外壁塗装はなぜ塗替えが必要なの?劣化の仕組みと工事の必要性~相場まで徹底解説します
住まいの第一印象を決める外壁。建物の美しさを長持ちさせて雨風から守るためには、外壁塗装が欠かせません。
しかし、なぜ定期的な塗替えが必要なのでしょうか?
今回の記事では、外壁塗装の必要性から劣化の原因、工事の流れ、さらには相場感まで、外壁塗装にまつわる疑問を徹底解説します。
創建ペイントでは、見積もりからシミュレーションまで簡単に行えます。
費用見積もりや外壁塗装の色選びに、ぜひご利用ください。
外壁塗装の必要性&メリットをご紹介
外観は、お住まいの顔とも言える大切な部分です。
外壁塗装は、建物の耐久性を高めるとともに、美観を保つ上でも重要な役割を果たしています。
外壁塗装がなぜ必要なのか、外壁塗装によって得られるメリットを深く掘り下げていきましょう。
ポイント1.【美観】住まいの外観を一新可能!
外壁塗装には、家の顔である外観を一新させる効果があります。
新築から年月が経過すると、色あせや汚れ、コケやカビが目立ち始め、家全体の印象が変わりがちです。
しかし、適切な時期に外壁塗装を行うと新築当時の輝きを取り戻し、さらに外壁の色を変えれば住まいのイメージをガラリと変えることもできます。
ポイント2.【機能性】外壁の劣化を遅らせる
外壁塗装には、住まいの美しさを長期間維持する機能性も備わっています。
塗装は外壁を保護するバリアのような役割を果たし、日々の紫外線や雨風から住まいを守ります。
定期的な塗り替えを行うことで、外壁の材質を長持ちさせ、結果的に住まい全体の耐久性を向上させることが可能です。
外壁塗装は、将来的な修繕費用の削減にも繋がるでしょう。
ポイント3.【機能性】住まいを雨風から守る
外壁塗装は、雨水が建物内部に侵入するのを防ぎ、雨漏りを防止する重要な役割を果たしています。
住まいの寿命を延ばす上でも、非常に大切な点と言えます。
塗装が劣化してくると防水機能が低下し、最終的には住まいの構造体自体が損傷する原因になってしまいます。
したがって、適切なタイミングでの外壁塗装は住まいを長持ちさせるために不可欠なのです。
外壁塗装を劣化させる要素は?
外壁塗装がなぜ劣化するのか、以下のポイントから原因を深く掘り下げて解説します。
- 太陽光による劣化
- 雨風による劣化
- 地震災害
ご自宅の外壁を守るためにも、しっかりと押さえておきましょう。
【1】太陽光による劣化
外壁塗装の敵とも言える太陽光。
紫外線と熱の影響により、塗装は日々ダメージを受けています。特に、直射日光が当たりやすい南面の壁は、劣化の進行スピードが早いとも言われているのです。
塗料の種類にもよりますが、紫外線に強い塗料を選ぶと外壁塗装を長持ちさせることができます。
【2】雨風による劣化
外壁を傷つけるもう一つの大きな原因は、雨風です。
特に、台風などの強い風と雨は塗装を剥がし、劣化のスピードを促進させます。
防水性の高い塗料を選ぶことや、定期的なメンテナンスが壁を守る鍵と言えるでしょう。
【3】地震災害
地震が発生すると、建物全体に大きなストレスがかかります。
直接的な外壁の損傷に繋がることもありますし、微細な亀裂から水が侵入し、長期にわたる劣化の原因となることもあるでしょう。
日本は地震が多い国でもありますから、地震に強い塗装や補強を考えることは長期的な視点で見ると重要なポイントです。
外壁塗装、劣化の影響とは?
外壁塗装の劣化が進むと、住まいへの影響は計り知れません。
防水機能が低下して雨水が内部に浸入すると、建物の骨組みが腐食してしまいます。
最悪の場合、住まい全体の寿命を大きく縮めることになってしまうでしょう。
住まいを長持ちさせるためには、定期的なチェックとメンテナンスが欠かせません。
外壁塗装の工事の流れはどうなるの?
