屋根の塗装が剥がれてきた！放置するとどうなる？正しい対処法を解説 | 大阪の外壁塗装業者なら創建ペイント(創ペン)

屋根塗装の剥がれは、放置すると雨漏りや屋根材の劣化など深刻なトラブルに発展する可能性があります。
しかし、原因や対処法について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、屋根塗装が剥がれる主な原因や、放置した場合に起こりうる問題、適切な対処法などについて解説します。
剥がれを予防するためのポイントや、よくある質問にもお答えしますので、ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

創建ペイント
相見 忠明

・ガス可とう管接続工事監督者
・一級建築物石綿含有建材調査者
・第二種電気工事士

職人として9年間、建築現場作業に就き、大手アウトソーシング会社にて5年間のメンテナンス業務を経て、内装に関する資格を習得し、現場管理兼職人として内装・リフォームの知識と経験を深める。
株式会社創建に入社後、外壁塗装に従事し、現在は、創建ペイントの全ての物件の外壁塗装の現場管理を担当しています。

屋根塗装の剥がれの原因は？

屋根塗装の剥がれは、住宅の美観を損ねるだけでなく、雨漏りなどの深刻なトラブルに繋がる可能性があります。
トラブルを防ぐためには、原因を理解し、適切な対処法を知ることが大切です。
ここでは、屋根塗装の剥がれが起こる主な原因について詳しく解説します。

【1】経年劣化が主な原因

屋根塗装の剥がれは、経年劣化が原因で発生することが多いです。
一般的な塗料の耐用年数は8〜10年程度と言われており、その間に紫外線や雨風、温度変化などの過酷な環境にさらされ続けることで、塗膜が徐々に劣化していきます。

劣化が進行すると、塗膜の接着力が低下し、下地との間に隙間ができ始めます。
そして、雨水がその隙間に入り込むことで、塗膜が浮き上がり、最終的に剥がれ落ちてしまうのです。
経年劣化は避けられない現象ですが、定期的なメンテナンスを行うことで、劣化の進行を遅らせ、塗装の寿命を延ばすことができます。

【2】施工不良が原因のケースも

経年劣化以外に、施工不良が原因で屋根塗装の剥がれが発生するケースもあります。
例えば、塗装前の下地処理が不十分だったり、塗料の選定を誤ったりすると、塗膜の密着力が不足し、早期に剥がれが生じてしまいます。

特に、施工後1〜2年以内に剥がれが発生した場合は、施工不良の可能性が高いです。
施工不良を防ぐためには、経験豊富で信頼できる業者に依頼することが重要です。
施工前に業者との間で、使用する塗料や工事の工程、品質保証などについて、しっかりと確認しておくことも大切でしょう。

【3】屋根材の種類によっては塗装に向かないものも

屋根材の種類によっては、塗装に適さないものがあることも知っておく必要があるでしょう。
例えば、粘土瓦などの多孔質な屋根材は、塗料の吸収率が高く、塗膜が定着しにくいという特性があります。
このような屋根材に無理に塗装を施すと、塗膜の剥がれが発生しやすくなってしまうのです。

屋根材の特性を理解した上で、適切な塗装方法を選択することが重要です。
場合によっては、塗装ではなく、屋根材そのものを交換するという選択肢も検討する必要があるでしょう。
屋根材の種類や状態に合わせた最適な対処法を、専門家と相談しながら決めていくことが大切です。

屋根塗装の剥がれを放置するとどうなるか解説

屋根塗装の剥がれは、放置すればするほど状況が悪化し、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
屋根塗装の剥がれを放置した場合に起こりうる影響について、詳しく解説していきます。

• 【1】雨漏りのリスクが高まる
• 【2】屋根材の劣化が加速する
• 【3】外観の美観が損なわれる

【1】雨漏りのリスクが高まる

屋根塗装の剥がれを放置すると、雨漏りのリスクが高まります。
塗膜が剥がれた部分から雨水が浸入し、屋根材の防水性が低下するためです。
雨漏りが発生すると、室内の壁や天井にシミができたり、床が腐食したりするなど、建物の内部構造に深刻なダメージを与える恐れがあります。

雨漏りによる水濡れは、カビやダニの発生を招き、居住者の健康被害にも繋がりかねません。
雨漏りは、放置すればするほど被害が拡大するため、塗装の剥がれを発見したら、早急に対処することが肝心です。

【2】屋根材の劣化が加速する

塗装の剥がれは、屋根材の劣化を加速させる要因にもなります。
塗膜が剥がれることで、屋根材が直接、紫外線や雨風にさらされるようになり、劣化のスピードが速まるのです。

特に、木材や金属などの屋根材は、水分や紫外線の影響を受けやすく、腐食やさびの発生につながります。
劣化が進行すると、屋根材にひび割れや欠損などの物理的な損傷が生じ、屋根の耐久性が大きく低下してしまいます。

