【艶消し塗装】上品な佇まいを演出！シックな「大人の家づくり」徹底解説 | 大阪の外壁塗装業者なら創建ペイント(創ペン)

外壁塗装の新たなトレンドとして注目を集める「艶消し塗装」は、独特の質感と落ち着いた雰囲気は、多くの家主から支持を得ています。

この記事では、艶消し塗装の特徴や魅力、「大人の家づくり」におけるポイントを詳しく解説します。
艶消し塗装を活用することで、どのように上品で洗練された住まいを実現できるのか、具体的な方法とともにご紹介していきます。

この記事の監修者

創建ペイント
谷口 知史

・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

艶消し塗装って何？特徴と魅力を徹底解説！

艶消し塗装は、その名の通り光沢を抑えたマットな仕上がりが特徴の塗装方法です。
通常の塗料に艶消し剤を混ぜることで、独特の質感を生み出します。
艶消し塗装の基本的な特徴や魅力、種類と使い分けについて詳しく見ていきましょう。

艶消し塗装の基本的な特徴

艶消し塗装の最大の特徴は、光の反射を抑えた落ち着いた印象を作り出すことです。
外壁や内装、家具など幅広い用途で使用されており、近年の住宅デザインにおいて重要な役割を果たしています。

通常の塗料とは異なり、艶消し塗料は表面に微細な凹凸を作ることで光の乱反射を引き起こし、マットな質感を実現しています。
このため、艶消し塗装を施した面は、柔らかな印象を与えると同時に、深みのある色合いを表現することができるでしょう。

艶消し塗装の魅力とは？

艶消し塗装の最大の魅力は、上品で落ち着いた雰囲気を演出できることです。
光沢がないため、色の深みが増し、シックで大人っぽい印象を与えられます。

艶消し塗装には実用的なメリットもあります。
光の反射が少ないため、傷や汚れが目立ちにくくなることです。

特に外壁塗装において重要で、経年劣化による小さな傷や、雨跡などの汚れが目立ちにくくなるため、長期にわたって美しい外観を保つことができます。
艶消し塗装は光の反射が少なく、強い日差しの下でも眩しさを感じにくいため、目に優しいという特徴もあります。

艶消し塗装の種類と使い分け

艶消し塗装には、完全艶消し、半艶消し、微艶消しなど、いくつかの種類があります。
これらの艶消し塗装の種類を適切に選択し、組み合わせることで、より魅力的で個性的な空間を作り出すことができるでしょう。

艶消し塗装で作る「大人の家」のポイント

艶消し塗装を活用して「大人の家」を作るには、いくつかの重要なポイントがあります。
外壁や内装における艶消し塗装の効果的な使い方について見ていきましょう。

【ポイント1】外壁は落ち着いたトーンで統一

外壁に艶消し塗装を施す際は、グレー、ベージュ、ブラウンなどの落ち着いたトーンを選びましょう。
これらの色を基調とすることで、周囲の景観に自然に溶け込みつつ、上品な佇まいを演出することができます。

例えば、ダークグレーの艶消し塗装を外壁全体に施すことで、モダンでシックな印象を与えることができます。
また、ライトベージュの艶消し塗装は、温かみのある落ち着いた雰囲気を作り出すのに最適です。

色の選択は、周辺環境や建物の建築様式を考慮して行うことが重要です。
都会的な雰囲気を出したい場合はクールなグレー系を、自然に囲まれた環境ではアースカラーを選ぶなど、状況に応じて適切な色を選択しましょう。

【ポイント2】アクセントウォールで空間にメリハリを

全体を艶消しで統一すると、単調な印象になりがちです。
そこで、一部の壁を艶のある塗装やタイル貼りにするなど、アクセントを付けることをおすすめします。

例えば、外壁の大部分をライトグレーの艶消し塗装で仕上げつつ、玄関周りのみダークブラウンの艶ありタイルを使用するといった組み合わせが考えられます。
艶消しと艶ありのコントラストを付けることで、洗練された空間を作り出すことができるでしょう。

アクセントウォールの色や素材を変えることで、建物全体の印象を大きく変えることも可能です。
季節や好みに合わせて、アクセントウォールの色や素材を変更することで、新鮮な印象を与えられます。

【ポイント3】内装は素材感を活かした塗装を

内装における艶消し塗装は、木目や漆喰の質感を活かすのがポイントです。
特に和モダンな空間では、艶消しの壁と無垢材の家具を組み合わせることで、落ち着きのある大人の空間を完成させることができます。

例えば、リビングの壁を淡いグレーの艶消し塗装で仕上げ、無垢材の床や家具と組み合わせることで、上質でありながら温かみのある空間を作り出すことができるでしょう。
また、和室の壁を艶消しの白で塗装し、障子や畳と合わせることで、モダンな中にも日本の伝統的な要素を感じさせる空間デザインが可能です。

内装の艶消し塗装では、光の当たり方によって表情が変わる点も魅力の一つです。
自然光が差し込む窓際では柔らかな陰影が生まれ、照明を当てた際には独特の深みのある色合いが楽しめます。
このような光の変化を考慮しながら、空間全体のデザインを考えていくことが重要です。

艶消し塗装のメリット・デメリット

艶消し塗装には、独特の質感や雰囲気から多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。
艶消し塗装のメリットとデメリット、そしてデメリットへの対策について詳しく解説していきます。

