外壁塗装の塗膜とは?効果と塗装が必要な理由を徹底解説
外壁塗装は、建物の美観を保つだけでなく、外壁を風雨や紫外線から守る重要な役割を担っています。
塗装を支えているのが、塗料が乾燥・硬化して形成される「塗膜」です。
この記事では、外壁塗装の塗膜の効果や、塗装が必要な理由について詳しく解説します。
塗料の種類や特徴、塗装に関する注意点やよくある質問にも触れていますので、外壁塗装を検討中の方は必見です。
Contents
外壁塗装の塗膜とは?塗膜の役割を解説!
外壁塗装において、塗膜は非常に重要な役割を果たします。
塗膜の基本的な概念や、外壁保護における塗膜の効果について詳しく見ていきましょう。
塗膜とは塗料が乾燥・硬化して形成される膜のこと
塗膜という言葉をご存知でしょうか。
塗膜とは、塗料を外壁などの表面に塗布し、乾燥・硬化させることで形成される薄い膜のことを指します。
塗料を塗る際、最初は液体状ですが、時間の経過とともに溶剤が蒸発し、塗料に含まれる樹脂成分が固まることで、外壁の表面に薄い膜が形成されます。
塗料が固まってできた膜が、外壁を保護する重要な役割を担っているのです。
塗膜は外壁を雨や紫外線から守ってくれる
外壁塗装で形成された塗膜は、外壁を雨や紫外線といった外的要因から守る役割を果たします。
塗膜は優れた防水性を発揮し、雨水が外壁内部に浸入するのを防ぎます。
外壁に染み込んだ水分は、建物の構造材を痛めるだけでなく、カビや藻の発生原因になることもあります。
しかし、塗膜によって雨水の浸入を食い止められるので、外壁の長寿命化に貢献しています。
塗膜は紫外線から外壁を守る効果もあります。
紫外線は外壁の塗膜を劣化させ、ひび割れなどを引き起こしてしまうこともあります。
塗膜が紫外線を遮断することで、外壁の劣化を防ぐことができるのです。
塗膜は外壁の美観を保つ効果も
外壁の美観を維持することも、塗膜の重要な役割の一つです。
外壁は建物の顔とも言える部分であり、外壁の美しさは住宅の印象を大きく左右します。
塗膜には、次のような効果があります。
- 外壁を汚れから守り、美しい外観を長く保つことができる
- 塗膜が外壁への雨水の侵入を防ぎ、シミや藻の発生を抑えることができる
- 色あせを防ぎ、塗装直後の美しい色合いを長期間維持することができる
外壁の美観を保つことは、住宅の資産価値を高めることにもつながるでしょう。
外壁塗装が必要な理由とは?メリットを解説!
外壁塗装は、単に見た目を良くするだけではありません。
外壁塗装が必要とされる理由と、具体的なメリットについて解説します。
【1】外壁の劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばせる
建物の外壁は、常に雨風や紫外線にさらされているため、徐々に劣化が進行します。
放置すれば、外壁材の剥がれや亀裂が生じ、建物の構造自体に悪影響を及ぼす可能性も否定できません。
外壁塗装で塗膜を形成することは、こうした外壁の劣化を食い止める有効な手段となります。
塗膜が外壁を保護することで、建材の痛みを最小限に抑え、建物の寿命を延ばすことができるのです。
適切な時期に外壁塗装を行うことは、建物を長く健全に保つために必要不可欠だと言えるでしょう。
【2】雨漏りのリスクを減らせる
外壁の劣化が進むと、雨漏りが発生するリスクが高まります。
外壁のひび割れから雨水が浸入し、建物内部の壁や床を濡らしてしまうのです。
雨漏りは、単に不快なだけでなく、木材の腐朽やカビの発生など、深刻な問題を引き起こしかねません。
外壁塗装によって形成された塗膜は、外壁の防水性を大幅に向上させます。
塗膜があれば、たとえ外壁にひび割れが生じても、雨水が内部に浸入するのを防ぐことができるため、外壁塗装は雨漏り対策として非常に有効なのです。
将来的な雨漏りのリスクを減らすためにも、定期的な外壁塗装がおすすめです。
【3】住宅価値の維持につながる
外壁の美観は、住宅の印象を大きく左右するポイントです。
外壁が汚れて見苦しくなっていれば、住宅全体の価値を下げてしまうでしょう。
逆に、美しい外観を保っていれば、住宅の資産価値の維持につながります。
定期的な外壁塗装を行えば、外壁の汚れや色あせを防ぎ、いつまでも美しい外観を保つことができます。
将来的に住宅を売却する際にも有利に働くことになるので、外壁塗装は単なるメンテナンスではなく、住宅価値を守るための重要な投資だと考えられます。
外壁塗装の塗料の種類と特徴は?
