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外壁診断とは?いつやる?どこに頼む?費用相場は?徹底解説

更新日2024年6月2日

住まいの外観を保つためには「外壁診断」の実施が大切です。
建物の状態を専門家がしっかりチェックすることで、安全性と美観を保つことができます。
雨風や紫外線にさらされ続ける外壁は、経年劣化などでさまざまなトラブルを引き起こすからです。

この記事では、外壁診断の基本から重要性、実施するタイミングや信頼できる業者選び、費用相場まで幅広く解説します。
外壁の状態を適切に管理し、大切な住まいを長持ちさせるコツを見ていきましょう。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

外壁診断って何?その目的と重要性を解説

建物の外壁は、時間とともに劣化します。
外壁診断は劣化や損傷の程度を専門家が調べるための大事な方法です。
外壁診断の基本的な内容や目的、重要性について詳しく解説します。

外壁診断の基本的な内容

外壁診断は、建物の外壁の状態を専門家がチェックし、劣化や損傷の有無を確認する作業です。
目視と専用機器の両方を使って行われるのが一般的です。
主なチェック項目としては、ひび割れの有無、塗装の剥がれ、カビや苔の発生、錆の進行状況などがあります。
外壁材そのものの状態や、接合部の密閉性も重要な診断ポイントです。

外壁診断は専門的な知識が必要であり、診断結果に基づいて適切な修繕方法を提案することが求められます。
建物の美観と安全性を保つために、定期的な外壁診断を実施しましょう。

外壁診断の目的

外壁診断の主な目的は、建物の安全性と見た目の美しさを維持することです。
外壁の劣化が進むと、建物の構造が弱くなり、雨漏りや断熱性能の低下などの問題が発生する可能性があります。
こうした問題を早期に発見することで、大掛かりな修繕が必要になる前に対処できるため、修繕コストを大幅に抑えられます。

外壁の美観を保つことは、建物の価値を維持するためにも重要です。
定期的な診断と適切なメンテナンスは、建物の寿命を延ばすことにつながります。

外壁診断が重要な理由

外壁診断の実施は、建物の構造的な問題を早期に発見し、深刻なダメージを未然に防ぐ役割を果たします。
特に雨漏りや断熱性能の低下は、建物内部の環境に深刻な影響を与えることもあります。

高層建築や商業施設など、人が多く出入りする建物では、外壁の状態確認が欠かせません。
建物の安全性が保たれるため、住民や利用者の安心感も高まります。
早期に外壁の劣化を発見し適切に対応すれば、建物の寿命を延ばし、修繕コストを削減できるでしょう。

外壁診断はいつやるべき?最適なタイミングを解説

外壁診断を行うタイミングは、建物の状態を維持するために非常に重要です。
診断の頻度や季節ごとのタイミング、特定の状況下で早急な診断が求められる場合についても詳しく見ていきましょう。

定期的な外壁診断の頻度

一般的な建物の外壁診断には目視調査と打診調査があり、目視調査は5年ごと、打診調査は10年ごとに行うのが目安とされています。

しかし、外壁診断の頻度は建物の種類や状態、地域の気候条件、外壁材料の種類によっても異なります。
例えば、厳しい気候条件が続く地域では外壁の劣化が早まるため、2~3年に一度の診断が必要なケースもあるでしょう。

新築や大規模な修繕が行われた建物も、5年ごとに目視調査を行うと安心です。
定期的な外壁診断を行い外壁の劣化状態を把握することで、重大なトラブルを防ぎ、建物の寿命を延ばすことができます。

季節ごとの診断タイミング

外壁診断を行うには、季節選びも重要で、春や秋の穏やかな気候の時期に行うのが理想的です。
なぜなら、春は気温が安定していて、外壁のひび割れや劣化の状態を正確に判断しやすくなるからです。

暑すぎたり寒すぎたりする季節を避けることで、診断作業がスムーズに進むというメリットがあります。
梅雨や台風シーズンなど、降雨が多い時期を避ければ、雨水による外壁の一時的な変化に惑わされることなく、正確に診断できるでしょう。

こんなときは早めに診断を!

