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外壁塗装の単価はどれくらい?費用と品質のバランスを取る方法も紹介します

更新日2023年11月13日

外壁塗装によって、家の印象は大きく左右されます。

ところで、外壁塗装の費用はどのように決まるのでしょうか。
関東・関西など地方によっても単価の相場は異なりますし、塗料の種類による価格差も考慮すべきポイントです。
加えて、良心的な業者の見極め方も押さえておきたいですよね。

この記事では、外壁塗装に関するさまざまな疑問を解消するべく、一般的な外壁塗装の単価と、費用対効果を最大化するために覚えておきたい知識をご紹介します。

品質とコストの良さどちらも叶えた外壁塗装工事の参考にしてください。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

外壁塗装にかかる平均的な単価は?

家の外観を美しく保つためには外壁塗装が欠かせませんが、外壁塗装の費用はどのくらいになるのでしょうか。
実は、地域や使用する塗料によっても単価に大きな差が出てきます。
どのような要素が外壁塗装の単価に影響を及ぼすのか、ならびに良心的な業者の価格設定について解説していきましょう。

地域別の外壁塗装単価の違い

日本では地域によって外壁塗装の相場が異なります。

例えば、都市部と地方部、関東地方とそれ以外などでは人件費の面でも異なってくるため、前者の方が外壁塗装単価がやや高くなる傾向にあると推測されます。
気候条件や物価、地域ごとの経済状況などが影響しているため、同じ塗装工事でも住んでいる場所によって費用が変わってくることがあるんですね。

外壁塗装の単価を左右する要因

外壁塗装の単価は塗料の種類によっても大きく異なります。
たとえば、標準的なアクリル塗料と比べて、シリコン塗料は平米あたり約1,000〜1,500円ほど高価です。
これはシリコン塗料が耐久性や耐候性に優れているため、長期的にメンテナンスコストを抑えられるからと言われています。

また、塗装面積の広さや建物の形状、足場の設置の有無なども単価に影響する重要な要素です。

要因 詳細
塗料の種類 ・アクリル、シリコン、フッ素などの塗料の種類
建物の大きさ ・建物の床面積
・建物の高さ
・足場の要不要
建物の形状 ・建物の形状の複雑さ
塗装面積 ・塗装する場所の面積
地域 ・気候の影響
・施工業者の単価

良心的な外壁塗装業者の単価相場

平米あたりの単価はさまざまな条件によって上下するものです。
良心的な外壁塗装業者かどうかは「わかりやすい見積もりかどうか」で判断することができるとお考えください。

信頼できる外壁塗装業者の多くは、見積もりがわかりやすくかつ見積もり後の追加料金もありません。
業者選びの際は、不透明な見積もりを提出する業者ではなく明確な価格設定を提示してくれるところを選ぶとよいでしょう。

外壁塗装の単価を決める「面積」の出し方とは?

外壁塗装の見積もりを取る際、最も基本的なのが「塗り面積」を正確に出すことです。
見積もりには「建坪表記」というものがしばしば用いられることがありますが、面積の出し方にはどのような違いがあるのでしょうか。

基本は「塗り面積」で出す

外壁塗装の単価を計算する基本は、塗るべき壁の総面積、すなわち「塗り面積」を測定することです。
塗り面積とは、窓や扉など塗装しない部分を除いた実際に塗料を塗る部分の面積を指します。
正確な塗り面積を把握することで、実際に必要な塗料の量や工事費用の見積もりが可能になるのです。

見積もりによくある「建坪表記」は本来塗り面積と無関係!?

一部の業者では、外壁塗装の見積もり時に「建坪」を基準にした単価表記を行っています。
しかし「建坪」は家の床面積のことですから、外壁の面積とは直接関係がありません。

建坪表記に基づく見積もりは実際の塗り面積と乖離している可能性が高く、不正確な見積もりにつながってしまう恐れがあります。

塗り面積=図面または現調実測によって算出してくれる業者だと安心

正確な塗り面積を算出するためには、建物の図面を基に計算するか、専門の機材(メジャーやレーザー距離計など)を使って現場で実測を行う必要があります。
詳しく塗り面積を算出してくれる業者は、正確で透明性のある見積もりを提供してくれるため、外壁塗装工事での信頼できるパートナーと言えるでしょう。

外壁塗装単価の内訳とは?

