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外壁塗装中に洗濯物は干せる?対策と注意点を徹底解説

更新日2024年6月28日

外壁塗装は建物の美観を守るだけでなく、耐久性を向上させ、外壁の劣化を防ぐ重要な役割がありますが、いざ工事をしようと思うと「洗濯物はどうしよう?」と悩んでしまう場面も出てくるはずです。
特に家族の多い家庭では、毎日の洗濯物の量を考えると心配は尽きません。

この記事では、外壁塗装中に洗濯物を外に干すリスクや、リスクを最小限に抑えるための具体的な対策を解説します。
安全に洗濯物を管理するためのポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

外壁塗装中に洗濯物を干すリスクとは?

外壁塗装中に洗濯物を干すことはさまざまなリスクがあるため推奨されていません。
塗料や臭い、作業員とのトラブルなど、さまざまな問題が挙げられます。
どんな事態が発生しうるのか、詳しく見ていきましょう。

塗料の飛散による汚れ

外壁塗装中に外に洗濯物を干していると、塗料の飛散によって汚れてしまう可能性が高いです。
外壁塗装中は、塗料や粉塵が風によって飛散することがよくあります。
特に、スプレー塗装を行う場合は粒子が微細なため、想像よりも遠くまで飛散してしまいます。

塗装作業は風の強い日には中止されることがあるとはいえ、突風や予期せぬ風向きの変化で洗濯物に塗料が付着するリスクは避けきれません。
塗料の種類によっては洗濯物に深刻なシミが残ることもあり、洗濯物に大きな被害が及んでしまいます。

塗料の臭いが付着する

外壁塗装で使用される塗料には、揮発性有機化合物(VOC)や溶剤が含まれることが多く、洗濯物に臭いとして付着することがあります。
特に、溶剤系の塗料は揮発性が高く、強い臭いが特徴です。

外に干している洗濯物が臭いを吸い込んでしまうと、乾いた後でも嫌な臭いが残ります。
デリケートな衣類や、子供の衣類には特に注意が必要です。
臭いが衣服に染みつくと、一般の洗濯ではなかなか取れない場合もあり、再度洗濯し直す手間が生じる可能性もあります。

作業員とのトラブル

外壁塗装中に洗濯物を外に干しておくと、作業員の動線や作業に影響を与えます。
例えば、洗濯物が作業エリアに干してあると、作業員が足元に注意を払わなければならず、作業効率が低下します。
塗料がつかないように気を付けながら作業をするのも大変です。

作業員にとっての負担やストレスも増加し、トラブルに発展する可能性も考えられます。
作業効率の低下やトラブルを避けるために、洗濯物は室内干しをおすすめします。
どうしても洗濯物を干す必要がある場合は、作業員と円滑なコミュニケーションを取り、干す場所やタイミングについて事前に話し合っておきましょう。

外壁塗装中に洗濯物を干すための対策

外壁塗装中に洗濯物を干す場合は、リスクを軽減するための対策を取る必要があります。

対策を講じることで外壁塗装中でも日々の洗濯物を快適に保つことができます。
詳しく見ていきましょう。

【対策1】室内干しの利用

外壁塗装中は、できるだけ洗濯物を室内で干すことをおすすめします。
室内干しにすることで、塗料や粉塵が洗濯物に付着するリスクを回避できます。
乾燥機や浴室乾燥機を活用するなど、室内での乾燥方法を工夫しましょう。

浴室乾燥機は温度管理もできるため、とても便利です。
窓際のカーテンレールを活用するなら、干し場を工夫すれば、室内でも効率的に洗濯物を乾かすことができます。
風通しの良い部屋に除湿機を置けば、洗濯物の乾きも早くなります。

【対策2】洗濯物カバーの使用

どうしても外で干したい場合は、洗濯物カバーの使用で汚れや臭いのリスクを軽減できます。
洗濯物カバーとは、洗濯物を外干しする際に使用する汚れや臭いを防ぐためのカバーのことです。
外壁塗装中は、塗料や粉塵の付着を防ぐことができるでしょう。

特に風が強い日や雨の日は、カバーが飛ばされたり隙間から汚れが入る可能性があるので、しっかり密閉できるものを選びましょう。
カバーの素材は防水性や通気性があるものを選び、適切に使用すれば外壁塗装中でも安心して洗濯物を干すことができますよ。

【対策3】塗装業者との連携

塗装業者との連携も重要な対策の一つです。
塗装作業のスケジュールや進行状況を事前に確認し、情報をもとに洗濯物を干すタイミングを調整します。
塗装が行われていない日や、特定の時間帯に干すようにすることで、リスクを避けられます。

塗装作業が進むエリアを事前に把握しておけば、安全な場所を選んで干すことも可能です。
作業員とのコミュニケーションを密に取ることで、無駄なトラブルを回避し、スムーズな作業進行と洗濯物の保護を両立させることができます。

洗濯物を干す場所の工夫

外壁塗装中に洗濯物を干す際、場所の工夫は非常に重要です。
適切な場所を選ぶことで汚れや臭いの付着を防ぎ、安全に洗濯物を干すことができます。

対策 詳細 注意点
ベランダやバルコニーの使用 塗装作業のエリア外の場合は、洗濯物を干しても問題ない場合がある ・作業エリアに近づく必要がある場合は危険なので注意が必要
・塗料が飛散しないように洗濯物カバーの使用がおすすめ
家の裏側を利用する 塗装作業が行われていない家の裏側を利用する ・安全なエリアかどうか確認する
・洗濯物カバーで塗料の飛散を防ぐ
コインランドリーの利用 洗濯から乾燥まで一貫してお行ってくれる ・費用がかかる
・コインランドリーまで行く手間がかかる

