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外壁塗装でタスペーサーは必要?縁切りにおける役割と選び方のポイントを解説

更新日2024年4月25日

外壁塗装を行う際、「タスペーサー」という言葉を耳にしたことはありますか?
実はこの小さな部材が、屋根の美観と機能性を大きく左右するのです。

本記事では、タスペーサーの役割や選び方、施工時の注意点などを詳しく解説します。
外壁塗装を検討中の方はもちろん、屋根のメンテナンスに関心のある方にも役立つ情報がありますので、ぜひ最後までお読みください。

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この記事の監修者
創建ペイント
相見 忠明
・ガス可とう管接続工事監督者
・一級建築物石綿含有建材調査者
・第二種電気工事士

職人として9年間、建築現場作業に就き、大手アウトソーシング会社にて5年間のメンテナンス業務を経て、内装に関する資格を習得し、現場管理兼職人として内装・リフォームの知識と経験を深める。
株式会社創建に入社後、外壁塗装に従事し、現在は、創建ペイントの全ての物件の外壁塗装の現場管理を担当しています。

そもそもタスペーサーとは?縁切りとの違いは?

タスペーサーは外壁塗装において重要な役割を果たす部材の一つです。
しかし、タスペーサーについて詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、タスペーサーの基本的な役割や縁切りとの違いについて解説します。

タスペーサーの基本的役割

タスペーサーは、主にスレート屋根の塗装時に使用される部材で、屋根材同士の隙間を確保するために用いられます。
スレート屋根は、複数の屋根材が重なり合って構成されているため、塗装をする際には屋根材同士が密着してしまうことがあります。

タスペーサーを屋根材の間に挿入することで、適度な隙間を確保し、雨水の排出や通気性を確保することが可能です。
雨水の排出や通気性を確保することによって屋根の耐久性を高め、長持ちさせることが期待できます。

縁切りとの違い

タスペーサーと似た役割を持つ作業に、縁切りがあります。
縁切りは、塗装後に手作業で屋根材の隙間を切り開く作業のことを指します。

一方、タスペーサーは、塗装前に屋根材の間に挿入する部材です。
縁切り作業は手間がかかるうえ、均一な隙間を確保するのが難しいというデメリットがありますが、タスペーサーを使用すれば、均一な隙間を簡単に確保でき、美しい仕上がりとなります。

タスペーサーを使うメリット

タスペーサーを使用する最大のメリットは、手間のかかる縁切り作業が不要になることです。
均一な隙間を確保できるため、美しい仕上がりにも期待できます。

雨水の排出や通気性の確保することもできるので、屋根の耐久性がアップするというメリットもあります。
特に、スレート屋根の場合は、経年劣化により屋根材が割れたり、ずれたりすることがあるため、タスペーサーを使用することで、屋根材の動きを抑え、屋根の寿命を延ばすことができるでしょう。

タスペーサーが必要な理由とは?

前述のように、タスペーサーは外壁塗装において重要な役割を果たします。
では、なぜタスペーサーが必要なのでしょうか。
タスペーサーが必要な理由について、雨漏り防止、結露対策、屋根材の劣化防止の観点から解説します。

雨漏り防止に効果的

タスペーサーを使用すれば、適切な隙間を確保して雨水を効率的に排出できるようになります。
雨漏りを防ぎ、建物内部への水の侵入防止にも効果的です。

タスペーサーを使用しない場合は、塗装によって屋根材の隙間が塞がれてしまうことがあります。
隙間がなくなると、雨水が屋根材の上に溜まりやすくなり、雨漏りのリスクが高まります。
特に、スレート屋根は経年劣化により、屋根材にひび割れが生じやすいため、タスペーサーによる雨漏り防止対策が重要です。

結露対策にも有効

タスペーサーによる隙間の確保は、結露対策にも有効です。
屋根材の隙間がないと、屋根裏に湿気がこもってしまうのです。
湿気が溜まると、結露が発生しやすくなり、屋根材の劣化を早めるだけでなく、カビや雑菌の発生にもつながります。

