見落としがちな外壁塗装の塗り残し!チェックポイントと発見時の対応を解説
外壁塗装の塗り残しは、意外と見落としがちな問題ですが、家の見た目や長持ちする度合いに大きく影響する可能性があります。
この記事では、塗り残しが起こる主な原因と、どんな影響があるのかをわかりやすく説明していきます。
塗り残しをチェックするコツや、見つけたときの対処法、塗り残しを防ぐ方法についても見ていきましょう。
外壁塗装を考えている方はもちろん、塗装を済ませた方にも役立つ情報が満載です。ぜひ、参考にしてください。
Contents
外壁塗装の塗り残しはなぜ起こる?主な原因と影響
外壁塗装の塗り残しは、様々な要因が複雑に絡み合って発生します。
主な原因と影響について、詳しく見ていきましょう。
塗装業者の技術不足や不注意が原因
経験の浅い作業員や、慎重さを欠いた施工は、塗り残しのリスクを高めます。
特に、複雑な形状を持つ部分や、目につきにくい場所では、塗り残しが起こりやすいです。
このような箇所では、丁寧な作業と細心の注意が求められます。
塗り残しは単に見た目の問題だけではありません。
外壁の一部が適切に塗装されていないことで、その部分だけでなく、建物全体の劣化が早まる可能性があります。
天候や環境の影響で塗り残しが発生
悪天候下での作業は、塗り残しが起きやすくなってしまいます。
例えば、雨天や強風の日に塗装作業を行うと、塗料が均一に塗布されず、塗料がムラになったり、塗り残しが生じやすくなります。
高温多湿の日でも塗料の乾燥速度が変化し、うまく塗れないことがあるのです。
建物の構造上、常に日陰になる部分や日当たりの悪い場所も塗り残しやすいです。
このような環境要因による塗り残しは、塗膜の耐久性に直接的な影響を与える可能性があるため、特に注意が必要です。
塗料の種類や塗装方法による塗り残し
塗料の粘度や乾燥速度が適切でない場合、均一な塗布が難しくなり、塗り残しのリスクが高まります。
例えば、粘度が高すぎる塗料を使用すると、塗り伸ばしが難しくなり、塗り残しが発生しやすいです。
逆に、粘度が低すぎる場合は、塗料が流れやすくなり、均一な塗膜を形成しにくくなる可能性があります。
塗装方法によっても塗り残しの発生頻度は変わってきます。
ローラー塗装では細かい部分や角などの塗装が難しいため、吹き付け塗装よりもローラー塗装の方が塗り残しが起こりやすいのが一般的です。
適切な塗料の選択と、状況に応じた最適な塗装方法の選定が、塗り残しを防ぐ上で非常に重要となります。
見落としがちな外壁塗装の塗り残しチェックポイント
外壁塗装の塗り残しは、一見気づきにくい場所に発生することが多く、見落としやすい問題です。
しかし、塗り残しを放置すると、建物の美観を損なうだけでなく、外壁の劣化を早める原因にもなります。
ここでは、見落としがちな塗り残しのチェックポイントを詳しく解説していきます。
チェックポイント | 注意すべき箇所 | 塗り残しの影響 |
---|---|---|
軒下・出窓周り | 2階部分の軒下、出窓の上部・側面 | 美観の低下、雨水侵入のリスク増加 |
外壁の継ぎ目・凹凸部分 | サイディングの継ぎ目、角の部分 | 雨水侵入による劣化の早期進行 |
日陰部分・裏側 | 建物北側、ベランダ下、物置裏 | 湿気による劣化の加速 |
【チェック1】軒下や出窓周りの塗り残しに注意
軒下や出窓周りは見えにくく、作業員の目が行き届きにくいため注意が必要です。
特に2階部分の軒下は、地上から見上げても確認しづらいため、見落としやすい箇所となっています。
出窓の上部や側面も、複雑な形状のため塗り残しが起こりやすい部分です。
これらの場所の塗り残しは、建物の美観を損なうだけでなく、雨水の侵入口となる可能性もあります。
塗装完了後は必ずこれらの箇所を重点的にチェックすることが重要です。
【チェック2】外壁の継ぎ目や凹凸部分をチェック
サイディングの継ぎ目や外壁の凹凸部分は、塗料が均一に塗布されにくいので、特に注意が必要です。
特に目地部分や角の部分は、塗装作業が難しく、塗り残しが発生しやすい傾向にあるため、入念にチェックしましょう。