外壁塗装工事は、ご自宅の美観を保ち、機能性を維持するために非常に重要です。
施工の流れを知ることで、工事の進行状況を理解しやすくなります。
具体的な工事の流れについて、順を追って説明します。
- 工事前準備: 仮設足場の設置、飛散防止
- 着工~施工: 高圧洗浄、下地処理、塗装作業
- 完了と点検: 品質保証、片付け、足場撤去
【初日~2日目】1. 工事前の準備(仮設足場・飛散防止シート布設)
工事は、仮設足場の設置から始まります。
仮設足場は、作業員が安全に作業を行うための基盤となるものです。
足場が組まれると、次に飛散防止シートを周囲に張り、塗料やほこりが近隣に影響を与えないよう配慮されます。
この段階で外壁の状態を詳細にチェックし、塗り替えだけで済むのか、それとも、より大規模な修繕が必要かを判断するのです。
時には、外壁材そのものの張り替えが必要になる場合もあり、工事の規模や期間が大きく変わることもあります。
【3日目~】2.着工~施工
着工後にまず行うのは、外壁の高圧洗浄です。
高圧洗浄は、汚れや古い塗膜を取り除いて塗装の下地を整えるためのものです。
洗浄後は下地処理を行い、塗装がしっかりと密着するように下地を整えます。
次に養生作業をして、塗装しない部分を保護します。
いよいよ塗装作業に入りますが、使用する塗料の種類や塗り方は、仕上がりが大きく変わってくるポイントのひとつです。
最後に細部のチェックを行い、仕上げを完了させます。
【~1週間から10日程度】3.点検および片付け・足場撤去と工事完了
塗装が終わると、作業員が丁寧な点検を行います。
仕上がりの品質を確認し、万が一の不具合を未然に防ぐための工程です。
点検の後は足場の撤去と現場の清掃が行われ、工事完了となります。
ちなみに、工事完了日を職人の間では「おさめの日」と呼ぶこともあります。
工事を無事に終えた「仕事納め」を表すとともに、お客様に満足していただけるよう願いを込めた呼び方です。
【数ヶ月~数年後】4.工事後のメンテナンス
外壁塗装工事が完了した後も、定期的なメンテナンスは欠かせません。
施工後は、数ヶ月から数年の間隔で専門業者による点検を受けることをおすすめします。
定期点検で劣化症状や損傷を早期に発見したら、迅速な補修を行いましょう。
継続的なケアによって、外壁塗装の効果を長く維持し、住まいの美観と機能性を守り続けることができるのです。
外壁塗装の相場&決め手となる要素
住まいの美観を保ち、長期にわたって快適な居住空間を確保するためには、外壁塗装が欠かせません。
続いては、外壁塗装にかかる相場と費用を左右する要素について、詳しく解説していきます。
【ポイント1】外壁塗装の相場=80万円~150万円程度
外壁塗装の相場は、様々な要因によって大きく変動しますが、一般的には80万円から150万円程度が目安とされています。
費用は住まいの大きさや塗料の種類、工事の詳細内容によっても左右されるため、業者に見積もりを依頼して正確な金額を把握しましょう。
見積もりを取らずに計画を立てるのは難しいものです。
詳細な見積もりを出してくれる業者を選ぶことが重要です。
費用だけでなく、使用される塗料の品質や工事の保証期間といった総合的なサービス内容を比較検討する必要があります。
【ポイント2】相場を決定する要素
外壁塗装の相場を左右する要素として、まず考えられるのが住まいの面積です。
広い面積を持つ家は塗料の量も多くなり、工事費用も高額になります。
また、使用する塗料の種類によっても価格が異なることも覚えておきましょう。
例えば、耐久性や防水性に優れた高品質な塗料を使う場合、一般的な塗料よりも高価になる傾向があります。
工事の難易度も、費用に影響を及ぼす要素です。
例えば、デザインが複雑な外壁や修復箇所が多い場合、工事はより手間がかかり、結果的に費用がかさむことになるでしょう。
それぞれの要素を総合的に考慮し、最適な業者選びが求められます。
【ポイント3】見積もりの取り方
外壁塗装工事を行う際には、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
見積もりを比較することで、各業者の価格設定やサービス内容を明確に把握することができるでしょう。
予算とニーズに合い、かつ信頼できる業者を選ぶためには、見積もりの際に工事の範囲や使用する塗料の詳細、工事の期間などを詳しく確認することが重要です。
また、業者によってはアフターサービスや保証内容が異なるため、詳しい情報を合わせて確認し、総合的な判断材料とすることが望ましいと言えます。
適切な見積もりを取れば、納得のいく外壁塗装工事を実現できるでしょう。
よくある質問と回答
住まいの美観を保ち、機能性を維持するためには外壁塗装が欠かせません。
しかし、外壁塗装に関しては多くの疑問が寄せられます。
外壁塗装に関する知識を深めていただくために、続いてはよくある質問にお答えしていきます。
【Q】外壁塗装は何年に一度行うべきですか?
