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塗膜防水とは?費用相場と信頼できる業者の選び方

更新日2024年8月5日

雨漏りや湿気対策に悩む方に注目されている塗膜防水は、建物を長持ちさせる重要な工法ですが、仕組みや費用については意外と知られていません。
この記事では、塗膜防水の基本から費用相場、業者選びのポイントまで詳しく解説します。
建物のメンテナンスを考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

目次

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塗膜防水って何?基本的な特徴と仕組みを解説

建物を雨や湿気から守る塗膜防水。
特徴や仕組みを知ることで、効果的な防水対策が可能になります。
ここでは、塗膜防水の基本的な情報をわかりやすく解説していきます。

塗膜防水の定義と特徴

塗膜防水とは、液状の防水材を塗布して防水層を形成する工法です。
その名の通り、塗料のように塗ることで防水効果を発揮します。
最大の特徴は、柔軟性があり複雑な形状にも対応できる点です。

主に屋上やベランダ、外壁などに使用され、耐候性や耐久性に優れているのが塗膜防水の魅力です。
液剤の材料を塗布し、化学反応によって防水膜を作ることで、複雑な形状や細かい部分にも対応できる柔軟性があります。

雨漏りや湿気の侵入を効果的に防ぎ、建物の寿命を延ばす役割を果たします。
既存の防水層を撤去する必要がない場合も多く、費用を抑えられる可能性もあるでしょう。

塗膜防水の主な種類

塗膜防水には、使用する材料によっていくつかの種類があります。
主な種類は、ウレタン系、アクリルゴム系、ゴムアスファルト系などです。
塗膜防水の主な種類についてまとめます。

種類 説明
ウレタン系 ・最も一般的な塗膜防水。
・耐久性と柔軟性のバランスが良い。
・複雑な形状に対応可能で、幅広い用途に対応する。
アクリルゴム系 ・耐久性に優れ、紫外線による劣化を受けにくい
・金属屋根や鋼構造物にも対応可能
ゴムアスファルト系 ・比較的価格が安い
・土木関連の用途に多く使用される

最も一般的なのはウレタン系で、耐久性と柔軟性のバランスが良いのが特徴です。
アクリルゴム系は耐候性に優れ、紫外線による劣化を受けにくいメリットがあります。
一方、ゴムアスファルト系は価格が比較的安いため、コスト重視の方に選ばれています。

それぞれの特性を理解し、建物の状況や予算に合わせて最適な種類を選ぶことが大切です。
専門家に相談しながら、自分の建物に合った塗膜防水を選択しましょう。

塗膜防水の施工手順

塗膜防水の施工は、大きく分けて4つの工程で行われます。

表面の汚れや凹凸を整える下地処理を行ったら、防水材の密着性を高めるプライマーを塗布します。
防水材を2~3回に分けて塗り重ね、厚みのある防水層を形成します。
最後に、紫外線や摩耗から防水層を守るトップコートを塗って完成です。

工期は天候にも左右されますが、一般的な戸建住宅の屋上で2~3日程度です。
比較的短期間で施工できるのも塗膜防水の利点といえるでしょう。

塗膜防水のメリット・デメリットは?

塗膜防水には、他の防水工法にはない独自の特徴があります。
塗膜防水のメリットとデメリットを詳しく解説します。
工法選択の際の判断材料としてご活用ください。

塗膜防水のメリット

塗膜防水には、以下のようなメリットがあります。

中でも、軽量で建物への負担が少ない点は大きな魅力です。
重量のある防水層を載せると、建物の構造に悪影響を及ぼす可能性があります。
塗膜防水なら、そうした心配がありません。

既存の防水層の上から施工できるのも利点の一つです。
古い防水層を撤去する手間やコストを省けるため、リフォームにも適しています。
複雑な形状にも対応できる柔軟性も、塗膜防水ならではの特徴といえるでしょう。
凸凹のある床面や、設置物が多い場所でも施工可能です。

補修が容易で、必要に応じて再塗装するだけで防水性能を維持できます。
比較的短期間の工期であり、使用制限の期間が短く済むことも多いです。

塗膜防水のデメリット

一方で、塗膜防水にはデメリットもあります。
塗膜防水は、耐用年数が他の防水工法と比べて短いのが難点です。

一般的に10~15年程度とされており、シート防水などと比べると短くなっています。
下地の状態が悪いと剥がれやすく、塗布ムラがあると防水性能にばらつきが出る可能性もあるでしょう。

適切な下地処理と熟練した職人による施工で、デメリットを大幅に軽減できます。
信頼できる業者を選ぶことが、塗膜防水の効果を最大限に引き出すポイントといえるでしょう。

他の防水工法との比較

塗膜防水の特徴をより理解するため、他の主な防水工法と比較してみましょう。

工法 耐用年数 コスト 施工性
塗膜防水 10~15年 良好
シート防水 15~20年 やや難
モルタル防水 20~30年 やや難

塗膜防水は、シート防水と比べて安価ですが耐用年数は短めです。
モルタル防水よりも軽量で柔軟性があるのが特徴で、アスファルト防水と比べると、環境への負荷が少ないのもポイントです。
それぞれの工法に一長一短があるため、建物の状況や予算、求める性能に応じて最適な方法を選ぶようにしましょう。

塗膜防水の費用相場はいくら?

