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ウォシュレット(温水洗浄便座)から水が出ない原因は?対処法&失敗しない業者の呼び方を分かりやすく解説

急にウォシュレットから水が出なくなると困りますよね。
実は原因は限られており、自分で解決できるケースも多いです。

修理業者を呼ぶ前に試せる対処法と、必要な場合の業者選びのポイントを解説します。
順番に確認していけば、問題解決に近づけるはずです。


旧澤 はるか(創建リフォーム)

インテリアコーディネーター
カラーコーディネーター
キッチンスペシャリスト

前職ではリフォーム会社の営業職として家族状況の変化やライフステージに合わせた最適なリフォームプランを提案してきました。
株式会社創建に入社後、リフォームコーディネーター・カラーコーディネーターとして、色彩の配色を活かしたリフォームコーディネートを行っています。

    ウォシュレットから水が出ない主な原因とは

    ウォシュレットに水が出ない状況になると、意外と単純な理由が隠れています。
    専門業者を呼ぶ前に自宅で調べられる主な原因を把握しましょう。

    電源やリモコンに関するトラブル

    ウォシュレットが動かない最も多い原因は電源関係です。
    コンセントが抜けると電源ランプが消えます。プラグの接触不良や停電時にも作動しません。

    リモコンの電池切れも典型的な原因です。
    液晶画面が消えたり電池マークが表示されたりしたら新しい電池に交換しましょう。
    一部のウォシュレット製品で採用されている「電池不要」のリモコンでは電池切れによる操作不能は起きませんが、落下で破損すると反応しなくなります。

    電源タップを使用している場合、タップ自体のスイッチがオフになっていないか確認します。
    地震やペットの接触でコードが緩むケースも多く、まずは接続状態を確かめましょう。

    ノズルや給水系統の目詰まり

    使用年数が長いウォシュレットでよく起こるのが目詰まりです。
    ノズル先端の小さな洗浄穴が水中カルシウムで詰まると水圧が下がります。

    給水フィルターのメッシュに溜まったゴミも水の出を妨げます。
    クエン酸水(水200mlにクエン酸大さじ1)を使うと尿石汚れを溶かせるので、試してみてください。

    以下のポイントが目詰まりチェックで重要です。

    • ノズル先端の穴に白い粉状のものが付着していないか
    • 洗浄水の出方が均一でないか片側だけ弱くないか
    • 最近水圧が徐々に弱くなってきていないか

    給水ホースの折れ曲がりも水が出ない原因になります。
    トイレタンクと便器の間を確認し、ホースが極端に曲がっていないか調べましょう。

    センサー類の機能異常

    現代のウォシュレットには複数のセンサーが内蔵されています。
    着座センサーに不具合があると便座に座っても認識せず水が出ません。

    便座と便器の隙間が3mm以上あると着座センサーが誤作動することがあります。
    便座の固定ボルトが緩んでいないか確認しましょう。

    水温センサーの異常も水が出なくなる原因になります。
    ウォシュレットなどの温水洗浄便座には、「異常加熱防止」や「安全装置」が備わっており、水温が異常に高くなることを防ぐ設計になっています。
    水温センサーが故障し、異常を検知した場合、ヒーターの停止やシステム全体の停止が起こる可能性も考えられるでしょう。

    水圧センサーに問題があるとリモコン操作しても給水モーターが起動しません。
    長期間の使用や衝撃でセンサー類が劣化することがあります。

    自分でできるウォシュレットの対処法

    専門業者を呼ぶ前に自分でできる対処法を確認しましょう。
    順番に確認していくと、多くの場合は解決に至ります。

    原因を探してみる

    まず電源関係を確認します。トイレ内の照明など別の電源が機能しているか調べましょう。
    ブレーカーが落ちていないか確認も必要です。

    リモコンが反応しない場合は電池交換を試してみてください。
    多くの機種では単3形アルカリ電池2本が標準仕様です。
    ウォシュレットの機種名や品番を確認し、電池規格を調べるとよいでしょう。

    壁側の止水栓が閉まっていないか確認します。
    一般的なウォシュレットでは、反時計回りに回すと開きます。
    リフォーム後や清掃後に閉めたままになっていることが意外と多いものです。

    配管から異音がしないかも確認してみましょう。
    水漏れや詰まりがあると特有の音がすることがあります。

    ノズルクリーニングを行う

    ウォシュレットのノズルは、定期的な掃除が必要です。
    柔らかい布やお掃除シート、古い歯ブラシ、中性洗剤などを準備しましょう。

    作業中に水が出ないよう、トイレの止水栓を閉めておくと安全です。
    「ノズル掃除ボタン」や「ノズルそうじ機能」がある場合は、それを押してノズルを出します。

    固く絞った布やお掃除シートでノズル全体を優しく拭きましょう。
    力を入れないよう、注意が必要です。

    汚れが落ちない場合は中性洗剤を使い、5~10分ほどおいてから歯ブラシやスポンジでこすります。
    洗剤を使った後は、水拭きでしっかり洗剤を落としましょう。

    歯ブラシや綿棒でノズルの収納部分も掃除します。
    ノズル掃除ボタンでノズルを戻すか、手動で戻し、止水栓を閉めている場合は最後に開けて完了です。

    強力な漂白剤やカビ取り剤は、ノズル内部に成分が残ると肌トラブルの原因となるため使用は控えましょう。
    理想的な掃除頻度は月に1回程度です。
    定期的にクリーニングを行い、衛生的に使いましょう。

