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狭いトイレをリフォームでおしゃれにできる?アイデア&おすすめ設備を紹介

毎日使うトイレだからこそ快適な空間にしたいと考える住宅オーナーが増加中です。
狭小スペースでも工夫次第で広々とした印象を作り出せます。

本記事では空間を最大限活用するコツから内装アイデア、省スペース設備の選び方まで、狭いトイレを快適でおしゃれな空間に変えるリフォームのポイントを紹介しましょう。

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必須リフォームを考えている時期を教えて下さい。



必須トイレ以外にも、リフォームを検討している個所はありますか?


旧澤 はるか(創建リフォーム)

インテリアコーディネーター
カラーコーディネーター
キッチンスペシャリスト

前職ではリフォーム会社の営業職として家族状況の変化やライフステージに合わせた最適なリフォームプランを提案してきました。
株式会社創建に入社後、リフォームコーディネーター・カラーコーディネーターとして、色彩の配色を活かしたリフォームコーディネートを行っています。

    狭いトイレを広く見せるリフォームのコツ

    限られたスペースでも広く感じるトイレ空間を作るには、便器から壁紙、照明まで選び方のポイントがあります。
    狭いトイレを広く見せる効果的な方法を解説しましょう。

    トイレ本体をコンパクト化して空間を確保

    トイレの便器自体をコンパクト化すると床面積に余裕が生まれます。
    従来型と比べタンクがない分だけ奥行きが短くなるタンクレストイレは、手前側に空間的ゆとりを生み出せるため狭いトイレのリフォームに最適です。

    限られた空間でも足を伸ばせる余裕が生まれるため、快適性が格段に向上します。
    トイレメーカー各社もコンパクト化に力を入れており、TOTOのネオレストやリクシルのサティス、パナソニックのアラウーノなどは狭小トイレに最適な製品ラインナップです。

    壁紙や床材の色・柄で広さを演出

    壁紙と床材の色選びは空間の広がりを演出する重要な要素です。
    白やベージュといった明るい色調で統一することで、限られた空間でも開放感のある印象に仕上がります。

    壁面のうち一面だけを異なる色や柄にするアクセントクロス手法も効果的です。
    奥壁をアクセントにすると視線が奥に引き寄せられ、実際よりも空間に奥行き感が生まれます。

    白や淡いブルーなど清潔感のある色合いのシンプルな壁紙は、狭いトイレに最適な選択です。
    反射率の高い明るい色は光を室内に広げるため、同じ照明でも空間全体が明るく感じられる効果があります。
    明るさと清潔感を両立した色選びが、狭いトイレを広く見せるコツです。

    照明の工夫で空間を明るく広々と

    照明の設置方法も空間の広がり感に大きく影響します。
    天井に埋め込むダウンライトやシーリングライトは、突出した照明器具がないため視覚的に空間をすっきり見せられます。

    人感センサー付き照明を採用すれば、入室時に自動で点灯するため暗い場所でスイッチを探す手間が省けます。
    両手に荷物を持っているときや夜間のトイレ利用時にとても便利な機能です。
    機能性と空間の広がり感を両立した照明計画が、快適なトイレ空間づくりの鍵といえるでしょう。

    おしゃれなトイレ空間を叶える内装アイデア

    トイレは狭くても工夫次第でおしゃれな空間に変身します。
    壁紙や床材、小物使いなど、センスの良い内装づくりのポイントをまとめました。

    アクセントクロスで個性を演出

    壁紙の一面だけをアクセントクロスにすることで、トイレに個性と深みを与えられます。
    近年人気なのは植物や花のモチーフがあしらわれたクラシカルな柄です。

    一面だけに柄物のクロスを貼ることで、まるで絵画を飾ったかのような効果を生み出せます。
    ウィリアム・モリスなどのクラシカルな柄は、空間に格調高い雰囲気をもたらすため、狭いトイレでも高級感を演出できます。

    クロス選びでは柄の大きさにも注意が必要です。
    狭い空間には小さめの柄か、一面だけに大胆な柄を使うのがコツです。
    全面に大柄のクロスを使うと圧迫感が生まれるため避けましょう。
    柄の大きさや色の濃さを考慮したクロス選びが、トイレ空間の印象を大きく左右します。

    床材選びでグレードアップ

    床材はトイレの印象を決める重要なポイントです。
    ヘリンボーン模様のフロアタイルを採用すれば、一般的な住宅のトイレが高級ホテルのような洗練された雰囲気に変わります。

    水に強いクッションフロアは、柔らかな肌触りと優れた防水性を兼ね備えた実用的な選択肢です。
    掃除のしやすさも考慮すると水拭きができる素材が理想的です。

    フロアタイルは水回りに適した素材で、豊富なデザインと耐久性を兼ね備えています。
    木目調や大理石風などさまざまなデザインから選べるため、壁紙との調和を考えながら空間全体のコーディネートができます。
    水に強く掃除しやすい床材選びが、長く快適に使えるトイレづくりに重要です。

    床材を選ぶポイントについてまとめました。

    • 水や湿気に強い素材を選ぶ
    • 掃除のしやすさを重視する
    • 壁紙との色調バランスを考える
    • 冬場の冷たさを緩和する素材を検討する
    • 滑りにくい加工がされているか確認する

    小物使いでセンスアップ

    トイレを彩る小物使いも空間の印象を大きく左右します。
    小さな観葉植物やアロマディフューザーなど、気に入った小物をさりげなく置くだけで空間の雰囲気が一変するため、おすすめです。
    ナチュラルテイストなら木の小物や多肉植物、かわいらしい雰囲気なら小花柄の布小物や造花など、統一感のある小物選びがポイントです。