外壁の継ぎ目や凹凸部分の塗り残しは、単に見た目の問題だけではありません。
雨水が溜まりやすく、塗り残しがあると雨水の侵入を招く恐れがあります。
結果として、外壁の劣化を早める原因となる可能性があるのです。
【チェック3】日陰になる部分や裏側のチェック
建物の北側や、常に日陰になる部分は、作業員の目が行き届きにくいため、塗り残されやすい場所です。
ベランダの下や物置の裏側なども、見落としがちです。
普段目につきにくい場所のため、塗装作業時にも注意が行き届きにくくなります。
日陰になる部分や裏側は、湿気がたまりやすい環境です。
塗り残しがあると、外壁の劣化が早まる可能性が高くなります。
塗装完了後は、こうした見落としがちな箇所も必ず確認するようにしましょう。
塗り残しを発見した場合の対応方法
外壁塗装の塗り残しを発見した場合、適切な対応が求められます。
放置すれば建物の美観を損なうだけでなく、外壁の劣化を早める原因にもなりかねません。
ここでは、塗り残しを発見した際の対応方法について、詳しく解説していきます。
- 【対応1】施工業者への連絡と補修の依頼
- 【対応2】DIYでの補修方法と注意点
- 【対応3】塗り残し箇所の経過観察と定期点検
【対応1】施工業者への連絡と補修の依頼
速やかに施工業者に連絡し、状況を説明した上で補修を依頼することが重要です。
保証期間内であれば無償で対応してくれるケースが多いです。
施工業者は、使用した塗料や塗装方法を熟知しているため、最適な補修を行うことができます。
補修の際は、周囲との色むらが出ないよう注意が必要です。
特に時間が経過してからの補修の場合、既存の塗装部分と新しく塗る部分で色味に差が出る可能性があります。
この点についても、施工業者と十分に相談しながら進めることが大切です。
【対応2】DIYでの補修方法と注意点
DIYで補修する際は、同じ塗料を使用し、周囲とのなじみを十分に考慮しながら作業を進めることが重要です。
補修作業を行う前に、塗り残し箇所をよく洗浄し、乾燥させます。
その後、同じ塗料を使用して慎重に塗り重ねていきます。
塗料が完全に乾いた後、周囲とのなじみを確認し、必要に応じて再度塗り重ねるなどの調整を行いましょう。
ただし、高所作業や大規模な補修は危険を伴うため、避けるべきです。
また、不適切な補修は逆に目立ってしまう可能性もあるため、自信がない場合は専門家に依頼することをおすすめします。
【対応3】塗り残し箇所の経過観察と定期点検
補修箇所は特に注意深く観察し、問題がないか確認することが重要です。
塗り残し箇所は、元々適切に塗装されていなかった部分であるため、劣化が早まる可能性があります。
他の箇所よりも頻繁に点検を行い、変色や剥がれなどの異常がないか確認しておきましょう。
必要に応じて、専門家による点検を依頼するのも良い方法です。
プロの目で見ることで、素人では気づきにくい問題も早期に発見できる可能性があります。
定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、建物の美観と耐久性を長く保つことができるでしょう。
塗り残しを防ぐための対策と注意点
外壁塗装の塗り残しは、適切な対策を講じることで防ぐことができます。
塗り残しを未然に防ぐことは、建物の美観を保ち、外壁の耐久性を高める上で非常に重要です。
塗り残しを防ぐための対策と注意点について、詳しく解説していきます。
信頼できる業者選びが重要
実績や評判のある業者を選ぶことで、塗り残しのリスクを大幅に低減することができます。
業者選びの際は、過去の施工実績や顧客からの評判を十分に調査することが重要です。
見積もり時の現場確認や説明の丁寧さも、業者の信頼性を判断する上で重要なポイントとなります。
複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
単に価格だけでなく、使用する塗料の品質や施工方法、アフターケアの内容なども含めて総合的に判断することが大切です。
施工中の立ち会いとコミュニケーション