艶消し塗装のメリット

艶消し塗装の主なメリットは、上品で落ち着いた雰囲気を演出できることです。
光の反射を抑えたマットな質感は、洗練された大人の空間を作り出すのにぴったりです。

艶消し塗装は傷や汚れが目立ちにくいという実用的なメリットもあります。
光の反射が少なく、表面の凹凸や色むらが目立ちにくくなるためです。
特に外壁塗装において、この特性は非常に有効です。雨跡や小さな傷など、時間の経過とともに避けられない劣化の兆候を目立たなくすることができます。

さらに、艶消し塗装は目に優しい環境作りにも最適です。
光の反射が少ないため、強い日差しの下でも眩しさを感じにくく、快適な視環境を提供します。
特に長時間過ごすリビングやワークスペースなどの内装に適しています。

艶消し塗装のデメリット

一方で、艶消し塗装にはいくつかのデメリットも存在します。
主なデメリットとしては、汚れが付着しやすく、拭き取りにくい場合があることです。

艶消し塗装の表面は微細な凹凸があるため、汚れが入り込みやすく、一度付着した汚れを完全に取り除くのが難しいケースもあります。
特に外壁や水回りの内装など、汚れの付着しやすい場所で問題になりやすいです。

塗り直しの際に色ムラが出やすいため、部分補修が難しいという点も挙げられます。
艶消し塗料は、塗り重ねた際の色の出方が通常の塗料と異なるため、部分的な補修を行うと、補修箇所と周囲の色に差が生じやすくなります。

さらに、艶消し塗装は通常の塗装よりもコストが高くなるケースがあります。
特殊な塗料を使用するため、材料費が高くなることに加え、均一な仕上がりを得るために高度な技術が必要です。そのため、施工費も高くなりがちです。

デメリットへの対策

デメリットに対しては、いくつかの対策を講じることができます。
汚れ対策としては、撥水性や防汚性のある艶消し塗料を選ぶことです。

特殊な艶消し塗料は、表面に撥水加工や防汚加工が施されているため、汚れが付着しにくく、付着しても拭き取りやすくなっています。
特に外壁や水回りなど、汚れの付着しやすい場所には、これらの塗料を使用することで、メンテナンス性を高めることができます。

塗り直しの際の色ムラ対策は、壁面全体の塗りなおしが効果的です。
部分補修ではなく全体を塗り直すことで、均一な仕上がりを得ることができます。
また、定期的なメンテナンスを行うことで、大規模な塗り直しの頻度を減らすことができます。

コストについては、長期的な視点で考えることが重要です。初期コストは高くなりますが、メンテナンス性や美観の持続性を考慮すると、長期的には費用対効果の高い選択肢となる可能性があります。
高品質な塗料を使用し、適切な施工を行うことで、塗り替えの頻度を減らし、長期的なコスト削減につなげましょう。

艶消し塗装に関するよくある質問

艶消し塗装について、多くの方が疑問に思う点があります。
ここでは、艶消し塗装に関するよくある質問と答えにお答えしていきます。

【Q1】艶消し塗装の耐久性はどのくらい？

艶消し塗装の耐久性は、通常の塗装と同程度で、一般的に5〜10年程度です。
ただし、耐久性は使用する塗料の品質や施工技術、さらには環境条件によって大きく変わってきます。

例えば、高品質な艶消し塗料を使用し、適切な施工技術で塗装を行えば、10年以上の耐久性を期待できる場合もあります。
一方で、過酷な環境条件（例：海沿いの塩害地域や強い日差しにさらされる南面の外壁）では、耐久性が短くなる可能性も。

定期的なメンテナンスを行うことで、艶消し塗装の耐久性を延ばすことができます。
例えば、年に1〜2回程度の洗浄や、5年程度での部分補修を行うことで、全面的な塗り替えの時期を遅らせることができるでしょう。

【Q2】艶消し塗装のメンテナンス方法は？

艶消し塗装のメンテナンスは、通常の塗装と比べてやや注意が必要です。
主なメンテナンス方法は以下の通りです。

• (1)定期的な清掃：柔らかい布や刷毛を使用し、優しく表面の埃や汚れを取り除きます。
• (2)汚れの拭き取り：水で薄めた中性洗剤を使用し、柔らかい布で優しく拭き取ります。
• (3)傷の補修：小さな傷は、同じ色の艶消し塗料を使って慎重にタッチアップします。

強い洗剤や硬いブラシの使用は避け、常に優しい力で清掃することが重要です。
また、高圧洗浄機の使用は、塗膜を傷める可能性があるため推奨されません。

【Q3】艶消し塗装は全ての素材に適用できる？

艶消し塗装は多くの素材に適用できますが、全ての素材に適しているわけではありません。
一般的に、以下の素材に艶消し塗装が適しています。

• コンクリート
• 木材
• 金属（適切な下地処理が必要）
• プラスター
• 石膏ボード

ただし、非常に滑らかな表面や、高い耐久性が要求される場所（例：床）には適さない場合があります。
素材によっては特殊な下地処理や専用の塗料が必要になることもあります。
素材の特性や使用環境を考慮し、専門家に相談しながら適切な塗装方法を選択することが重要です。

まとめ

艶消し塗装は、上品で落ち着いた雰囲気を演出できる魅力的な選択肢です。
適切な使用方法と定期的なメンテナンスを行うことで、長期にわたって美しい外観を維持することができます。
ただし、素材や環境に応じた適切な選択と施工が重要であり、専門家のアドバイスを受けながら計画を立てることをおすすめします。

艶消し塗装は、お客様の住まいに上質な風格と落ち着きをもたらす重要な施工です。
創建ペイントでは、耐久性と美観のバランスを考慮し、お客様のニーズに合わせた最適塗装プランをご提案します。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

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