外壁塗装の中塗りとは？重要性・メリット・注意点を徹底解説！ | 大阪の外壁塗装業者なら創建ペイント(創ペン)

外壁塗装において、中塗りは非常に重要な工程です。
下塗りと上塗りの間の工程は、塗膜の強度と耐久性を高め、美しい仕上がりを実現します。

この記事では、中塗りの基本的な役割から使用する塗料、具体的な手順や注意すべきポイントまで詳しく解説します。
家の時間と耐久性を高めるために、外壁塗装の流れを理解しましょう。
外壁塗装を検討している方、中塗りについて理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

創建ペイント
谷口 知史

・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

外壁塗装における中塗りとは

外壁塗装における中塗りは、塗装の耐久性や仕上がりに大きく影響を与える重要な工程です。
中塗りの役割や使用される塗料、具体的な工程について詳しく解説します。

中塗りの役割とは？

外壁塗装における中塗りは下塗りと上塗りの間で行う作業です。
中塗りを行うことで塗膜の厚みが増し、強度が高まります。
下塗りで基礎を整え、中塗りで塗膜の厚みを増すことで上塗りが定着しやすくなり、外壁がより頑丈になります。
紫外線や雨風などの外的要因から外壁を保護できるため、メンテナンスやトータルコストの削減にも効果的です。

塗膜の均一性を保つためにも重要です。
中塗りを行うことで塗装の仕上がりが均一で美しくなり、外壁の保護効果が長持ちします。
下地の色やムラをカバーし、上塗りの発色がよくなるため外壁全体の見た目の向上にもつながります。

中塗りに使われる塗料

中塗りに使われる塗料は下塗りや上塗りで使用するものと同じことが多いです。
一般的にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素系の塗料がよく使われます。
それぞれの塗料には特長や価格が異なり、選ぶ際には耐久性やメンテナンス頻度を考慮することが重要です。

アクリル塗料は価格が比較的安く、施工しやすいですが、耐久性は他の塗料に比べて低めです。
ウレタンやシリコン塗料は価格と耐久性のバランスが良く、多くの住宅で使用されています。
フッ素系塗料は耐久性が非常に高いですが、価格が高くなりがちです。
塗料の選択により、外壁塗装の寿命やメンテナンスの手間が大きく変わるため、しっかりと選ぶことが大切です。

中塗りの工程と手順

中塗りは外壁塗装の中でも重要なステップであり、適切な手順を踏むことで最終的な仕上がりが大きく変わります。
具体的な工程と手順は以下のとおりです。

• 下塗りが完全に乾燥していることを確認する
• 中塗り用の塗料を適切に希釈し、ローラーや刷毛を使って塗布する
• 中塗りがしっかり乾いた後に上塗りを行う

まず、下塗りが完全に乾燥していることを確認します。
次に、中塗り用の塗料を適切に希釈し、ローラーや刷毛を使って塗布します。
このとき、均一に塗布することが重要です。
塗りムラが出ないよう、丁寧に作業することも大切です。

塗布後は、乾燥時間を守りながら作業を進めましょう。
乾燥が不十分だと、上塗りがしっかりと密着せず、塗膜が剥がれる原因になります。
中塗りがしっかり乾いた後に上塗りを行えば、塗膜の強度と美しさを高めることができます。

中塗りの重要性とメリット

次に、中塗りの重要性とメリットについて解説します。
中塗りは塗膜の強度を増し、塗装を美しく仕上げます。
塗料の耐久性も向上し、外壁を長期間にわたり保護するためにも重要です。

塗膜の強度を高める

中塗りを行うことで、塗膜の厚みが増し、強度が向上します。
下塗りでは基礎を整えますが、それだけでは十分な強度が得られません。
中塗りを加えることで、上塗りがしっかりと定着しやすくなり、外壁全体の頑丈さが増します。

中塗りを行うことで塗料の耐久性が向上し、紫外線や雨風などの外的要因から外壁を長期間に渡り保護できます。
塗膜が割れにくくなる、ひび割れを防ぐなど、耐久性を大幅に向上させることでメンテナンスの頻度が減り、トータルコストの削減も可能です。

塗装の仕上がりが美しくなる

中塗りを行うことで、塗装の仕上がりが均一で美しくなります。
色の濃淡を均一にすれば塗装後の外壁が均一な色合いで仕上がるため、目立つ色ムラもなくなります。
上塗りの発色が良くなり、外壁全体の見た目も格段に向上するでしょう。

美しい仕上がりを追求するためにも、中塗りは非常に重要な工程です。
特にデザイン性を重視する場合は、しっかりと中塗りを行うようにしましょう。

塗料の耐久性が向上

中塗りを行うことで塗料の耐久性が向上し、外壁をより長期間にわたって保護できます。
紫外線や雨風といった外的要因による劣化を防ぐ効果があり、メンテナンスの頻度も減少します。
結果的にトータルコストの削減にも繋がるでしょう。

塗料がしっかりと外壁に定着し、剥がれにくくなったり外壁の寿命を延ばして再塗装のスパンを長くする効果も期待できます。
中塗りを省略すると塗膜が薄くなり、早期に劣化する可能性が高まります。
耐久性を重視した外壁塗装を目指すなら、中塗りは欠かせない工程です。

