【注意喚起】外壁塗装の悪質業者にご用心|手口から正しい業者の見分け方まで徹底解説
外壁塗装は、家の印象を左右する重要な工事です。信頼できる業者選びが必須ですが、中には悪質な業者も存在します。
本記事では、悪質業者の不正な手口や信頼できる業者を見分ける方法について、具体的な手口から被害事例、防衛策を交えて解説します。
正しい知識を身につけて、大切な自宅を悪質な業者の手から守りましょう。
Contents
外壁塗装の悪質業者の手口とは?
外壁塗装にまつわるトラブルは絶えず、美観保持や資産価値維持のためにも、悪質業者の手口を知ることが重要です。
以下で悪質業者が用いる手口を紹介し、見分け方を詳細に解説していきますので、みていきましょう。
【手口1】「塗料の耐用年数は絶対に10年です!」と強引に勧誘する
外壁塗装の耐用年数は、使用する塗料の種類や建物の立地条件、気候によって変わります。
しかし、悪質な業者は一律に「10年保証」と謳い、その保証を盾に契約を迫るケースが散見されます。
本来、塗料には様々な特性があり、一概に耐用年数を断言することは専門家の間でも難しいのが実情です。
そこで重要になるのは、業者がどれだけ塗料の特性を理解し、それを顧客に適切に伝えられるかという点。
耐用年数を盾にした強引な勧誘は、悪質業者の典型的な手口の一つと言えるでしょう。
【手口2】何故か特定の塗料(しかも高い)だけ勧めてくる
現在、市場には多種多様な塗料が出回っており、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
にもかかわらず、悪質業者は特定の高価な塗料のみを推し、他の選択肢を提示しないことがあるのです。
特定の塗料のみ勧めてくる行為は顧客の選択肢を不当に制限し、結果として不必要に高額な費用を支払わせる恐れがあります。
なぜその塗料をすすめるのか、納得できる説明を業者ができるのかどうかが鍵となります。
塗料の種類や性能についての知識を持ち合わせていない業者には、注意が必要です。
【手口3】飛び込み営業で契約するまで帰らない
飛び込み営業は、今日でも一部の業者によって行われていますが、なかには契約を取るまで何時間も居座り、粘り強く契約を迫る業者も存在します。
飛び込み営業をはじめとする執拗な営業手法は顧客にとって大きな精神的圧力となり、冷静な判断を妨げる要因になります。
信頼できる業者は、顧客の意思を尊重し、じっくりと考える時間を与えることが普通です。
契約を急がせるような行為は、悪質業者の可能性が高いと警戒すべきでしょう。
悪質業者を見抜くためのポイントは?
外壁塗装を検討する際、信頼できる業者を選ぶことは非常に重要です。
残念ながら、中には悪質な手口で顧客を騙そうとする業者も存在します。
悪質な業者を見分けるためのポイントを紹介し、大切な住まいを守りましょう。
選び方のポイント | 説明 |
---|---|
複数塗料の耐用年数の把握 | 様々な塗料の特性や耐用年数の正確な説明 |
立地条件の考慮 | 地域の気象条件や建物状況を反映した提案が可能 |
詳細な見積もり提出 | 明確な項目分けと具体的な費用の説明 |
【ポイント1】複数の塗料について耐用年数を正確に説明出来るかどうか
外壁塗装のプロであれば、様々な塗料の特性や耐用年数を正確に説明することが可能です。
塗料にはそれぞれに適した使用環境や耐久性があり、単に「10年持つ」と一律に言うのは専門家として不適切。
例えば、アクリル塗料は比較的経済的で色の種類が豊富ですが、耐候性に優れたシリコン塗料や、さらに耐久性が高いフッ素塗料など、使用する塗料によって耐用年数は異なります。
また、建物の立地条件や日当たり、風雨の影響などによっても耐用年数は変わってきます。
