窓のアルミサッシはリフォーム可能?アルミ樹脂複合サッシとの違いも解説します
住まいの快適性を左右する窓のアルミサッシですが、リフォームすることは可能なのでしょうか?
この記事では、アルミサッシの塗装がなぜ可能なのか、そして、アルミ樹脂複合サッシとの違いやそれぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
さらに、窓リフォームの際の重要な選択ポイントや予算設定のコツ、よくある質問への回答もご紹介いたします。
窓のリフォームを検討している方に役立つ情報を網羅しているので、ぜひご一読ください。
Contents
アルミサッシのリフォームは可能?
住まいの窓に使われるアルミサッシは、実はリフォームも可能なのです。
アルミサッシをリフォームする理由や、それによって得られるメリット、さらにはデメリットについても深掘りしていきましょう。
アルミサッシのリフォームが可能な理由
アルミサッシのリフォームが可能となった背景には、塗料技術の進歩があります。
技術の革新により、アルミサッシにも適用可能な特殊な塗料が開発されました。
アルミサッシの表面に新たな色を施して、見た目を一新できるようになったのです。
塗料の密着性や耐候性の向上に伴って、アルミサッシを長期にわたって保護するとともに、美しさも維持できるようになりました。
アルミサッシのリフォームにおけるメリット
アルミサッシをリフォームすることには、多くのメリットが存在します。
まず、コストの面で考えるとアルミサッシ自体の価格がそこまで高額ではないため、予算に応じたリフォームプランを提案しやすいというメリットがあります。
さらに、塗装によって色褪せや傷みが目立ち始めたアルミサッシを新品同様によみがえらせることができ、住宅の外観を美しく保つことも可能です。
住まいの印象を向上させるだけでなく、不動産価値の維持にも繋がる重要なポイントと言えるでしょう。
アルミサッシのリフォームにおけるデメリット
アルミサッシのリフォームには、メリットだけではなくデメリットも存在します。
以前は、アルミの表面特性と塗料の相性に起因する問題があり、アルミサッシの塗装が剥がれやすいというデメリットがありました。
現在は、塗料の改良によって、塗装の剥げも大幅に改善されています。
しかし、長期間の使用による塗料の劣化や剥がれは避けられないため、定期的なメンテナンスが必要となります。
また、専門的な技術を要するため信頼できる業者に依頼する必要があり、業者選びには注意が必要です。
アルミ樹脂複合サッシの特徴
アルミ樹脂複合サッシは、耐久性と断熱性のバランスが優れているためリフォームや新築の際に選ばれることが多くなり、住宅の窓材として注目を集めています。
では、具体的にどのような特性があるのかについて詳しく見ていきましょう。
アルミ樹脂複合サッシの構造と利点
アルミ樹脂複合サッシは、外側に耐候性に優れたアルミニウム、内側に断熱性に優れた樹脂素材を使用した窓枠です。
アルミニウムは強度が高く、長期間にわたって形状を保つことができるため、外部からの衝撃や風圧に強いという特性があります。
一方、樹脂部分は断熱性に優れており、室内の温度を一定に保つ効果が期待できます。
アルミニウムと樹脂の2つを組み合わせることで、外観の美しさだけでなく、省エネルギー効果も高まり、冷暖房の効率アップに繋がるのです。
さらに、樹脂の部分は結露を防ぐ役割も果たし、快適な室内環境を維持するのに一役買っています。
アルミ樹脂複合サッシは、見た目の美しさだけでなく、機能面でも多くの利点を有しているのです。
断熱性と耐久性を兼ね備えている
アルミ樹脂複合サッシは、アルミサッシ単体と比較して優れた断熱性を持っています。
外部の気温変化から室内を保護し、一年を通して快適な居住環境を維持することができます。
また、冷暖房の効率もアップし、エネルギーコストを削減することも可能です。
耐久性に関しても、アルミの強度と樹脂の柔軟性が相まって、長期にわたる使用に耐えることができるため、頻繁な交換やメンテナンスは不要です。
特に風雨や紫外線が強い地域での使用において、大きなメリットとなります。
さらに、樹脂部分は色褪せにくく、見た目の美しさを長期間維持することができるのも魅力的です。
アルミ樹脂複合サッシは、機能性と経済性を兼ね備えた窓材として、多くの住宅で採用されています。
デメリットも存在する
アルミ樹脂複合サッシは多くのメリットを持っていますが、いくつかのデメリットも存在します。
例えば、アルミニウムには熱や音を伝えやすい性質があるため、純粋な樹脂製のサッシに比べて、断熱性や防音性が劣ってしまうのです。
