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破風板塗装の秘訣とは?材質別に適した塗料の選び方を徹底解説します

更新日2024年2月2日

家の外観を美しく保つためには、破風板の塗装が欠かせません。
素材によって最適な塗料は異なり、選び方一つで耐久性が大きく変わる可能性もあります。

この記事では、木材から金属、窯業系まで、材質別の塗料選びのコツと、塗装の基本的な流れについて詳しく解説します。
家を守り、見た目を美しく保つための秘訣を、プロの視点からご紹介するので、破風板塗装を考えている方はぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

目次

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【知っておきたい】破風板塗装とは

家の外観を美しく保つだけでなく、建物を守るためにも欠かせない破風板の塗装の役割とメンテナンスの必要性について詳しく見ていきましょう。
破風板塗装の基本から重要性までご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

破風板(はふういた)の塗装とは?

破風板(はふういた)の塗装は、建物の屋根の端に設置された破風板に塗料を施す作業を指します。
屋根裏部分への風の侵入を防ぐと同時に、建物を様々な気象条件から守る役割を担っています。

外観上も目に付きやすい部分であるため、破風板の塗装は家の美観を左右する要素とも言えるでしょう。
外壁塗装の際に一緒に行われることが多く、メンテナンスとしての価値も高い作業です。
日々の紫外線や風雨に晒されるため、塗装は破風板を保護し、建物全体の耐久性を維持するために必要不可欠と言えるでしょう。

破風板の塗装はなぜ重要か

破風板の塗装は建物の寿命を延ばすために非常に重要です。
破風板自体が雨風といった自然の厳しい環境から家を守るバリアの役割を果たしており、劣化は建物全体の耐久性に直結します。

定期的な塗装を行うことで、破風板は機能を長期間保ち続けることができるのです。
美しい外観を維持するためにも、塗装は欠かせないメンテナンス作業と言えるでしょう。
適切なタイミングで塗り替えすることは、建物を長持ちさせる秘訣です。

破風板塗装の流れ

塗装工事は一見単純に思えますが、適切なプロセスを踏むことで長持ちする仕上がりを期待できます。
破風板塗装を進めるための手順について詳しく見ていきましょう。

状態確認

まずは、破風板の状態をチェックします。
経年による劣化や損傷の具合を詳細に観察し、塗装が必要かどうかを判断しなければいけません。

微細なひび割れや色褪せが見られた場合、塗装で修復することができます。
しかし、深刻なダメージが確認された時は、破風板そのものの交換が必要になる事もあるため、専門の目で状態を把握し、最良の方法を選ぶことが重要です。

下地処理

塗装の前段階として、下地処理をする必要があります。
下地処理の工程をケレン作業と呼び、古い塗膜を丁寧に取り除きます。
電動サンダーやスクレーパーを使用し、塗料の密着を妨げる不純物や劣化した塗膜を除去することで、新たな塗料がしっかりと破風板に吸着するようになるのです。
下地処理の質は塗装の持続性に直結するため、手間を惜しまず念入りに行うことが求められます。

塗装

下地処理を経て、いよいよ塗装に移ります。
使用する塗料の種類や破風板の素材によって塗り方は異なりますが、一般的には3~4回の重ね塗りが推奨されています。

特に塗料の吸い込みが激しい場合には、塗料を十分になじませるためにも複数回の塗り重ねが効果的です。
塗装後、数時間経過しても艶が残る状態を確認できれば、塗装は成功といえるでしょう。

仕上がり確認

最後に、塗装が完了した破風板の仕上がりをチェックします。
均一に塗料が塗られているか、塗膜にムラや剥がれがないかなど、細部にわたって検証を行わなければいけません。
この段階で問題が見つかった場合には、追加の塗り直しや修正が行われることもあります。
仕上がりの良し悪しは、その後の破風板の保護効果や美観に大きく関わってくるため、細心の注意を払って確認することが肝心です。

破風板の材質・素材の種類

破風板塗装を検討する際に、まず理解しておきたいのが破風板の材質や素材です。
破風板には、次のような材質や素材が使用されます。

それぞれの特性を知ることで、適切な塗料選びにつながりますので、詳しく見ていきましょう。

木材・木製

木材は、その自然な風合いから多くの建築物で採用されてきました。
しかし、木は時間とともに劣化しやすく、特に水分を含むと膨張・収縮を繰り返し、塗膜が剥がれる原因になり得ます。