信頼できる業者は、さまざまな情報を踏まえた上で、お客様のニーズに合わせた最適な塗料を提案し、最適である理由を明確に伝えることができるはずです。
【ポイント2】立地条件等についてきちんと考慮出来ているか
立地条件は外壁塗装の耐用年数に大きく影響します。
海沿いで塩害が心配される場所や、強い紫外線が当たる高地、雪国特有の気象条件など、地域によって求められる塗料の性能は異なります。
また、建物自体の状況、例えば外壁の素材や以前の塗装からの経過年数によっても耐用年数は変化するものです。
これらを考慮に入れ、総合的な判断を下すことが求められます。
信頼できる業者は、立地特性や建物自体の状況などを理解し、最適な塗装方法や塗料を提案できるものです。
このように、お客様の特定の状況に合わせた提案ができるかどうかは、業者の専門性と信頼性を判断する上で重要な指標となります。
【ポイント3】見積もりが詳細に出せるか
見積もりの内容は、業者の透明性を図るバロメーターです。
悪質な業者はしばしば、「塗装工事一式」といった曖昧な表現で見積もりを出しますが、具体的な作業内容や使用する材料が不明確なため、後に追加費用が発生するリスクがあります。
一方で、信頼できる業者は、必要な作業ごとに項目を分け、それぞれにかかる費用を明確に記載した見積もりを提出します。
使用する塗料の種類や量、足場の設置や外壁の洗浄などの工程も詳細に説明されるべきです。
透明性の高い見積もりは、お客様が安心して工事を任せられる基本と言えるでしょう。
【注意喚起】悪質業者の被害事例とは?
外壁塗装をめぐるトラブルは後を絶たず、悪質な手口による被害が相次いでいます。
被害の実態を知ることで、悪徳業者の罠に陥らないよう警戒しましょう。
【1】高額請求の被害事例
外壁塗装の工事において、事前の見積もりとはかけ離れた高額な請求が行われるケースが存在します。
最初に提示された見積もりは驚くほど低価格で、安心して契約を進める家主も少なくありません。
しかし、工事が完了すると、「想定外の作業が発生した」「追加の材料が必要だった」といった理由をつけて、当初の見積もり額の数倍にも及ぶ請求が届くのです。
高額請求をされる状況に陥った際には、追加料金の正当性を疑い、業者に詳細な内訳を求めることが重要です。
また、消費者保護団体や弁護士に相談することで、適切な対応策を見つけることができるでしょう。
【2】架空の作業について請求された事例
外壁塗装の際には、実際には行われていない作業に関する請求がなされることがあります。
これは悪質業者がよく用いる手法で、架空の作業や材料を見積もりに含めることで不当に利益を上げるというものです。
たとえば、「特別な下地処理を施した」として高額な料金を請求するものの、実際にはそのような作業は行われていなかったというケースが挙げられます。
このような不正を見抜くためには、工事の進行状況を定期的にチェックすることが有効です。
工事の各段階で業者が何を行っているのかを確認し、疑問点があればすぐに質問することが肝心です。
【3】シンプルに塗装作業を端折る、勝手に短縮する、手を抜くといった被害事例
外壁塗装工事において、業者が約束した工事内容を満たさず、手抜きをする事例も報告されています。
塗装作業を適当に済ませたり、約束された塗料の層を薄くしたりすることで、業者は人件費や材料費を節約し、不正な利益を得ようとします。
このような手抜き工事は、塗装の耐久性を大幅に低下させ、結果的に再塗装の必要性を早めることになるのです。
工事の品質を確保するためには、業者に工事プロセスの説明を求め、可能であれば第三者の専門家による検査を受けることが望ましいでしょう。
【安心】正しい外壁塗装業者の選び方とは?
