【パロマ給湯器】エラーコード&原因と対処法一覧!自分で直せるエラーはある?
ある日突然、給湯器のリモコンに表示されるエラーコードは、給湯器からの重要なメッセージです。
パロマ給湯器のエラーコードには、自分で簡単に直せるものと、専門業者への依頼が必須なものがあります。
この記事では、パロマ給湯器のエラーコードの見方と、ご自身でできる簡単な対処法、修理・交換の判断基準を解説します。
ただし、自己判断や自己修理は事故や保証対象外となる可能性があります。
エラーが表示されたら、パロマ公式窓口や専門業者に相談し、対応しましょう。
目次
パロマ給湯器のエラーコードとは?表示の見方と基本知識
パロマ給湯器に不具合が発生すると、リモコン画面に2桁または3桁の数字が表示されるのを見たことがありますか?
これがエラーコードで、給湯器が今どんなトラブルを抱えているかを知らせるサインです。
エラーコードが表示される仕組み
給湯器内部のセンサーは、温度・水量・ガス供給・燃焼状態などを常時監視しています。
異常を検知すると安全装置が作動して運転を自動停止し、リモコンにエラーコードを表示します。
火災やガス漏れなどの重大事故を未然に防ぐ仕組みです。
エラーコードは、リンナイ・ノーリツ・パロマなどの主要メーカー間でおおよそ似ていることもありますが、メーカーや機種ごとに詳細は異なります。
パロマ独自の機能を搭載した機種では、専用のエラーコードが表示されます。
リモコンでのエラー確認方法(PHエラー・FHエラー・DHエラーの違い)
パロマ給湯器のエラーコードは、機種によって表示形式が異なります。
- 給湯専用機(PH)・・ 主に2桁の数字で表示(例:11、14、76など)
- ふろ給湯器(FH)・・ 主に3桁の数字で表示(例:111、140、632など)
- 給湯暖房機(DH)・・ 主に3桁の数字で表示
リモコンの数字が点滅している場合は、エラー発生の証拠です。
業者連絡時に備え、エラーコードをメモしておきましょう。
エラーコードを確認したら最初にすべきこと
エラーコードが表示されたら、まずエラーコードの数字と給湯器本体の型番(前面パネルなどに記載)をメモしてください。
次に、リモコンの電源を一度切って再起動(リセット)を試します。
それでも解消しない場合は、専門業者に連絡しましょう。
自己判断での分解や修理は危険です。
ガス機器の修理には専門的な知識が必要なため、無理な操作は避けてください。
【判断基準】自分で直せるエラー vs 業者依頼が必要なエラー
エラーコードが表示されても、すべてが故障ではありません。
簡単な確認作業で解消できるものもあります。
自分で対処できる可能性が高いエラー(リセット・清掃で解決)
以下のエラーコードは、ユーザー自身で対処できる可能性があります。
リモコンの電源を切り、10秒待ってから再投入するとリセットできるので試してみてください。
| エラーコード | 内容 | 対処法 |
|---|---|---|
| 032 | 浴槽の排水栓閉め忘れ | 排水栓を閉めてリセット。 パッキン劣化も確認。 |
| 632 | ポンプ異常・循環水流スイッチOFF異常 | 循環アダプターを清掃し、浴槽水位を確認 (循環口より5cm以上高い位置)。 |
| 012 | 試運転時に残湯あり | 残り湯を排水後、再試運転。 |
| 88/888 | 点検時期のお知らせ | 点検時期のお知らせ。 メーカーへの点検推奨。 |
特にエラー032は空焚き防止機能が作動した際にエラーが発生することがあります。
排水栓以外にも異常がないか確認してください。
業者依頼が必須のエラー(部品交換・専門技術が必要)
以下のエラーコードは、内部部品の故障や配線トラブルが原因です。
自力での修理は不可能で、専門業者による点検・修理が必要となります。
| エラーコード | 内容 | 推奨対応 |
|---|---|---|
