金属サイディングには塗装は必須！錆を防いで長持ちさせるポイントとは？ | 大阪の外壁塗装業者なら創建ペイント(創ペン)

金属サイディングは、外壁材として耐久性とデザイン性に優れていますが、適切な塗装メンテナンスが欠かせません。
この記事では、金属サイディングに塗装が必要な理由や、塗装の適切な時期、塗料の選び方などについて詳しく解説します。
日頃のメンテナンス方法や、よくある質問にも答えているので、金属サイディングを長持ちさせるためのポイントが分かります。

この記事の監修者

創建ペイント
谷口 知史

・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

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金属サイディングに塗装が必要な理由

金属サイディングは、外壁材として優れた特性を持っていますが、塗装をしないと本来の性能を十分に発揮することができません。
金属サイディングに塗装が必要な理由は、次のようなものが挙げられます。

• 【理由1】錆の発生を防ぐため
• 【理由2】耐久性を高めるため
• 【理由3】美観を保つため

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

【理由1】錆の発生を防ぐため

金属サイディングの主な素材は、鉄やアルミニウムなどの金属です。
これらの金属は、空気中の水分や酸素と反応して錆びやすい性質があります。

錆が発生すると、外壁の強度が低下するだけでなく、見た目も悪くなってしまいます。
塗装をすることで、金属素材を外的要因から保護し、錆の発生を防ぐことができるのです。
適切な塗装を施すことが、金属サイディングを長持ちさせるための大切なポイントと言えるでしょう。

【理由2】耐久性を高めるため

金属サイディングに塗装を施すことで、外壁の耐久性を大幅に向上させることができます。
塗装により、紫外線や雨水、温度変化などの過酷な環境から金属素材を守ることができるからです。

特に、日本のような四季のある気候では、外壁は年間を通じてさまざまな負荷がかかりますが、そのような条件下でも、塗装が金属サイディングを長期的に保護してくれるのです。
耐久性の高い外壁は、メンテナンスの手間を減らし、建物の資産価値を維持することにもつながります。

【理由3】美観を保つため

外壁は建物の顔とも言える存在です。
美しい外観は、住まいや建物の印象を大きく左右します。

しかし、塗装をしていない金属サイディングは、色あせや汚れが目立ちやすくなってしまいます。
定期的な塗装メンテナンスを行うことで、外壁の美しさを長く保つことができるのです。

美観を維持することは、建物の資産価値を高めるだけでなく、住まう人や利用する人に良い印象を与えることにもなるでしょう。
金属サイディングの美しさを保つためにも、塗装は欠かせないのです。

金属サイディングの塗装の適切な時期

金属サイディングに塗装が必要なことは分かったけれど、いつ塗装すればいいのかわからない人も多いはずです。
塗装のタイミングを逃すと、外壁の劣化が進行してしまうこともあります。
金属サイディングの塗装の適切な時期について見ていきましょう。

塗装の目安は10〜15年

一般的に、金属サイディングの塗装の耐用年数は10〜15年程度と言われています。
ただし、年数はあくまでも目安です。

建物の立地条件や日当たり、風通しなどによって、塗装の持ちは変わってきます。
例えば、海沿いの建物は潮風の影響で塗装の劣化が早まる傾向にあります。

逆に、日陰で風通しの良い環境では、塗装の耐用年数が長くなることもあるでしょう。
建物の置かれた環境を考慮しながら塗装のタイミングを計るようにしましょう。

塗装が必要なサインを見逃さない

金属サイディングの塗装が劣化してくると、いくつかの特徴的なサインが現れます。
まず、色あせが目立ってきたり、チョーキング現象と呼ばれる白い粉が表面に付着したりします。
これは、塗膜が紫外線などの影響で劣化している証拠です。

錆の発生やコーキング部分の劣化も、塗装が必要なサインと言えるでしょう。
このようなサインが見られたら、早めに塗装工事を検討する必要があります。
放置してしまうと、外壁の劣化がさらに進行してしまうおそれがあるからです。

早めの塗装がおすすめ

金属サイディングの塗装は、劣化が目立ってきてからでは遅いです。
外壁の劣化が進行してしまうと、下地処理などで余計な手間とコストがかかってしまいます。

ある程度の時期を目安に塗装することをおすすめします。
具体的には、塗装の耐用年数が近づいてきたら、早めに塗装工事の計画を立てましょう。

定期的なメンテナンスを行うことで、外壁を健全な状態に保つことができるはずです。
金属サイディングを長持ちさせるためにも、塗装の適切なタイミングを逃さないようにしましょう。

金属サイディングの塗装の選び方

金属サイディングの塗装を行うなら、適切な塗料選びが欠かせません。
塗料の種類によって、耐久性や仕上がりの美しさが大きく変わってきます。
金属サイディングの塗装の選び方のポイントを解説していきましょう。

下塗り塗料の選定がポイント

金属サイディングの塗装で重要なのが、下塗り塗料の選定です。
下塗り塗料は、金属素材と上塗り塗料をつなぐ大切な役割を果たします。

金属用の専用下塗り塗料を使用することは、塗装の耐久性を高めるために欠かせないポイントです。
特に、鉄部には錆止め効果のあるサビ止め塗料を、アルミ部にはエッチングプライマーを使用するのが一般的です。
素材に合った下塗り塗料を選ぶことで、美しく長持ちする塗装仕上げが可能になります。

