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プールの塗装剥がれを防ぐ!原因と対策方法を分かりやすく解説します

更新日2024年12月27日

夏の主役といえば、プールです。
しかし、長年の使用で塗装が剥がれてしまい、せっかくのプールが台無しになってしまうこともあるでしょう。
プール施設における塗装剥がれ問題は水質管理や利用者安全に直結します。

プール特有の環境下では一般的な塗装とは異なる対応が必要です。
この記事では、プールの塗装剥がれの原因と、対策について詳しくご紹介します。

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この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

目次

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プールの塗装剥がれはなぜ起こる?主な原因を解説

プールの塗装が剥がれてしまう原因はさまざまです。
プールは長く使うものなので、しっかりメンテナンスする必要があります。
突然のトラブルから守るために、塗装剥がれの原因を詳しく見ていきましょう。

水深による水圧ストレス

水深2mの25mプールでは、水圧が0.2MPa(メガパスカル)という高い数値に達します。
水圧は、絶えず塗膜を外側に押し出す力として作用し続けるものです。
プールの浅い部分と深い部分では水圧に大きな差が生じるため、塗膜には不均一な負荷がかかり続けます。

温水プールでは水温変化による膨張収縮も加わり、塗膜への負担が増します。
二重の負担により、塗膜の劣化が加速する可能性が高まるでしょう。

多くの場合、塗膜の剥離は水深の深いところから始まりやすい傾向にあります。
競泳用プールの深水部では、常に強い水圧にさらされることで塗膜と壁面との接着面が徐々に弱まってしまうため、注意が必要です。

プール用途別の負荷要因

競泳用プールは水質基準が厳格で、塩素濃度が高めに設定されます。
競技会時の水質維持のため、塩素濃度は0.4~1.0mg/Lの範囲で管理されるのが一般的です。
高濃度の塩素は塗膜に対して化学的負荷を与え、長期的に見ると塗膜の劣化を促進する可能性があります。

レジャープールでは、利用者の日焼け止めやボディソープなどの混入が避けられません。
化粧品成分には、塗膜を軟化させる可能性のある化学物質が含まれています。
塗膜の軟化は耐久性の低下につながり、剥離や劣化を引き起こす可能性があるのです。

学校プールは夏季に集中して使用されるのが特徴です。
強い紫外線と高温にさらされるため、塗膜への負荷が集中します。
短期間での負荷集中により、塗膜の劣化が加速するのです。

プール施設特有の環境要因

屋内温水プールでは湿度が高く、天井部からの結露水が塗膜に影響を与えます。
加えて消毒用塩素から発生する塩素ガスも、塗膜を劣化させます。

フローリングやタイル部分との境目は、材質の膨張収縮差により剥離が起こりやすい箇所です。
異なる材料間を接合する際は、細心の注意を払いましょう。

オーバーフロー槽や循環配管との接続部も要注意です。
水流による物理的な摩耗と、プール水の循環による化学的な影響を同時に受けます。

プールの塗装剥がれを防ぐ!効果的な対策方法

プール用塗料は一般塗料より耐久性が高い傾向にあります。
適切な選定と施工がなければ、その性能を十分に発揮できません。
塗装剥がれを防ぐための対策方法を見ていきましょう。

プール用途に応じた塗料選択

プール用の塗料を選ぶ際は、用途に応じた選択が重要です。

塗料の種類 主な用途 特徴 推奨理由
FRPライニング 競泳用プール ・水圧への耐性最高
・水質変化に強い
・表面平滑性が高い
公認プール基準に対応可能で、高水圧・高水質要求に最適
防藻性塗料 レジャープール ・強力な防藻効果
・紫外線劣化防止
・汚れにくい
利用者の快適性と維持管理の効率化を両立
ウレタン系塗料 学校プール ・耐候性に優れる
・復元力が高い
・季節変化に強い
長期休止期間があっても塗膜性能を維持

プール用塗料は水中での使用や化学物質への耐性を考慮して開発されているため、一般的な外壁用塗料よりも耐久性が高くなっています。
とはいえ、適切な施工と定期的なメンテナンスが重要です。

水深別の施工ポイント

水深により、施工ポイントも異なります。
水深2m以上の深水部には、2液性エポキシ樹脂塗料の厚膜塗装が必要です。
通常より膜が厚く、水圧に対抗します。

水際部分は乾湿の繰り返しによる負荷が大きい箇所です。
伸縮性の高い特殊シーリング材と併用することで効果を高めます。

プールサイドは滑り止め性能が重要です。
防滑材入りの塗料を使用し、安全性と耐久性を両立させましょう。

温水プール専用の対策

室内温水プールは結露対策が重要です。
防錆性能の高い下地処理剤と、耐薬品性に優れた上塗り材の組み合わせが必須です。

水温による塗膜の膨張収縮に備え、下地との密着性を高める特殊プライマーを採用しましょう。
水温変化の影響を最小限に抑えます。
塩素ガス対策として、耐薬品性の高い特殊コーティングを施すことで、塗膜の化学的劣化を防止します。