屋根材の劣化は、建物の構造的な安全性にも関わる重大な問題です。
塗装の剥がれは、屋根材の劣化を防ぐバリアの役割を果たしているため、剥がれを放置することは避けるべきでしょう。

【3】外観の美観が損なわれる

屋根は、建物の外観を大きく左右する要素の一つです。
美しく塗装された屋根は、家の印象を引き立て、街並みに彩りを添えます。

しかし、塗装の剥がれは、屋根の見た目を著しく損ねてしまいます。
剥がれによって下地が露出し、色むらや汚れが目立つようになると、建物全体の美観が大きく低下するのです。

外観の悪化は、不動産価値の下落にも直結します。住宅の売却や賃貸を考える際には、屋根の状態が重要な評価ポイントになるため、剥がれの放置は経済的な損失にもつながりかねません。
美しい街並みを維持し、資産価値を守るためにも、屋根塗装の剥がれは早めに解決するようにしましょう。

屋根塗装の剥がれた場合の対処法

屋根塗装の剥がれは、放置すればするほど被害が拡大し、補修コストも増大します。
屋根塗装に剥がれが発生した場合、どのように対処すべきでしょうか。
屋根塗装の剥がれへの具体的な対処法について解説します。

• 【1】早期発見・早期対処が肝心
• 【2】部分的な補修か全面的な塗り替えかを判断
• 【3】信頼できる専門業者に依頼する

【1】早期発見・早期対処が肝心

屋根塗装の剥がれへの対処で最も重要なのは、早期発見と早期対処です。
定期的に屋根の状態を点検し、剥がれや異常を見つけたら、できるだけ早めに専門家に相談しましょう。

初期の段階であれば、比較的簡単な補修で済む場合もありますが、放置すればするほど、剥がれの範囲が広がり、屋根材の劣化も進行します。
結果、補修の難易度が上がり、費用も高額になってしまうのです。

雨漏りなどの二次的な被害を防ぐためにも、早期の対処が欠かせません。
剥がれを発見したら、速やかに専門家の診断を受け、適切な対策を講じることが大切です。

【2】部分的な補修か全面的な塗り替えかを判断

屋根塗装の剥がれへの対処法は、剥がれの範囲や屋根材の劣化状況によって異なります。
比較的狭い範囲の剥がれであれば、部分的な補修で対応できる場合もあるのです。
部分補修では、剥がれた部分の塗膜を除去し、下地を清掃・補修した上で、新しい塗料を塗り重ねます。

一方、剥がれの範囲が広く、屋根材の劣化も進んでいる場合は、全面的な塗り替えが必要になるでしょう。
全面塗り替えでは、古い塗膜を完全に除去し、下地を入念に準備した上で、新しい塗料を塗り込みます。
部分補修と全面塗り替えでは、工事の規模や費用に大きな差があるため、専門家の診断に基づいて、最適な方法を選択することが重要です。

【3】信頼できる専門業者に依頼する

屋根塗装は、高所での作業を伴う危険な工事であり、下地処理や塗装技術には専門的な知識と経験が必要とされます。
屋根塗装の剥がれ補修は、信頼できる専門業者への依頼がおすすめです。

業者選びに際しては、実績や評判、保証内容などを十分に吟味することが大切です。
複数の業者から見積もりを取り、施工内容や使用材料、価格などを比較検討しましょう。

事前に業者との間で、工事の工程や期間、支払い条件などを明確に取り決めておくことも忘れてはいけません。
信頼できる専門業者に依頼することで、適切な補修が行われ、屋根塗装の剥がれ問題を確実に解決することができるでしょう。

屋根塗装の剥がれを予防するためのポイント

屋根塗装の剥がれは、放置すると雨漏りや屋根材の劣化など深刻な問題に発展する可能性があります。
剥がれを未然に防ぐための適切な対策が不可欠です。

ここでは、屋根塗装の剥がれを予防するための重要なポイントを詳しく解説していきます。

定期的なメンテナンスを行う

屋根塗装の剥がれを予防するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
専門家による定期点検を受けることで、塗装の劣化状況を的確に把握できます。

点検の際は、塗膜の亀裂や剥がれ、膨れなどの異常がないかチェックしましょう。
小さな剥がれや損傷を早期に発見し、適切な補修を行うことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

一般的に、屋根塗装のメンテナンス頻度は、立地条件や塗料の種類によって異なりますが、少なくとも2〜3年に一度は専門家によるチェックを受けることをおすすめします。
台風や大雪など、屋根に大きな負荷がかかった後は、必ず点検を行い、異常がないか確認することが大切です。

適切な塗料を選ぶ

屋根塗装の剥がれを防ぐためには、適切な塗料選びも重要なポイントです。
屋根の素材や立地条件に適合した塗料を使用することで、塗膜の耐久性や耐候性を高めることができます。
例えば、紫外線の強い地域では、耐UV性に優れた塗料を選ぶことが大切です。

