外壁塗装は艶ありと艶なしどちらがいい?おすすめの場面とメリットを紹介します
外壁塗装を検討する際、塗料の艶の選択に迷う方も多いはずです。
艶ありと艶なしでは、見た目の印象や耐久性、メンテナンス性などに違いがあります。
そこで今回は、外壁塗装における艶ありと艶なしの特徴を比較し、それぞれのメリットや適した場面をご紹介します。
建物の雰囲気や周辺環境に合わせた艶選びのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
外壁塗装の艶ありと艶なしの違いって何?
外壁塗装を検討する際、塗料の艶の選択は重要なポイントです。
艶ありと艶なしでは、見た目や性能に大きな違いがあります。
項目 | 艶あり | 艶なし |
---|---|---|
見た目 | 光沢がある | マットな質感 |
耐久性 | 耐久性に優れる | 品質によっては耐久性も確保可能 |
艶ありと艶なしの違いについて詳しく解説していきましょう。
【1】艶ありと艶なしの見た目の違い
艶ありの塗料は、光沢のある仕上がりが特徴です。
太陽光を反射し、ピカピカとした印象を与えます。
新築のような美しさを保ちたい場合に最適です。
一方、艶なしの塗料はマットな質感で、落ち着いた雰囲気を演出できます。
光の反射が抑えられるため、外壁の色合いがより自然に見えるのが魅力です。
建物の雰囲気に合わせて、艶の選択をするのがポイントです。
【2】艶の度合いによる分類
外壁塗料の艶は、その度合いによって5段階に分類されています。
- 全艶
- 7分艶
- 5分艶
- 3分艶
- 艶消し
上から順に、艶が強いものから弱いものへと分けられます。
数字が大きいほど光沢が強く、小さくなるにつれてマットな仕上がりになります。
好みや建物の雰囲気に合わせて、適切な艶の度合いを選ぶことが大切です。
【3】艶の有無が耐久性に与える影響
一般的に、艶ありの塗料の方が耐久性に優れていると言われています。
理由は、艶消し塗料に混ぜられている艶消し剤にあります。
成分が塗膜を多孔質にするため、経年劣化が進みやすくなるのです。
高品質な艶消し塗料を使用すれば、十分な耐久性を確保することも可能です。
長く美しい外観を保ちたい場合は、艶ありを選ぶのがおすすめですが、塗料の品質にも注目する必要があるでしょう。
外壁塗装で艶ありを選ぶメリットは?
外壁塗装で艶ありの塗料を選ぶことには、いくつかのメリットがあります。
ここでは、主なメリットを詳しく見ていきましょう。
耐久性が高い
艶ありの塗料は、塗膜が緻密で丈夫なため、劣化しにくいのが大きな特徴です。
一般的に、艶なしの塗料よりも1.5倍ほど長持ちすると言われています。
外壁塗装は大きな出費を伴う工事なので、少しでも長く美しさを保ちたいものです。
耐久性の高さは、艶ありの塗料が選ばれる大きな理由の一つと言えるでしょう。
汚れが付きにくい
艶ありの塗料は、表面が滑らかで光沢があるため、汚れが付着しにくいのもメリットです。
たとえば、雨水に含まれる汚れなどは、艶ありの塗膜の上を流れ落ちやすく、外壁を美しく保つことができます。
万が一汚れが付いてしまっても、拭き取りやすいのが利点です。
メンテナンスの手間を省きたい方には、艶ありの塗料がおすすめです。
外壁の凹凸が目立つ
艶ありの塗料を使用すると、外壁の凹凸が強調されるのも特徴の一つです。
光の反射によって凹凸が際立つためです。
レンガや石目調の外壁など、素材の質感を生かしたい場合には、艶ありの塗料が適しています。
外壁の特徴を際立たせ、建物に個性を与えることができるでしょう。
ただし、凹凸が目立つことがデメリットになる場合もあるので、外壁の状態や好みに合わせて選ぶことが大切です。
外壁塗装で艶なしが適している場面は?