上塗り塗料は耐候性の高いものを

金属サイディングの上塗り塗料は、耐候性の高いものを選ぶことが重要です。
特に、紫外線による塗膜の劣化を防ぐことができる塗料がおすすめです。

例えば、フッ素塗料やシリコン塗料は、優れた耐候性を持つ塗料として知られています。
色あせや光沢の低下を防ぎ、長期的に美しさを維持してくれます。

上塗り塗料選びは、金属サイディングの美観を左右する大切な要素です。
耐候性と美観の両立を実現できる塗料を選んで、外壁を美しく保ちましょう。

塗装工事は専門業者に依頼

金属サイディングの塗装は、素人の手には負えない難しい作業です。
塗装の仕上がりは、下地処理や塗料の選定、塗装技術など、さまざまな要因が関係してきます。

塗装工事は専門知識のある塗装業者に依頼することが大切です。
プロの技術力があれば、美しく耐久性の高い塗装を実現できます。

信頼できる塗装業者を選んで、金属サイディングを長持ちさせましょう。
適切な塗装は、建物の資産価値を高めることにもつながります。

金属サイディングを長持ちさせる日頃のメンテナンス

金属サイディングは耐久性に優れた外壁材ですが、適切なメンテナンスを行わないと劣化が進行してしまいます。
美しさを保ち、長持ちさせるためには日頃のお手入れが欠かせません。
次に、金属サイディングのメンテナンス方法について詳しく解説していきましょう。

定期的な清掃を行う

金属サイディングの表面に付着した汚れを放置していると、塗膜の劣化を招く原因となります。
そのため、定期的な清掃が大切です。

汚れの程度に応じて、水洗いや中性洗剤を使った洗浄を行いましょう。
高圧洗浄機を使う場合は、塗膜を傷つけないよう注意が必要です。

洗浄後は十分に乾燥させることが重要です。
湿気が残っていると、かえって錆びの原因になってしまいます。

破損や変形をチェックする

金属サイディングは、飛来物などの衝撃で傷がつきやすい素材です。
台風などの後は、外壁に傷がついていないかを確認しましょう。

小さな傷であれば、補修塗料で塗り直すことで目立たなくできます。
また、経年劣化によって金属サイディングが変形やゆがみを起こすこともあります。
見た目が悪いだけでなく、雨漏りなどのトラブルにつながる可能性もあるため、早めに専門業者に相談し、補修を行うのがおすすめです。

コーキングの点検も忘れずに

金属サイディングの継ぎ目や窓周りなどには、コーキング材が使われています。
コーキング部分が劣化すると、雨水が建物内部に侵入する原因になることも考えられます。

コーキングの耐用年数は5〜10年程度と言われているため、古くなったコーキングは張り替えが必要です。
定期的にコーキングにひび割れや剥がれがないかをチェックし、異常があれば打ち直しや補修を行いましょう。
専門業者に依頼することで、適切な材料と技術で施工してもらえます。

金属サイディングの塗装に関するよくある質問

金属サイディングの塗装は、外壁の美観を保つだけでなく、建物を長持ちさせるためにも重要な工事です。
とはいえ、初めて塗装を検討する方にとっては、わからないことも多いのではないでしょうか。
金属サイディングの塗装に関する疑問にお答えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

【Q1】金属サイディングを塗装するとどれくらい持つ？

金属サイディングの塗装の耐用年数は、使用する塗料の種類によって異なります。一般的には次のとおりです。

ただし、あくまで目安であり、立地条件や日当たり、メンテナンス状況などによって差が出てきます。
美しさを保ち、より長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが重要です。

【Q2】金属サイディングの塗装にかかる費用は？

塗装工事の費用は、建物の大きさや施工条件によって変動しますが、30坪程度の一般的な家で80〜120万円程度が相場です。
ただし、足場代や下地処理の状態によって費用は上下します。

例えば、下地の劣化が進行している場合は、補修などで余計な手間とコストがかかることもあります。
見積もりを取る際は、複数の業者に依頼し、費用の内訳を確認しておくことが大切です。

【Q3】金属サイディングのメリットは？

金属サイディングは、軽量で耐久性が高いことが大きなメリットです。
不燃材料であるため、火災に強いのも特徴の一つです。

デザイン面でも、多彩な色やパターンが用意されており、外壁の表情を豊かにできます。
メンテナンスの手間が少ないことも、金属サイディングが選ばれる理由の一つと言えるでしょう。
ただし、定期的な塗装は必要であり、その点は留意が必要です。

まとめ

金属サイディングを長持ちさせるためには、定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。
塗装の耐用年数は10〜15年程度が目安ですが、色あせやチョーキング現象などの劣化サインを見逃さず、早めに塗装することをおすすめします。

外壁塗装は家の印象を大きく左右する重要な工事なので、信頼できる業者選びが何より肝心だと言えるでしょう。
もし金属サイディングの塗装でお悩みの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
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