【給湯器の電源が入らない】すぐ直るケース&要修理ケース一覧!修理時間・相場・頼み方も解説します
「給湯器の電源が入らない!お湯が出ない!」など、突然のトラブルに焦っている方も多いのではないでしょうか?
給湯器の電源が入らない原因の約半数は、リモコンのOFF・コンセント抜け・ブレーカー落ちなど「自分で直せる」ケースです。
一方、電装基盤の故障や凍結による配管破損などは修理が必要になります。
この記事では、給湯器の電源が入らない原因を「すぐ直るケース」と「要修理ケース」に分けて整理し、それぞれの対処法、修理費用の相場、業者への頼み方まで解説します。
※記載の費用・時間は目安です。
※実際の金額・所要時間はメーカー、機種、故障状況、地域等により異なります。
※正確な情報は各メーカーまたは施工業者にお問い合わせください。
目次
【自分で直せる】すぐ直るケースの原因と対処法
修理を呼ぶ前に、まずは自分で確認・対処できるケースを順番に見ていきましょう。
意外と単純な原因で解決することが多いです。
リモコンの電源がOFFになっている
リモコンの電源ボタンを押せば、すぐに解決します。
給湯器のリモコンは、電源がOFFになっていると画面が消えた状態になります。
家族の誰かが就寝前や外出時に電源を切っていた、というケースは意外と多いものです。
最近の給湯器には節電モード(省エネモード)が搭載されており、一定時間操作がないと自動的に画面が消える機種もございます。
この場合は、お湯を出すか電源ボタンを押せば通常通り使用できます。
給湯器本体のコンセントが抜けている
コンセントを差し直せば、すぐに解決します。
給湯器の電源コンセントは屋外に設置されていることが多く、風や振動、動物の接触などで抜けてしまうこともございます。
戸建て住宅の場合は、給湯器本体の近く(屋外)にあることが一般的です。
マンション・アパートの場合は、玄関脇のメーターボックス(パイプシャフト)内に設置されていることが多いです。
コンセントを差し直す際は、感電防止のため濡れた手で作業しないでください。
ブレーカーが落ちている
分電盤のブレーカーを上げれば、すぐに解決します。
停電や契約アンペアを超える電力を使用した場合、ブレーカーが自動的に落ちることがあります。
給湯器専用のブレーカーが落ちている場合もあれば、家全体のブレーカー(主幹ブレーカー)が落ちている場合もございます。
分電盤を確認し、落ちているブレーカーがあれば上げてください。
ただし、ブレーカーを上げてもすぐに落ちる場合は漏電の可能性があるため、自分で対処せず専門業者に点検を依頼しましょう。
ガスメーターの安全装置が作動している
ガスメーターの復帰ボタンを押せば、数分で解決します。
ガスメーターには、地震や長時間のガス流出を検知すると自動的にガス供給を停止する安全装置が搭載されています。
ガスコンロなど他のガス機器も使えない場合は、ガスメーターの安全装置作動を疑ってみてください。
落雷で安全装置が作動している
給湯器のコンセントを抜いて10秒待ち、再度差し込めば解決する可能性があります。
落雷による過電流が発生すると、給湯器の安全装置(過電流防止装置)が作動し、電源が入らなくなることがあります。
コンセントを抜いて10秒待ってから差し込み、リモコンの電源を入れ直してみてください。
この方法で復帰しない場合は、落雷によって内部の電装基盤が損傷している可能性があるため、メーカーまたは専門業者に連絡しましょう。
【修理が必要】要修理ケースの原因と症状
自分で対処できるケースをすべて試しても改善しない場合は、給湯器内部の故障が考えられます。
主な原因と症状を確認しておきましょう。
リモコン・配線の故障
特定のリモコンだけ動かない場合はリモコン本体の故障、すべてのリモコンが動かない場合は配線の問題が疑われます。
リモコンは経年劣化や地震の揺れなどで故障することがあります。
給湯器本体とリモコンをつなぐ配線が断線・接触不良を起こしている場合も動作しません。
キッチンと浴室など複数のリモコンがある場合は、すべてのリモコンを確認してみてください。
一部のリモコンだけが動かない場合は、そのリモコン自体の故障の可能性が高いです。
電装基盤(制御基板)の故障
電装基盤が故障すると、給湯器は一切動作しなくなります。
修理費用は高額になることもあります。
電装基盤(制御基板)は給湯器の頭脳にあたる部品で、この部品が故障すると電源が入らない、エラーコードが表示される、お湯が出ないなどの症状が発生します。
凍結による配管破損
冬場に配管が凍結・破損した場合は、修理が必要です。
凍結による故障はメーカー保証の対象外となることが多いため注意してください。
気温が氷点下になると、配管内の水が凍結して膨張し、配管が破損することがあります。
凍結が疑われる場合は、給水元栓にタオルを巻いてぬるま湯(50℃程度)をかけて解凍してください。
熱湯は配管を破損させるため絶対に避けましょう。
内部部品の経年劣化
使用年数が7年を超えると、内部部品の経年劣化による故障が増えてきます。
10年を超えると修理より交換を検討した方がよい場合が多いです。
給湯器の修理費用の相場はどのくらい?
