場管理兼職人として内装・リフォームの知識と経験を深める。
株式会社創建に入社後、外壁塗装に従事し、現在は、創建ペイントの全ての物件の外壁塗装の現場管理を担当しています。

スレート屋根の基本知識と特徴

耐久性と経済性に優れるスレート屋根は、多くの建物に採用されています。
ここでは、スレート屋根の基礎知識や種類、特徴について詳しく説明します。

種類 素材 特徴
天然スレート 天然の粘板岩 ・独特の風合い
・防火性や防水性に優れる
・高級感や重厚感を演出
・希少性が高い
化粧スレート
※人工スレート
セメントと繊維素材 ・コストが安い
・様々な色や形状に加工可能
・施工できる専門業者が多い
・工事費が安い

【1】スレート屋根とは

建築材料としてのスレートは粘板岩を薄く加工したもので、屋根材として使用され、耐久性と美しい外観が魅力です。
天然岩石を使用することで、自然環境に優しく、地球資源を活かしたサステナブルな選択肢としても注目されます。

スレート屋根は熱伝導率が低いため、断熱効果も期待でき、夏は涼しく冬は暖かくなります。
また、耐火性にも優れており、火災リスクがある地域での使用にも適しています。

【2】スレート屋根の種類

スレート屋根には、主に天然スレートと化粧スレートの2種類があります。
天然スレートはその名の通り、自然の粘板岩を素材としており、独特の風合いが特徴です。

一方、化粧スレートは人工スレートとも呼ばれ、セメントに繊維素材を混ぜ合わせ薄い板状に加工して作られます。
天然スレートに比べてコストを抑えつつ、様々な色や形状に加工できるため、幅広いデザインのニーズに応えることが可能です。

どちらのタイプもそれぞれにメリットがあり、建物の用途や地域の気候、予算などに応じて選ばれます。

【3】スレート屋根の特徴

スレート屋根の特徴は以下の4つです。

スレート屋根は軽量であるため、地震の際の建物への負担を軽減し、耐震性を高める効果が期待されます。
また、初期コストを抑えられるコストパフォーマンスの高さや、定期的なメンテナンスを行うことで屋根としての機能が長持ちしやすくなるのです。

そして、施工可能な業者が多いため、選択肢が豊富です。
デザイン性も高いため、多くの建物で採用されています。

スレート屋根のメリットとデメリット

スレート屋根は多くの建物で採用されている屋根材ですが、メリットとデメリットを理解することが大切です。
以下で、スレート屋根のメリットとデメリット、そして注意すべきポイントを解説します。

メリット ・軽量
・安価で購入可能
・施工業者が多い
デメリット ・割れやすい
・コケやカビの発生
・メンテナンスが必要
注意点 ・2004年以前に建てられた建物は、アスベストを含む可能性あり

【ポイント1】スレート屋根のメリット

スレート屋根最大のメリットは軽量性です。
軽い屋根材は建物への負担を減らし、自然災害時の安全性を高める効果が期待できます。

また、経済的な観点からも魅力的で、比較的安価に購入可能です。
施工業者が多く、施主のニーズに合ったサービスが受けやすい点もメリットです。

このような理由から、スレート屋根は多くの住宅の屋根材として広く選ばれています。

【ポイント2】スレート屋根のデメリット

しかし、スレート屋根にはいくつかのデメリットも存在します。
スレート屋根のデメリットとしては、割れやすさやコケ、カビの発生があげられます。
また、塗装が剥げてくると耐久性や防水性に課題がある
ため、定期的なメンテナンスや塗装が必要です。

【ポイント3】スレート屋根における「アスベスト問題」とは?

過去には、化粧スレート屋根にアスベストが使用されていたことがあります。
アスベストは健康に悪影響を及ぼすため、現在はその製造や使用が禁止されています。

しかし、2004年以前に建てられた建物では、アスベストを含む可能性があることに注意すべきです。
即座に撤去する必要はありませんが、2004年当時から時間が経過していることを考慮すると、そろそろメンテナンスを検討するタイミングかもしれません。
アスベスト問題を含め、スレート屋根のメンテナンスは、専門家に相談しながら適切に行うことが望ましいでしょう。

スレート屋根のメンテナンス総まとめ

見た目と実用性を兼ね備えたスレート屋根ですが、適切なメンテナンスが不可欠です。
耐用年数、メンテナンスの必要性、具体的な方法について詳しく解説します。

【1】スレート屋根の耐用年数は?

スレート屋根はその耐久性から、多くの住宅で採用されています。
通常、スレート屋根の耐用年数は約15〜30年とされていますが、適切なケアでより長く機能を保つことができます。

日本のような四季の変化が激しい地域では、気候の変動による影響を受けやすいため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
塗装の更新やひび割れの修理など、屋根の状態を常にチェックすることが大切です。

【2】メンテナンスの必要性は?

スレート屋根は、耐震性や価格の面では優れていますが、防水性に弱点があります。
時間と共にひび割れや反りが生じる可能性があり、最悪の場合、雨漏りなどの深刻な問題を引き起こす原因となります

表面を保護し、劣化を防ぐためにも、定期的な塗り替えが不可欠です。
塗り替えを行うことで、屋根材の寿命を延ばし、住宅全体の安全性を高めることが可能です。

また、定期的なメンテナンスは、将来的に発生するかもしれない大規模な修理コストを抑えることにも繋がります。

【3】メンテナンスの方法は?

スレート屋根のメンテナンス方法としては、塗り替えが一般的です。
塗り替えは、新たな保護層を形成し、紫外線や雨水によるダメージから屋根材を守ります。
塗装には防藻・防カビ効果のあるものを選ぶことで、コケやカビの発生を抑制することが可能です。

劣化が見つかった場合には、専門業者による点検や修理、塗り替えをおすすめします。
劣化症状を放置すると、大きなトラブルに発展する恐れがあるため、定期的な点検と迅速な対応が求められます。

スレート屋根の選び方&施工はどうすべき?