施工中に気になる点や疑問点があれば、その場で業者に伝え、コミュニケーションを取ることが塗り残しを防ぐ上で非常に効果的です。
立ち会いの際は、特に見落としやすい箇所や複雑な形状の部分に注目します。
また、塗装の進捗状況を随時確認することで、塗り残しを早期に発見し、対処することができます。
ただし、作業の邪魔にならないよう配慮することも大切です。
業者との良好な関係を保ちながら、適度なコミュニケーションを取ることが理想的です。
完了検査時のチェックポイント
完了検査時は、細部まで丁寧にチェックすることが非常に重要です。
特に見落としやすく、重点的に確認したい箇所は以下のような部分があります。
- 軒下や出窓周り
- 外壁の継ぎ目や凹凸部分
- 日陰になる部分や裏側
必要に応じて脚立を使用し、高所もしっかりと確認することが大切です。
検査中に不安な点や疑問点があれば、遠慮せずに業者に質問してください。
納得いくまで確認することが、後々のトラブルを防ぐ上で重要です。
まとめ
外壁塗装の塗り残しは、見過ごしやすいけれど重大な問題です。
建物の美観を損なうだけでなく、長期的には耐久性にも影響を与える可能性があるため、定期的なチェックが欠かせません。
塗り残しを発見したら、すぐに対応することが重要です。
専門家に相談して適切な補修方法を選ぶようにしましょう。
創建ペイントでは、徹底したチェック体制と丁寧な施工で、塗り残しのリスクを最小限に抑えています。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
適切な施工で、美しく長持ちする外壁を実現できます。
供給実績10,000戸超の実績を誇る「創建ペイント」は、家づくりに携わってきた施工力や、現場の品質管理のノウハウを元に、「高品質なのに低価格」の外壁塗装・屋根塗装サービスを提供しています。
また、お客様に安心してサービスをご利用いただくための保証制度もご用意しており、「自社による塗膜保証10年」・「メーカーによるシーリング保証5年付帯」と、自社保証だけでは不安という方にも安心頂けるように、オプションで「第三者機関による瑕疵保証と塗膜保証」に変更することも可能です。
全国にわずか5社しかない国土交通大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険法人の2社と提携しており、「瑕疵保証の10年延長」や「補償限度額1,000万円」を実現していますので、万が一の際にも安心できる充実の保証体制です。
大切なお住まいに関するお悩みや、修理・メンテナンスなどでお困りの際は、ぜひ「創建ペイント」まで、お気軽にご相談ください。
創建ペイントの公式サイトでは、見積もりやカラーシミュレーションを無料で試すこともできます。
費用について心配な方も、是非参考にしていただければ幸いです。
自宅の写真でカラーシミュレーションできる無料サービスも、ぜひご利用ください。
関連コラム
-
ウッドデッキ塗装は業者に依頼しましょう!ポイント&注意点まとめ2024.08.30
-
外壁塗装には何日くらい必要?短すぎる工期は危険?解説します2024.08.28
-
【屋根カバー工法】どんな工事?メリット&相場まで解説します2024.08.27
-
【ボンタイル塗装】外壁が変わる!特徴と施工の流れを解説します2024.08.26
-
屋根塗装の相場はいくら?目安~費用を抑える方法まで解説します2024.08.25
-
【屋根瓦】修理費用の相場は?どこに頼むべき?徹底解説2024.08.24
-
中古住宅は外壁塗装マスト!?塗装時期から費用まで徹底解説2024.08.23
-
【必見】低汚染塗料のメカニズムと長期的メリットを徹底解説2024.08.22
-
外壁塗装の塗布量を徹底解説!失敗しない計算方法と注意点2024.08.20
- 高品質・低価格な外壁塗装
- 保険会社の延長保証保険、
塗膜補償&自社保証のトリプル保証 - 創設75年以上×5万戸超の供給実績
お電話でのお問い合わせ
9:00~18:00
1983年創業、暮らしの
豊かさを追求しつづける
「創建」の供給実績。