具体的な場所や利用方法について見ていきましょう。

ベランダやバルコニーの利用

ベランダやバルコニーが塗装作業のエリア外の場合は洗濯物を干しても問題ない場合があります。
外壁塗装を行う業者に、ベランダやバルコニーが作業エリア外であることを確認しておきましょう。
安全なエリアであることが分かれば、洗濯物を外干しできます。

ただし、塗装作業中は作業エリアに近づくこと自体危険を伴う可能性があるため、作業員の指示に従うことが大切です。
ベランダやバルコニーに飛散する可能性のある粉塵や塗料の飛沫にも注意しましょう。
しっかり密閉でき、通気性のある洗濯物カバーを活用するのもおすすめです。
作業日程を把握し、塗料作業が行われていない時間帯を狙えば、さらにリスクを低減させることができます。

家の裏側を利用する

塗装作業が行われていない家の裏側を利用するのも一つの方法です。
家の裏側や側面が塗装の影響を受けない場合、汚れや臭いのリスクを減少できます。
裏側のエリアが安全であるか塗装業者に確認しておきましょう。

家の裏側に干す際は、周囲の状況にも目を向けなければいけません。
例えば、風向きや風の強さに注意し、飛散する塗料や粉塵が洗濯物に付着しないように工夫します。
洗濯物カバーも大活躍です。
特に、風が強く吹く日にはカバーをしっかりと閉じ、洗濯物が飛ばされないように対策しましょう。

近隣のコインランドリーの活用

近隣のコインランドリーを利用するのも一つの方法です。
洗濯から乾燥まで一度に行えるため、自宅で洗濯するより手間が省けます。
コインランドリーは、天候や場所を選ばずに洗濯を乾燥できるため、外壁塗装中の洗濯物干しに最適な方法です。

最近では24時間営業しているコインランドリーも増えています。
利用する際は、大型洗濯機や乾燥機が備えられているか確認し、効率的に洗濯物を乾かせる設備が整っている店舗を選ぶといいでしょう。
ただし、料金が発生するというデメリットもあります。

外壁塗装中の洗濯に関するよくある質問と回答

外壁塗装中の洗濯物に関する疑問や不安を抱えている人は多いはずです。
よくある質問と回答についてまとめました。
外壁塗装中でも安心して洗濯物を干せる方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

【Q1】外壁塗装中に洗濯物を外に干すことは全くできないのですか?

基本的には外壁塗装中に洗濯物を外に干すことは避けた方がいいでしょう。
ただし、塗装業者と密な連携を取り、塗装が行われていない日や時間帯を選ぶのもひとつの方法です。
時間帯や場所によっては干すことが可能な場合もあります。

外に洗濯物を干す場合は、塗料の飛散や臭いの問題に対する対策として洗濯物カバーの使用がおすすめです。
カバーを選ぶ際には、しっかりと密閉できるものを選びましょう。
塗装作業の進行状況を確認し、スケジュールに応じて洗濯物を干すタイミングを調節するのも重要です。

【Q2】洗濯物に塗料が付いてしまった場合の対処法は?

もし洗濯物に塗料が付いてしまった場合は、すぐに水で洗い流し、専用の洗剤を使用します。
時間が経つと塗料が繊維に浸透し取り除くのが難しくなるため、早急な対処が肝心です。

市販の塗料除去専用洗剤は、塗料の種類に応じたものを選びましょう。
布地に適用できるのかどうかも確認し、安全に使用してください。
繰り返し洗えば、塗料は完全に落とせます。

もし専用洗剤がない場合は、クレンジングオイルやアルコールも効果的です。
使用する前に目立たない場所でテストを行い、素材を傷つけないか確認してから使用してください。

【Q3】外壁塗装中の洗濯物の臭い対策は?

外壁塗装中の塗料の臭いは、洗濯物に付着しやすいため、最も効果的な対策は、室内干しを行うことです。
室内干しを行うことで、塗料の臭いや粉塵から洗濯物を保護できます。
乾燥機や浴室乾燥機能の活用もおすすめです。

どうしても外で干す必要がある場合には、洗濯物カバーを使用しましょう。
カバーは密閉性が高く、洗濯物に臭いが付くのを防ぐのに効果的です。
カバー内に防臭剤を置くことで、さらに臭いの付着を防げます。

消臭スプレーを使用するのもおすすめです。
洗濯物を取り込んだ後に消臭スプレーを軽く吹きかければ、残った臭いを軽減できます。
最適な方法を組み合わせることで、洗濯物の臭い対策をしっかり行いましょう。

まとめ

外壁塗装中に洗濯物を外に干すのは、汚れや臭いのリスクがあるため基本的におすすめされません。
どうしても外に干したい場合は、室内干し、洗濯物カバーの使用、塗装業者との連携、洗濯場所の工夫などの対策を組み合わせて臭い対策を万全に行いましょう。

洗濯物のトラブルを防ぎ、快適な外壁塗装を成功させるためには、信頼できる業者との密な連携も重要です。
外壁塗装を検討中の方は、ぜひ弊社にお任せください。
外壁塗装中の洗濯物のお悩みにも、真摯に対応いたします。

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街を拓き、家を建てる。
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住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

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大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
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東京支店所在地

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東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
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ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

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施工エリア

施工エリア 関西二府四県

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外壁塗装の参考文献