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外壁塗装の足場費用・見積もり総まとめ|いくらかかる?ドコに頼む?徹底解説

更新日2023年11月30日

家の外壁塗装を検討する際、予想外に頭を悩ますのが足場の費用です。
一体どのくらいの予算を見積もれば良いのか、安全に作業を進めるためにはどの種類の足場を選べば良いのか。

足場にまつわるさまざまな疑問に答えるために、外壁塗装の足場にかかる費用の相場や計算方法、さらに選び方のポイントから注意すべきことまで、今回の記事では徹底解説していきます。
安心して塗装工事を進めるために、足場についての知識を深めてみませんか?

この記事の監修者
谷口 知史谷口 知史
創建ペイント
谷口 知史
・2級建築士
・一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建ペイントの外壁塗装の現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

【ざっくり】外壁塗装の足場費用の相場と計算方法

外壁塗装を行う際には、作業の安全性や効率を考慮して足場を設置する必要があります。
そこで気になるのが足場費用です。
ここでは、足場費用の相場や計算方法、さらには建物の階数が費用に与える影響について詳しくご説明いたします。

【ポイント1】足場費用の相場

外壁塗装における足場費用は、1平方メートルあたり600円から1000円が目安とされています。
戸建て住宅を例に挙げると、総額は大体20万円から30万円程度が一般的な価格帯です。
作業を行うための基本的な設備投資と考えることができ、工事の規模や立地条件によって変動する可能性があることを念頭に置いておくべきでしょう。

業者選びや見積もりの際には、以上に述べた相場を基準にして適正価格を判断する材料とすることをおすすめします。

【ポイント2】足場費用の計算方法

足場の設置費用を計算するには、足場を組む面積と平米単価を掛け合わせることで求められます。
具体的には、外壁の周囲の長さと高さを測定し、それに足場が必要な階数を乗じて総面積を算出するのです。
その後、業者が提示する平米単価を掛け合わせれば、おおよその足場費用を見積もることができるでしょう。

足場費用の計算方法を理解しておくことで、見積もりの際に提案された費用が妥当かどうかを判断する一助となります。

【ポイント3】2階建てと3階建ての違い

建物の高さが増すにつれて、足場の設置にもより高度な技術や追加の安全対策が必要になるため、費用が上乗せされることが一般的です。
特に2階建てと3階建てでは、足場の構造がより複雑になり、安全性を確保するための工夫が必要になります。
結果として、追加費用としておおよそ30,000円程度が加算されることが多いです。

以上の点を踏まえ、建物の高さに応じた足場費用の見積もりを業者に依頼することが肝要です。

そもそも足場が必要な理由は?

外壁塗装を行う際には、作業の安全性と品質を確保するために足場が不可欠。
ここでは、足場がどうして重要なのかを詳しく解説していきます。
足場が必要である主な理由は次の2つです。

【ポイント1】高所での安全確保

外壁塗装作業は高所で行われることが多く、作業員の安全を確保するためには足場が絶対に必要です。
足場は作業員が安定して立つためのスペースを提供し、塗料の缶や工具などを置く場所も確保します。
また、作業中に起こりうる転落事故を防ぐためにも、しっかりとした足場の設置が求められます。

安全対策は、作業員だけでなく、通行人や近隣住民の安全にも直結するため、決しておろそかにしてはならないのです。

【ポイント2】近隣住民への配慮

外壁塗装の足場は、作業の安全確保だけでなく、近隣住民への配慮の面でも重要な役割を果たすものです。
足場を設置することで、塗装作業中に発生する塗料の飛散や、騒音、ほこりなどを最小限に抑えることができます。
これによって、近隣住民の生活への影響を軽減し、トラブルの防止にも繋がります。

施工期間中は特に、周囲への配慮が求められるため、足場の役割は非常に大きいと言えるでしょう。

【ポイント3】注意すべき?安すぎる足場代

外壁塗装の足場代が相場よりも極端に安い場合、安さの理由をしっかりと確認することが重要です。
安価な足場代の背景には、使用する材料の質を落としている、安全基準を満たしていない、熟練の足場職人ではなく未経験者が組んでいるなど、さまざまなリスクが潜んでいる可能性があります。