中塗りを行う際の注意点

外壁塗装の中塗りを適切に行うためには、いくつかのポイントに気を付ける必要があります。
塗料の選択、乾燥時間、天候や気温など、中塗りを実施する際に特に注意すべき点について解説します。

【注意点1】適切な塗料の選択

中塗りには、下塗りと上塗りに適した塗料を選ぶことが重要です。
外壁塗装の塗膜がしっかりと機能するためには、使用する塗料の相性が非常に重要だからです。

例えば、アクリル塗料を使用する場合は上塗りにも同じ系統の塗料を選びましょう。
異なる種類の塗料を組み合わせると相性が悪く塗膜が剥がれやすくなり、耐久性が低下する可能性があります。

塗料にはそれぞれの特性があり、ウレタンやシリコン、フッ素など、目的に応じて選定することが大切です。
塗料の相性が分からない場合は、経験豊富なプロに相談することで、適切な塗料の選定ができます。
専門業者と相談しながら、予算と希望に合った塗料を選びましょう。

【注意点2】塗装の乾燥時間を守る

中塗りの塗装後には、十分な乾燥時間を確保することが大切です。
乾燥が不十分だと、次の上塗りの密着性が低下し、塗膜が剥がれる原因になります。

基本的には、塗料メーカーが提示する乾燥時間を守って使用しましょう。
しかし、気温や湿度によって乾燥時間が異なることもあります。
その際には、乾燥が完全に進むまで待つことが重要です。
乾燥が不十分であると、下地への定着が甘くなり、最終的な塗装の耐久性が損なわれる原因となります。
時間がかかる可能性を考慮し、スケジュールに余裕を持って進めましょう。

【注意点3】天候や気温に注意

外壁塗装は、天候や気温に大きな影響を受けます。
中塗りを行う際には、できるだけ乾燥しやすい晴天の日を選ぶことが望ましいです。
雨天や強風時は、塗料がしっかりと密着せず、仕上がりが悪くなる可能性があります。
気温が低いときは塗料の乾燥が長くなり、作業時間も長くなります。

逆に気温が高いと、塗料が早く乾燥し塗膜が均一にならずムラになりやすいです。
天候や気温が心配な場合は、専門業者への相談をおすすめします。
適切な天気と温度を選ぶことで外壁塗装の中塗りを成功させ、美しい仕上がりと高い耐久性を実現できるでしょう。

外壁塗装の中塗りに関するよくある質問と回答

外壁塗装の中塗りについてのよくある質問と回答をまとめました。
中塗りを省略することの影響や、工程にかかる時間、費用について詳しく見ていきましょう。

【Q1】中塗りを省略しても大丈夫ですか？

中塗りを省略すると、外壁塗装の塗膜の厚みが不足し、耐久性が低下します。
中塗りは塗装工程の中で非常に重要な役割を持っているため、省略はおすすめできません。

塗装の工程にはそれぞれ意味があり、中塗りは特に塗膜の強度と耐久性を高める役割を果たします。
中塗りがないと、最終的な仕上がりが剥がれやすくなり、長持ちしない可能性が高まります。
丁寧に中塗りを行えば、塗装の持続性や美しさが格段に向上するでしょう。

【Q2】中塗りにかかる時間はどれくらいですか？

中塗りにかかる時間は、外壁の面積や塗料の種類、天候条件などによって変わります。
一般的には、1日から数日程度が目安となりますが、天候や気温、湿度によっては乾燥時間が変動することもあります。

湿度が高い日や気温が低い日には、通常よりも多くの時間が必要です。
外壁の状態や塗料の種類によっても異なります。
大規模な住宅や複雑な構造の場合はさらに時間がかかります。
施工前にしっかりと計画を立て、余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。
中塗りにかかる時間を詳しく知りたい場合は、専門業者に直接問い合わせてみましょう。

【Q3】中塗りの費用はどれくらいかかりますか？

中塗りの費用は、使用する塗料の種類や外壁の面積によって異なります。
一般的な戸建て住宅の場合、中塗りの費用は数万円から十数万円程度が目安です。
具体的な費用は、選ぶ塗料のグレードや施工範囲によって大きく変わります。

たとえば、耐久性の高いフッ素塗料を使用する場合は費用が高くなります。
見積もりを取る際には、塗料の種類や施工内容を詳しく確認しましょう。

創建ペイントの公式サイトでは、見積もりやカラーシミュレーションを無料で試すこともできます。
費用について心配な方も、是非参考にしていただければ幸いです。

自宅の写真でカラーシミュレーションできる無料サービスも、ぜひご利用ください。

まとめ

外壁塗装の中塗りは塗膜の強度を高め、仕上がりを美しくする重要な工程です。
下塗りと上塗りの間に行うことで、塗装の耐久性や保護効果を一層向上させます。
中塗りを怠ると外壁の保護効果が低下するため、しっかりと行うことが大切です。

中塗りに適した塗料を使用し、乾燥時間や天候を考慮することがポイントです。
外壁塗装を検討している方は、信頼できる業者を選ぶことが何より重要です。

創建ペイントは、豊富な経験と確かな技術力で、高品質な中塗り工事を提供しています。
外壁塗装を検討中の方は、ぜひ創建ペイントにご相談ください。

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