タスペーサーを使用すれば、屋根裏の通気性を確保し、湿気を排出することができます。
結露のリスクを軽減し、屋根材の劣化防止も期待できるでしょう。
結露は、屋根材だけでなく、建物全体の耐久性にも影響を与えるため、タスペーサーによる対策が重要だといえます。

屋根材の劣化を防ぐ

タスペーサーは、屋根材の劣化防止にも効果的です。
タスペーサーを使用しない場合、塗料によって屋根材が密着してしまうことがあります。
屋根材が密着すると、塗膜が剥がれにくくなり、屋根材の劣化を早める可能性があるのです。

タスペーサーを使用すれば、塗膜の密着を防ぎ、屋根材の劣化を抑えることができます。
また、タスペーサーによる隙間の確保は、屋根材の動きを妨げないため、屋根材の割れやずれを防ぐ効果も期待できます。
屋根材の劣化は、建物の見た目だけでなく、耐久性にも影響を与えるため、タスペーサーによる劣化防止対策は非常に有効です。

タスペーサーの種類と選び方

タスペーサーには、材質や形状の違いによって、様々な種類があります。

タスペーサーの特徴 種類 特徴
材質 プラスチック製 ・軽量で施工性に優れる
・安価
ステンレス製 ・耐久性が高い
・耐熱性が高い
・プラスチック製に比べて値段が高い
形状 三角形状 ・屋根材の重なり部分に設置するのが最適
丸型 ・屋根材同士の隙間を均一に保つことができる

タスペーサーの材質や形状の違いについて解説するとともに、自宅の屋根に合ったタイプの選び方についてもご紹介します。

タスペーサーの材質

タスペーサーの材質には、主にプラスチック製とステンレス製の2種類があります。
プラスチック製のタスペーサーは、軽量で施工性に優れているのが特徴です。
価格も比較的安価なため、コストを抑えたい方におすすめです。

一方、ステンレス製のタスペーサーは、耐久性が高く、長期的な使用に適しています。
耐熱性にも優れているため、暑い地域での使用にも適しているといえます。
ただし、価格はプラスチック製に比べて高くなる傾向があります。

タスペーサーの形状の違い

タスペーサーの形状は、大きく分けて三角形状と丸型の2タイプがあります。
三角形状のタスペーサーは、屋根材の重なり部分に設置するのに最適です。
屋根材の隙間に合わせて、三角形状のタスペーサーを挿入することで、適度な隙間を確保することができます。

一方、丸型のタスペーサーは、屋根材の上に設置するのに適しています。
丸型のタスペーサーを屋根材の上に並べることで、屋根材同士の隙間を均一に保つことができるのです。
どちらのタイプを選ぶかは、屋根材の種類や形状によって異なります。

自宅の屋根に合ったタイプを選ぶ

自宅の屋根に合ったタスペーサーを選ぶためには、屋根材の種類や状態を考慮しなければいけません。
例えば、スレート屋根の場合は、三角形状のタスペーサーが適しています。

一方、粘土瓦の屋根の場合は、丸型のタスペーサーが適している場合もあります。
屋根材の劣化状態によっては、ステンレス製のタスペーサーを選ぶのもおすすめです。

タスペーサーの選び方で迷ったら、外壁塗装の施工業者に相談するのが良いでしょう。
プロの目から見た、最適なタスペーサーの提案を受けることができます。

タスペーサー施工の流れと注意点

タスペーサーの施工は、外壁塗装の仕上がりと耐久性に大きな影響を与えます。
施工の流れを理解し、注意点を把握することで、美しく長持ちする外壁に仕上げることができるでしょう。
タスペーサー施工の基本的な流れと、施工時の注意点、施工後のメンテナンスについて詳しく解説します。

施工の基本的な流れ

タスペーサーの施工は、外壁塗装の工程の中で重要な位置を占めています。
まず、下塗りを行った後、タスペーサーを外壁材の隙間に丁寧に挿入していきます。
この際、外壁材の種類や形状に合わせて、適切なサイズと形状のタスペーサーを選ぶことが大切です。

