Low-Eガラスの特徴とは？メリット＆デメリットも解説します | 大阪の外壁塗装業者なら創建ペイント(創ペン)

夏の暑さ、冬の寒さをやわらげるLow-Eガラスは、ただの窓ガラスとは違います。
革新的なガラスがどのようにして室内の快適性を向上させてくれるのでしょうか。
メリットだけでなく、注意すべきデメリットや賢い選び方、さまざまな疑問を解消するQ&Aもご紹介します。

この記事の監修者

創建ペイント
谷口 知史

・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

補助金を使用して
外壁塗装の値段だけで
窓の断熱リフォームしませんか？

今なら外壁塗装とセットで内窓8箇所設置を無料プレゼントいたします！
内窓で「窓の断熱性」を高め、住まいの暑さ・寒さのお悩みを解消できます。
室外からの騒音対策や、防犯対策にも効果的な内窓を実質0円で設置します。

詳細はこちら

【基礎知識】Low-Eガラスはどんなガラス？

Low-Eガラスは、エコ意識の高まりとともに注目を集めています。
基本的な特性や種類、一般的なガラスとの違いを詳しく見ていきましょう。

Low-Eガラスとは

建築材料としての性能向上が求められる中、特に注目を集めているのがLow-Eガラスです。
特殊な金属膜をコーティングすることで、太陽からの熱や室内の暖房熱を反射させたり吸収したりすることが可能です。

結果として、室内の温度を一定に保ちやすくなり、居住空間の快適性が大幅に向上します。
特にエネルギー消費を抑えることが求められる現代において、Low-Eガラスはその効率の良さから多くの建築物に採用されています。

Low-Eガラスの種類

Low-Eガラスには、主に断熱タイプと遮熱タイプの2種類が存在します。

一般ガラスとの違い

一般的なガラスとLow-Eガラスとの最も大きな違いは、熱の伝わり方を大幅に抑制する点にあります。
Low-Eガラスは、高い断熱性能により、夏場は外部からの熱を遮り涼しさを保ち、冬場は暖房熱が逃げにくいため、温かさを保つことができます。
このように、年間を通じて室内環境を快適に保つことができるため、居住性の向上だけでなく、省エネルギーにも大きく貢献する画期的なガラスと言えるでしょう。

Low-Eガラスの3つのメリット

住まいの快適性と省エネルギー性を高めるLow-Eガラスのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
以下で詳しく解説します。

【1】エネルギー効率の向上

Low-Eガラスは、高い断熱性能によって冷暖房の効率を飛躍的に向上させます。
冷たい外気を遮り、室内の暖かさを逃さないため、冬場の暖房費を抑えることが可能です。
逆に夏場は、外からの熱の侵入を防ぎ、冷房が効きやすい環境を作り出します。
エネルギー消費を減らし、結果として光熱費の節約に繋がるのです。

【2】快適な室内環境

Low-Eガラスのメリットは、年間を通じて快適な室内環境を維持できることです。
夏場は室内の温度上昇を抑制し、冬場は暖房熱をしっかりと保持します。

窓は家の断熱性能に大きく影響する部分であり、Low-Eガラスを採用することで、温度変化に左右されにくい室内環境を実現できるのです。
居心地の良さは住む人のストレス軽減にも繋がり、生活の質を向上させることが期待できます。

【3】環境への配慮

環境問題が世界的に注目される中、Low-Eガラスはエネルギー消費の削減により、CO2排出量を減らすことができます。
省エネルギー性能が高い住宅は、地球温暖化対策にも一役買うことができるため、環境保護に対する意識が高い方にとっても、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
エコフレンドリーな建材として、これからの時代に適した選択と言えます。

Low-Eガラスのデメリット

住まいの快適性を高めるLow-Eガラスですが、その導入にはいくつかのデメリットも伴います。
次の項目では、Low-Eガラスを選択する際に考慮すべきいくつかの点について詳しく解説していきます。

初期投資のコスト

住宅の窓ガラスをLow-Eガラスに交換する際、最も気になるのはコストでしょう。
確かに、標準的なガラスと比較すると、Low-Eガラスは価格が高めに設定されていることが一般的です。

特殊な金属膜をコーティングする技術や、その生産工程が複雑であるため、製品価格に反映されます。
しかし、長期的な視点で見ると、冷暖房効率の改善による光熱費の節約が期待でき、結果として初期投資を上回る経済的メリットが得られることが多いのも事実です。
そのため、単に初期コストだけでなく、長期的な節約効果も考慮に入れて検討することが重要と言えるでしょう。

設置注意が必要

Low-Eガラスの性能を最大限に引き出すためには、次のような点に気を付ける必要があります。

• 窓の向き
• 日照条件
• 気候に合わせた適切なタイプの選択
• 正確な取り付け

適切に設置するためには、専門的な知識を持った業者に依頼することが望ましいです。
不適切な設置は、Low-Eガラスの断熱性や遮熱性を十分に活かせず、期待される効果を得られない可能性があります。
設置後のトラブルを避けるためにも、信頼できる専門業者の選定が肝心です。

メンテナンスが必要

Low-Eガラスは、その特性を維持するために適切なメンテナンスが必要とされています。
特殊な金属膜が施されているため、通常のガラスとは異なる手入れが必要になる場合もあります。

例えば、特定のクリーニング剤の使用や、傷をつけないよう注意深く清掃する必要があることもございます。
さらに、Low-Eガラスの耐久性には差があり、品質によってはメンテナンスの頻度や手間が変わってくることも考慮する必要があります。
そのため、購入時には製品のメンテナンス方法についても、業者からしっかりとした説明を受けるようにしましょう。

