【手すり塗装】錆びや劣化を防ぐ！失敗しないDIYのコツと塗装方法 | 大阪の外壁塗装業者なら創建ペイント(創ペン)

手すりは毎日の暮らしに欠かせない重要な設備です。
年月が経つと錆びや腐食が発生し、見た目が悪くなるだけでなく、安全性にも影響を与えかねません。

この記事では、DIYで手すりを塗り直す際のコツから、業者に依頼する場合の選び方まで、実践的なアドバイスをご紹介します。

この記事の監修者

創建ペイント
谷口 知史

・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

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手すり塗装のメリットと必要性

手すりの塗装は建物の価値を維持する大切な作業の一つです。
美観を保つだけでなく、安全性の向上にも役立ちます。
ここでは、手すり塗装の具体的なメリットと必要性について詳しく解説していきます。

錆びや劣化を防ぐ効果

手すりの塗装で最も大切なのが、錆び止め効果です。
屋外の手すりは雨風にさらされ続けるため、金属が錆びやすい環境にあります。
海辺や工業地帯では、塩害や酸性雨の影響で、さらに劣化が早く進んでしまうでしょう。

防錆塗料を使うと、金属の表面に保護膜ができて水との接触を防げます。
錆びの進行を抑え、手すりを長く使うことができるでしょう。
良質な防錆塗料なら、10年以上の効果が期待できます。

定期的な塗装は紫外線から手すりを守るのにも効果的です。
塗膜が劣化して金属がむき出しになると、急速に錆びが進む可能性があります。
紫外線に強い塗料を選べば、より長く保護効果を維持できます。

見た目の美観を保つ

手すりの状態は建物全体の印象を左右するポイントです。
玄関や階段など、人の目に付きやすい場所の手すりは見た目が重要です。
正面に付いている手すりは、建物の外観を決める大切な要素となっています。

手すりの色を塗り替えるだけでも、建物の印象は大きく変わります。
外壁の塗り替えと同時に手すりも塗装すれば、建物全体で調和の取れた美しい仕上がりになるでしょう。

錆びた手すりは建物の価値を下げてしまいます。
古い建物でも、手すりをきれいに塗り直すだけで、見違えるように印象が良くなるでしょう。

安全性の向上

手すりを塗装すると表面が滑らかになり、転倒を防ぐ効果が高まります。
手すりの表面が荒れていると、手袋や服が引っかかって危険です。
高齢者の安全のため、適度な滑り止め効果のある塗料を選ぶとよいでしょう。

手すりの視認性を高めることも大切です。
夜間でも見やすい反射塗料を使えば、暗い場所での安全性が向上します。特に避難経路の手すりにおすすめです。

手すり塗装に必要な道具と材料

作業を始める前の準備が大切です。
必要な道具と材料を事前に揃えることで、スムーズに作業を進められます。

塗料の種類と選び方

手すりの材質に合った塗料を選ぶことが重要です。
金属製手すりには防錆機能付きのエポキシ系やウレタン系の塗料が適しています。
木製手すりには耐候性の高い木部用塗料を使います。

屋外用の手すりには特に耐候性の高い塗料が必要です。
製品の説明書をよく読んで、環境に合った塗料を選びましょう。

一液型の塗料は使いやすいですが、耐久性は二液型より劣ります。
二液型の方が長持ちしますが、使用にはより高い技術が必要です。
技術レベルや用途に応じて、適切な塗料を選択することが大切です。

必要な道具リスト

塗装作業を始める前に、以下の道具を揃えておくと作業がスムーズに進みます。

道具は作業範囲と手すりの形状を考えて選びましょう。
狭い場所用の細い刷毛から、広い面積用の幅広刷毛まで、用途に応じた準備が重要です。
塗装の品質は使用する道具の質にも大きく影響されるため、刷毛は品質の良いものを選ぶことをおすすめします。

基本的な塗装道具に加え、安全対策用の道具も必要です。
塗装作業には刷毛やローラー、塗料受け皿といった基本道具が欠かせません。
下地処理用にはサンドペーパーやワイヤーブラシ、脱脂剤を用意します。

養生作業のためのマスキングテープや新聞紙、ビニールシートも重要です。
作業者の安全を守るため、保護メガネやマスク、手袋、作業着も必須となります。
その他、ウエスやバケツ、高所作業用の脚立なども必要に応じて準備しましょう。

道具は作業範囲と手すりの形状を考えて選びます。
狭い場所用の細い刷毛から、広い面積用の幅広刷毛まで、用途に応じた準備が重要です。

下地処理の重要性と方法

下地処理は塗装の仕上がりを左右する重要な工程です。
適切な下地処理を行わないと、高品質な塗料を使用しても、早期劣化や剥がれの原因となってしまいます。
サンドペーパーで表面を軽く削ることで、塗料の密着性を高めましょう。

錆びている部分は入念な処理が必要です。
錆び落とし専用の道具を使って完全に除去します。
表面の凹凸や油分も塗装不良の原因となるため、丁寧な処理を心がけましょう。

手すり塗装の手順とコツ

作業手順を守ることで、きれいな仕上がりが期待できます。
各工程でのポイントを押さえることが大切です。
手すり塗装の手順とコツを見ていきましょう。

養生作業のポイント

塗料が周囲に付かないよう、しっかりと養生します。
マスキングテープとビニールシートで周辺部分を覆い、床面も保護することが重要です。

特に手すりの取り付け部分は慎重に養生します。
隙間に塗料が入り込むと取れにくいため、テープでしっかり覆う必要があります。
養生テープは塗装直前に貼り、塗装後すぐに剥がすことできれいな仕上がりを実現できるでしょう。
養生材は必要以上に使用せず、適切な量で効果的に保護することが大切です。