外壁塗装において、艶なしの塗料が適している場面もあります。
次に、艶なしの塗料が選ばれる主な理由を詳しく解説していきましょう。
落ち着いた雰囲気を演出したい時
艶消しの塗料は、光沢がなくマットな質感が特徴です。
マットな質感の特性を生かして、落ち着いた雰囲気を演出することができます。
特に和風建築や、高級感のある洋風建築には、艶消しの塗料が良く合います。
光の反射を抑えることで、建物の色合いが引き立ち、上品な印象を与えることができるでしょう。
雰囲気重視の外壁塗装には、艶消しの塗料が適しています。
外壁の凹凸を目立たせたくない場合
艶消しの塗料は、外壁の凹凸を目立たせにくいのも大きな特徴です。
モルタルやサイディングなど、比較的平滑な外壁材の場合、艶ありの塗料を使用すると、わずかな凹凸が強調されてしまうことがあります。
凸凹の強調を避けたい場合には、艶消しの塗料がおすすめです。
光の反射が抑えられることで、外壁の凹凸が目立ちにくくなり、美しい仕上がりを得ることができます。
周辺環境との調和を重視する時
艶消しの塗料は、周囲の景観に溶け込みやすいのも魅力の一つです。
自然豊かな場所や、歴史ある町並み保存地区など、周辺環境との調和が求められる場面では、艶消しの塗料が選ばれることが多いです。
光沢を抑えることで、建物が周囲の景観に自然に溶け込み、違和感のない美しい佇まいを実現できます。
環境に配慮した外壁塗装を検討する際には、艶消しの塗料も選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
外壁塗装の艶選びのポイント
建物の外観を大きく左右する外壁塗装において、塗料の艶選びは重要な要素の一つです。
艶ありと艶なしではそれぞれ特徴が異なるため、建物の雰囲気や周辺環境、メンテナンス性などを総合的に考慮して選択する必要があります。
外壁塗装の艶選びにおける3つのポイントを解説します。
【1】建物の雰囲気に合わせる
外壁塗装の艶選びにおいて、まず考慮すべきは建物の雰囲気との調和です。
和風建築には落ち着いた印象を与える艶消しが、モダンな洋風建築にはスタイリッシュな艶ありが適しています。
建物のコンセプトや設計意図を理解し、それに沿った艶の選択をすることが大切です。
外観のイメージを損なわないよう、慎重に検討しましょう。
【2】周辺環境との調和を考える
建物は周辺環境の一部でもあるため、外壁塗装の艶選びには周囲との調和も欠かせません。
自然豊かな場所では光沢を抑えた艶消しが景観に溶け込みやすく、都会的な雰囲気が求められる地域では存在感のある艶ありが適しています。
町並み保存地区などでは、地域の景観ガイドラインに沿った艶選びが必要となる場合もあります。
建物単体だけでなく、周辺環境との調和を意識することが大切です。
【3】メンテナンス性を考慮する
外壁塗装は建物の保護という重要な役割も担っているため、メンテナンス性も艶選びの際の考慮点です。
一般的に、艶ありは表面が滑らかで汚れが付着しにくいため、メンテナンスが比較的楽だと言われています。
一方、艶消しは多孔質な塗膜のため汚れが染み込みやすい傾向にありますが、定期的な清掃を行うことでメンテナンス性を確保することができます。
建物の用途や立地、管理体制などを踏まえ、最適な艶を選択しましょう。
外壁塗装の艶に関するよくある質問と回答
外壁塗装の艶選びに関しては、コストや耐用年数、組み合わせの可否など、様々な疑問が生じるものです。
艶選びに関するよくある質問とその回答を3つ紹介しますので、外壁塗装を検討する際の参考にしてください。
【Q1】艶ありと艶消し、コストに差はありますか?
艶ありと艶消しのコストについては、一般的に艶消しの方が若干安いと言われています。
なぜなら、艶消し塗料に混ぜる艶消し剤の分だけ、塗料の使用量が減るためです。
ただし、塗料の種類やグレードによっても価格は変動するため、一概にどちらが安いとは言い切れません。
予算と求める品質を考慮し、適切な塗料を選ぶことが大切です。
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【Q2】艶消し塗料の耐用年数はどのくらいですか?