そのため、木製の破風板を長持ちさせるには、定期的な塗装が欠かせません。
塗料の選定にあたっては、木材の呼吸を妨げないような透湿性を持つものや、木の美しさを引き立てるものが好まれる傾向にあります。
木材の破風板は、見た目の美しさを保ちながらも、機能的な面での保護を兼ね備えた塗料選びが求められるのです。

金属系

金属製の破風板は、トタンや銅板、そして耐久性に優れたガルバリウム鋼板などがあります。
特にガルバリウム鋼板は、耐水性や耐火性が高いため、現代の建築物に多く用いられています。

金属製の破風板には、熱による伸縮に対応できる塗料が必要です。
シリコン塗料は条件を満たし、ひび割れを起こしにくいため、金属系破風板の塗装には最適と言えるでしょう。
逆に、硬い塗膜を形成するフッ素塗料や無機塗料は、金属の伸縮に追従できず、ひび割れの原因となることがあるため注意が必要です。

窯業系

窯業系の破風板は、セメントや繊維質を原料としており、超高温で処理されることによって非常に耐火性が高くなっています。
しかし、吸水性があるため雨に弱く、塗装による保護が必要です。

窯業系破風板の塗装では、耐久性と耐火性を損なわない適切な塗料を選ぶことが大切です。
外壁に用いられる窯業系サイディングと同じ材質であることが多いため、外壁用の塗料と同様の種類が推奨されます。

ケイカル板

ケイカル板はケイ酸カルシウムを使用した不燃材で、耐火性に優れています。
しかし、吸水性があるため、性能を維持するためには破風板の塗装を定期的に行わなければいけません。
ケイカル板の塗装には、耐水性や耐候性に優れた塗料が求められるでしょう。

モルタル

モルタル製の破風板は、特に外壁がモルタルである場合によく見られます。
モルタルもまた吸水性があるため、塗装による保護が必要です。

弾性塗料はモルタルの特性に合致しており、経年劣化に強い保護層をもたらしてくれます。
そのため、モルタルの破風板に最適な塗料と言えるでしょう。

【材質別】破風板の塗料選びのポイント

破風板を塗装する際、材質に応じた塗料の選定は非常に重要です。
それぞれの素材が持つ特性を理解し、適した塗料を選ぶことで、破風板の寿命を延ばし、美しい外観を維持することができます。
木製、金属系、窯業系、モルタルといった一般的な破風板の材質ごとに、最適な塗料選びのポイントをまとめました。

材質 おすすめの塗料の特徴 目的
木製 浸透性のある半透明塗料 木材の伸縮性に対応するため
金属系 伸縮性に優れた塗料 熱による伸縮に対応するため
窯業系 耐水性や耐久性を考慮した塗料 吸水性が高いので、雨などの影響に対応するため
モルタル 弾性のある塗料 経年劣化によるひび割れに対応するため

木製の場合

木製破風板は自然な風合いが魅力的であり、伝統的な住宅には欠かせない要素とされています。
しかし、木材は水分を吸収しやすく、伸縮によって塗膜が剥がれることがあるため塗料選びには特に注意が必要です。
木目の美しさを保ちつつ保護するためには、浸透性のある半透明塗料が推奨されます。

ただし、浸透性塗料は塗膜を形成しないため、傷や汚れがつきやすく、メンテナンスを頻繁に行う必要があります。
耐久性を優先する場合は、木材用の塗料でしっかりと塗膜を形成するタイプを選ぶと良いでしょう。

金属系の場合

金属系破風板、特にガルバリウム鋼板は、耐久性や耐水性、耐火性に優れており、現代の住宅によく用いられています。
ガルバリウム鋼板は熱による伸縮が発生しやすいため、塗料は伸縮性に優れたものを選ぶことが大切です。

シリコン塗料は伸縮に対応しやすく、ひび割れを防ぐ効果が期待できるため、金属系破風板の長期的な保護と美観の維持に役立ちます。
一方で、フッ素塗料や無機塗料は塗膜が硬くなりがちで、ひび割れの原因となることがあるため、金属系破風板には適していません。