外壁塗装に使われる塗料には、様々な種類があります。
代表的な塗料の特長を比較してみました。
塗料の種類 | 特徴 |
---|---|
アクリル樹脂塗料 | ・安価 ・豊富な色調のバリエーションがある ・十分な耐久性を備えている |
ウレタン樹脂塗料 | ・耐久性が高い ・防水性や耐候性が高い ・美しい光沢を放つ ・アクリル樹脂塗料よりも値段が高い |
シリコン樹脂塗料 | ・耐候性に優れる ・汚れが付着しにくい ・値段は高め |
それぞれの長所について詳しく解説していきましょう。
アクリル樹脂塗料
アクリル樹脂塗料は、外壁塗装で最もポピュラーな塗料の一つです。
価格が比較的安価なので、コストを抑えたい方におすすめです。
アクリル樹脂塗料は豊富な色調のバリエーションが用意されているため、好みの色を選びやすいという魅力があります。
塗膜の耐久性は、ウレタン樹脂塗料やシリコン樹脂塗料に比べるとやや劣りますが、十分な性能を備えています。
定期的な塗り替えを前提とするなら、アクリル樹脂塗料は費用対効果の高い選択肢と言えるでしょう。
ウレタン樹脂塗料
ウレタン樹脂塗料の最大の特長は、高い耐久性です。
アクリル樹脂塗料と比較して、塗膜の強度や接着力に優れており、長期間にわたって外壁を保護してくれます。
防水性や耐候性も高いので、過酷な環境下でも塗膜の劣化を抑えられます。
ウレタン樹脂塗料で形成された塗膜は、美しい光沢を放つのも特徴です。
深みのある美しい外観を長く保ちたいなら、ウレタン樹脂塗料がおすすめです。
一般的にアクリル樹脂塗料よりも価格は高くなりますが、耐久性の高さを考えれば、決して割高ではありません。
シリコン樹脂塗料
シリコン樹脂塗料は、外壁塗料の中でも特に耐候性に優れています。
紫外線や雨風にさらされても、塗膜が劣化しにくいのが特長です。
だから、シリコン樹脂塗料は長期間にわたって外壁を保護することができるのです。
シリコン樹脂塗料の塗膜は、汚れが付着しにくいという性質も持ち備えています。
外壁の美観を保ちやすく、メンテナンスの手間を減らせるのです。
シリコン樹脂塗料は、他の塗料と比べて価格は高めですが、耐久性やメンテナンス性に優れています。
長期的な視点で考えれば、シリコン樹脂塗料は経済的な選択肢だと言えるでしょう。
外壁塗装と塗膜に関する注意点
外壁塗装を行う際には、塗膜の耐久性を高めるためにいくつかの注意点があります。
外壁塗装の品質を左右する重要なポイントを見ていきましょう。
下地処理が塗膜の耐久性を左右する
外壁塗装を行う前に、下地処理と呼ばれる工程が非常に重要です。
外壁のひび割れや欠損部分を補修し、表面の汚れや古い塗膜を除去することで、新しい塗料が外壁にしっかりと密着するようになります。
下地処理が不十分だと、せっかく塗装しても塗膜の耐久性が下がってしまいます。
外壁塗装の品質を高めるためには、入念な下地処理が欠かせません。
塗料の選定は慎重に行う
外壁塗装に使用する塗料の選択も、とても大切なポイントです。
外壁の材質や立地環境によって最適な塗料は異なるため、それらを考慮して慎重に選定する必要があります。
例えば、沿岸部では塩害に強いシリコン樹脂塗料がおすすめですし、日当たりの良い南向きの外壁にはウレタン樹脂塗料が適しています。
プロのアドバイスを参考にしながら、外壁に合った塗料を選ぶことが重要です。
定期的なメンテナンスも大切
外壁塗装を行ったら、定期的なメンテナンスを忘れずに行いましょう。
塗膜の状態をこまめにチェックし、早めに補修することで外壁を長持ちさせることができます。
小さな傷やひび割れも放置せず、専門家に相談しながらメンテナンスを行うのがおすすめです。
定期的なメンテナンスは、外壁の美観を保つだけでなく、建物の寿命を延ばす効果も期待できますよ。
外壁塗装に関するよくある質問
外壁塗装について、お客様からよく寄せられる質問をまとめました。
外壁塗装を検討する際の参考にしてみてください。
【Q1】外壁塗装の耐用年数は?
