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戸袋ってどの部分?必要なケースとメンテナンス方法を解説

更新日2024年3月20日

引き戸を開けたときに戸を収納するための場所である戸袋は、部屋の外側からも内側からも戸が見えなくなる袋状の構造が特徴です。
最近では雨戸シャッターが主流になり、戸袋は減少傾向にありますが、一方で、限られた空間を有効活用する引き戸の需要は高まっています。

この記事では、戸袋が必要なケースやメリット・デメリット、材質別のメンテナンス方法、よくある質問と回答を解説します。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

目次

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そもそも戸袋ってどこにあるの?戸袋の役割と種類を解説!

引き戸を開けたときに、戸を収納するためのスペースが戸袋です。
部屋の外側からも内側からも戸が見えなくなる袋状の構造が特徴となっています。
戸袋は引き戸の収納スペースとして機能し、空間をスッキリと見せる役割を担っているのです。

戸袋は引き戸の収納スペース

戸袋は、引き戸を開けたときに戸を収納するための場所のことを指します。
引き戸を開くと、戸が戸袋の中に収まり、部屋の外側からも内側からも戸が見えなくなります。

この袋状の構造が戸袋の特徴であり、引き戸のスムーズな開閉を可能にしているのです。
戸袋があることで、引き戸を開けたときに戸が邪魔にならず、空間を有効に活用することができます。

戸袋には「妻板戸袋」と「柱建戸袋」の2種類がある

戸袋には、「妻板戸袋」と「柱建戸袋」の2種類があります。

戸袋の種類 特徴
妻板戸袋 ・板だけで戸袋全体を支える構造
・厚みのある板を使用する事が多い
柱建戸袋 ・柱で戸袋を支える構造
・板の厚みを抑えることができる

妻板戸袋は板の強度が重要となるため、厚みのある板を使用することが多いのが特徴です。
一方、柱建戸袋は、柱が戸袋の重量を支えるため、妻板戸袋に比べて板の厚みを抑えることができます。
建物の構造や用途に合わせて、適切な戸袋の種類を選ぶことが大切です。

戸袋は主に和風建築で使われてきたが最近は減少傾向

戸袋は、かつては一般的に使われていましたが、最近では雨戸シャッターが主流になってきています。
雨戸シャッターは、操作が簡単で、防犯性にも優れているため、新築住宅では雨戸シャッターを採用するケースが増えているのです。

一方で、限られた空間を有効活用する引き戸の需要は高まっています。
モダンな空間にも引き戸を取り入れるなど、戸袋の新しい活用方法が注目されているのです。

戸袋が必要なケースとは?メリット・デメリットから考える

戸袋は、引き戸を使う上で欠かせない存在ですが、設置するメリットとデメリットを理解した上で、必要性を判断することが大切です。
ここでは、戸袋が必要なケースと、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

雨戸を収納するために戸袋は必要不可欠

戸袋の代表的な役割は、雨戸を開けたときに収納することです。
雨戸を閉めているときは、戸袋の中に収まっているため、邪魔になることはありません。

しかし、雨戸を開けたときに戸袋がないと、開けた雨戸が室内に突出してしまい、スペースを取ってしまいます。
戸袋があれば、雨戸を開けたときにもスッキリとした空間を保つことができるのです。

掃き出し窓でも戸袋を設けることでスッキリとした空間に

掃き出し窓に戸袋を設けることで、開口部を広く取ることができ、開放的な空間を演出することができます。
戸袋があれば、開けた窓が壁面にすっきりと収まるため、圧迫感がなくなります。

窓を全開にしたときに、窓が室内に突出することがないため、家具のレイアウトにも影響がありません。
掃き出し窓に戸袋を設けることで、快適な空間を実現できるのです。

戸袋のデメリットは掃除のしにくさと場所を取ること

戸袋のデメリットとしては、内部の掃除がしにくいことが挙げられます。
戸袋は袋状の構造になっているため、奥まで手が届きにくく、ホコリや汚れが溜まりやすいのです。
定期的な掃除が必要となりますが、掃除のしにくさから、なかなか手が付けられないことも多いでしょう。

戸袋を設けるためには、一定のスペースが必要になります。
その分、部屋が狭くなってしまうというデメリットもあるのです。

戸袋のメンテナンス方法を材質別に解説!

戸袋は、長年使っているとどうしても傷みが出てきてしまいます。
材質によってメンテナンス方法が異なるため、自分の家の戸袋の材質を把握した上で、適切なメンテナンスを行うことが大切です。
ここでは、戸袋の材質別のメンテナンス方法について詳しく解説していきます。

木製の戸袋は塗装がポイント

木製の戸袋は、経年劣化により、色褪せや割れが生じやすくなります。
メンテナンスの際は、まず表面の汚れを落とし、傷んだ部分を補修します。

その後、浸透性の塗料や呼吸を妨げない塗料を選んで、丁寧に塗装していきます。
定期的に塗装することで、木の劣化を防ぎ、戸袋を長持ちさせることができるのです。

金属製の戸袋はサビ対策が重要

金属製の戸袋は、サビが発生しやすいというデメリットがあります。
サビを防ぐためには、定期的な錆止め塗装が欠かせません。

塗装の際は、サビを落とし、油分を除去してから、錆止め塗料を塗っていきます。
ただし、塗料の耐久力が落ちてくると、かえってサビの原因になってしまうため、定期的な塗り替えが必要です。