修理が必要な場合、気になるのが費用です。
故障箇所別・メーカー別の修理費用目安を確認しておきましょう。
故障箇所別の修理費用目安
給湯器の修理費用は、故障箇所によって7,000円〜50,000円程度と幅があります。
電装基盤の故障は高額になる傾向があります。
| 故障箇所 | 修理費用の目安(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 電装系 (配線・基板) |
7,000円〜50,000円程度 | 基板交換は高額になりやすい |
| 燃焼系 (バーナー・ガス弁) |
17,000円〜50,000円程度 | 点火不良・燃焼不良の原因 |
| 水制御系 | 10,000円〜30,000円程度 | 温度不安定・水量異常の原因 |
| 安全装置系 | 7,500円〜58,000円程度 | 安全性に関わる重要部品 |
| リモコン交換 | 11,000円〜33,000円程度 | リモコン本体の故障時 |
※上記は一般的な目安です。
※実際の費用は故障状況により異なります。
メーカー別の修理費用目安
主要メーカーの公式サイトでは、エラーコード別に修理費用の目安が公開されているのでチェックしておきましょう。
リンナイ
リンナイの公式Q&Aでは、エラーコード別に修理料金の目安が案内されています。
例えば、電装ユニットの故障(エラー722など)の場合、修理料金の目安は18,000円〜48,000円程度(税込)とされています。
ノーリツ
ノーリツの公式FAQでは、ガス給湯器の修理料金目安として17,000円〜55,000円程度(税込)と案内されています(症状により異なる)。
この金額には出張費(上限3,300円)と故障診断料が含まれています。
出張費・診断料についての注意点
修理を依頼した場合、修理をキャンセルしても出張費や診断料がかかることがあります。事前に確認しておきましょう。
修理料金は一般的に「技術料+部品代+出張費」で構成されています。
- 【修理をした場合】技術料+部品代+出張費
- 【修理をしない場合】出張費+故障診断料(または点検診断料)
「見積もりだけ」のつもりで呼んでも、出張費や診断料がかかる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
修理にかかる時間は?当日対応してもらえる?
お湯が使えないと生活に支障が出るため、修理時間も重要なポイントです。
修理依頼から訪問までの流れ
メーカーへの修理依頼は、電話またはWebで24時間受付しています。
訪問日時は受付後に調整となります。
一般的な流れ
(1)電話またはWebで修理を依頼
(2)メーカー認定のサービス店から連絡が入る
(3)訪問日時を調整
(4)サービス員が訪問し、診断・修理
多くのメーカーで修理受付は年中無休・24時間対応しています(夜間は自動音声対応の場合あり)。
土日祝日の訪問修理も実施していますが、地域により対応が異なる場合があります。
修理作業にかかる時間の目安
修理作業自体は、軽微な修理で30分〜1時間程度、部品交換を伴う修理で1〜2時間程度が目安です。
故障箇所の特定に時間がかかる場合や部品の取り寄せが必要な場合は、複数回の訪問が必要になることもあります。
古い機種の場合、部品の在庫がなく取り寄せに数日〜1週間程度かかるケースもあります。
繁忙期・緊急時の対応について
冬場(11月〜2月頃)は修理依頼が集中するため、訪問まで数日待つことがあります。
給湯器の修理依頼は寒くなる冬場に集中し、「最短で当日対応」が難しくなることも多いです。
給湯器の調子がおかしいと感じたら、完全に動かなくなる前に早めに相談することをおすすめします。
修理と交換、どちらを選ぶべき?
修理費用が高額になる場合、「修理と交換、どちらがお得か」の判断基準を確認しておきましょう。
修理がおすすめのケース
使用年数が7年以内で、軽微な故障であれば、修理を選択するのが合理的です。
特に保証期間内(メーカー保証1〜2年、延長保証加入時は5〜10年)なら、修理費用が無料または一部負担のみで済む可能性があります。
修理費用が20,000円〜30,000円程度で収まり、これまで大きな故障がなかった場合も修理がおすすめです。
まずは保証書を確認してみましょう。
交換を検討すべきケース
使用年数が10年を超えている場合や、修理費用が高額になる場合は、交換を検討した方がよいでしょう。
- 使用年数が10年を超えている
- 修理費用が5万円を超える見込み
- 短期間に複数回故障している
- 部品の在庫がない(製造終了から7〜10年以上経過)
使用年数10年が判断の目安
使用年数が10年を超えている場合や、修理費用が高額になる場合は、交換を検討した方がよいでしょう。
また、下記のような場合も交換がおすすめです。
- 使用年数が10年を超えている
- 修理費用が50,000円を超える見込み
- 短期間に複数回故障している
- 部品の在庫がない(製造終了から7〜10年以上経過)
修理しても他の箇所がすぐ故障するリスクがあるため、長期的には交換の方がお得になることが多いです。
まとめ
給湯器の電源が入らない原因は、「自分で直せるケース」と「修理が必要なケース」があります。
リモコンのOFFやコンセント抜け、ブレーカー落ちなら自分で対処できますが、電装基盤の故障や配線の断線は専門業者への修理依頼が必要です。
使用年数が10年を超えている場合は、修理より交換を検討した方がお得なケースが多いです。
給湯器の交換を含むリフォームをお考えなら、創建リフォームにご相談ください。
まずは無料相談から
営業時間/日祝を除く9:00~18:00
※お急ぎの場合は、サイトのフォームからもお問合せできます。
※携帯電話からも通話できます。
