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【給湯器】買い替え時期&費用相場は?後悔しない選び方を徹底解説します

給湯器選びは家庭生活の質を左右する重要な決断です。
適切な時期に買い替えを行い、ニーズに合った機種を選びましょう。

今回は、買い替え時期のポイントから費用相場、優良業者の見分け方まで解説します。
悩みを解消し、快適なお湯生活を手に入れましょう。

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必須リフォームを考えている時期を教えて下さい。



必須給湯器以外にも、リフォームを検討している個所はありますか?


旧澤 はるか(創建リフォーム)

インテリアコーディネーター
カラーコーディネーター
キッチンスペシャリスト

前職ではリフォーム会社の営業職として家族状況の変化やライフステージに合わせた最適なリフォームプランを提案してきました。
株式会社創建に入社後、リフォームコーディネーター・カラーコーディネーターとして、色彩の配色を活かしたリフォームコーディネートを行っています。

    給湯器の買い替え時期はいつがベスト?

    買い替え時期を適切に見極めることで無駄な修理費用や故障時のリスクを回避できます。
    ベストな時期はいつなのか見ていきましょう。

    使用年数を確認する

    家庭用給湯器の設計標準使用期間はメーカー基準で10年と設定されています。
    8年を超えた場合は修理より交換を検討したほうがよいでしょう。
    使用年数が長くなるほど故障率は急上昇し、修理コストがかさむ傾向にあります。

    主要メーカーの修理部品保有期間は生産終了後10年程度に限定されています。
    10年以上経過した機種では部品入手ができなくなるかもしれません。

    故障サインから判断する

    お湯の温度不安定は温度調節センサーや熱交換器の故障兆候です。
    リモコンにエラーコード200や632などが表示される、急に冷水になったり熱湯になったりするなどの症状が現れたら、危険を避けるため早急な対応が必要です。

    「ピー」「キーン」などの異音はファンモーターや配管の不具合を示します。
    特に「ボン」という音は不完全燃焼の危険信号であり、放置すると重大事故につながります。
    異音が発生したら直ちに使用を中止し、専門業者による点検を受けましょう。

    水漏れは熱交換器や配管接続部の劣化が原因で、一酸化炭素中毒リスクが伴う緊急対応が必要です。
    水漏れを発見したら即座に使用を中止し、ガス栓や元栓を閉めて専門業者に連絡しましょう。

    買い替えのメリット

    冬季のトラブル集中期を避け、工事待機期間を考慮した日程調整ができます。
    寒い時期に給湯器が故障すると、修理業者の予約が取りづらく、数日間お湯が使えない状況になりかねません。
    夏から秋にかけての閑散期に買い替えるのが理想的です。

    新型機種の省エネ性能向上により、10年使用で約10万円の光熱費削減効果が期待できます。
    最新のエコジョーズやエコキュートは従来型と比べて大幅に効率が良く、燃料代の節約につながります。
    設置場所の寸法測定と配管経路確認を事前に行うことで当日工事がスムーズになるでしょう。

    買い替え時期の判断基準 目安 注意点
    使用年数 8年以上 10年超過は部品供給リスクあり
    修理回数 2回以上 修理頻度が高まると交換が経済的
    故障症状 温度不安定・異音・水漏れ 特に「ボン」音や水漏れは危険信号
    省エネ性 10年前機種との効率差 10年で約10万円の光熱費削減可能

    給湯器買い替えの費用相場とは

    予算計画を立てるためには、機種や工事内容による費用の違いを理解しておく必要があります。

    買い替えの費用相場

    追い焚き機能なしの基本機種で13〜17万円、フルオート機種で18.6〜23.2万円(本体+工事費)が相場です。
    追い焚き機能や自動湯はり機能の有無によって価格差が生じます。
    居住地域や設置環境によっても価格は変動するため、複数の見積もりを取りましょう。

    標準工事費は3〜6万円が目安で、旧機撤去・配管接続・リモコン設置・試運転検査が含まれます。
    エコキュート設置では排水工事が追加され、総費用が5〜10万円程度上乗せされます。
    ガス給湯器からエコキュートへの変更は、配管工事や電気工事が大規模になるため費用増加は避けられません。
    ただし、長期的なランニングコストでは回収できる場合が多いです。

    水道管や接続部品、点検・調整費用について、以下のポイントがあります。

    • 配管材質の劣化対策として銅管交換が必要な場合あり
    • 既存の止水栓が古い場合は交換推奨
    • 給湯管の保温材が劣化している場合は別途費用発生

    エネルギー別費用比較

    都市ガス給湯専用機は5.2〜8万円(工事費別)、追い焚き付きオート機種は16.9〜21.4万円が相場です。
    都市ガスは安定供給と比較的安価なランニングコストが魅力ですが、初期設置コストとメンテナンス費用を考慮する必要があります。

    灯油式給湯器は初期費用10〜17万円で、ランニングコストは地域の灯油単価によってガスより高くつくことがあります。
    電気式エコキュートは370Lモデルで25.8万円~(工事費込み)、10年使用でガス式より総コスト10万円安になる場合が多いです。
    電気料金プランとの組み合わせで深夜電力を活用できれば、さらに経済的です。
    ただし、設置スペースが必要で工事規模も大きくなります。

    意外な追加費用

    足場設置が必要な高所作業で5〜8万円の追加費用が発生します。
    標準工事費の2倍以上になることも珍しくありません。
    事前に現地確認を依頼して見積もりを出してもらいましょう。