    小物を選ぶときは色数を3色程度に抑えることで統一感が生まれ、おしゃれな空間になります。
    ただし狭いトイレに小物を詰め込みすぎると逆に雑然とした印象になるため注意しましょう。
    最小限の小物でセンス良く飾るのが、狭いトイレをおしゃれに見せるコツです。

    狭いトイレでも快適!おすすめのコンパクト設備

    限られたスペースでも快適に使えるトイレ設備が増えています。
    省スペース型のトイレ本体から手洗い器、センサー類まで、狭小トイレにおすすめの設備を紹介しましょう。

    省スペースなタンクレストイレの選び方

    タンクレストイレは背面のタンクがない分だけコンパクトになり、トイレ空間を有効活用できます。
    従来型のタンク式トイレと比べて奥行きが短くなるため、便器前方に余裕が生まれるでしょう。

    タンクレストイレはデザイン性も高く、スタイリッシュな見た目によって空間全体がすっきりと広く感じられます。
    段差や凹凸が少ないため掃除もしやすく、衛生的な環境を保ちやすいというメリットも。

    従来のタンク式でもコンパクト設計のモデルが登場しています。
    TOTOの「GG2」シリーズなどはスタイリッシュなデザインを保ちながら省スペース化を実現しています。
    予算や設置状況に応じて、タンクレスかコンパクトタンク式かを選ぶとよいでしょう。

    トイレタイプ 特徴 おすすめメーカー・製品 適した空間
    タンクレストイレ 奥行きコンパクト・デザイン性高い TOTOネオレスト・リクシルサティス 狭小トイレ・モダン空間
    コンパクトタンク式 標準より小型・設置条件緩和 TOTO GG2シリーズ リフォーム向き
    手洗い付きトイレ 手洗い一体型・省スペース パナソニックアラウーノ 超狭小空間
    隅付タンク式 角に設置可能・デッドスペース活用 リクシルアメージュ L字型空間

    コンパクトな手洗い器の活用法

    トイレ内に小型の手洗い器を設置すれば、わざわざ洗面所まで移動せずに済むため便利です。
    特に来客用トイレなどでは重宝します。

    手洗いカウンター付きタイプは、手洗い一体型のトイレよりも使いやすい場合が多いです。
    姿勢を大きく変えずに自然な動作で手が洗えるため、小さな子どもやお年寄りにも優しい設計といえるでしょう。

    手洗いカウンターは小物置き場としても活用できるため、空間の有効利用につながります。
    ハンドソープや観葉植物を置くことで、機能性と装飾性を両立できるためおすすめです。

    人感センサーで快適性を高める

    人感センサー付きの照明や設備は、トイレの使い勝手を大幅に向上させます。
    センサーが人の動きを検知して自動的に照明が点灯するため、暗い場所でスイッチを探す必要がありません。

    スイッチに直接触れる必要がないため衛生面でも優れています。
    特に家族が多い家庭では、複数の人が使用するドアノブやスイッチは菌が付きやすいポイントです。

    最新のトイレには自動洗浄機能が搭載されたモデルもあり、トイレを流す動作も省略できます。
    センサー技術を活用した設備導入により、手間を減らしながら衛生的な環境を実現できるでしょう。

    狭いトイレの収納問題を解決するアイデア

    限られたスペースでも収納問題を解決するアイデアを紹介します。
    壁面や角などのデッドスペースを活用し、すっきりとしたトイレ空間を実現しましょう。

    壁を活用したシェルフとニッチ収納

    壁面を活用した収納は床面積を圧迫しないため、狭いトイレに最適です。
    壁に埋め込むニッチ収納は、空間に出っ張りを作らず収納スペースを確保できます。

    埋め込み型の収納は壁からわずか30mm程度の出っ張りでありながら、トイレットペーパーや掃除用品を収納できる優れた空間活用法です。
    リフォーム時に壁を解体する機会があれば、ニッチ収納の設置を検討すると良いでしょう。

    トイレ背面や角の活用法

    トイレの背面スペースは見落としがちな収納場所です。
    TOTOの「レストパル」のようなトイレ背面が収納になったタイプを選べば、掃除用品や予備のトイレットペーパーなどをすべて収納できます。

    隅付タンクから一般的なタイプのトイレにリフォームする場合、角に生まれるデッドスペースを有効活用しましょう。
    三角形のコーナーラックや突っ張り棒を利用した収納棚を設置すれば、無駄なスペースを収納に変えられます。

    トイレの角にコーナーラックを設置すれば、通常は使われないデッドスペースを活用して収納力アップが図れます。
    狭いトイレでは隅々まで空間を有効活用する発想が重要です。

    すっきり見せる収納テクニック

    収納が充実していても中身が見えてしまうと雑然とした印象になります。
    100均のシンプルな収納ボックスや小物入れを活用し、低コストで統一感のある収納を実現しましょう。

    トイレットペーパーの予備ストックは目立ちがちです。
    専用カバーに入れるか、包装紙でラッピングして見せる収納に変えるアイデアも人気です。
    デザイン性と機能性を両立させた収納テクニックが、おしゃれなトイレ空間づくりに役立ちます。

    まとめ

    狭いトイレでも、工夫次第でオシャレで快適な空間に生まれ変わります。
    タンクレストイレの導入で空間的ゆとりを生み出し、明るい色調の壁紙や床材で広がり感を演出しましょう。
    アクセントクロスや床材で個性とグレード感を出し、適切な小物使いでセンスアップできます。

    省スペース設備の活用も重要で、タンクレストイレやコンパクト手洗い器、人感センサー付き設備が狭小空間の使い勝手を向上させます。
    収納問題は壁面活用やデッドスペースの見直しで解決するのがおすすめです。
    これらのポイントを押さえたリフォームで、限られたスペースでも毎日使うトイレを快適でおしゃれな空間に変えていきましょう。