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トイレ壁紙はどう張り替える?DIY可能?おすすめ素材とプロの張り替え費用も解説

毎日使うトイレの印象を大きく左右する「壁紙」
経年劣化や気分転換のために張り替えたいと考える方も多いでしょう。
実はトイレの壁紙張り替えは自分でもできる身近なDIYです。

本記事では初心者向けの道具選びからプロの施工費用まで、予算や好みに合わせた壁紙張り替え方法を解説します。

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必須リフォームを考えている時期を教えて下さい。



必須トイレ以外にも、リフォームを検討している個所はありますか?


旧澤 はるか(創建リフォーム)

インテリアコーディネーター
カラーコーディネーター
キッチンスペシャリスト

前職ではリフォーム会社の営業職として家族状況の変化やライフステージに合わせた最適なリフォームプランを提案してきました。
株式会社創建に入社後、リフォームコーディネーター・カラーコーディネーターとして、色彩の配色を活かしたリフォームコーディネートを行っています。

    トイレ壁紙DIYに必要な準備と道具

    壁紙DIYは難しそうに感じますが、基本的な道具と正しい知識があれば初心者でも挑戦可能です。
    必要な準備と道具について詳しく解説していきましょう。

    初心者でも揃えられる基本道具

    壁紙張り替えに必要な道具はホームセンターで手軽に揃います。
    必須アイテムはカッター、ハケ、竹ヘラ、地ベラ、ローラー、スポンジです。
    壁紙をきれいに貼るには、特に竹ヘラが役立ちます。

    壁紙用ののりも重要です。フレスコのりは水溶性で現状回復しやすいため、賃貸物件におすすめです。
    のりを塗るためのローラーや刷毛も準備しておきましょう。

    家庭にあるハサミや定規でも十分対応できるため、特別な投資をせずに始められます。
    道具は段ボール箱を作業台にしたり、雑巾で代用したりと工夫次第で費用を抑えることも可能です。

    必要な壁紙の量を計算する方法

    壁紙の必要量は部屋の寸法によって変わります。
    トイレの大きさは物件によって異なるため、実際に測ってから購入するのが確実です。

    計算例として、53cm幅の壁紙を横幅180cmの壁に貼る場合を考えてみましょう。
    180÷53=3.396…となるため、4枚必要になります。高さについては、一般的な住宅の天井高さ240cmに余裕を持たせて10cm加えた250cmを想定します。

    必要な壁紙の総量は「4枚×2.5m=10m」です。
    ただし、失敗に備えて少し多めに購入しておくと安心です。
    壁紙は柄合わせが必要な場合もあるため、柄によっては追加で必要量が増えることも考慮しましょう。

    DIY前の下準備

    現在の壁紙の上から新しい壁紙を貼る場合、既存壁紙の状態確認と処理が必要です。
    浮いている部分や剥がれかけている箇所は補修しておきましょう。

    トイレは家の中でもプライベート空間なので、普段挑戦できない大胆なデザインを試せる絶好の場所といえるでしょう。
    滞在時間が短いため、リビングなどでは選びにくい個性的な柄も取り入れやすく、インテリアの実験場としても楽しめます。
    壁紙サンプルを取り寄せて実際の空間に当ててみるのもおすすめです。

    トイレ壁紙の効率的なDIY手順

    実際の壁紙貼りの手順を解説します。
    既存壁紙の処理から、難しいタンク周りの対処法、きれいに仕上げるコツまで、効率よく作業を進めるポイントをご紹介しましょう。

    既存壁紙の剥がし方

    既存の壁紙を剥がす際は、まず壁紙の表面にカッターで格子状に切り込みを入れます。
    これにより剥離剤が浸透しやすくなります。

    壁紙スコアリングツールがあれば、さらに効果的です。
    このツールで壁紙に小さな穴を開け、剥離剤が壁紙の裏側まで届くようにします。

    剥離剤を塗布したら約15分間待ってから壁紙を剥がし始めるのが効果的です。
    スクレーパーやヘラを使って端から丁寧に剥がしていきます。頑固な部分は再度剥離剤を塗って時間を置くと剥がれやすくなります。
    壁を傷つけないよう、力加減に注意しながら作業を進めましょう。