    マンションの規約違反防止のため管理組合への申請手数料が発生するケースもあります。
    共用部分への影響がある工事の場合、管理組合の許可が必要になり、手続きに時間がかかることがあります。
    事前に管理規約を確認しておきましょう。

    給湯器選びで失敗しないポイント

    給湯器は、家族構成や生活スタイルに合った選び方が重要です。
    失敗しないポイントについて見ていきましょう。

    適正号数をチェックする

    16号(16L/min)は1〜2人世帯、20号は3人世帯、24号は4人以上が同時使用可能です。
    号数とは、水温を25℃上昇させることができる1分間のお湯の量(L)を示します。
    家族人数や同時使用箇所数に応じて適切な号数を選ぶことが重要です。

    冬季の水温5℃環境では、40℃シャワー12L/min+台所5L/min使用で20号が必要です。
    季節によって水温が変化することを考慮し、最も厳しい条件下でも快適に使用できる号数を選びましょう。

    設置タイプを選ぶ

    戸建て壁掛けタイプは外装デザインに影響せず配管カバーで美観維持が可能です。
    屋外に設置するため室内スペースを取らず、メンテナンスもしやすいというメリットがあります。
    防水性・耐候性に優れた機種を選ぶことが長寿命化につながります。

    マンションPS設置では縦型スリム機種に限定されます(高さ1,200mm以内が目安)。
    パイプシャフト内のスペースは建物によって異なるため、事前に寸法を正確に測定しておきましょう。

    浴槽隣接タイプは循環配管2系統が必要で、リフォーム時のみ選択可能です。
    設置スペースの確保と防水・換気対策のコストを考慮して判断しましょう。

    コストパフォーマンスを確認する

    フルオート機種は初期費用が2万円高いですが、自動配管洗浄で配管の汚れを抑えメンテナンス負担を軽減できます。
    「自動お湯はり」「保温」「追い焚き」機能が全て自動化されており、特に高齢者や小さな子どもがいる家庭では安全面でも優れています。

    エコジョーズ採用で年間ガス代1.5万円削減、10年で初期費用差額を回収できる計算です。
    Wi-Fi連動機能付き機種は初期費用3万円増ですが、使った湯量を可視化でき、節水意識を高めやすいというメリットがあります。
    外出先からのお湯はり操作や使用状況の確認ができ、特に共働き家庭や高齢者見守りにも役立ちます。

    信頼できる業者選びの具体的手法

    施工品質は長期的な満足度と安全性に直結するため、業者選びは慎重に行いましょう。

    優良業者を選ぶポイント

    ガス器具設置スペシャリスト資格保有者が在籍していることが必須条件です。
    有資格者がいる業者は安全面への配慮が徹底しており、施工トラブルも少ない傾向にあります。
    見積もり時に資格保有の有無を確認しましょう。

    10年保証(本体+工事)を無料提供している業者を優先選択すべきです。
    長期保証があると急な故障時も安心で、定期的なメンテナンスにより機器寿命を延ばせます。

    自社施工チームを保有する業者は外注費が発生せず費用15〜20%安になる場合が多いです。
    工事品質の均一化と責任の明確化により、アフターフォローも充実しています。

    見積もり比較の方法

    同一機種(例:リンナイGT-C2072SAW)で3社以上から相見積もりを取得しましょう。
    同じ条件で比較することで、適正価格か判断できます。
    各社の対応の丁寧さや現地調査の細かさも業者選定の重要な判断材料になります。

    工事内容明細書で「足場代」「廃棄処理費」などの隠れ費用をチェックすることが大切です。
    後から追加請求されないよう、見積もり時に全ての費用項目を明確にしておきましょう。
    特に古い住宅では予期せぬ追加工事が発生することがあります。

    相場比較サイトを活用し、地域別平均価格との差異を±10%以内に収束させるのが目安です。
    極端に安い場合は工事品質や機器の出所に疑問が生じますし、高すぎる場合は中間マージンが多く発生している可能性があります。
    相場を知った上で交渉しましょう。

    長期保証を活用する

    保証書に「自然災害対応」「誤操作保証」の明記があるか確認しましょう。
    標準保証では対象外になることが多い項目ですが、充実した保証なら安心して長く使用できます。特に台風や地震が多い地域では災害対応保証が重要です。

    定期点検(年1回5,000円程度)を義務付けることで保証期間を15年に延長できる場合があります。
    点検費用は発生しますが、早期に不具合を発見できるため大きな故障を防ぎ、結果的に経済的です。点検記録を残しておくと保証適用時にスムーズです。

    保証切れ後の延長オプション(年額1万円)でメンテナンスコストを平準化できます。
    突発的な高額修理費用を避け、計画的な家計管理が可能になります。
    特に10年以上使用する予定なら検討する価値があるでしょう。

    まとめ

    給湯器の買い替えは使用年数・故障状況・設計寿命を目安に計画的に進めるのが理想的です。
    8〜10年経過した給湯器は部品供給リスクも高まるため、早めに対応しましょう。

    「異音」「水漏れ」「温度不安定」などの故障サインを見逃さず、危険回避のためにも速やかに専門家に相談しましょう。
    費用面では、機種やエネルギー源により13〜30万円程度と幅がありますが、長期的な経済性を考慮して選択する視点が重要です。

    日々の暮らしの快適さと安全性を高める重要な投資として、後悔のない給湯器選びを心がけましょう。