窯業系の場合

窯業系破風板は、耐火性が非常に高く、外壁の窯業系サイディングと同じ材料から作られています。
耐久性の高さも期待されますが、吸水性があるため雨などの影響を受けやすいです。
そのため、窯業系破風板には、耐水性や耐久性を考慮した塗料を選ぶことが重要です。

モルタルの場合

モルタル製の破風板は吸水性があり、外壁がモルタルの場合に多く見られます。
モルタルは経年劣化によりひび割れなどが生じやすいため、塗料は弾性のあるものを選びましょう。
弾性塗料はモルタルの伸縮に合わせて動くことができ、ひび割れを防ぐ効果があります。

モルタルの質感を損なわずに保護することができるため、美観の維持にも最適です。
弾性塗料を選択することでモルタル製破風板の耐久性を高め、美しい外観を長く保つことができるでしょう。

破風板塗装に関するよくあるFAQ

破風板塗装については、多くの疑問が寄せられます。
破風板塗装に関するよくある質問と回答について見ていきましょう。

【Q1】破風板塗装の費用相場はどのくらいですか?

破風板塗装のコストは、さまざまな要因によって左右されます。
一般的に1平方メートルあたり数百円円から1,000円前後とされていますが、塗料の種類や作業の難易度によって変動します。

例えば、40平方メートルの破風板を塗装する場合、8,000円から40,000円程度の費用が見込まれるでしょう。
これはあくまで目安であり、実際の見積もりでは建物の状況や業者の料金体系によって異なるため、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。

創建ペイントの公式サイトでは、費用の見積もりのシミュレーションも行っています。
実際にどのぐらいの費用がかかるのか参考にしたい場合は、是非活用してみてください。

【Q2】破風板の塗装はDIYできますか?

破風板の塗装はDIYで行うことも不可能ではありませんが、専門の知識や技術が必要になります。
特に高所での作業は危険を伴うため、安全対策が必須です。

塗料の選定から足場の組み立て、破風板の状態確認まで、多岐にわたる工程を要するため、専門業者への依頼が推奨されます。
プロフェッショナルな業者であれば、適切な塗料の選定や丁寧な作業を保証し、安全かつ美しい仕上がりを実現してくれるでしょう。

【Q3】破風板の塗装は何年おきに行うべきですか?

破風板の塗装周期は、使用する塗料や材質、さらには気候条件によって大きく異なります。
木製の破風板の場合、高品質な塗料を使用してもおよそ5~6年が目安です。

あくまで一般的な目安であり、建物の状況や地域の気候によってメンテナンスのタイミングは前後することがあります。
適切なタイミングを見極めるためには、破風板の劣化具合を定期的にチェックし、専門家による診断を受けることが重要です。
屋根の塗装と同時に破風板の塗装も行うことで、より効果的なメンテナンスが可能となります。

【Q4】材質以外にも破風板の塗料選びのポイントはありますか?

破風板の塗料選びにおいては、材質のみならず、建物全体の調和も重要なポイントです。
屋根や外壁との色の統一感を出すことで、外観の美しさが一層引き立ちます。

色選びに迷った際は、塗料メーカーが提供するシミュレーションツールを活用すると良いでしょう。
リアルタイムで様々な色合いを試すことができ、理想の外観を事前にイメージすることが可能です。

創建ペイントの公式サイトでは、カラーシミュレーションを行うことができます。
実際にシミュレーションしてみることで、目で見て確認できるので、是非利用してみてください。

適切な色選びは、家全体の印象を左右するため、納得のいく選択を心がけましょう。

まとめ

この記事では、破風板塗装の重要性とその流れ、材質別の塗料選びのポイントについて詳しく解説しました。
破風板は家を守る重要な部分であり、適切な塗装によって美観を保ちながら耐久性を高めることができます。

材質に合わせた塗料の選定は、効果的なメンテナンスを行う上で欠かせない要素です。
専門的な知識が必要な作業も多いため、安全と品質を考慮し、信頼できる業者に相談することをお勧めします。

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ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
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神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
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街を拓き、家を建てる。
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商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます

ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

大阪府と創建・小林住宅の連携協定
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本社所在地

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大阪府知事登録(ト)第13668号/東京都知事登録 第59802号

施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

※別途、交通費が発生する場合があります。

外壁塗装の参考文献