家の外壁塗装は長期にわたる大切な投資です。
信頼できる業者を選ぶことは、外壁塗装後の快適な暮らしに直結します。
以下では、賢い選択をするための重要なポイントを詳細に解説していきます。
- 塗装工事の現場を見せてくれるか確認する
- 実績があり評判の良い業者を選ぶ
- 複数の業者から見積もりをとり適正価格を確認する
- ネームバリューのある地元密着企業を選ぶ
業者が塗装工事の現場を見せてくれるか確認する
外壁塗装の品質を確かめるには、実際の作業現場を見学することが有効です。
進行中の現場を公開する業者は、自社の仕事に自信を持っており、透明性を大事にしている証拠と言えるでしょう。
実際の作業風景や職人の技術力、使用されている材料の質などをチェックできれば、塗装の仕上がりに対する期待もぐっと高まります。
現場見学が可能かどうかは、業者選びの初期段階で確認しておくべきです。
業者の実績と評判を調べる
外壁塗装業者を選ぶ際には、業者の過去の実績や評判を徹底的に調べることが欠かせません。
ネット上の口コミや評価、施工例の写真、地元での評判などを総合的に検討し、業者の信頼性を見極めましょう。
また、消費者保護団体や地域の商工会議所などに相談して、過去にトラブルがなかったかも確認が必要です。
長年培った信頼と実績は、質の高いサービスを受けるための重要な指標となります。
複数の業者から見積もりを取る
一つの業者に絞らず、複数の業者から見積もりを取ることは、適正価格でサービスを受けるために不可欠です。
見積もりを比較することで、価格だけでなく提案内容の差も明確になります。
塗料の種類、施工方法、保証内容などを細かくチェックし、最もバランスの良い業者を選びましょう。
見積もりは無料で行ってくれる業者が多いため、気兼ねなく複数の業者に依頼することをおすすめします。
ネームバリューのある地元密着企業を選ぶ
地元で長年営業している企業や、地域社会に貢献している企業は、名声にふさわしい質の高いサービスを提供する傾向があります。
地元のテレビCMや地元イベントのスポンサーなど、積極的に地域に関わっている業者は、顧客満足を重視している証拠です。
地元密着型の業者は、アフターフォローもしっかりしており、万が一の問題が発生した際の対応も迅速です。
安心して任せられる業者選びには、地元での実績と信頼を確認することが大切と言えるでしょう。
よくある質問と回答
外壁塗装を検討する際、多くの疑問が浮かぶものです。
そこで、読者の方々が抱える疑問に対して、専門的な視点から回答を提供します。
具体的な質問内容を基に、悪質業者を見抜く方法や信頼できる業者の選び方、自己防衛策などについて詳しく解説していきましょう。
【Q】悪質業者の手口はどのように見抜いたらいいですか?
外壁塗装業界における悪質業者の手口を見抜くには、営業担当者の振る舞いに注目することが重要です。
善良な業者は顧客の立場に立ち、丁寧な説明と正確な情報提供を心がけます。
一方で、不誠実な業者は、しばしば強引な勧誘や不透明な説明を行う傾向にあります。
見積もり書の内容にも目を光らせてください。
細部まで丁寧に記載されている見積もり書は、業者の誠実さを示す一つのバロメーターになります。
詳細が不足していたり、曖昧な表現が目立つ場合は、注意が必要です。
また、口コミや過去の施工例を確認することで、業者の信頼性をある程度測ることができます。
【Q】信頼できる業者を選ぶためのポイントは何ですか?
信頼できる外壁塗装業者を選ぶためには、いくつかのポイントを押さえておくべきです。
まず、業者が過去の施工例を公開しているかを確認しましょう。
実際の施工例を見ることで、業者の技術力やセンスを判断する材料になります。
次に、地域社会での評判や実績をリサーチします。
地元で長く事業を続けている業者は、その分だけ多くの実績を積み重ねている可能性が高く、信頼に値すると言えるでしょう。
複数の業者から見積もりを取り、比較検討することも大切です。
価格だけでなく、提案内容や対応の速さ、細かなサービス内容を総合的に評価することで、適切な業者選びが可能になります。
【Q】悪質業者に騙されないための自己防衛策は何ですか?