また、アルミ樹脂複合サッシは樹脂サッシやアルミサッシと比較して価格が高めに設定されている事が多いので、予算によっては選択肢から外れることも考えられます。
しかし、耐久性と断熱性の向上による長期的なコスト削減を考慮すると、価格差も十分に納得できるものとなるでしょう。
リフォームや新築の際には、デメリットについても理解した上で総合的な判断を行うことが重要です。
アルミサッシとアルミ樹脂複合サッシの比較
住まいの窓に使用されるサッシは、断熱性や耐久性といった性能が求められます。
アルミサッシとアルミ樹脂複合サッシの特性を比較し、どのような違いがあるのかを詳細に解説します。
カテゴリ | アルミサッシ | アルミ樹脂複合サッシ |
---|---|---|
メリット | ・コスト効率が良い ・外観を新しくできる |
・優れた断熱性 ・耐久性が高い |
デメリット | ・定期的なメンテナンスが必要 ・専門業者への依頼が必要 |
・価格が高め ・純粋な樹脂製サッシと比べ断熱性が劣る場合あり |
選ぶ際のコツ | ・業者の選定が重要 ・耐候性の高い塗料を選ぶ |
・地域の気候や設置場所を考慮 ・耐久性と断熱性のバランスを評価 |
両者の断熱性能の差
アルミ樹脂複合サッシは、アルミサッシと比較して断熱性に優れているという特徴があります。
内側に用いられる樹脂が、熱の伝導率を抑える役割を果たしているのです。
熱の伝導率を抑えることで外部からの熱の侵入を防ぎ、室内の温度を一定に保つ効果が期待できます。
特に冬場の寒さや夏場の暑さが厳しい地域において、エネルギー効率の良い窓は家計にも優しく、快適な室内環境を実現する上で重要な要素となります。
アルミサッシも断熱性を高めるための工夫はされていますが、アルミ樹脂複合サッシに比べると効果は劣ってしまうのです。
耐久性の比較
耐久性においては、アルミ樹脂複合サッシのほうが優れていると言えます。
なぜなら、外側にアルミニウムを使用していることで、風雨や紫外線に強く、長期にわたって性能を保持するからです。
また、アルミニウムは腐食にも強く、海辺のような塩害の影響を受けやすい地域でも安心して使用することができます。
対してアルミサッシは、素材自体の耐久性は高いものの、アルミ樹脂複合サッシに比べると樹脂部分のメリットがないため、全体的な耐久性はやや劣ると言えるでしょう。
適切なサッシの選び方
サッシを選ぶ際には、地域の気候や窓の設置場所、さらにはご自宅のデザインに合わせた選択が求められます。
断熱性を重視するならば、アルミ樹脂複合サッシが適しているでしょう。
一方で、耐久性とコストパフォーマンスを優先する場合は、アルミサッシも十分な選択肢になります。
また、メンテナンスのしやすさも考慮する必要があり、塗装のリフレッシュが可能なアルミサッシは、見た目を長く新しく保ちたい方には適しています。
最適なサッシ選びのために、これらの要素を総合的に考慮し、専門家の意見を参考にすることが賢明です。
アルミサッシのリフォームと選び方についてのコツ
窓のリフォームを検討する際、アルミサッシの選び方やリフォームのポイントを把握することは非常に重要です。
以下では、リフォーム時に考慮すべき要素やサッシ選びのコツ、予算設定の大切さについて詳しく解説いたします。
リフォーム時の重要ポイント
リフォーム時の重要ポイントは以下の2つです。
- 質の高いサービスを提供する業者の選定
- アルミサッシ専用の耐候性や付着力に優れた塗料の選択
アルミサッシのリフォームを成功させるためには、適切な業者選びが非常に重要です。
業者の実績や評価はもちろんのこと、提供するサービスの質やアフターケアの体制もしっかりと確認する必要があります。
また、リフォームの目的に応じた技術力を持つ業者を選ぶことで、仕上がりも長持ちします。
塗料の選定にも注意が必要で、アルミサッシ専用の耐候性や付着力に優れた塗料を選ぶことが大切です。
このような塗料を使用することで、塗装の剥がれにくさを実現し、見た目の美しさを長期間保つことができるのです。
サッシの選び方に関するコツ
サッシを選ぶ際には、地域の気候や窓の設置場所を念頭に置くことが肝心です。
例えば、寒冷地にお住まいの方は、高い断熱性を持つサッシを選ぶことで、冬場の暖房効率を向上させることができます。
逆に、海沿いで塩害が心配される地域では、耐腐食性に優れたサッシが適しています。
掃除のしやすさや開閉のスムーズさも日々の快適な生活に影響するため、実際に手に取って確認することが大切です。
適切なサッシ選びをすることで、住まいの機能性と快適性を高めることが期待できます。
リフォームの予算設定の重要性
リフォームにおける予算設定は、計画を立てる上で最も重要な要素の一つです。