また、屋根材の種類によって、適した塗料が異なります。
例えば、トタン屋根には、トタン用の専用塗料を使用する必要があります。
適さない塗料を使用すると、塗膜の密着性が低下し、剥がれの原因になってしまうのです。

塗料選びに迷ったら、経験豊富な専門業者に相談するようにしましょう。
専門家であれば、屋根の状況に合わせて、最適な塗料を提案してくれますよ。

適切な塗装工事を依頼する

屋根塗装の剥がれを予防するには、適切な塗装工事を行うことが何よりも重要です。
塗装工事は、3つの工程に分けられます。

• 下地処理
• 塗装
• 仕上げ

それぞれの工程を丁寧に行うことで、塗膜の密着性を高め、剥がれを防ぐことができます。
特に、下地処理は、塗装の耐久性に大きく影響するポイントです。
屋根材の汚れや劣化部分を除去し、表面を整えることで、塗料の密着性を高めることができます。

塗装方法も重要です。むらのない均一な塗装を行うことで、塗膜の耐久性を高めることができます。

適切な塗装工事を行うためには、信頼できる専門業者選びが欠かせません。
施工実績や保証内容など、複数の業者を比較検討し、自分に合った業者を選ぶことが大切です。

屋根塗装の剥がれに関するよくある質問

屋根塗装の剥がれについては、家に住んでいる人にとっては大きな問題であり、さまざまな疑問を抱えている人も多いでしょう。
屋根塗装の剥がれに関する代表的な質問にお答えします。
専門家の視点から、分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

【Q1】屋根塗装の耐用年数はどのくらいですか？

一般的な屋根塗装の耐用年数は、使用する塗料の種類や立地条件によって異なりますが、およそ8〜10年程度と言われています。
ただし、年数はあくまでも目安であり、適切なメンテナンスを行えば、さらに長持ちさせることも可能です。

逆に、メンテナンスを怠ると、耐用年数が短くなってしまう恐れがあります。
塗料の種類によっても耐用年数は変わるので注意が必要です。

例えば、シリコン系塗料は、耐候性に優れているため、10年以上持つケースもあります。
一方、アクリル系塗料は、比較的安価ですが、耐用年数は短めです。
屋根材の種類や立地条件、予算など、様々な要因を考慮して、最適な塗料を選ぶことが大切です。

【Q2】屋根塗装の剥がれは自分で直せますか？

屋根塗装の剥がれの補修方法は、剥がれの範囲や程度によって異なります。
部分的な剥がれであれば、塗装用補修材を使って、自分で直すことも可能です。

本格的な補修や全面的な塗り替えは、専門業者に依頼するようにしましょう。
屋根塗装は、高所での作業を伴うため、安全面でのリスクが高いです。

適切な下地処理や塗装方法は、専門的な知識と技術が必要です。
素人が行うと、かえって状況を悪化させてしまう恐れがあります。
部分的な補修であっても、自信がない場合は、無理せず専門家に相談するようにしましょう。
早めに適切な処置を行うことで、大きなトラブルを防ぐことができます。

【Q3】剥がれの放置はなぜいけないの？

屋根塗装の剥がれを放置することは、大きなリスクを伴います。
剥がれた部分から雨水が浸入すると、屋根材の劣化が加速し、雨漏りなどの深刻なトラブルに繋がる可能性があるからです。
雨漏りが発生すると、室内の壁や天井にシミができたり、床が腐食したりするなど、住宅の構造的な問題に発展することもあります。

剥がれは外観的にも大きな問題です。屋根の美観が損なわれることで、住宅の価値が下がってしまう恐れがあります。
さらに、剥がれが広がると、補修コストも増大します。
早期発見・早期対処が、大きな損害を防ぐ秘訣です。
屋根塗装の剥がれを見つけたら、できるだけ早めに専門家に相談し、適切な処置を行うことが大切です。

まとめ

屋根塗装の剥がれは、経年劣化や施工不良などが原因で発生します。
剥がれを放置すると、雨漏りや屋根材の劣化、外観の悪化など、様々なトラブルに繋がるため、早期発見・早期対処が重要です。

屋根塗装の剥がれを見つけたら、できるだけ早めに信頼できる専門業者に相談し、適切な補修や塗り替えを行いましょう。
定期的なメンテナンスや適切な塗料選び、丁寧な施工も剥がれ防止に繋がります。

屋根は家を守る大切な部分ですから、塗装の剥がれにはしっかりと対処し、快適で安全な住まいを維持していきたいものです。
外壁塗装と同様に、屋根塗装についても信頼できる業者選びが肝心です。
ぜひ、経験豊富なプロに相談して、適切な対策を講じてください。

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