塗膜防水の導入を検討する際、気になるのが費用です。
塗膜防水の一般的な費用相場や、価格に影響する要因について詳しく見ていきましょう。

塗膜防水の平均的な費用

塗膜防水の費用は、施工面積や使用する材料によって大きく変動します。
一般的な目安として、戸建住宅の屋上(20~30㎡)で30~50万円程度となっています。
㎡単価では、7,000円~8,000円が平均的な相場です。

あくまで目安であり、実際の費用は建物の状況や施工条件によって変わってきます。
正確な見積もりを知りたい場合は、現地調査を受けることをおすすめします。

創建ペイントの公式サイトでは、見積もりやカラーシミュレーションを無料で試すこともできます。
費用について心配な方も、是非参考にしていただければ幸いです。

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費用に影響する要因

塗膜防水の費用は、以下のような要因によって変動します。

使用する防水材の種類では、一般的にウレタン系が比較的安価です。
施工面積については、面積が大きくなるほど㎡単価は下がりやすくなります。

下地の状態も重要で、補修が必要な場合は追加費用が発生します。
複雑な形状や高所作業が必要な場合など、施工難易度が高いと割高になる可能性があるでしょう。
塗膜防水の費用に大きな影響を与える要因のため、施行を依頼する際は事前に考慮することが大切です。

追加で発生する可能性のある費用

塗膜防水の見積もりを受ける際は、基本工事費以外に追加で発生する可能性のある費用にも注意が必要です。
主なものとして、以下が挙げられます。

ひび割れや段差の修正が必要な場合や、既存の防水層を撤去する場合、費用が追加されることがあります。
追加費用は、事前の現地調査で明らかになる事が多いため、見積もりを受ける際には詳細を確認し、予想外の出費を防ぐようにしましょう。
見積もりの段階でしっかり確認すれば、後々のトラブルは避けられます。

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塗膜防水に関するよくある質問

塗膜防水について、皆さまからよく寄せられる質問にお答えします。
施工を検討する際の参考にしてください。

【Q1】塗膜防水の耐用年数はどのくらいですか?

塗膜防水の一般的な耐用年数は10~15年程度です。
ただし、使用環境や日常のメンテナンス状況によって大きく変動します。

定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、耐用年数を延ばすことができます。
特に、年1回程度の目視点検と、3~5年ごとの専門業者による点検がおすすめです。

傷や劣化が見られた場合は、早めに補修することで大規模な修繕を防げます。
適切なケアを行えば、20年以上持つケースも珍しくありません。

【Q2】DIYで塗膜防水は可能ですか?

小規模な補修程度なら、DIYで塗膜防水を行うことも可能です。
ホームセンターなどで販売されている防水材を使用すれば、ある程度の効果は期待できます。

本格的な防水工事となると話は別です。
塗膜防水には専門知識と技術が必要で、素人の施工では十分な防水性能が発揮されない可能性が高いでしょう。

防水は建物を守る重要な要素です。
確実な効果を得るためには、やはりプロの施工を推奨します。

プロによる施工は、適切な材料剪定や施工技術により、より信頼性の高い防水性能を実現します。
長期的に見れば、専門家に依頼するほうが結果的にコスト面でもメリットがあるでしょう。

【Q3】塗膜防水の工事中は生活に支障がありますか?

塗膜防水の工事中は、施工箇所の使用が制限されます。
屋上やベランダの工事の場合、工事期間中は使用できなくなります。

使用する防水材によっては臭いが気になることもあるでしょう。
特に、ウレタン系の防水材は独特の臭いがあるので、換気には十分注意が必要です。

塗膜防水の工期は比較的短いので、大きな支障にはならないケースが多いです。
一般的な戸建住宅の屋上なら2~3日程度で完了します。
施工業者と相談しながら、生活への影響を最小限に抑える工程を組むようにしましょう。

まとめ

塗膜防水は建物を雨や湿気から守る効果的な工法で、軽量で既存の防水層の上からも施工可能です。
費用は戸建住宅の屋上で30~50万円程度が目安で、耐用年数は10~15年ほどです。

建物を長く快適に使い続けるためには、適切な防水対策が欠かせません。
塗膜防水の特徴や利点を理解し、自分の建物に最適な防水方法を選びましょう。

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商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

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東京支店所在地

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ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府知事登録(ト)第13668号/東京都知事登録 第59802号

施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

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外壁塗装の参考文献