サッシ本体の価格はもちろん、工事費や付帯する費用も事前に把握しておくことで、想定外の出費を防ぐことができます。
予算内で最大限の効果を得るためには、複数の業者から見積もりを取り、コストパフォーマンスを比較することも有効です。
さらに、助成金や補助金を活用することで、費用を抑えつつ質の高いリフォームを実現することも可能になります。
適切な予算設定を行い、無理のない範囲でリフォーム計画を進めることがリフォーム成功において重要なポイントと言えるでしょう。
よくある質問と回答
住まいのリフォームを検討する際、窓のアルミサッシに関する疑問は尽きないものです。
特にアルミサッシやアルミ樹脂複合サッシに関しては、多くのご質問をいただきます。
よくある質問に対して、専門家の目線からわかりやすく回答致しますので、是非参考にしてみてください。
【Q1】アルミサッシのリフォームは可能ですか?
技術の進歩は日進月歩であり、アルミサッシの塗装も例外ではありません。
特殊な塗料を用いることで、アルミサッシのリフォームは十分可能となっています。
塗料の性能が飛躍的に向上したことで、耐候性や密着性が高まり、以前よりも長持ちする仕上がりが期待できるようになりました。
リフォームをすることで、見た目の美しさを取り戻すだけでなく、機能性の向上も見込めるため、アルミサッシのリフォームは積極的に検討する価値があります。
【Q2】アルミ樹脂複合サッシとは何ですか?
アルミ樹脂複合サッシとはその名の通り、アルミと樹脂の素材を組み合わせたサッシのことを指します。
外側は耐久性の高いアルミを、内側には断熱性に優れた樹脂を使用しており、それぞれの素材の強みを活かした構造になっています。
優れた断熱性能を持ちながらも、アルミの頑丈さを兼ね備えており、長期にわたって快適な住環境を保つことができるのが大きな特長です。
【Q3】アルミサッシとアルミ樹脂複合サッシの違いは何ですか?
アルミサッシとアルミ樹脂複合サッシとの間には、いくつかの違いが存在しますが、特に断熱性と耐久性に関しては明確な差があります。
アルミ樹脂複合サッシは、アルミサッシよりも断熱性に優れており、熱損失を抑える効果が期待できます。
また、外側にアルミを使用しているため、強度面でもアルミサッシを上回る耐久性を備えているのです。
特性を理解した上で、自宅の環境やニーズに合わせた選択をしていくことが重要です。
【Q4】窓リフォームはどこに依頼すべきか?
窓リフォームを成功させるためには、信頼できる専門業者を選ぶことが非常に重要となります。
実績豊富な業者であれば、適切なアドバイスと高品質な施工を提供してくれるでしょう。
「創建ペイント」では、お客様のニーズに応じた窓リフォームをサポートしています。
外壁塗装とのセットで窓リフォームを行うことで、さらに家全体の断熱性能アップを目指しませんか。補助金の活用も可能なので、コスト面でも安心です。
まとめ
今回は、アルミサッシとアルミ樹脂複合サッシのリフォームについて解説しました。
アルミサッシの塗装は、塗料の性能が向上したことにより実現可能となり、予算に応じたリフォームプランを立てやすいというメリットがあります。
一方で、アルミ樹脂複合サッシは、断熱性と耐久性を兼ね備えているものの、価格が高めである点に注意が必要です。
窓のリフォームを検討する際は、地域の気候や設置場所を考慮し、信頼できる業者選びが肝心です。
外壁塗装を得意とする当社では、外壁塗装のタイミングで窓リフォームを行うことをおすすめしています。
創建ペイントでは、外壁塗装とのセット契約で、「内窓」を最大6か所まで”無料設置”するサービスを、期間限定で提供しています。
YKK APの「マドリモ 内窓 プラマードU」の設置で、窓の断熱性を高め、住まいの暑さ寒さのお悩みを解消でき、室外からの騒音・結露対策にも効果的です。
快適な住空間の実現に向けて、専門的なアドバイスと高品質なサービスを提供いたしますので、お気軽にご相談ください。
関連コラム
-
内窓リフォームには補助金が降りるってホント?実際の制度名~注意点まで総解説します2025.03.26
-
二重窓リフォームには補助金が降りるってホント?制度名~注意点まで総解説します2025.03.26
-
【物置の屋根塗装】業者に依頼?DIY?費用と作業の違いを徹底解説2025.01.31
-
【建売住宅】外壁塗装はいつ必要?費用相場と塗り替えのタイミングを解説2025.01.31
-
【玄関タイルが割れた】補修費用はどれくらい?DIYと業者依頼を徹底比較2025.01.31
-
雨漏りの原因は笠木かも?修理費用と今すぐできる対策方法を紹介2025.01.31
-
