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合わせガラスの特徴&メリット|防音・防犯・防災に最適な理由とは

更新日2024年1月30日

合わせガラスには、防音、防犯、防災といった多面的な性能があり、快適な生活空間を守るのに役立ちます。
この記事では、合わせガラスの構造から生まれる驚きの効果、種類ごとの特長、実際の活用例、選び方のポイントなど、合わせガラスの魅力を紹介します。
維持管理についての質問や、長持ちの秘訣についても見て行きましょう。

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

目次

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【なぜ人気?】合わせガラスが選ばれる理由と特徴

近年、多くの建物で採用されている合わせガラス。
人気の秘密は、その特殊な構造にあります。
防音、防犯、防災といった様々な面で優れた性能を持つ合わせガラスの特徴を、具体的な効果とともに詳しく解説していきましょう。

高い防音性能

静かな室内環境を保つためには、外部からの騒音を適切に遮断することが重要です。
合わせガラスは、名前の通り、2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟み込んだ構造をしており、特に人間の耳に敏感な「1,000~2,000Hz」の音域で顕著な遮音効果を発揮します。

この周波数帯は、自動車の騒音や人の会話など、日常生活でよく耳にする音が多いため、合わせガラスを用いることで、生活の質を格段に向上させることが可能です。
都市部の住宅やオフィスビル、ホテルなどでの採用が増えているのも納得の性能と言えるでしょう。

防犯性能の高さ

安全性を確保するためには、防犯性能が高い建材を選ぶことが重要です。
合わせガラスは、強靭な特殊中間膜がガラスの破壊を難しくし、侵入を防ぎやすい構造をしています。
破壊に対する抵抗力も高く、窓ガラスを狙った侵入犯罪のリスクを軽減できるのです。

見た目からは通常のガラスと変わらないため、美観を損なうことなく防犯対策を施すことができます。
家庭はもちろんのこと、店舗やオフィスビルなど、セキュリティが求められるあらゆる場所での利用が推奨されています。

防災面での安心感

地震や台風などの自然災害は予測が難しく、いざという時の対策が必要です。
合わせガラスは、ガラスが割れた際にも特殊中間膜が破片を保持し、飛散を抑制するため、ガラス破損による二次被害を最小限に抑えることができるのです。

地震発生時にはガラスの破損による怪我が懸念されますが、合わせガラスを使用することで、そのリスクを減らすことができます。
公共施設や学校、病院など、多くの人が利用する場所では、防災対策として合わせガラスの導入が進んでいます。

【知っておきたい】合わせガラスの種類

合わせガラスにはいくつかのバリエーションがあり、それぞれが特定のニーズに応じた機能を備えています。
合わせガラスには、様々な種類があります。

用途に合わせた最適な種類を選択する事が大切です。
合わせガラスの種類と特徴について詳しくご紹介していきましょう。

防音ガラス

静かな居住環境を求める声が高まる中、防音ガラスの需要は着実に増加しています。
防音ガラスは、その名の通り音の伝達を大幅に減少させることができる合わせガラスです。
秘密は、2枚のガラスの間に挟まれた特殊な中間膜にあります。

中間膜は、1,000~2,000Hzの音域において、特に高い遮音効果を発揮します。
例えば、交通騒音や隣室からの音を気にされる方にとって、防音ガラスは理想的な選択肢となるでしょう。
防音ガラスは、厚みや中間膜の種類によっても遮音性能が異なるため、使用する環境に合わせた適切な製品を選定することが重要です。

紫外線カットガラス

紫外線は、私たちの肌や家具、床材などを傷める原因となります。
紫外線カットガラスは、その名が示す通り、紫外線を99.9%以上カットする能力を持っていて、2枚のガラス層の間に特殊なフィルムを熱圧着することで紫外線を遮断する仕組みです。

紫外線をカットすることで室内の家具や床材を紫外線による退色から守り、肌への影響も最小限に抑えることができます。
美術館や美容室、そして日焼けを避けたいご家庭にも最適なガラスと言えるでしょう。

防犯ガラス

安全性を確保するためには、防犯ガラスが非常に効果的です。
防犯合わせガラスは、特殊な中間膜によってガラスの破壊を困難にし、侵入者からの防御力を高めます。
中間膜の厚さは防犯性能に直結します。

中間膜の厚さ 用途
一般住宅 30mil、60mil
店舗 90mil

一般的には、中間膜の厚さによってこのような用途で利用されることが多いです。
防犯ガラスは、侵入を試みる者に対する強力な抑止力となり、住宅や店舗のセキュリティを向上させるためも有効な手段と言えるでしょう。