スレート屋根は人気の屋根材ですが、正しい知識を持って選び、施工することが重要です。
以下では、スレート屋根の選び方から施工時のポイント、さらには施工後のメンテナンスについて、詳しく解説していきます。

【1】スレート屋根の選び方

スレート屋根は、耐震性やコストパフォーマンスの高さが魅力ですが、選ぶ際にはいくつかのポイントを押さえておくべきです。
まず、天然スレートと化粧スレートの違いを理解し、それぞれの特性を考慮することが大切です。
天然スレートは自然の粘板岩を使用しているため、独特の質感があり、風合いを重視する場合に適しています。
一方、化粧スレートはセメントと繊維素材を混ぜた人工的なもので、色や形状のバリエーションが豊富で、コストを抑えたい場合に選ばれます。

地域の気候条件や建物の構造に合った屋根材を選ぶことも、後々のトラブルを避けるためには欠かせません。
耐用年数やメンテナンスの容易さも考慮に入れ、自宅に最適なスレート屋根を選びましょう。

【2】施工時の注意点

スレート屋根の施工にあたっては、専門的な技術と経験が求められます。
施工を依頼する業者選びは慎重に行い、その業者が過去に行った施工例や実績を確認することが重要です。
また、スレート屋根は割れやすい材質であるため、取り扱いには細心の注意が必要となります。

施工時には、適切な下地作りと正確な取り付けが施されているかを確認し、不備があれば速やかに指摘することも大切です。
施工業者とのコミュニケーションを密に取り、工事の進捗状況を把握することで、完成後のトラブルを未然に防ぐことができます。

【3】施工後のメンテナンスも任せられる業者に依頼しよう

スレート屋根の施工が完了した後も、定期的なメンテナンスが必要です。
そのため、施工だけでなくアフターサービスも充実している業者を選ぶことが望ましいです。

耐用年数を延ばし、屋根の美観を保つためには、ひび割れや反り、コケやカビの発生を防ぐ塗装メンテナンスが欠かせません。
施工業者が定期的な点検やメンテナンスを行ってくれるかどうかを事前に確認しましょう。

スレート屋根に関するよくある質問と回答

スレート屋根のメンテナンス頻度や塗り替えの費用相場など、よくある疑問について解説します。
より良い屋根選びやメンテナンスの参考にしてください。

【Q】スレート屋根の塗り替え費用相場はどのくらいですか?

スレート屋根の塗り替え費用相場は50万円前後です。
しかし、塗料や足場代などにより費用は変動しますので、見積もりを取ることをおすすめします。

当社のホームページでは4つの質問に答えるだけでカラーシュミレーションや見積もりが簡単に確認できます。ぜひご利用ください。

【Q】スレート屋根のメンテナンスはどのくらいの頻度で必要ですか?何をしたら良いですか?

スレート屋根は、専門家によるメンテナンスをおすすめします。
目安として、5年ごとにひび割れなどのチェックを行い、5年から10年程度での塗り替えが推奨されます。

スレート屋根自体の耐用年数ではなく、塗料にも耐用年数があります。
塗料としての機能が低下してくる時期にあわせて塗り替えるのが効果的です。

メンテナンスを怠ると、屋根の寿命が短くなる原因となりますので、注意しましょう。

【Q】スレート屋根の施工を依頼する際の注意点は何ですか?

スレート屋根の施工を依頼する際は、経験豊富な業者を選ぶことが重要です。
屋根工事は家全体の安全と直結するため、信頼できる業者に任せましょう。
施工業者選びでは、施工例や口コミ、保証内容を確認し、質の高いサービスを提供しているか確認してください。

また、施工後のアフターサービスや、定期的なメンテナンスも同一業者に依頼できるかも大切なチェックポイントです。
適切な業者選びは、スレート屋根の長期的な性能維持に不可欠な要素と言えるでしょう。

まとめ

スレート屋根は軽量で耐震性に優れ、コストパフォーマンスに優れていることから多くの建物で使用されています。
しかし、スレート屋根は耐久性や防水性が低めというデメリットがあるため、適切な塗装メンテナンスを定期的に行うことが重要です。

また、2004年以前の建物ではアスベストに注意すべきですが、即時の撤去ではなく、業者に依頼して点検やメンテナンスを行うことをおすすめします。

外壁塗装に関するご相談は、ぜひ「創建ペイント」までお気軽にご連絡ください。

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創建ペイント事務局

創建ペイントは、創建グループの「創建」「小林住宅」が培ってきたハイレベルな施工品質による外壁や屋根の塗装工事を行う外壁塗装専門の事業です。
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本コラムは創建ペイントが運営する外壁塗装に関するお役立ちコラムです。

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1983年創業、暮らしの
豊かさを追求しつづける
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住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。

創建供給実績
10,000戸超

※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
物件名 総戸数
三田エリア ルナ三田フラワータウン 60
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 82
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
ルナ三田ひばりが丘 149
神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
ルナ北六甲116 クルムの街 116
西神戸・ 
阪神エリア
ルナ西神中央 97
ルナ塚口 52
ルナ昆陽池公園 51
東大阪・ 
北摂エリア
ルナ南摂津 80
ルナ加納 71
ルナ山本 57
大阪市内・ 
南大阪エリア
ルナタウン島屋 55
ルナ城山公園 52
ルナ東百舌鳥 109
ルナ原山台 46
京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます

ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

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施工エリア

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外壁塗装の参考文献