Low-Eガラス選びのポイント

現代の建築材料として注目されるLow-Eガラスは、機能性と快適性を兼ね備えていますが、その選択にはいくつかのポイントがあります。
適切な製品を選び、正確な設置を行うことで真価を発揮することができるでしょう。

【ポイント1】環境に合ったタイプを選択する

快適な居住空間を実現するためには、住む地域の気候や自宅の位置、日照条件をしっかりと考慮することが肝心です。
例えば、冬の寒さが厳しい地域では、室内の暖かさを保持するために断熱タイプのLow-Eガラスが適しています。
逆に、夏の暑さが厳しい地域では、室温の上昇を抑える遮熱タイプが有効です。

日当たりが強い場所に住んでいる場合は、太陽の熱を反射する性能が高い製品を選ぶことが重要です。
自宅の窓の向きや周囲の建物の配置も影響を与えるため、これらの要素を総合的に分析し、最も適したLow-Eガラスを選択することが求められます。

【ポイント2】製品の品質と性能を確認する

Low-Eガラスを選ぶ際には、製品の品質と性能をしっかりと確認することが大切です。
高い断熱性能や遮熱性能を持つ製品ほど価格は高くなりますが、その分、エネルギー効率の改善や居住空間の快適性の向上に大きく影響します。

製品のスペックを確認し、自宅の条件に合った性能を有するものを選ぶことが大切です。
耐久性やメンテナンスの容易さも重要な要素であり、長期的な視点で製品を選定する必要があります。
性能だけでなく、アフターサービスや保証期間も製品選びの重要なポイントです。

【ポイント3】設置業者を慎重に選ぶ

Low-Eガラスの性能を最大限に引き出すためには、設置工事が重要な要素となります。
専門知識と技術を持つ信頼できる業者に依頼することで、製品の性能を損なうことなく、適切な設置が実現できるでしょう。

業者選びでは、実績や口コミ、提供するサービスの質を確認し、納得のいく選択をすることが大切です。
設置後のフォローアップやメンテナンス体制もチェックし、長期的なパートナーシップを築ける業者を選ぶようにしましょう。
適切な設置により、Low-Eガラスの持つポテンシャルを存分に活かすことができ、快適で省エネルギーな生活空間を実現することができます。

Low-Eガラスに関するよくあるQ&A

新しい窓材として注目を集めるLow-Eガラスには、多くの疑問が寄せられます。
ここでは、実際に使用を検討されている方々からよく聞かれる質問と回答を紹介します。
疑問を解消することで、より適切な選択が可能になります。

【Q1】Low-Eガラスのコスト回収期間はどのくらいですか？

Low-Eガラスの導入は、初期投資が必要となるものの、その後の光熱費の節約を通じてコストを回収することが見込まれます。
コスト回収期間は使用する環境やエネルギー価格に左右されますが、一般的には数年程度で初期投資を回収できる事が多いです。

具体的には、冷暖房の効率向上により節約できるエネルギーコストを計算し、それを初期投資額で割ることで、おおよその回収期間を見積もることが可能です。
地域によってはエネルギー効率の良い住宅に対する補助金制度が設けられている場合もあり、そのような支援を活用することで、さらに回収期間を短縮することができる場合もあります。

【Q2】既存の窓への後付けは可能ですか？

多くの家庭では、既存の窓にLow-Eガラスを後付けしたいというニーズがあります。
実際、既存の窓にLow-Eガラスを取り付けることは可能ですが、最適な性能を発揮させるためには、専門業者による適切な設置が不可欠です。

専門業者は、既存の窓枠の状態を確認し、必要に応じて枠の調整や改修を行った上でLow-Eガラスを取り付けます。
このプロセスを経ることで、ガラスの性能を最大限に活かすことができ、結果として快適な室内環境とエネルギー効率の良い住まいを実現することができます。

【Q3】Low-Eガラスメンテナンス方法は？

Low-Eガラスのメンテナンスには、特別な注意が必要です。
特殊な金属膜がコーティングされているため、通常のガラス製品とは異なるクリーニング方法を採用する必要があります。

一般的には、専用のクリーナーや柔らかい布を使用して優しく拭き取ることが推奨されています。
強い化学薬品や研磨剤を含む洗剤は避け、水や中性洗剤を用いることが望ましいです。
購入時には、設置業者から適切なメンテナンス方法について指示を受けることが重要であり、定期的なメンテナンスを行うことで、Low-Eガラスの性能を長期にわたって維持することができます。

まとめ

Low-Eガラスの基本知識からメリット、デメリット、選び方、よくある質問までを解説しました。
Low-Eガラスは熱の伝わりを抑える特殊な金属膜をコーティングしたガラスであり、エネルギー効率の向上や快適な室内環境の維持、環境への配慮といったメリットがあります。

一方で、初期投資のコストや適切な設置とメンテナンスの必要性も指摘されています。
選択にあたっては、環境に合ったタイプの選定、製品の品質と性能の確認、そして信頼できる設置業者の選定が重要です。

外壁塗装においても、信頼できる業者選びが大切であり、弊社ではお客様のニーズに合わせた最適な提案を行っておりますので、ぜひご相談ください。

今なら、創建ペイントでは、外壁塗装とのセット契約で、「内窓」を最大6か所まで”無料設置”するサービスを、期間限定で提供しています。
YKK APの「マドリモ 内窓 プラマードU」の設置で、窓の断熱性を高め、住まいの暑さ寒さのお悩みを解消でき、室外からの騒音・結露対策にも効果的です。
快適な住空間の実現に向けて、専門的なアドバイスと高品質なサービスを提供いたしますので、お気軽にご相談ください。