屋根裏の点検費用はどれぐらい?業者に依頼するメリット・デメリットを解説2025.01.31
-
外壁についた鳥のフンを放置するとどうなる?被害を最小限にする予防策3選2025.01.31
-
ドローンを使った屋根点検は危険?失敗例と回避方法を紹介2025.01.31



- 高品質・低価格な外壁塗装
- 保険会社の延長保証保険、
塗膜補償&自社保証のトリプル保証 - 創設75年以上×5万戸超の供給実績
お電話でのお問い合わせ
9:00~18:00
1983年創業、暮らしの
豊かさを追求しつづける
「創建」の供給実績。
創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。
※2023年8月現在
実績例
物件名 | 総戸数 | |
---|---|---|
三田エリア | ルナ三田フラワータウン | 60 |
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 | 82 | |
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア | 108 | |
ルナ三田ひばりが丘 | 149 | |
神戸エリア | パークヒル神戸小倉台 | 75 |
ルナ藤原台中町パークフロント | 82 | |
ルナ上津台 | 81 | |
ルナ北六甲116 クルムの街 | 116 | |
西神戸・ 阪神エリア |
ルナ西神中央 | 97 |
ルナ塚口 | 52 | |
ルナ昆陽池公園 | 51 | |
東大阪・ 北摂エリア |
ルナ南摂津 | 80 |
ルナ加納 | 71 | |
ルナ山本 | 57 | |
大阪市内・ 南大阪エリア |
ルナタウン島屋 | 55 |
ルナ城山公園 | 52 | |
ルナ東百舌鳥 | 109 | |
ルナ原山台 | 46 | |
京都エリア | ルナシティ同志社山手 | 237 |
街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。
商号 |
株式会社 創建 |
---|---|
創立 |
昭和58年3月1日 |
設立 |
昭和61年9月4日 |
資本金 |
8,000万円 |
代表者 |
代表取締役会長 吉村 孝文 代表取締役社長 吉村 卓也 |
執行役員一覧 |
執行役員 大下 憲二 執行役員 岡本 賢二郎 |
本社所在地 |
〒541-0047 |
東京支店所在地 |
〒101-0041 |
売上高 |
151.3億円(令和5年5月期) |
従業員数 |
従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期) |
事業内容 |
建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/ |

大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます
ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

本社所在地
本社所在地 |
〒541-0047 |
---|
施工エリア
※別途、交通費が発生する場合があります。
- 大阪
-
池田市
泉大津市
貝塚市
守口市
泉佐野市
富田林市
河内長野市
松原市
大東市
柏原市
羽曳野市
門真市
摂津市
高石市
藤井寺市
泉南市
四條畷市
交野市
大阪狭山市
阪南市
- 兵庫
-
洲本市
芦屋市
伊丹市
相生市
豊岡市
赤穂市
西脇市
三木市
高砂市
小野市
加西市
篠山市
養父市
丹波市
南あわじ市
朝来市
淡路市
宍粟市
加東市
たつの市
市川町
- 京都
-
福知山市
舞鶴市
綾部市
宇治市
宮津市
亀岡市
城陽市
向日市
長岡京市
八幡市
京田辺市
京丹後市
南丹市
木津川市
- 奈良
-
大和高田市
大和郡山市
天理市
橿原市
桜井市
五條市
御所市
生駒市
香芝市
葛城市
宇陀市
下市町
- 和歌山
-
海南市
橋本市
有田市
御坊市
田辺市
新宮市
紀の川市
岩出市
外壁塗装の参考文献
- 住宅リフォーム推進協議会
https://www.j-reform.com - 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
https://www.chord.or.jp/index.html?red_param=220106 - 一般社団法人日本塗装工業会
https://www.nittoso.or.jp - 一般社団法人外壁塗装協会
https://tosouginoushi.com