戸袋と一緒に雨戸もメンテナンスしよう

戸袋と雨戸は、セットでメンテナンスするのがおすすめです。
雨戸も、戸袋と同様に、材質に合わせたメンテナンスが必要不可欠です。

特に、木製の雨戸は、雨風にさらされるため、傷みやすくなっています。
定期的な塗装や補修を行うことで、雨戸の寿命を延ばすことができます。
外壁塗装と一緒にメンテナンスを行えば、足場を有効活用できるため、お得に済ませることができるでしょう。

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戸袋のお悩み解決!上手なメンテナンス術

戸袋のメンテナンスは、長く快適に使うために欠かせません。
戸袋のお悩みを解決する上手なメンテナンス術をご紹介します。

戸袋のカビ対策には換気が大切

戸袋内部は湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境です。
カビを予防するには、定期的に戸袋を開けて換気するようにしましょう。

除湿剤を置いたり、扉を少し開けたままにしておくのも良い方法です。
湿気対策を怠ると、カビの繁殖だけでなく、木材の劣化も進行してしまいます。

動きが悪くなったら専門家に相談

戸袋の開閉がスムーズでなくなったら、専門家に点検してもらいましょう。
レールの歪みや部品の劣化が原因のことが多いです。

放置すると、さらに動きが悪くなり、最悪の場合は使用できなくなってしまう可能性もあります。
早めの対応が、戸袋を長持ちさせるコツです。

古い戸袋は交換を検討しよう

傷みがひどい戸袋は、部分的な修理では対応できないこともあります。
そんな時は、新しい戸袋への交換がおすすめです。

新品の戸袋に替えれば、見た目も機能性もアップします。
断熱性や防音性に優れた最新の戸袋を選べば、快適性も格段に向上するでしょう。
古い戸袋に悩んでいる方は、交換も視野に入れてみてください。

戸袋に関するよくある質問と回答

戸袋について、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
戸袋選びや、メンテナンスの参考にしてください。

【Q1】戸袋にはどんな素材があるの?

戸袋の素材には、木製、鉄製、ステンレス製、アルミ製などがあります。
伝統的な和風建築では木製が多く使われてきましたが、最近は錆に強いステンレスやアルミなどの金属製が主流です。

金属製は耐久性に優れ、メンテナンスも比較的簡単という特徴があります。
一方、木製は温かみのある風合いが魅力ですが、定期的なメンテナンスが必要です。

【Q2】戸袋のない家でも後付けできる?

戸袋は、リフォームで後付けすることも可能です。
ただし、戸袋を設置するためのスペースの確保など、施工上の制約があります。

これらについても考慮する必要があるため、まずは専門家に相談することをおすすめします。
プロの目線で、後付け可能かどうかを判断してもらいましょう。

【Q3】戸袋のメンテナンス費用はどれくらい?

戸袋と雨戸のセット塗装の場合、1箇所あたり2,000円~4,000円が相場です。
素材別に見ると、木製の場合は1,200~1,600円/㎡、鉄製は1,000~1,350円/㎡程度が目安です。

ただし、あくまで平均的な価格帯であり、実際の費用は戸袋の状態や、施工業者によって異なります。
見積もりを取る際は、複数の業者に相談して、価格と内容を比較検討することが賢明です。

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まとめ

戸袋は引き戸を収納するための重要なスペースで、妻板戸袋と柱建戸袋の2種類があります。
雨戸の収納や掃き出し窓の開放感を演出するのに役立ちますが、掃除のしにくさや場所を取るデメリットもあるでしょう。

木製や金属製など材質に合わせたメンテナンスが必要で、塗装やサビ対策、換気によるカビ予防などがポイントになります。
動きが悪くなったり傷みがひどい場合は、専門家に相談して修理や交換を検討するのが賢明と言えるでしょう。
信頼できる業者に相談して、快適で長持ちする戸袋を維持していきましょう。

供給実績10,000戸超の実績を誇る「創建ペイント」は、家づくりに携わってきた施工力や、現場の品質管理のノウハウを元に、「高品質なのに低価格」の外壁塗装サービスを提供しています。
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創建ペイント事務局

創建ペイントは、創建グループの「創建」「小林住宅」が培ってきたハイレベルな施工品質による外壁や屋根の塗装工事を行う外壁塗装専門の事業です。
自らが建てた家はもちろん、他社で建てられた家についても、その高いメンテナンス技術を惜しみなく提供いたします。
本コラムは創建ペイントが運営する外壁塗装に関するお役立ちコラムです。

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1983年創業、暮らしの
豊かさを追求しつづける
「創建」の供給実績。

創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。

創建供給実績
10,000戸超

※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
物件名 総戸数
三田エリア ルナ三田フラワータウン 60
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 82
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
ルナ三田ひばりが丘 149
神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
ルナ北六甲116 クルムの街 116
西神戸・ 
阪神エリア
ルナ西神中央 97
ルナ塚口 52
ルナ昆陽池公園 51
東大阪・ 
北摂エリア
ルナ南摂津 80
ルナ加納 71
ルナ山本 57
大阪市内・ 
南大阪エリア
ルナタウン島屋 55
ルナ城山公園 52
ルナ東百舌鳥 109
ルナ原山台 46
京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます

ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

大阪府と創建・小林住宅の連携協定
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本社所在地

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大阪府知事登録(ト)第13668号/東京都知事登録 第59802号

施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

※別途、交通費が発生する場合があります。

外壁塗装の参考文献