装飾タイプの合わせガラス

機能性だけでなく、美観を重視する場合には装飾タイプの合わせガラスが最適です。
透過性や視線をコントロールすることができるため、プライバシー保護や室内のデザイン性を高めたい場所にもぴったり。

和紙やその他の素材をガラスの間に挟み込むことで、独特の質感や模様を室内に取り入れることが可能です。
玄関のドアや内装用として利用されることが多く、空間に温かみや高級感を加えたい時に特に重宝されます。

合わせガラスの実用例

住宅や店舗、さらには避難所など、多様な場所での合わせガラスの利用例をご紹介します。
合わせガラスの特性がどのように日常生活に役立っているのか、具体的なシーンを通じて理解を深めていきましょう。

住宅での利用

静かな住環境を望む家庭にとって、合わせガラスは騒音対策にも役立ちます。
外からの騒音を遮ることによって、居住空間の快適性が格段に向上するのです。

例えば、交通量の多い道路に面した住宅や、飛行機の飛行ルート下に位置する家庭では、合わせガラスの防音性能が日々の生活の質を支えています。
プライバシーの保護という観点でも、透けにくい合わせガラスを選択することで、外部からの視線を気にすることなく、自宅でのくつろぎ時間を確保することが可能です。

子どもがいる家庭では、ガラスが割れた際の安全性を考慮して、合わせガラスが選ばれるケースも少なくありません。
実際に、ガラスが割れても破片が飛び散りにくいため、怪我のリスクを減らすことができるのです。

店舗での利用

店舗の防犯対策として、合わせガラスは重要な役割を果たしています。
強化された防犯性能を持つ合わせガラスは犯罪者が破壊しにくいため、侵入を困難にするのです。

例えば、貴重品を扱う宝石店や、夜間でも営業を続けるコンビニエンスストアなどでは、窓ガラスを破っての強盗を防ぐために、合わせガラスが採用されています。
店内のディスプレイを紫外線から守るために、紫外線カット機能を備えた合わせガラスが使われることも。
店舗での利用は商品の色褪せや劣化を防ぎ、長期間にわたって商品の魅力を保つためにとても役立ちます。

避難所での利用

合わせガラスは避難所などでも、災害時の安全確保のために利用されています。
地震や台風などの自然災害が発生した際、避難所となる施設の窓ガラスが割れてしまうと、避難している人々にとって危険です。

強度と飛散防止の特性がある合わせガラスは、避難所内の安全を守るために貢献しているのです。
たとえガラスが割れたとしても、中間膜が破片をくっつけておくため、避難している人々がガラスの破片によって怪我をするリスクが軽減されます。
このように、合わせガラスは災害時の避難所において、避難者の安全を確保するために必要な存在となっています。

合わせガラス選びのポイント

合わせガラスを選ぶ際には、用途や必要とされる機能に応じて適切なタイプを選定することが重要です。
防音性能、防犯性能、防災性能をそれぞれ重視するシーンに応じた選び方をご紹介します。

防音性能を重視する場合

住宅やオフィスなど、外部からの騒音を遮断したい環境では、防音性能に優れた合わせガラスが求められます。
2枚のガラス層の間に特殊な中間膜を挟むことで、音の伝達を抑える効果があるのです。
特に、人の耳が敏感に感じる「1,000~2,000Hz」の音域において、遮音性は顕著です。

ガラス単体の性能だけでなく、サッシ枠の遮音性能も同様に重要です。
たとえば、12mm厚の防音合わせガラスを選んだとしても、サッシ枠自体が音を通しやすければ、期待した防音効果は得られません。
防音性能を最大限に活かすためには、サッシ枠を含めたトータルな防音設計が必要となり、専門業者との綿密な相談が欠かせないのです。

防犯性能を重視する場合

店舗や住宅の防犯対策として、合わせガラスの選択は非常に有効です。
防犯合わせガラスは、2枚のガラスの間に強靭な特殊中間膜を挟むことで、ガラスの破壊を困難にし、侵入者の進入を阻むことができます。

ただし、中間膜の厚さには種類があり、用途に応じた選定が必要です。
例えば、一般の住宅では30milまたは60mil厚の中間膜が一般的ですが、より高い防犯性能が要求される店舗などでは、90mil厚の中間膜を持つ合わせガラスが推奨されます。
防犯性能を追求する際は、中間膜の厚さに注目し、安全性を確保するための適切な選択を心がけましょう。