プールの塗装剥がれを修復する方法

プールの塗装剥がれは、長年の使用や環境要因によって引き起こされる一般的な問題です。
美観を損なうだけでなく、構造的な劣化にもつながる可能性があるため、適切かつ迅速な修復が欠かせません。
プール塗装の効果的な修復方法について詳しく解説します。

プール種別による修復方法

競泳用プールは、公認プール規格への適合が必要です。
水面や壁面の平滑度を保つため、精密な補修技術が求められます。

レジャープールはデザイン性も重要です。
修復部分と既存部分の色調を合わせ、見た目の統一感を維持します。

学校プールは夏休み期間中での修復工事が一般的です。
短期間で確実に施工し、十分な養生期間を確保することが大切です。

水深部位別の修復手順

水深部位別の修復手順について見ていきましょう。

【浅水部(水深1.2m以下)】

【深水部(水深1.2m以上)】

【水面付近】

水深が1.2m以上の場合、作業者の安全確保が特に重要です。
端壁の水面下1.2m以上の箇所に、幅0.10m以上0.15m以下の休息棚を設けることが推奨されます。

補修作業後は、水質管理を適切に行い、塩素濃度や pH 値を正常に保つことが重要です。
修復作業は専門知識と技術が必要なため、可能な限り専門業者に依頼することをおすすめします。
定期的な点検とメンテナンスを行うことで、大規模な修復の必要性を減らすことができます。

プロによる修復のメリット

プール修復は高度な専門技術が必要です。
プロの施工により、規格適合性と安全性が確保できるため、安心してプールを使用することができます。

専門業者は水質検査や強度試験も実施します。
修復後の品質保証があれば、長期的な安心感が得られるでしょう。

定期点検サービスがあれば、早期発見・早期対応が可能です。
維持管理コストの低減も期待できます。

プールの塗装に関するよくある質問

プール塗装に関するよくある質問についてまとめました。
プール塗装を検討する際の参考にしてみてください。

【Q1】プールの塗装の寿命はどのくらい?

プールの塗り替え周期は、一般的に5〜10年といわれています。
具体的な塗り替え時期は、プールの使用頻度、環境、日々のメンテナンス状況によって大きく異なります。

屋外プールは5年から7年、屋内プールは7年から10年が一般的です。
温水プールは使用頻度により3年から5年で塗り替えが必要です。
学校プールは年1回の開放前点検で状態を確認しましょう。

学校プールを含む一般的なプールの大規模改修頻度は、築後25年程度といわれていますが、部分的な改修を行うケースも多いです。
プールの防水は最低でも10年に一度程度のメンテナンスが必要です。
状況によってはより早いスパンでの対応が必要な場合もあるでしょう。

【Q2】プールの塗装にかかる費用の相場は?

プール塗装にかかる費用相場は、プールの種類、サイズ、使用する塗料の種類によって大きく異なります。
一般的なプール塗装の費用相場は、1,500円〜7,000円/㎡です。
より高度な工法を使用する場合、費用は上昇します。

25メートルプールの塗装費用の相場は、おおよそ150万円〜300万円程度です。
より耐久性の高い工法や特殊な塗料を使用する場合は総額で400万円以上になる可能性があります。

水深による工法差や、オーバーフロー修繕の有無によっても、工事費は変わります。
温水プールは特殊工法が必要で、通常の1.5倍程度の費用を見込む必要があるでしょう。

プール塗装の費用は、使用する材料や工法、プールの状態によって大きく変わります。
正確な見積もりを得るには専門業者に相談することをおすすめします。

【Q3】プール塗装専門業者の選び方は?

プールの塗装を検討する際は、公認プール施工実績のある業者を選ぶのが基本です。
施工実績と技術力を重視して選びましょう。

品質保証制度の有無、アフターサービス体制も重要な判断基準です。
緊急時の対応力も確認が必要です。
見積書の内訳明細、工程表、使用材料のチェックや、参考施工例の現地確認も推奨されます。

まとめ

プール塗装は一般建築塗装とは異なる専門技術が必要です。
用途や水深による負荷の違い、温水や薬品による影響など、プール特有の条件を考慮した適切な対策が重要です。

専門業者による計画的な維持管理により、安全で快適なプール環境を長期的に維持することができます。施設の特性を理解し、適切な塗装管理を行うことで、利用者に安全で快適な水泳環境を提供できるでしょう。

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本コラムは創建ペイントが運営する外壁塗装に関するお役立ちコラムです。

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商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

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大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
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東京支店所在地

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Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
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売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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施工エリア

施工エリア 関西二府四県

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外壁塗装の参考文献