タスペーサーを挿入し終えたら、中塗りと上塗りを行い、美しく仕上げます。
施工の流れを把握し、各工程を丁寧に行うことで、高品質な外壁塗装を実現できます。

施工時の注意点

タスペーサーの施工時には、いくつかの注意点があります。

まず、外壁材を傷つけないよう、丁寧な施工を心がけることが大切です。
特に、外壁材の角や端部は、傷つきやすいので注意しましょう。

強風時の施工も避けることをおすすめします。強風によってタスペーサーが飛散し、外壁材を傷つける可能性があるからです。
施工時は天候にも注意を払い、最適な条件下で作業を行うことが重要です。

施工後のメンテナンス

タスペーサーの施工後は、定期的なメンテナンスが欠かせません。
まずは、定期的な点検を行い、タスペーサーの状態を確認しましょう。

破損や脱落があった場合は、早めの補修・交換が必要です。
放置すると、外壁材の隙間が広がり、雨水の浸入や汚れの蓄積を招く恐れがあります。

また、タスペーサーの材質によっては、経年劣化が進行する場合もあります。
定期的なメンテナンスを行い、タスペーサーの機能を維持することで、外壁の美観と耐久性を長く保つことができるでしょう。

タスペーサーに関するよくある質問

タスペーサーは、外壁塗装において重要な役割を果たす部材ですが、使用方法や効果について、まだまだ知られていない部分も多いのが現状です。
タスペーサーに関してよく寄せられる質問を取り上げ、わかりやすく解説していきます。
タスペーサーの費用や、使用しない場合のリスク、適した外壁材の種類など、気になる点を詳しく見ていきましょう。

【Q1】タスペーサーを使うと費用はどれくらいかかりますか?

タスペーサーを使用する際の費用は、使用するタスペーサーの種類や外壁の広さによって異なります。
一般的に、縁切り作業よりも若干高めの費用がかかる傾向にありますが、1個当たりの単価は数十円程度が相場です。

外壁の面積が広いほど、必要なタスペーサーの数量も増えるため、トータルの費用は高くなります。
ただし、タスペーサーを使用することで、外壁の耐久性が向上し、メンテナンス費用の削減につながる可能性もあります。
長期的な視点で考えると、タスペーサーを使用する価値は十分にあると言えるでしょう。

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【Q2】タスペーサーを使わないとどうなりますか?

タスペーサーを使用しない場合、外壁材の隙間が塞がれ、雨水の排出や通気性が悪化します。
結果的に、雨漏りや結露のリスクが高まり、外壁材の劣化を早めてしまうことになりかねません。

外壁材が密着した状態で塗装されると、塗膜の剥がれや割れが生じやすくなる可能性もあります。
外壁の寿命を縮め、大規模な補修工事が必要になるケースも考えられるでしょう。
タスペーサーを使用することで外壁の劣化を早めてしまうなどのリスクを軽減し、外壁の長寿命化を図ることができます。

【Q3】タスペーサーに向いている外壁の種類は?

タスペーサーは、主にサイディングやALC板などの外壁材に使用されます。
中でも、スレート外壁が最も一般的です。
スレート外壁は、表面に凹凸があり、隙間が生じやすいため、タスペーサーの使用が効果的です。

また、粘土瓦の外壁にもタスペーサーを使用できるケースがあります。
外壁材の種類や形状に合わせて、適切なタイプのタスペーサーを選ぶことが重要です。
施工業者に相談しながら、自宅の外壁に最適なタスペーサーを選びましょう。

まとめ

外壁塗装におけるタスペーサーの役割は非常に重要であることが分かりました。
タスペーサーを使用すれば屋根材の隙間を適切に確保できるため、雨漏りや結露のリスクを軽減したり、屋根の耐久性を高めることが可能になります。

タスペーサーの種類は材質や形状によって異なるため、自宅の屋根に合ったタイプを選ぶことが大切です。
施工時は屋根材を傷つけないよう丁寧な作業が求められ、施工後も定期的なメンテナンスが必要となります。

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実績例

※2023年8月現在
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京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
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Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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施工エリア

施工エリア 関西二府四県

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外壁塗装の参考文献