防災性能を重視する場合

災害発生時における安全確保は、住宅や公共施設において極めて重要です。
合わせガラスの中でも、防災安全合わせガラスは、大地震や台風などの自然災害によるガラスの破損や飛散を防ぎ、二次被害を最小限に抑えることを目的としています。
特に避難所などの災害対策が求められる施設での導入が進んでいます。

防災性能を重視する場合は、その性能を十分に発揮できるように、設置環境や建物の構造を考慮した上で、適切な製品を選定することが肝心です。
安全を守るためにも、防災安全合わせガラスの導入を検討する際は、専門知識を持つ業者としっかり相談するようにしましょう。

合わせガラスに関するよくあるQ&A

合わせガラスについてのよくある質問についてお答えします。
合わせガラスの維持や性能に関する大切なポイントを再確認しましょう。

【Q1】合わせガラスのメンテナンス方法は?

合わせガラスのメンテナンスには、定期的な清掃が欠かせません。表面の汚れを拭き取ることで、透明性を保ちつつ、ガラス本来の美しさを長く維持することができるのです。

ガラスや枠組みの損傷にも注意が必要です。特に防犯合わせガラスを使用している場合、中間膜の状態は定期的に確認することが推奨されます。中間膜が損傷していると、防犯性能が低下する恐れがあり、その機能を十分に発揮できなくなる可能性があるからです。

ガラスの小さなひび割れやキズも見逃さず、早めの対応を心がけることが大切です。損傷が進行する前に専門業者に相談し、適切なメンテナンスを行うことで、安全性を長期間保つことが可能になるでしょう。

【Q2】合わせガラスの寿命は?

合わせガラスの寿命は、使用環境やメンテナンスの状況によって大きく左右されるものです。
一般的には、適切なケアを行っていれば10年以上の耐久性が期待できます。

しかし、ガラスに損傷が見られた場合や、枠組みに問題が発生した場合は、耐久年数が短くなることがあります。
特に、損傷が見られた際は、安全性を確保するためにも早めに交換を検討することが重要です。
ガラスの性能が時間と共に低下することもありますので、定期的な点検を行い、必要に応じて交換を行う必要があります。

【Q3】合わせガラスの交換時期は?

合わせガラスの交換時期は、損傷や性能低下を感じた時が一つの目安です。
ガラス表面のひび割れやキズは、見た目の問題だけでなく、安全性にも関わってきます。

新しい性能を持つガラスへの交換を希望する場合も、交換の良い機会と言えるでしょう。
例えば、より高性能な防音性能や防犯性能を求める場合、最新の合わせガラスに交換することで、住環境の向上が図れます。

交換の際は、専門業者に相談し、自宅やビルディングに最適なガラスを選定することが大切です。
専門業者は、ガラスの種類や性能、予算に応じた最良のアドバイスを提供してくれるでしょう。

まとめ

この記事では、合わせガラスの特徴とメリットについて詳しく解説しました。
高い防音性能、防犯性能の高さ、防災面での安心感など、合わせガラスが選ばれる理由は明確です。
様々な種類があり、それぞれの用途に応じた選び方が重要であることもお分かりいただけたことでしょう。
実用例からメンテナンス方法まで、合わせガラスに関する疑問にも答えました。

安全で快適な住環境を実現するためには、信頼できる業者選びはとても重要です。
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創建供給実績
10,000戸超

※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
物件名 総戸数
三田エリア ルナ三田フラワータウン 60
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 82
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
ルナ三田ひばりが丘 149
神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
ルナ北六甲116 クルムの街 116
西神戸・ 
阪神エリア
ルナ西神中央 97
ルナ塚口 52
ルナ昆陽池公園 51
東大阪・ 
北摂エリア
ルナ南摂津 80
ルナ加納 71
ルナ山本 57
大阪市内・ 
南大阪エリア
ルナタウン島屋 55
ルナ城山公園 52
ルナ東百舌鳥 109
ルナ原山台 46
京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
創建御堂筋ビル5階
Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
詳しい地図はこちら

東京支店所在地

〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
詳しい地図はこちら

売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます

ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

大阪府と創建・小林住宅の連携協定
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大阪府知事登録(ト)第13668号/東京都知事登録 第59802号

施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

※別途、交通費が発生する場合があります。

外壁塗装の参考文献