外壁塗装の単価は、主に以下の項目から成り立っています。

外壁塗装の単価を構成するそれぞれの費用相場について、詳しく見ていきましょう。

材料費

外壁塗装に使用する塗料の種類によって材料費は大きく変動します。

例えば、高品質なシリコン塗料は平米あたり約1,800~3,500円、フッ素塗料は約3,000~5,000円が相場です。
あくまで一般的な相場であり、メーカーや品質によって価格は異なってきます。

また、近年の原材料高騰の影響により、塗料の価格が5~20%程度値上げされていることも考慮に入れましょう。

人件費

外壁塗装の人件費は、職人の経験や技術力によって大きく変わります。

経験豊富な職人の人件費は高くなる傾向にあり、地域や業者によって異なってくるところです。
また、作業の難易度や作業時間も人件費に影響を与えます。
外壁塗装の人件費は、1日1人あたり1万5,000~2万円程度が相場とも言われています。

足場代とその他諸経費

外壁塗装では、作業を安全に行うために足場の設置が必要です。
一般的な一戸建てでは、足場設置は15万円から20万円が相場とされています。
足場代には、足場の材料を運ぶ運搬費と足場を組む施工費が含まれます。

足場を組むには、足場の組立て等作業主任者(国家資格)を配置しなければならず、足場の設置に関しては専門の業者に依頼する施工業者も少なくありません。

ならびに、作業中の事故や損害を補償するための保険料や諸税についても加算されます。
安全に作業を行うためには必要な経費と言えるでしょう。

また、資材や残材、必要機器類の運搬にかかる経費がかかることも考慮すべきです。

外壁塗装単価を抑える方法は?

外壁塗装にあたって、多くの人が気になるのが費用の問題です。
適切なコストダウンの方法を押さえておくことで、予算内で高品質な仕上がりを得ることも可能になるでしょう。

コストダウンを実現する選択肢

お財布に優しい外壁塗装のためには、どんな工夫が必要なのでしょうか。
例えば、工事のタイミングをオフシーズンに合わせることも選択肢の一つです。
業者の空き状況によってはコストを抑えることもできますよ。

また、地元密着型の業者を選べば旅費や宿泊費といった経費も削減できます。
こうした地域の業者は地元の顧客を大切にしているため、信頼できる業者と言えるでしょう。

さらに、複数の業者との相見積もりを取ることで、サービス内容と価格を比較し、最適な業者選びが行えます。
上記の方法を組み合わせて、かしこく外壁塗装のコストを抑えましょう。

コストを長期的に見ることも大事

初期投資を抑えることは重要ですが、長期的な視点でのコストパフォーマンスも見逃せません。
耐久性に優れた高品質な塗料を使うと、初期コストは高めになる分塗り替え頻度を減らせます。
耐候性や防カビ性などの性能が長持ちする塗料を選ぶことで、将来的なメンテナンス費用を抑えることができるのです。

短期的な節約よりも、長期にわたって家を守るための投資をすることが最終的に家計の負担を減らすことに繋がります。

複数の見積もりを比較する

外壁工事を業者に依頼する場合には、複数の外壁塗装業者から見積もりを取って比較するのがおすすめです。
具体的には5社ほどの業者で見積もりをして、単価や提案される塗料の種類、工期、保証内容について細かくチェックしましょう。

なお、見積もりでは単に価格を比べるだけではなく、サービスやアフターフォローの充実度も考慮することが大切です。
複数の見積もりを比較し、総合的なコストパフォーマンスが良い業者を選ぶと良いでしょう。

品質を左右する外壁塗装の技術要素

外壁塗装の品質を左右するのは、使用する材料だけではありません。
専門家の技術力や施工手順も、長持ちする外壁塗装を実現する上で欠かせない要素となります。

専門家による施工の重要性

外壁塗装は専門的な知識と技術が求められる作業です。
熟練した職人による施工は、細部まで配慮が行き届き、ムラのない丁寧な仕上がりが特徴的。
塗装後のトラブルを防ぎ、住まいを長期間維持する上でも重要なポイントと言えます。