| 111/11 | 点火不良 | イグナイタ、ガス電磁弁など燃焼部品の確認・交換 |
| 121/12 | 立ち消え安全装置作動 | フレームロッド(炎検知センサー)の確認・交換 |
| 140/14 | 過熱防止装置作動 | 温度ヒューズ交換 |
| 290 | 中和器水位異常 | 中和器清掃または交換(エコジョーズ) |
| 610-613 | ファン故障 | ファンモーター交換 |
| 760 | リモコン通信異常 | 配線またはリモコン本体の交換 |
特に使用年数が8年以上経過している場合、部品交換よりも本体交換を検討したほうが経済的なケースが多くなります。
緊急性が高いエラー(即時対応が必要)
以下のエラーは安全上の理由から、すぐに使用を中止し、専門業者へ連絡しましょう。
エラー13は不完全燃焼異常で一酸化炭素中毒のリスクがあり、エラー140は過熱防止装置の作動で火災の危険性があります。
異臭やガス臭がする場合も同様に、直ちに使用を中止してください。
パロマ給湯器エラーコード一覧&原因・対処法
パロマ給湯器のエラーコードを系統別に整理しました。
お使いの給湯器に表示されているエラーコードを探してください。
特に確認頻度の高いエラーコードと対処法
実際の修理依頼で特に多く、緊急性の高いエラーコードを中心に紹介します。
| エラーコード | 内容(原因) | 対処法 | 緊急度 |
|---|---|---|---|
| 111/11 | 給湯点火不良 (ガス供給・燃焼部品の不具合) |
ガスコンロが使えるか確認後、 解消しなければ業者依頼。 豪雨後の場合は乾燥を待つ。 |
高 |
| 032 | 排水栓閉め忘れ (自動湯張り時の浴槽状態異常) |
排水栓を閉めてリセット。 自分で対処可能。 |
低 |
| 632 | ふろ循環不良 (循環アダプターの目詰まり・水位不足) |
循環アダプターを清掃し、 水位を循環口より上げる。 自分で対処可能。 |
低 |
| 140/14 | 過熱防止装置作動 (内部の異常高温) |
直ちに使用中止し、 業者による温度ヒューズ交換。 |
最優先 |
| 760 | リモコン通信異常 (配線・本体の電気系統トラブル) |
リモコンケーブル確認後、業者依頼。 落雷後に発生しやすい。 |
中 |
これらのエラーは、給湯器の使用年数や設置環境によって発生頻度が変わります。
給湯器本体のエラー一覧(00~90番台)
主要な給湯器本体(PH型番など)のエラーコードを番号順に掲載します。
| エラーコード | 内容 | 診断・修理内容 |
|---|---|---|
| 00 | 1時間燃焼異常 | 一旦停止後再使用可能 |
| 05 | 不完全燃焼(警告) | ファンモーター・給気口清掃 |
| 11 | 給湯点火不良 | イグナイタ・ガス電磁弁確認 |
| 12 | 給湯立ち消え | フレームロッド・ガス電磁弁確認 |
| 13 | 不完全燃焼異常 | 給気通路部清掃 |
| 14 | 過熱防止装置作動 | 温度ヒューズ交換 |
| 21 | 風圧スイッチ異常 | 排気筒確認・ファン清掃 |
| 31 | 給湯入水サーミスタ断線 | サーミスタ交換 |
| 61 | ファン回転数異常 | ファンモーター交換 |
| 70 | マイコン故障 | 電装基板交換 |
| 76 | リモコン通信異常 | リモコン・ケーブル確認 |
| 82 | ガス種別制御データ異常 | ガス種コネクタ交換 |
| 92 | 中和剤減少報知 | 中和剤交換 |
この他にも多数のエラーコードが存在しますが、エラー番号と症状が分かれば、業者への説明がスムーズになります。
ふろ・暖房システムのエラー一覧
ふろ給湯器(FH型番)特有のエラーコードです。
| エラーコード | 内容 | 診断・修理内容 |
|---|---|---|
| 111 | 給湯点火不良 | イグナイタ・フレームロッド確認 |