外壁塗装は、一般的に10年から15年の周期で行うと良いでしょう。
なおメンテナンスのタイミングは、住まいの環境や気候条件によって前後します。
例えば、紫外線が強い地域や激しい風雨にさらされる場所では、塗装の劣化が早まることが予想されるため、より短い機関での塗り替えが必要になることもあるでしょう。
反対に、穏やかな気候の地域では、外壁塗装から次のメンテナンスまで15年以上持つことも珍しくありません。
外壁の状態を定期的にチェックし、適切なタイミングで専門家に相談することが大切です。
【Q】外壁塗装の劣化を早める要素は何ですか?
外壁塗装の劣化を加速させる主な要素として、太陽光の紫外線や熱、さらには雨風が挙げられます。
塗装の色あせや剥がれ、ひび割れなどが生じ、外壁の保護機能が低下してしまうのです。
特に直射日光が当たりやすい面や、風雨が強く当たる面は、他の面に比べて劣化が目立ちやすくなります。
さらに、地域によっては塩害や大気汚染などといった、特有の環境要因による影響も考慮する必要もあるでしょう。
定期的な外壁の点検を行い、早期に対策を講じることが重要です。
劣化要因 | 劣化箇所の例 |
---|---|
太陽光 | 紫外線や熱よる塗装がダメージ |
雨風 | 強い風雨による塗装剥がれ |
地震災害 | 地震による外壁の損傷 |
【Q】外壁塗装の相場はどのように決まりますか?
外壁塗装の相場は、住まいの面積や使用する塗料の種類、工事の難易度などによっても大きく左右されます。
一般的な一戸建て住宅で80万円から150万円程度が目安とされていますが、あくまで参考価格です。実際には、業者による詳細な見積もりが必要となります。
また、塗料のグレードや工事の範囲、追加の補修が必要かどうかなどの様々な要因が価格に影響を与えるため、複数の業者から見積もりを取って比較検討することが重要です。
信頼できる業者を選ぶ際には、価格だけでなく、施工実績やアフターサービスの質も考慮すると良いでしょう。
【Q】火災保険で外壁塗装ができると聞きました。これオトクですよね?