業者を選ぶ際には実績や職人の技術力に注目し、信頼できる専門家に依頼しましょう。

外壁塗装の施工手順と品質チェック

品質の良い外壁塗装を実現するためには、適切な施工手順を踏むことが欠かせません。
塗装前の下地処理をしっかりと行い、適切な塗料を選択することが大前提となります。
さらに、耐久性を高めるためには塗料が適切に乾燥する時間を確保することも重要です。

品質チェックでは、施工手順が正しく行われたかどうかを検証するとともに仕上がりに問題がないかを確認します。
徹底した品質管理を行うことで、外壁塗装の品質を保証し、美観と機能性を長期にわたって維持することができるのです。

長持ちする外壁塗装のための秘訣

外壁塗装の耐久性を高めるためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
年に一度の点検と5年に一度のメンテナンスを行うことで、塗装の劣化も早期に発見できるでしょう。
塗り替えが必要になる前にメンテナンスをすれば、塗装の寿命も延ばすことができます。

塗装の品質を長持ちさせるためには、塗装後も継続的なケアを怠らないことが大切です。

よくある質問とその回答

外壁塗装に関しては、様々な疑問を持ち上がるものです。
続いては、多くの方が気になっている質問を3つピックアップし、それぞれ詳しくお答えしていきます。

【Q1】外壁塗装の単価はどれくらいで変動する?

外壁塗装の単価は、経済情勢によって変動することがあります。
とくに原材料費の上昇・下落は直接的に単価に影響する要素の一つで、年間5%前後の変動はあると見ておいた方が賢明でしょう。

外壁塗装を行うタイミングによっても費用は異なってきますから、計画的に工事を進めることが重要です。

【Q2】高品質な塗料を使った場合の単価は?

高品質な塗料を使用する場合、当初の投資額は標準的な塗料を使用する場合に比べて高くなります。
しかし、高品質な塗料は耐久性が高く、塗り替えの頻度が少なくなるため、長期的にはコスト削減に繋がると言えるでしょう。

メンテナンスの頻度や寿命を考慮した総合的なコストパフォーマンスを判断基準にすることが肝心です。

【Q3】外壁塗装はどのタイミングで行うのがベスト?

外壁塗装の最適なタイミングは、建物の劣化状況や塗膜の劣化具合によって異なります。通常は10年に1度の塗り替えが推奨されますが、塗膜の劣化が目立ち始めたら、それを機に塗装を検討するのがベストです。

建物の状態に応じた適切なタイミングで塗装を行うことで、建物の保護や価値の維持につながります。

まとめ

外壁塗装の単価を抑えつつ品質を保つためには、オフシーズンに工事を行う、地元の業者を選ぶ、複数の見積もりを比較するといった戦略が有効です。
施工の技術や定期的なメンテナンスも重要なポイントとなってきますので、長期的なコストパフォーマンスを考慮した上で施工業者を選びましょう。
最適なタイミングでの塗装や高品質な塗料の選択も、建物の美観と機能を長持ちさせるために重要な要素となります。

これらのポイントを踏まえて外壁塗装を計画することで、費用を抑えつつも満足のいく結果を得ることができるでしょう。

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創建ペイントは、創建グループの「創建」「小林住宅」が培ってきたハイレベルな施工品質による外壁や屋根の塗装工事を行う外壁塗装専門の事業です。
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本コラムは創建ペイントが運営する外壁塗装に関するお役立ちコラムです。

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豊かさを追求しつづける
「創建」の供給実績。

創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。

創建供給実績
10,000戸超

※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
物件名 総戸数
三田エリア ルナ三田フラワータウン 60
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 82
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
ルナ三田ひばりが丘 149
神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
ルナ北六甲116 クルムの街 116
西神戸・ 
阪神エリア
ルナ西神中央 97
ルナ塚口 52
ルナ昆陽池公園 51
東大阪・ 
北摂エリア
ルナ南摂津 80
ルナ加納 71
ルナ山本 57
大阪市内・ 
南大阪エリア
ルナタウン島屋 55
ルナ城山公園 52
ルナ東百舌鳥 109
ルナ原山台 46
京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
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ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

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本社所在地

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施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

※別途、交通費が発生する場合があります。

外壁塗装の参考文献