悪質業者に騙されないための自己防衛策として、まずは情報収集が不可欠です。
インターネットや地域の情報誌を活用し、業者に関する情報を幅広く集めましょう。
また、契約前には必ず細かな条項を確認し、不明点があれば質問をすることが重要です。
契約書にサインする前には、第三者の意見を聞くことも有効です。
消費者センターや専門家に相談することで、客観的な視点からアドバイスを得られます。
加えて、契約後には施工状況を定期的にチェックし、予定されている作業が適切に行われているかを確認することが大切です。
これらの自己防衛策を講じることで、悪質業者から身を守ることができます。
まとめ
今回は外壁塗装の悪質業者の手口と、信頼できる業者を見分ける方法について詳しく解説しました。
悪質な業者は強引な勧誘や不当な高額請求、架空の作業請求などの手法で消費者を騙そうとします。
悪質業者を避けるためには、複数の塗料の耐用年数を正確に説明できるか、立地条件を考慮しているか、見積もりが詳細かどうかをチェックすることが重要です。
また、業者の実績や評判を調べ、地元密着企業を選ぶことも有効です。
外壁塗装は大切なお家を守るための投資ですので、慎重に業者を選び、安心できるサービスを受けることをおすすめします。
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住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。
実績例
物件名 | 総戸数 | |
---|---|---|
三田エリア | ルナ三田フラワータウン | 60 |
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 | 82 | |
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア | 108 | |
ルナ三田ひばりが丘 | 149 | |
神戸エリア | パークヒル神戸小倉台 | 75 |
ルナ藤原台中町パークフロント | 82 | |
ルナ上津台 | 81 | |
ルナ北六甲116 クルムの街 | 116 | |
西神戸・ 阪神エリア |
ルナ西神中央 | 97 |
ルナ塚口 | 52 | |
ルナ昆陽池公園 | 51 | |
東大阪・ 北摂エリア |
ルナ南摂津 | 80 |
ルナ加納 | 71 | |
ルナ山本 | 57 | |
大阪市内・ 南大阪エリア |
ルナタウン島屋 | 55 |
ルナ城山公園 | 52 | |
ルナ東百舌鳥 | 109 | |
ルナ原山台 | 46 | |
京都エリア | ルナシティ同志社山手 | 237 |
街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。
商号 |
株式会社 創建 |
---|---|
創立 |
昭和58年3月1日 |
設立 |
昭和61年9月4日 |
資本金 |
8,000万円 |
代表者 |
代表取締役会長 吉村 孝文 代表取締役社長 吉村 卓也 |
執行役員一覧 |
執行役員 大下 憲二 執行役員 岡本 賢二郎 |
本社所在地 |
〒541-0047 |
東京支店所在地 |
〒101-0041 |
売上高 |
151.3億円(令和5年5月期) |
従業員数 |
従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期) |
事業内容 |
建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/ |
大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます
ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。
本社所在地
本社所在地 |
〒541-0047 |
---|
施工エリア
※別途、交通費が発生する場合があります。
- 大阪
-
岸和田市
豊中市
池田市
吹田市
泉大津市
貝塚市
守口市
茨木市
泉佐野市
富田林市
寝屋川市
河内長野市
松原市
大東市
箕面市
柏原市
羽曳野市
門真市
摂津市
高石市
藤井寺市
泉南市
四條畷市
交野市
大阪狭山市
阪南市
- 兵庫
-
西宮市
洲本市
芦屋市
伊丹市
相生市
豊岡市
加古川市
赤穂市
西脇市
三木市
高砂市
小野市
加西市
篠山市
養父市
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南あわじ市
朝来市
淡路市
宍粟市
加東市
たつの市
市川町
- 京都
-
福知山市
舞鶴市
綾部市
宇治市
宮津市
亀岡市
城陽市
向日市
長岡京市
八幡市
京田辺市
京丹後市
南丹市
木津川市
- 奈良
-
大和高田市
大和郡山市
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-
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外壁塗装の参考文献
- 住宅リフォーム推進協議会
https://www.j-reform.com - 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
https://www.chord.or.jp/index.html?red_param=220106 - 一般社団法人日本塗装工業会
https://www.nittoso.or.jp - 一般社団法人外壁塗装協会
https://tosouginoushi.com