    定期メンテナンスを実施する

    安全・衛生・長寿命のために、ウォシュレットの定期メンテナンスは重要です。
    点検頻度とメンテナンス項目は以下を参考にしてください。

    点検・お手入れ項目 推奨頻度 内容・チェックポイント
    ノズル 週1回~月1回 ノズル掃除ボタンや手動で引き出し、柔らかい布や中性洗剤で優しく拭き掃除
    本体・便座・便ふた 週1回 表面をウェットシートや柔らかい布で拭く
    ノズル収納部・便器との隙間 月1回 綿棒や割り箸にティッシュを巻きつけて細部を掃除
    脱臭フィルター 月1回 フィルターを外して歯ブラシなどで埃を除去
    電源プラグ・コード 月1回 異常な熱・変色・傷み・はさみ込み・つぶれ・折れ曲がりがないか点検
    給水ホース・止水栓 年1回 水漏れや傷み、接続部の緩みがないか点検
    本体全体 年1回 ひび割れ・欠け・ガタツキ・変色・異音・異臭・水漏れの有無、正常作動の確認
    内部点検(プロによる) 10年目以降推奨 絶縁抵抗や内部部品の劣化点検(有料・メーカーや業者による)

    業者選定の重要ポイント

    自己解決できない場合は業者に依頼することになります。
    適切な業者選びが重要です。

    知識のある業者かどうか確認する

    修理依頼時に商品名を正確に伝えると円滑に進みます。
    一般に「ウォシュレット」と呼ばれますが、実はTOTO製品の登録商標です。

    他社の製品は、「ウォシュレット」ではありません。
    例として、LIXILは「シャワートイレ」、パナソニックは「ビューティ・トワレ」と呼びます。

    他社製品を「ウォシュレット」と呼ぶ業者は、商標の正しい知識や商品区別の意識が不足している可能性があります。
    これは、業界のプロとしては適切とは言えません。
    商標権侵害となる可能性があり、注意が必要です。
    製品背面や側面に記載されている型番を確認しておくと、部品の互換性や修理可否の判断がスムーズになります。

    適格業者の見分け方

    ウォシュレット修理を依頼する際は、水道局指定工事店であることを確認します。
    明確な見積もりを提示し追加料金がない業者を選びましょう。
    アフターフォローや保証内容が充実している業者なら安心です。

    インターネットの口コミや評判もチェックしておきましょう。
    初回問い合わせから丁寧な対応をする業者を選べば、トラブルなく修理を完了できます。
    業者選びで迷ったら、メーカーのお客様相談窓口に相談するのも良い方法です。

    修理か買い替えかを検討する

    修理を依頼する前に、修理と買い替えどちらが経済的か判断しましょう。
    修理費用が新品価格の50%を超える場合、買い替えが経済的です。

    製造から10年経過した機種は部品供給が終了している場合があります。
    メーカーサイトで部品供給状況を確認しましょう。

    水漏れが発生している場合は漏電遮断器(30mA 0.1秒作動)の作動確認が必須です。
    感電事故防止のため、専門業者に依頼すると安全でしょう。
    修理時に型番が同じでも年式によって内部構造が異なることがあるため、製造年月の確認も重要です。

    よくある質問とその回答

    ウォシュレットのような温水洗浄便座に関する疑問は多いです。
    よくある質問と回答をまとめました。

    【Q1】寿命はどのぐらい?

    ウォシュレットのような温水洗浄便座の寿命は、一般的に7年から10年程度です。
    メーカーが想定する安全使用期間や耐用年数に基づいており、LIXILやTOTOといった主要メーカーも10年を目安としています。

    寿命は、使用頻度や設置環境、日頃のメンテナンス状況によって前後します。
    寿命を延ばすには定期的なメンテナンスが肝心です。
    フィルター清掃や除菌洗浄を怠らないようにしましょう。
    家族が多い場合や掃除・点検を怠っている場合は、早く不具合が発生することもあるでしょう。

    製造から10年を超えると部品の製造が終了し、修理が難しくなるケースも多いです。
    使用年数が長い場合は、不具合の有無に関わらず、定期的な点検や買い替えを検討しましょう。

    【Q2】DIYは可能?

    ウォシュレットを直すのは、症状や故障の内容によって可能な場合と危険な場合があります。
    リモコンの電池交換やリセットなど簡単な操作なら自分でも可能です。

    ただし、電気系統の故障や異常加熱、水漏れや内部部品の交換が必要な場合は電気と水を扱うため、感電や漏電、火災など重大な事故につながるリスクがあります。
    取り扱い説明書をよく読み、禁止事項や注意事項を必ず守りましょう。
    無理な自己修理は事故や故障の悪化に繋がります。
    判断に迷ったら、プロに相談しましょう。

    【Q3】トラブル別の対応策は?

    電源が入らない、動かない場合は、電源プラグやブレーカー、電池切れを確認しましょう。
    電池交換やリセット操作で改善することもあります。
    水が出ない場合は止水栓や元栓が閉まっていないか、断水や水道凍結はないか、ノズルの目詰まりや給水ホースの緩みを確認しましょう。

    水漏れがある場合は、パッキンやナットの劣化・緩み、本体内部の故障を疑いましょう。
    水漏れ箇所が特定できない、または本体内部からの場合は専門業者に依頼してください。

    トラブルが発生した場合は、まず電源・水道・設定・リセットなど基本的な確認と簡単な掃除を行い、改善しない場合や水漏れ、電気系統の異常がある場合は速やかに専門業者へ相談しましょう。

    まとめ

    ウォシュレットから水が出ない場合、電源確認、リモコン電池交換、止水栓確認といった基本的なチェックから始めましょう。
    目詰まりや給水フィルターの汚れも多い原因です。

    定期メンテナンスを行うことで故障リスクを減らせます。
    自己解決が難しい場合は、メーカー正規代理店など信頼できる業者に依頼しましょう。
    修理費が新品価格の半分を超える場合は買い替えも検討するとよいでしょう。
    トラブル発生時に慌てずに対応できるよう、平時からの点検習慣が大切です。