| 112 | ふろ点火不良 | イグナイタ・ガス電磁弁確認 |
| 121 | 給湯立ち消え | フレームロッド確認 |
| 122 | ふろ立ち消え | フレームロッド・ガス電磁弁確認 |
| 140 | 過熱防止装置作動 | 温度ヒューズ交換 |
| 141 | 給湯空だき過熱 | ハイリミット交換 |
| 142 | ふろ空だき過熱 | ハイリミット交換 |
| 252 | 循環水流スイッチON異常 | 循環水流スイッチ確認 |
| 412 | 湯張り流量検出異常 | 落し込み水電磁弁確認 |
| 542 | 落し込み水電磁弁異常 | 電磁弁交換 |
| 632 | ポンプ異常・循環水流OFF異常 | 循環水流スイッチ・ポンプ確認 |
| 642 | ふろ循環ポンプ故障 | ポンプ交換 |
ふろ機能関連のエラーは、循環アダプターフィルターの定期清掃(週1回程度)で予防できるものが多いです。
給湯器修理・交換の費用相場と判断基準
エラーコードが表示された場合、修理か交換かの判断は、費用と給湯器の使用年数で決まります。最適な選択肢を見極めましょう。
エラー別修理費用の目安(部品交換・出張費込み)
パロマ給湯器の修理費用は、出張料・技術料・部品代の合計で算出されます。
【パロマ修理料金(目安)】
- 出張料・・約3,000~5,000円程度
- 技術料(診断料)・・4,400円~
- 部品代・・実費
| エラー内容 | 修理内容 | 費用目安 |
|---|---|---|
| 点火不良(111) | イグナイタ交換 | 15,000円~ |
| 過熱防止(140) | 温度ヒューズ交換 | 12,000円~ |
| ファン故障(611) | ファンモーター交換 | 20,000円~ |
| リモコン通信異常(760) | リモコン交換 | 18,000円~ |
| 循環ポンプ故障(642) | ポンプ交換 | 30,000円~ |
夜間や日・祝の修理依頼は増料金となることもあるため注意が必要です。
修理か交換か?判断のポイント(築年数・修理費用・保証期間)
修理と交換の判断は、以下の基準で行います。給湯器の設計標準使用期間は10年です。
【修理を推奨するケース】
- 設置から5年未満
- 保証期間内
- 修理費用が2万円以内
- 初めて発生した単一のエラー
【交換を推奨するケース】
- 設置から10年以上経過
- 修理費用が5万円以上
- 過去に複数回修理している
- 複数のエラーが同時発生
- 部品の製造が終了している
7~8年以上経過している場合は、トータルコストを考えると本体交換が経済的である場合もあります。
給湯器本体の交換費用は、機種や工事内容によりますが、おおむね10万円~25万円程度です。
高効率なエコジョーズは初期費用が高いですが、ガス代の節約効果で長期的に元が取れる場合があります。
修理・交換業者を選ぶ際の重要ポイント
給湯器の修理や交換は安全に関わる重要な工事です。
業者を選ぶ際は、価格だけでなく専門資格の有無を確認しましょう。
工事保証と本体保証が充実しているかも重要なポイントです。
保証期間が長い業者は、施工品質に自信を持っている証拠といえます。
故障時の対応スピードや見積もりの明瞭さ(本体価格・工事費・処分費などが明記されているか)も確認しておきましょう。
まとめ
パロマ給湯器のエラーコードには、自分で対処できるものと、専門業者の対応が必須なものがあります。
エラーが表示されたら、まずはリセットや清掃を試してください。
それでも解消しない場合や使用年数が10年近い場合は、修理より交換を検討することをおすすめします。
適切なメンテナンスで、快適で安全な暮らしを守りましょう。
給湯器の交換が必要になった際は、経験豊富な創建リフォームにご相談ください。
当社は、パロマをはじめとする主要メーカーの製品に精通しており、お客様の家族構成やライフスタイルに最適な給湯器をご提案します。