塗装の基本テクニック

均一な塗膜を作るには、適切な塗装技術が必要です。
刷毛目やローラー跡を残さないためには、塗料を薄く均一に塗らなければなりません。
一度に厚塗りせず、2〜3回に分けて塗ることで良好な仕上がりが得られます。
塗り残しがないよう計画的に作業を進め、塗料の垂れにも注意を払います。

各塗装の間には、適切な乾燥時間を設けることも大切です。
注意を払うことで、より美しく耐久性のある塗装仕上がりを実現できます。

乾燥時間と重ね塗りのタイミング

塗料が完全に乾くまでの時間を守ることが重要です。
気温や湿度によって乾燥時間は変わるため、天候も考慮に入れる必要があります。

2回目以降の塗装は完全に乾いてから行いましょう。
乾燥が不十分な状態で重ね塗りすると、仕上がりが悪くなるリスクが高まります。

手すり塗装の注意点とトラブル対処法

トラブルを防ぐため、作業時の注意点と対処方法を理解しておくことが大切です。
注意点とトラブル対処法について詳しく見ていきましょう。

天候と気温の影響

塗装を行う際は、適切な気象条件を選ぶことが非常に重要です。

• 気温15～30℃
• 湿度85％未満
• 晴れの日

多くの塗料メーカーは、5℃以下の気温を塗装に適さない条件として定めています。
低温下では塗料の乾燥が遅れ、塗膜の品質低下につながる可能性があるからです。

春と秋は気温や湿度が安定しているため、塗装に最適です。
地域によって適した時期が異なる場合があります。
台風や雨が多い時期は避けることをおすすめします。

塗料のダレや塗りムラへの対処

塗料がダレた場合は、一度乾燥させるのがおすすめです。
乾燥後にカッターの刃やサンドペーパーでダレた部分を慎重に削ります。
削った後は、必要に応じて再塗装を行いましょう。

塗りムラが出た場合は、全体的に薄く追加塗装することで対処します。
部分的な補修は避け、見切りのよいところまで再施工を行いましょう。
作業は連続性を保つことが重要です。

塗料の希釈率を適切に保つことで、ムラやダレを防ぐことができます。
厚塗りは避け、薄く数回に分けて塗るのが基本です。

安全面での注意事項

作業者の安全を最優先事項として考える必要があります。
十分な換気を行い、保護具を必ず着用しましょう。
酸素濃度は18％以上に保つよう、換気を行いましょう。

高所作業における転落防止対策も徹底します。
点検前の器具点検や墜落防止装置の使用を確認しておきましょう。

火気厳禁の遵守も重要な安全対策となります。
火災の危険がある設備や、可燃性の物体との間に必要な間隔を空けることで、安全をより確実に確保できるでしょう。

手すり塗装に関するよくある質問

手すり塗装に関するよくある質問と回答をまとめました。
手すり塗装でお悩みの際は、ぜひ参考にしてみてください。

【Q1】手すり塗装の頻度は？

手すり塗装の頻度は設置場所により異なります。
屋外の場合は5年に1回、屋内ではさらに長い周期で塗装が必要です。

海の近くでは更に頻繁な点検が必要です。
フッ素塗料や無機塗料など、耐久性の高い塗料を使用しましょう。
劣化が見られた際は、年数の目安に関わらず、早めの塗装を検討しましょう。

【Q2】プロに依頼する場合の費用は？

手すり塗装の費用は1メートルあたり2,000〜2,500円程度が一般的な相場です。
手すりの形状や材質、塗装の手間によって価格は変動します。
外壁塗装と同時に塗装を行う場合は、相場よりも安くできる可能性があります。

見積もりは複数の業者から取得し、作業内容と保証についても十分に確認しましょう。
少なくとも、3～5社は見積もりを比較するのがおすすめです。

【Q3】DIYと業者依頼、どちらがおすすめ？

技術と時間に余裕があればDIY施工も十分可能です。
ただし、高所作業が必要な場合や複雑な形状の手すり、確実な仕上がりを求める場合、保証を重視する場合などは、業者への依頼を検討しましょう。

プロに依頼することで、高品質な仕上がりと施工後のトラブルにも迅速に対応してもらえるため、安心感があります。
業者による施工は一定の保証が付くことも多く、長期的な安心感を得られるでしょう。

まとめ

手すり塗装は建物の価値と安全性を高める重要な作業です。
適切な道具と材料を使い、正しい手順で作業することで、美しく耐久性の高い仕上がりが実現できます。

DIYで行う場合は安全面に十分注意し、必要に応じてプロの力を借りることも検討しましょう。
定期的な点検と早めの対応で、手すりを長く美しく保つことができます。

創建ペイントは、外壁塗装だけでなく、建物全体の美観と保護を考慮した総合的な塗装サービスを提供しています。
手すり塗装を検討されている方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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手すり塗装をご検討の際は、ぜひ「創建ペイント」まで、お気軽にご相談ください。