艶消し塗料は艶ありに比べ、耐用年数が短いと言われています。
艶消し剤によって塗膜が多孔質になり、劣化しやすくなるためです。
とはいえ、高品質な艶消し塗料を使用し、適切な施工を行えば、10年以上の耐用年数を期待できます。
定期的なメンテナンスを行うことで、さらに長持ちさせることも可能です。
【Q3】艶ありと艶消しの組み合わせはできますか?
艶ありと艶消しを組み合わせることは、技術的には可能です。
例えば、1階部分を艶消しで落ち着いた雰囲気に、2階部分を艶ありでアクセントを付けるといった使い方ができます。
ただし、全体のバランスを考えることが大切であり、デザイン的に違和感のない組み合わせにする必要があります。
実際には、そこまで多くの依頼はないようですが、建物の個性を表現する上で、選択肢の一つとして覚えておくと良いでしょう。
まとめ
外壁塗装の艶選びは建物の雰囲気や周辺環境との調和、メンテナンス性などを総合的に考慮することが大切になります。
艶ありは耐久性や汚れの付きにくさがメリットで、新築のような美しい仕上がりを実現できるでしょう。
一方、艶消しは落ち着いた雰囲気を演出でき、外壁の凹凸を目立たせたくない場合に適しています。
どちらを選ぶべきかは建物の特性や目的によって異なるため、専門家のアドバイスを参考にしながら慎重に決定するのが賢明だと言えるでしょう。
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施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。
※2023年8月現在
実績例
物件名 | 総戸数 | |
---|---|---|
三田エリア | ルナ三田フラワータウン | 60 |
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 | 82 | |
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア | 108 | |
ルナ三田ひばりが丘 | 149 | |
神戸エリア | パークヒル神戸小倉台 | 75 |
ルナ藤原台中町パークフロント | 82 | |
ルナ上津台 | 81 | |
ルナ北六甲116 クルムの街 | 116 | |
西神戸・ 阪神エリア |
ルナ西神中央 | 97 |
ルナ塚口 | 52 | |
ルナ昆陽池公園 | 51 | |
東大阪・ 北摂エリア |
ルナ南摂津 | 80 |
ルナ加納 | 71 | |
ルナ山本 | 57 | |
大阪市内・ 南大阪エリア |
ルナタウン島屋 | 55 |
ルナ城山公園 | 52 | |
ルナ東百舌鳥 | 109 | |
ルナ原山台 | 46 | |
京都エリア | ルナシティ同志社山手 | 237 |
街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。
商号 |
株式会社 創建 |
---|---|
創立 |
昭和58年3月1日 |
設立 |
昭和61年9月4日 |
資本金 |
8,000万円 |
代表者 |
代表取締役会長 吉村 孝文 代表取締役社長 吉村 卓也 |
執行役員一覧 |
執行役員 大下 憲二 執行役員 岡本 賢二郎 |
本社所在地 |
〒541-0047 |
東京支店所在地 |
〒101-0041 |
売上高 |
151.3億円(令和5年5月期) |
従業員数 |
従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期) |
事業内容 |
建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/ |

大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます
ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

本社所在地
本社所在地 |
〒541-0047 |
---|
施工エリア
※別途、交通費が発生する場合があります。
- 大阪
-
池田市
泉大津市
貝塚市
守口市
泉佐野市
富田林市
河内長野市
松原市
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高石市
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四條畷市
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- 兵庫
-
洲本市
芦屋市
伊丹市
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市川町
- 京都
-
福知山市
舞鶴市
綾部市
宇治市
宮津市
亀岡市
城陽市
向日市
長岡京市
八幡市
京田辺市
京丹後市
南丹市
木津川市
- 奈良
-
大和高田市
大和郡山市
天理市
橿原市
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御所市
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下市町
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-
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新宮市
紀の川市
岩出市
外壁塗装の参考文献
- 住宅リフォーム推進協議会
https://www.j-reform.com - 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
https://www.chord.or.jp/index.html?red_param=220106 - 一般社団法人日本塗装工業会
https://www.nittoso.or.jp - 一般社団法人外壁塗装協会
https://tosouginoushi.com