    タンク周りの壁紙処理

    トイレ壁紙DIYで最も難しいのがタンク周りの処理です。
    タンク裏は手が届きにくく、壁紙に複雑な切り込みが必要になります。
    事前に型紙を作っておくと失敗が少なくなるのでおすすめです。

    便器の周りのカーブは短冊状に切った紙で型取りするとスムーズです。
    型紙を壁紙に写して切り出せば、きれいにフィットする形に仕上がります。

    便器からドアまでの距離が長い壁面では、壁紙が浮かないように横方向にも両面テープを貼っておくと安心です。
    特に湿気の多いトイレでは、壁紙が浮いてくる原因になりやすいため、しっかり固定しましょう。
    隙間なくきれいに仕上げるには、何度か調整しながら貼り付けていく忍耐が必要です。

    しわにならない貼り方のコツ

    まず壁紙は上下5センチほど長めにカットして余裕を持たせましょう。
    余分な部分は後から切り落とせます。

    壁紙を貼る際は中心から外へ向かって空気を押し出すイメージで作業します。
    清潔なタオルを使って壁紙をしっかり押し当てながら貼ると、気泡が入りにくくなるので、お試しください。

    不織布素材の壁紙は壁に、紙素材の壁紙は壁紙の裏側にのりをつけるのが基本です。
    のりの量は多すぎても少なすぎても失敗の原因になるため、均一に塗るよう心がけましょう。
    のりがはみ出した場合は、乾く前に湿らせた布でさっと拭き取ることで見栄えよく仕上がります。

    DIYとプロ依頼の比較

    壁紙張り替えはDIYとプロ依頼のどちらも選択肢になります。
    それぞれのメリット・デメリットと費用相場を比較し、自分に合った方法を検討しましょう。

    DIY張り替えのメリットとデメリット

    DIYでの壁紙張り替えには、いくつかのメリットがあります。
    最大の魅力は費用を抑えられる点で、1㎡あたり500~1,000円程度に収まります。
    材料費を含めても、トイレ全体で1万円前後で仕上げることも可能です。

    DIYならではの楽しさもあります。自分好みのデザインを細部まで反映でき、手間をかけた分だけ愛着が湧きます。
    完成後の達成感は何物にも代えがたいものがあるでしょう。

    デメリットとしては、慣れていないと仕上がりにムラが出やすく、失敗するリスクがあります。
    完成度を求める方や時間的余裕がない方には負担になるかもしれません。

    DIY向きの方はどんな方かまとめました。

    • 費用を抑えたい方
    • 手作業を楽しめる方
    • 自分のペースで作業したい方
    • 達成感を味わいたい方
    • 独自のアイデアを形にしたい方

    プロ依頼に依頼する費用相場

    プロによるトイレ壁紙リフォームの費用相場は、一般的な1畳程度のサイズで約4万~5万円です。
    内訳としては、材料費に約1万円前後、施工費として約3万~4万円が目安となります。

    業者依頼の場合、1㎡あたり1,000~1,500円程度が相場です。
    DIYと比べると割高に感じますが、技術と時間を考慮すると妥当な価格設定といえるでしょう。

    業者選びの際は複数の見積もりを取ることで、適正価格かどうか判断しやすくなります。
    安さだけでなく、実績や口コミ、アフターサービスの内容も重要な判断材料です。
    相見積もりを取ることで相場感がつかめるだけでなく、交渉の余地も生まれます。

    依頼方法 費用目安 所要時間 仕上がり品質
    DIY 1万円前後 5~6時間 個人の技術による
    プロ依頼 4~5万円 2~3時間 高品質・均一

    プロに依頼するメリット

    プロに依頼する最大のメリットは仕上がりの美しさです。
    経験豊富な職人による施工は均一できれいな仕上がりになり、品質の高さが長持ちにつながります。

    手間と時間もかかりません。DIYで丸一日かかる作業もプロなら2~3時間で完了します。
    デザインの相談にも乗ってもらえる上、専門的なアドバイスを受けられるメリットもあります。