外壁にひび割れや塗装の剥がれ、カビや苔の発生が見られた場合は、早急に外壁診断を実施しましょう。
こうした劣化のサインは、放置すると更なる損傷につながる可能性があります。

地震や台風などの自然災害後も速やかに診断を受けることが大切です。
災害による外壁の損傷は見た目以上に深刻であり、安全性を確保するためには早急に診断する必要があります。
特に大きな建物や頻繁に人が利用する建物では、外壁診断の緊急性は非常に高いです。

外壁診断を依頼するには?信頼できる業者の選び方

外壁診断を行う際には、信頼できる業者選びが非常に重要です。
実績や評判、見積もりの内容をしっかり確認することで、適切な診断を受けられます。
業者選びのポイントや見積もり取得のコツ、アフターサービスについて詳しく解説します。

業者選びのポイント

外壁診断の業者選びのポイントは次の通りです。

外壁診断を依頼する際、業者選びは慎重に行わなければいけません。
まず、業者の実績を確認することが大切です。
診断実績が豊富であることは、経験と信頼の証。過去の診断事例や顧客の評価をウェブサイトや口コミサイトでチェックしましょう。

専門の資格を持っている業者であるかどうかも確認するポイントです。
建物診断士の資格を持つスタッフが在籍しているかどうかを確認してください。

見積もりに明細が細かく記載されている業者は、料金に透明性があり信頼できます。
隠れた追加費用が発生しないように、すべての費用が明示されていることを確認しましょう。

訪問時の対応や説明が丁寧で、初めての問い合わせ時から親切に対応してくれる業者は信頼性が高いです。
保証やアフターフォローの内容もチェックしておくと安心です。

見積もりを複数社から取得

外壁診断を依頼する際は、複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。
同じ診断内容でも業者によって料金やサービス内容が異なるため、比較検討することが大切です。
見積もりには、どのような診断が行われるか、使用される機器や手法、報告書の詳細などが含まれているかを確認しましょう。

通常、見積もりは無料で作成してもらえるため、複数の業者に依頼しても問題ありません。
作成してもらった見積もりの内容に疑問があった場合にも、迅速に対応してくれる業者を選びましょう。
見積もりを比較することで、過剰な料金を支払うことなく、最適なサービスを選ぶことができます。
迷った場合には専門家のアドバイスを受けるのも一つの方法です。

創建ペイントの公式サイトでは、見積もりやカラーシミュレーションを無料で試すこともできます。
費用について心配な方も、是非参考にしていただければ幸いです。

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アフターサービスと保証の確認

外壁診断後のアフターサービスや保証内容の確認も欠かせません。
診断の結果、補修や修繕が必要な場合にどのような対応をしてくれるかは非常に重要です。
診断後のアフターフォローがしっかりしていれば、診断の結果に基づいたアドバイスや補修方法についても相談できます。

再診断の有無や費用についても確認しておくと良いでしょう。
保証期間中に再度問題が発生した場合に、無償で再診断や修繕を行ってくれるかどうかは、業者を選ぶ際の重要なポイントです。
保証内容が明確であり、追加費用が発生しない業者は信頼度が高いです。
アフターサービスと保証が充実していれば、長期的に安心して外壁の管理を任せることができます。

外壁診断の費用相場と注意点

外壁診断の費用は、建物の大きさや診断の詳細によって異なるため、具体的な相場を知っておくことが重要です。
費用を抑えるためのポイントや診断費用に含まれる内容についても理解しておくことで、コストパフォーマンスの高い診断を受けることができます。

外壁診断の一般的な費用

外壁診断の費用は、建物の規模や診断内容によって変わります。
一般的には、標準的な家庭用住宅の外壁診断で1㎡あたり120~450円が相場です。

調査方法 費用相場(1㎡あたり)
赤外線調査 120~350円
ロープ打診調査 240~450円
足場打診調査 250円~
ドローン調査 200~450円

特別な診断機器を使用したり、詳細な報告書を求める場合は、追加費用が発生することもあります。
サーモグラフィやドローンを使った診断は目視診断よりも高くなりますし、報告書に写真や詳細な解析結果を記載してもらう場合も費用が上乗せされる場合があります。

診断内容によっては訪問回数が増えることもあり、その分費用が高くなることもあります。
診断を依頼する前に、どのような診断内容が含まれているかを確認し、納得のいく価格で依頼することが大切です。

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費用を抑えるためのポイント

外壁診断の費用を抑えるために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
まず、複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することが大切です。
同じ内容の診断でも、業者によって価格は異なることがあるため、競争を利用してコストを抑えることができます。

