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メンテナンスフリーの外壁は存在する?修繕を少なくするポイントとは

更新日2024年1月30日

家の顔ともいえる外壁。メンテナンスはどうすれば良いのでしょうか?外壁を長持ちさせるコツを探ります。
耐久性に優れた材料の選び方から、見落としがちなシーリングの重要性、さらには住宅自体の耐用年数とのバランスに至るまで、賢い選択をするためのポイントをご紹介しましょう。
修繕の悩みを減らし、快適な住まいを長く保つための秘訣がここにあります。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

目次

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メンテナンスフリーの外壁とは何か

外壁のメンテナンスフリーと聞くと、修繕が一切不要な素材や構造を想像する方もいるかもしれませんが、まずは、メンテナンスフリーの定義、耐久性に優れた外壁材、そしてメンテナンスフリー外壁の現実について詳しく解説していきます。

メンテナンスフリー外壁の定義

「メンテナンスフリー」という用語は、修繕時期を遅らせることができる素材や工法を指して使われることが多いです。
しかし、厳密な定義が存在するわけではなく、「メンテナンスフリー」という用語はあくまでも相対的なものと理解するべきでしょう。

実際には、どのような外壁材を使用しても、環境要因や時間の経過により、ある程度のメンテナンスは避けられないのが実情です。
したがって、メンテナンスフリー外壁とは、長期間にわたって美観と機能を維持できる素材や構造を指す言葉と考えると良いでしょう。
さらに、外壁のメンテナンス周期を延ばすためにはどのような素材や工法が有効なのか、次の項目で掘り下げていきます。

代表的な耐久性の高い外壁材

耐久性に優れた外壁材として知られているのが、ガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板は、耐候性や耐食性に優れており、外壁のメンテナンス周期を長くすることができます。

さらにサイディングやタイル外壁に使用される高耐久性塗料や光触媒塗料も、メンテナンスフリーを目指す上で重要な選択肢となります。
こういった塗料は、紫外線や汚れに強く、外壁を長期間清潔に保つ効果が期待できるのです。
さらに、こういった材料は見た目の美しさを長く保つことができるため、外観の美観を維持しつつ、メンテナンスの手間を軽減することが可能です。

次に、こういった材料が実際にどれほどメンテナンスフリーであるのかを見ていきましょう。

メンテナンスフリー外壁の現実

メンテナンスフリー外壁と聞くと、メンテナンスがまったく必要ないと誤解されがちですが、実際にはそうではありません。
どんなに耐久性に優れた外壁材を使用しても、定期的な点検や清掃は必要となります。

外壁が傷む主な原因は、雨や風、紫外線といった自然の力です。
自然の力によって外壁は徐々に劣化していくため、完全にメンテナンスをしないで済む外壁は存在しないのです。
したがって、メンテナンスフリー外壁を選ぶ際には、どの程度メンテナンスを軽減できるのか、現実的な視点で考えることが重要となるでしょう。

次からは、耐久性に優れた外壁材の具体的な種類と特徴について、さらに詳しくご紹介していきます。

耐久性の高い外壁材の種類と特徴

外壁の耐久性について、種類や特徴を深く掘り下げ、長持ちする外壁選びの参考にしていただきます。

サイディングボードとは

サイディングボードは、工場製造による模様付きボードで、均一な外観を実現できる建材です。
種類は使用される材質によって大きく4つに分けられます。

窯業系サイディングは、粘土などを原料とし、高温で焼き固めたもので、耐火性や質感が魅力です。
金属系サイディングは、ガルバリウム鋼板などの金属を使用し、耐久性や軽量性に優れています。
木質系サイディングは、木目の美しさを前面に出した外壁材で、自然な風合いが求められる場合に選ばれることが多いです。
最後に樹脂系サイディングは、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂を利用し、耐水性や軽量性を特長としています。

種類 原料 特徴
窯業系サイディング 粘土など 耐火性や質感
金属系サイディング ガルバリウム鋼板などの金属 耐久性や軽量性
木質系サイディング 天然木材 自然な風合い
樹脂系サイディング ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂 耐水性や軽量性