特にご注意いただきたいポイントです。実は火災保険を利用して外壁塗装を行うことができるケースは限られています。
保険適用の範囲は主に自然災害などによる損害が対象で、いわゆる「老朽化による塗装の劣化」は、保険金の支払い対象外となることが多いのです。
にも関わらず一部の業者(もしくは”施工業者と提携している代理店を名乗る業者”)が火災保険を利用した工事をすすめる場合もあるものの、保険の適用範囲を逸脱した不適切な請求が問題となっていることもあるため注意しなければなりません。
火災保険を利用する前には、保険会社に確認するとともに、信頼できる外壁塗装会社への相談をおすすめします。
適切な手続きを踏めば、安心して外壁塗装を行うことができるでしょう。
まとめ
外壁塗装は住まいの美観を保つだけでなく、機能性を維持し、住まいを長持ちさせるためにも不可欠です。
新築から時間が経過すると、太陽光や雨風による劣化が避けられないため、定期的な塗り替えが必要となってきます。
工事の流れには、準備から施工、点検、そしてメンテナンスまでが含まれます。
それぞれ適切に行うことが外壁の寿命を延ばす上で必要不可欠です。
費用相場は80万円から150万円程度で変動し、選ぶ業者によっても異なりますので、複数の見積もりを比較して信頼できる業者を選ぶことが重要です。
外壁塗装に関するご相談は、実績と信頼のある創建ペイントにぜひお任せください。
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1983年創業、暮らしの
豊かさを追求しつづける
「創建」の供給実績。
創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。
実績例
物件名 | 総戸数 | |
---|---|---|
三田エリア | ルナ三田フラワータウン | 60 |
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 | 82 | |
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア | 108 | |
ルナ三田ひばりが丘 | 149 | |
神戸エリア | パークヒル神戸小倉台 | 75 |
ルナ藤原台中町パークフロント | 82 | |
ルナ上津台 | 81 | |
ルナ北六甲116 クルムの街 | 116 | |
西神戸・ 阪神エリア |
ルナ西神中央 | 97 |
ルナ塚口 | 52 | |
ルナ昆陽池公園 | 51 | |
東大阪・ 北摂エリア |
ルナ南摂津 | 80 |
ルナ加納 | 71 | |
ルナ山本 | 57 | |
大阪市内・ 南大阪エリア |
ルナタウン島屋 | 55 |
ルナ城山公園 | 52 | |
ルナ東百舌鳥 | 109 | |
ルナ原山台 | 46 | |
京都エリア | ルナシティ同志社山手 | 237 |
街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。
商号 |
株式会社 創建 |
---|---|
創立 |
昭和58年3月1日 |
設立 |
昭和61年9月4日 |
資本金 |
8,000万円 |
代表者 |
代表取締役会長 吉村 孝文 代表取締役社長 吉村 卓也 |
執行役員一覧 |
執行役員 大下 憲二 執行役員 岡本 賢二郎 |
本社所在地 |
〒541-0047 |
東京支店所在地 |
〒101-0041 |
売上高 |
151.3億円(令和5年5月期) |
従業員数 |
従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期) |
事業内容 |
建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/ |
大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます
ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。
本社所在地
本社所在地 |
〒541-0047 |
---|
施工エリア
※別途、交通費が発生する場合があります。
- 大阪
-
岸和田市
豊中市
池田市
吹田市
泉大津市
貝塚市
守口市
茨木市
泉佐野市
富田林市
寝屋川市
河内長野市
松原市
大東市
箕面市
柏原市
羽曳野市
門真市
摂津市
高石市
藤井寺市
泉南市
四條畷市
交野市
大阪狭山市
阪南市
- 兵庫
-
西宮市
洲本市
芦屋市
伊丹市
相生市
豊岡市
加古川市
赤穂市
西脇市
三木市
高砂市
小野市
加西市
篠山市
養父市
丹波市
南あわじ市
朝来市
淡路市
宍粟市
加東市
たつの市
市川町
- 京都
-
福知山市
舞鶴市
綾部市
宇治市
宮津市
亀岡市
城陽市
向日市
長岡京市
八幡市
京田辺市
京丹後市
南丹市
木津川市
- 奈良
-
大和高田市
大和郡山市
天理市
橿原市
桜井市
五條市
御所市
生駒市
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葛城市
宇陀市
下市町
- 和歌山
-
海南市
橋本市
有田市
御坊市
田辺市
新宮市
紀の川市
岩出市
外壁塗装の参考文献
- 住宅リフォーム推進協議会
https://www.j-reform.com - 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
https://www.chord.or.jp/index.html?red_param=220106 - 一般社団法人日本塗装工業会
https://www.nittoso.or.jp - 一般社団法人外壁塗装協会
https://tosouginoushi.com