外壁塗装の耐用年数は、一般的に10~15年程度です。
ただし、年数はあくまでも目安であり、使用する塗料の種類や建物の立地環境によって変動します。
例えば、高耐候性のフッ素樹脂塗料を使用した場合は、20年以上もつケースもあります。
定期的なメンテナンスを行いながら、外壁塗装の状態を見極めることが大切です。
【Q2】外壁塗装にかかる費用は?
外壁塗装の費用は、建物の大きさや使用する塗料の種類によって大きく異なります。
目安としては、30坪程度の一戸建て住宅で100~200万円程度が相場と言えるでしょう。
足場の設置が必要な場合や、下地処理に手間がかかる場合は、さらに費用が上乗せされます。
外壁塗装の費用については、複数の業者から見積もりを取るなどして、しっかりと比較検討することをおすすめします。
創建ペイントの公式サイトでは、見積もりや外壁塗装カラーシミュレーションを無料で試すこともできます。
費用について心配な方も、是非参考にしていただければ幸いです。
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【Q3】外壁塗装はいつ頃するべきですか?
一般的に、外壁塗装は竣工後10年前後で行うのがベストタイミングと言われています。
ただし、目安はあくまでも一般論であり、外壁の汚れや傷みの状態によって前後します。
日頃から外壁の状態をチェックし、汚れが目立ってきたり、塗膜の剥がれやひび割れが発生したりしたら、外壁塗装を検討するタイミングと言えるでしょう。
早めに専門家に相談し、適切なタイミングで外壁塗装を行うことが大切です。
まとめ
外壁塗装の塗膜は外壁を保護し、建物の寿命を延ばす重要な役割を担っていると言うことがわかりました。
塗膜によって外壁の防水性が高まり、雨漏りのリスクを減らすことができるほか、美観の維持にも貢献します。
一方で、外壁塗装を行う際は、下地処理や塗料選定など、いくつかの注意点もあります。
プロのアドバイスを参考にしながら、適切な方法で外壁塗装を実施することが大切です。
外壁塗装に関して不安や疑問がある場合は、ぜひ当社にご相談ください。
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※2023年8月現在
実績例
物件名 | 総戸数 | |
---|---|---|
三田エリア | ルナ三田フラワータウン | 60 |
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 | 82 | |
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア | 108 | |
ルナ三田ひばりが丘 | 149 | |
神戸エリア | パークヒル神戸小倉台 | 75 |
ルナ藤原台中町パークフロント | 82 | |
ルナ上津台 | 81 | |
ルナ北六甲116 クルムの街 | 116 | |
西神戸・ 阪神エリア |
ルナ西神中央 | 97 |
ルナ塚口 | 52 | |
ルナ昆陽池公園 | 51 | |
東大阪・ 北摂エリア |
ルナ南摂津 | 80 |
ルナ加納 | 71 | |
ルナ山本 | 57 | |
大阪市内・ 南大阪エリア |
ルナタウン島屋 | 55 |
ルナ城山公園 | 52 | |
ルナ東百舌鳥 | 109 | |
ルナ原山台 | 46 | |
京都エリア | ルナシティ同志社山手 | 237 |
街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。
商号 |
株式会社 創建 |
---|---|
創立 |
昭和58年3月1日 |
設立 |
昭和61年9月4日 |
資本金 |
8,000万円 |
代表者 |
代表取締役会長 吉村 孝文 代表取締役社長 吉村 卓也 |
執行役員一覧 |
執行役員 大下 憲二 執行役員 岡本 賢二郎 |
本社所在地 |
〒541-0047 |
東京支店所在地 |
〒101-0041 |
売上高 |
151.3億円(令和5年5月期) |
従業員数 |
従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期) |
事業内容 |
建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/ |

大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます
ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

本社所在地
本社所在地 |
〒541-0047 |
---|
施工エリア
※別途、交通費が発生する場合があります。
- 大阪
-
池田市
泉大津市
貝塚市
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-
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-
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外壁塗装の参考文献
- 住宅リフォーム推進協議会
https://www.j-reform.com - 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
https://www.chord.or.jp/index.html?red_param=220106 - 一般社団法人日本塗装工業会
https://www.nittoso.or.jp - 一般社団法人外壁塗装協会
https://tosouginoushi.com