サイディングボードは、それぞれにメリットとデメリットがあり、選択する際にはそれぞれの特性を考慮する必要があります

ガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板は、アルミニウムや亜鉛、シリコンを含む合金で作られており、軽量でありながら優れた耐食性を持つことが特徴です。
加工しやすさと強度のバランスが取れており、耐震性にも配慮されています
外壁はもちろん、屋根材としても人気が高いのです。

耐久性の高さからメンテナンスフリーと称されることもしばしばありますが、実際には定期的な点検やメンテナンスが推奨されています。
特に、傷みやすい部分のチェックは欠かせません。
長期にわたってガルバリウム鋼板の美観と機能を保つためには、適切なケアが必須となります。

外壁タイルとは

外壁タイルは、土や砕いた石を原料に、高温で焼成して作られる外壁材で、耐久性とデザイン性の高さから、多くの建物で採用されています。
外壁タイルは傷や汚れに強く、長期間にわたって美しい外観を維持できるため、メンテナンスフリーと言われることがありますが、タイルの目地は時間とともに劣化しやすいため、定期的なメンテナンスが必要になります。

初期費用だけでなく、長期的なランニングコストも考慮し、全体的なコストパフォーマンスを見極めることが大切ですね。
適切なメンテナンスを行うことで、外壁タイルの美しさと機能性を長く保つことができるでしょう。

メンテナンスを減らすために重要なポイント

外壁を長持ちさせ、修繕を少なくするためには、いくつかの重要なポイントがあります。
ポイントを押さえることで、外壁のメンテナンスフリーに近づけることができるでしょう。

高性能塗料を選ぶ

外壁の塗料選びは、後のメンテナンス頻度に大きく影響します。
耐候性や耐汚染性に優れた高性能塗料を選択することで、外壁の寿命を延ばし、メンテナンスの回数を減らすことが可能です。
光触媒塗料やフッ素塗料などは、耐久性の良さから選ばれることが多く、長期にわたって外壁を保護することができます

塗料の選定は、将来のメンテナンスコスト削減に直結するため、慎重に選ぶ必要があると言えるでしょう。

シーリング部分のメンテナンスは必要

外壁のシーリング部分は、見た目では劣化が判断しにくい部分です。
しかし、ここが劣化すると雨水の浸入などにより、建物内部へのダメージを引き起こす可能性があります

そのため、シーリング部分の定期的な点検とメンテナンスは欠かせません。
シーリング材の品質にも注目し、耐久性の高い素材を選択することが望ましく、適切なメンテナンスを行うことが、外壁全体の耐久性を保つことに繋がります。

住宅自体の耐用年数も考慮する

外壁のメンテナンスを計画する際には、住宅全体の耐用年数も考慮する必要があります。
家の建て替え時期が近づいている場合、大規模な外壁修繕に投資するのは経済的に合理的ではありません。
家族のライフイベントを考慮に入れ、費用がかさむ時期とメンテナンス時期が重ならないように計画を立てることも大切です。

適切な時期に適切なメンテナンスを行うことが、賢明な選択と言えるでしょう。

メンテナンスフリー外壁の選び方

家の外壁は、見た目の美しさを保つだけでなく、建物を守る重要な役割を果たしています。
メンテナンスフリーの外壁というと、魅力的に聞こえるかもしれませんが、選び方にはいくつかのポイントがあります。

それぞれのポイントを深掘りして、賢い選択ができるように解説しましょう。

初期費用とランニングコストを比較する

外壁材を選ぶ際には、初期費用とランニングコストのバランスを考慮することが肝心です。
耐久性が高い外壁材を選ぶことで、長期的に見てメンテナンスの頻度を減らし、結果的にコストを抑えることができるでしょう。

例えば、ガルバリウム鋼板は初期費用が高めですが、高耐久性なので長期に渡ってコストを抑えることが可能です。
一方で、初期費用が安い外壁材も魅力的に感じるかもしれませんが、後のメンテナンス費用がかさんでしまうことも考えられます。
したがって、初期投資と将来のランニングコストをしっかりと比較検討し、トータルコストで判断することが重要と言えるでしょう。