定期的な診断契約を結ぶことで、費用が割引される場合もあります。
定期的な診断は建物の維持管理に役立つだけでなく、緊急時の対応も迅速に行えるため、結果的にコストパフォーマンスが良くなることが多いです。

普段から自分で外壁のチェックを行えば、気になる点があっても早めに業者に相談できます。
大きな問題になる前に対処できるため、費用を抑えることが可能です。
地元の業者に依頼することで交通費等の経費を削減することも一つの手段です。
ぜひ参考にしてください。

診断費用に含まれる内容を確認

外壁診断の費用に含まれる内容は業者によって異なります。
一般的に、診断費用には現地調査、診断報告書の作成、アドバイスが含まれていることが多いです。
しかし、詳細は業者ごとに異なるため、見積もりを受け取った際には具体的に何が含まれているのかを確認するようにしましょう。

例えば、報告書に写真や詳細な説明が含まれているか、診断後のアフターサービスがあるかなどチェックしましょう。
追加の検査や調査が必要な場合は、費用が別途発生するかどうかも事前に確認しておくといいです。

業者によっては、初回の相談は無料でも、追加のアドバイスや再訪問が有料になることがあります。
情報をしっかり提供してくれる業者であれば、診断費用に含まれる内容を明確に説明してくれるでしょう。

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外壁診断に関するよくある質問と回答

ここでは外壁診断に関するよくある疑問にお答えし、解説します。

【Q1】DIYで外壁診断はできますか?

ご自身による外壁診断は推奨されませんが、以下のような簡易チェックは可能です。

目視確認 ひび割れ、塗装の剥がれ、変色などを確認します
タッピング 壁を軽く叩いて、異常な音がしないか確認します
水濡れテスト 壁に水をかけ、吸収の仕方や乾き具合を観察します

ただし、専門的な診断の代わりにはなりません。
異常を感じたら、専門家による診断を受けましょう。

【Q2】外壁診断ではどのような機器が使用されますか?

外壁診断では、赤外線カメラ、超音波測定器、含水率計、打音検査器、クラックスケール、ドローンのような専門機器を使用します。
緻密な調査ができることから外壁の状態を多角的、総合的に診断できるのです。
いずれも操作には知識が必要ですし、診断には専門知識が必要です。

【Q3】補修が必要と判断された場合、どのような対応が考えられますか?

軽微な損傷であれば、部分的な補修や塗装で対応できますが、中程度の劣化の場合、外壁の一部張り替えや防水工事などが必要です。
また、重度の劣化が見つかれば外壁全体の張り替えなど規模の大きな修繕が求められます。

外壁の以上は早期に発見し対応することで修繕コストの削減につながります。
定期的に外壁診断を受けるとよいでしょう。

まとめ

建物の安全と美しさを保つためには、外壁診断は欠かせません。
外壁の状態を定期的にチェックすることで、早期に問題を発見し、大掛かりな修繕を避けることができます。

適切なタイミングや信頼できる業者選びは非常に重要です。
外壁診断を検討されてるなら、多くの実績と評価のある当社「創建ペイント」にぜひご相談ください。
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創建ペイントは、創建グループの「創建」「小林住宅」が培ってきたハイレベルな施工品質による外壁や屋根の塗装工事を行う外壁塗装専門の事業です。
自らが建てた家はもちろん、他社で建てられた家についても、その高いメンテナンス技術を惜しみなく提供いたします。
本コラムは創建ペイントが運営する外壁塗装に関するお役立ちコラムです。

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1983年創業、暮らしの
豊かさを追求しつづける
「創建」の供給実績。

創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。

創建供給実績
10,000戸超

※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
物件名 総戸数
三田エリア ルナ三田フラワータウン 60
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 82
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
ルナ三田ひばりが丘 149
神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
ルナ北六甲116 クルムの街 116
西神戸・ 
阪神エリア
ルナ西神中央 97
ルナ塚口 52
ルナ昆陽池公園 51
東大阪・ 
北摂エリア
ルナ南摂津 80
ルナ加納 71
ルナ山本 57
大阪市内・ 
南大阪エリア
ルナタウン島屋 55
ルナ城山公園 52
ルナ東百舌鳥 109
ルナ原山台 46
京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます

ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

大阪府と創建・小林住宅の連携協定
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本社所在地

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創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
大阪府知事登録(ト)第13668号/東京都知事登録 第59802号

施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

※別途、交通費が発生する場合があります。

外壁塗装の参考文献