創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。
実績例
物件名 | 総戸数 | |
---|---|---|
三田エリア | ルナ三田フラワータウン | 60 |
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 | 82 | |
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア | 108 | |
ルナ三田ひばりが丘 | 149 | |
神戸エリア | パークヒル神戸小倉台 | 75 |
ルナ藤原台中町パークフロント | 82 | |
ルナ上津台 | 81 | |
ルナ北六甲116 クルムの街 | 116 | |
西神戸・ 阪神エリア |
ルナ西神中央 | 97 |
ルナ塚口 | 52 | |
ルナ昆陽池公園 | 51 | |
東大阪・ 北摂エリア |
ルナ南摂津 | 80 |
ルナ加納 | 71 | |
ルナ山本 | 57 | |
大阪市内・ 南大阪エリア |
ルナタウン島屋 | 55 |
ルナ城山公園 | 52 | |
ルナ東百舌鳥 | 109 | |
ルナ原山台 | 46 | |
京都エリア | ルナシティ同志社山手 | 237 |
街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。
商号 |
株式会社 創建 |
---|---|
創立 |
昭和58年3月1日 |
設立 |
昭和61年9月4日 |
資本金 |
8,000万円 |
代表者 |
代表取締役会長 吉村 孝文 代表取締役社長 吉村 卓也 |
執行役員一覧 |
執行役員 大下 憲二 執行役員 岡本 賢二郎 |
本社所在地 |
〒541-0047 |
東京支店所在地 |
〒101-0041 |
売上高 |
151.3億円(令和5年5月期) |
従業員数 |
従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期) |
事業内容 |
建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/ |
大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます
ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。
本社所在地
本社所在地 |
〒541-0047 |
---|
施工エリア
※別途、交通費が発生する場合があります。
- 大阪
-
岸和田市
豊中市
池田市
吹田市
泉大津市
貝塚市
守口市
茨木市
泉佐野市
富田林市
寝屋川市
河内長野市
松原市
大東市
箕面市
柏原市
羽曳野市
門真市
摂津市
高石市
藤井寺市
泉南市
四條畷市
交野市
大阪狭山市
阪南市
- 兵庫
-
西宮市
洲本市
芦屋市
伊丹市
相生市
豊岡市
加古川市
赤穂市
西脇市
三木市
高砂市
小野市
加西市
篠山市
養父市
丹波市
南あわじ市
朝来市
淡路市
宍粟市
加東市
たつの市
市川町
- 京都
-
福知山市
舞鶴市
綾部市
宇治市
宮津市
亀岡市
城陽市
向日市
長岡京市
八幡市
京田辺市
京丹後市
南丹市
木津川市
- 奈良
-
大和高田市
大和郡山市
天理市
橿原市
桜井市
五條市
御所市
生駒市
香芝市
葛城市
宇陀市
下市町
- 和歌山
-
海南市
橋本市
有田市
御坊市
田辺市
新宮市
紀の川市
岩出市
外壁塗装の参考文献
- 住宅リフォーム推進協議会
https://www.j-reform.com - 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
https://www.chord.or.jp/index.html?red_param=220106 - 一般社団法人日本塗装工業会
https://www.nittoso.or.jp - 一般社団法人外壁塗装協会
https://tosouginoushi.com