技術力のある業者を選ぶ

外壁の耐久性は、選ぶ素材だけでなく施工する業者の技術力にも大きく左右されます。
優れた技術力を持つ業者に依頼することで、外壁の性能を最大限に引き出し、長持ちさせることができるでしょう。

施工ミスや不適切な工法は、外壁の寿命を縮める原因。業者選びでは、実績や口コミ、施工事例を参考にし、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
さらにアフターサービスの体制も確認しておくと、将来的なトラブルにも迅速に対応してもらえるでしょう。

【注意】「メンテナンスフリー=全くメンテナンス不要」ではない

「メンテナンスフリー」という言葉に惑わされてはいけません。
いくら耐久性が高い外壁材を選んだとしても、完全にメンテナンスが不要というわけではありません

例えば、ガルバリウム鋼板は非常に耐久性が高いとされていますが、傷や凹みが生じた場合はサビの原因になることもあります。
外壁は定期的な点検や清掃が必要であり、適切なメンテナンスを行うことで性能を維持することができます。
したがって、メンテナンスフリー外壁を選ぶ際には、材質や性能について正確な情報を得て、実際に必要なメンテナンスについても理解しておくべきです。

メンテナンスフリーの外壁に関するよくある質問と回答

外壁のメンテナンスに関して疑問を持つ方は多いことでしょう。
ここでは、外壁に関するよくある質問に対する回答を提供します。

【Q1】メンテナンスフリー外壁は本当にメンテナンスが不要なのですか?

メンテナンスフリー外壁という言葉は、実際には「メンテナンスの手間を減らすことができる外壁」と理解するのが適切です。
完全にメンテナンスが不要な外壁材料は、現在のところ存在しません

耐久性が高いとされる外壁も、時間の経過と共に変色したり、細かな傷がついたりすることは避けられず、放置すると外壁の寿命を縮める原因となり得ます。
したがって、定期的な点検と必要に応じたメンテナンスは、どのような外壁材を使用していても欠かせないのです。

【Q2】外壁のメンテナンス頻度はどのように決まりますか?

外壁のメンテナンス頻度は、使用されている素材の種類に大きく左右されます。
適切なメンテナンス方法を選ぶことで、将来的なコストを削減することが可能です。

例えば、海岸近くの住宅では塩害によるサビや劣化が起こりやすいため、内陸部の住宅と比較してメンテナンスの頻度が増える傾向にあります。
他にも、気候や周囲の環境、建物の設計なども、外壁のメンテナンス頻度に影響を及ぼすでしょう。
適切なメンテナンス計画を立てるには、様々な要因を総合的に考慮する必要があります。

【Q3】サイディングボードはすべてメンテナンスフリーですか?

サイディングボードは、材質によって耐久性に大きな差があり、金属系や樹脂系のサイディングは、耐久性に優れているため、メンテナンスフリーと言われることがしばしばあります。
しかし、木質系サイディングは、水分や紫外線による劣化が進みやすく、定期的な塗り替えやメンテナンスが不可欠です。

サイディングボードを選ぶ際には、材質の特性を理解し、メンテナンスの手間やコストを考慮することが重要です。
耐久性の高いサイディングを選択することで、長期的に見たときのメンテナンスの頻度やコストを抑えることができるでしょう。

まとめ

今回は、メンテナンスフリーの外壁について解説しました。
メンテナンスフリー外壁とは、修繕の時期を延ばせる素材や工法のことで、完全にメンテナンスが不要な外壁は存在しないことを理解いただけたでしょうか。
耐久性の高い外壁材にはガルバリウム鋼板やタイルなどがありますが、それでも定期的なメンテナンスは避けられません。

外壁の選び方としては、初期費用とランニングコストを比較し、技術力のある業者を選ぶことが重要です。
信頼できる業者を見つけることが、外壁の長持ちには不可欠です。
当社「創建ペイント」では、お客様のニーズに合わせた外壁塗装を提供しておりますので、ぜひご相談ください。

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商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

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売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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施工エリア

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外壁塗装の参考文献