    万が一の不具合があった場合でも、アフターサービスの対応が受けられる点が安心です。
    保証期間が設けられていることも多く、長期的な視点で見ると信頼性が高いといえるでしょう。
    施工後のメンテナンス方法についてもアドバイスがもらえるため、壁紙の寿命を延ばすことにもつながります。

    トイレ壁紙の種類と選び方

    トイレ空間にふさわしい壁紙を選ぶことが快適さと見栄えを左右します。
    素材選びのポイントから、空間を広く見せる工夫、リラックス効果を高めるデザインまで詳しく解説しましょう。

    トイレに適した壁紙素材

    トイレ壁紙の素材選びは重要です。不織布素材の壁紙は施工時に壁にのりを塗り、紙素材の壁紙は裏側にのりをつけます。
    素材によって施工方法が異なるため、購入前に確認しておきましょう。

    フレスコのりを使用すると後々の処理が簡単です。
    水に溶ける性質があるため、貼り間違えた場合でも濡れたタオルや雑巾で拭き取れます。
    初心者には特におすすめの選択肢といえるでしょう。

    トイレは湿気が多く、水はねも起こりやすい空間なので、防水性や防カビ性に優れた素材選びが重要です。
    ビニール壁紙や塩化ビニル製の壁紙は耐水性に優れており、長期間美しさを保てます。
    近年では抗菌・防臭機能を備えた高機能壁紙も増えているため、用途に合わせて検討するとよいでしょう。

    空間を広く見せる壁紙を選ぶ

    トイレは一般的に狭いスペースのため、壁紙選びで広さの印象を操作できます。
    小さな空間を広く見せるには、明るい色や淡い色の壁紙が効果的です。
    特に白やベージュ、ペールトーンは開放感を演出します。

    柄の大きさも重要なポイントです。柄が大きすぎると圧迫感を与えるため、小さな柄や無地が空間を広く見せる効果があります。
    繊細な模様や細かい柄は視覚的に奥行きを生み出すためおすすめです。

    壁紙の柄の向きも空間の見え方に影響します。
    垂直のストライプは天井を高く見せ、横のストライプは空間を横に広く見せる効果があります。
    狭いトイレでは、光沢のある壁紙を取り入れると光を反射して広く感じさせてくれるでしょう。
    空間の特性に合わせた壁紙選びで、視覚的な広がりを演出してください。

    リラックス効果を高めるデザイン

    トイレは短時間でもリラックスしたい空間です。
    自然をモチーフにした柄、木目や葉、花などは心理的な安らぎをもたらします。
    自然をイメージする柄は、狭い空間でも開放感を与えますのでおすすめです。

    色彩心理学的にはブルーやグリーンなどの寒色系が清潔感と落ち着きを演出します。
    パステルカラーも優しい印象で、リラクゼーション効果が期待できるでしょう。

    トイレは家の中で最もプライベートな空間であり、滞在時間も限られているからこそ、普段は選ばない大胆なデザインに挑戦しやすい場所です。
    お気に入りのアートや個性的な柄が日々の気分を高めてくれます。
    色柄の好みは個人差が大きいため、自分自身が心地よく感じるデザインを優先することが、真のリラックス空間を作る秘訣です。

    まとめ

    トイレの壁紙張り替えはDIYでも十分可能な作業です。
    基本的な道具と正しい知識があれば、初心者でも挑戦できます。
    必要な壁紙量を正確に計算し、事前準備をしっかり行うことで失敗を防ぎましょう。

    タンク周りなどの難所も型紙を使うなどの工夫で克服できるでしょう。
    DIYなら費用を抑えられる利点がありますが、時間や技術に不安がある場合はプロの施工も選択肢です。
    プロ依頼ならトイレ全体で4~5万円程度が相場で、美しい仕上がりと保証が得られます。

    壁紙選びでは防水・防カビ性能を重視し、空間を広く見せる色や柄を選ぶと満足度が高まります。
    自分好みのデザインで毎日使うトイレ空間を快適に変身させてみてはいかがでしょうか。