外壁塗装は家の美観を保つだけでなく、建物を守るための重要な工事です。
コストを抑えることも大切ですが、安全性を犠牲にしてはならず、信頼できる施工会社に依頼することが大切と言えます。

安全で質の高い足場工事を選ぶことが、結果的に家の寿命を延ばし、長期的なコスト削減にもつながるのです。

足場の種類と選び方

外壁塗装を行う際には、作業員の安全を確保し、効率的な作業を進めるためにも適切な足場の選定が欠かせません。
ここでは、よく使用される足場の種類と、それぞれの特徴を詳しく解説し、選び方のポイントをご紹介します。

ここで紹介する3種類の足場の概要などは次の表のとおりです。

足場の名称 概要 気になる点
ビケ足場 ・数多くの現場で採用
・堅牢性が高い
・足場板が幅広で安定感
・費用は高め
・設置時の音が大きい
パイプ足場 ・かつては広く使用されていた
・2本のパイプに直接足を乗せて作業
・安全性に疑問
・近年は減少傾向
単管ブラケット足場 ・パイプ足場の発展形 ・組み立てや解体に時間がかかる
・設置時の音が大きめ

【1】ビケ足場

ビケ足場は、頑丈さから多くの外壁塗装現場で採用されています。
足場板が幅広で安定感があり、作業員が安心して作業を行えるのが大きな特長です。

組み立てには専門の業者が必要で、その分費用は高めになる傾向にあります。
また、組み立て時にハンマーを使って足場を固定するため、組み立て時の音は周辺環境に影響を与えることも考慮する必要があります。

しかし、堅牢性を考えれば、多少のコストアップはやむを得ないと言えるでしょう。

【2】パイプ足場

パイプ足場は、かつては広く利用されていましたが、近年では使用頻度は減少傾向にあります。

パイプ足場の特徴は、2本のパイプの上に直接足を乗せて作業を行うことです。
作業の安定性が低下し、安全性にも疑問が呈されています。

現在では他の足場に取って代わられつつあり、見かける機会も少なくなっています。

【3】単管ブラケット足場

単管ブラケット足場は、パイプ足場の発展形とも言える足場です。
ブラケットという金具を使って踏み板を増やし、より作業しやすい環境を提供します。

ただし、その構造上、揺れやすいというデメリットがあります。
作業員が安全に作業を行うために、しっかりとした組み立てが求められるものです。

【4】足場選びのポイント

足場を選ぶ際のポイントは、安全性を最優先に考えることです。
また、費用とのバランスも重要な要素となります。

安全性を確保しつつ、予算内で最適な足場を選ぶためには、複数の業者から見積もりを取り、それぞれの足場の特徴を比較検討することが肝心です。
外壁塗装の質と効率を左右する足場選びは、慎重に行う必要があります。

足場にまつわるエトセトラ・注意点

外壁塗装における足場の設置は、工事の安全性や品質を左右する重要な要素です。
しかし、足場設置に関する知識がないと、見過ごしがちなポイントや注意すべき点が存在します。
ここでは、足場に関連する重要な情報や、気を付けるべき点を詳しく解説していきます。

【1】足場は工事の要(かなめ)!足場無料の業者には要注意

外壁塗装を行う際、足場は作業員の安全を確保し、作業効率を向上させるために不可欠です。
足場の安定性は、作業員が高所で安心して作業を進めるための基盤となります。

しかし、中には「足場無料」と謳う業者も見受けられます。
こういった業者には十分な警戒が必要で、無料という言葉に惑わされてはいけません。

足場設置には材料費や人件費などが発生するため、本来はそれなりのコストがかかるものです。
無料とされている場合、他の工事費用に上乗せされているか、安全性を犠牲にした低品質な足場である可能性が考えられます。

結果として、工事の安全性や仕上がりの質が損なわれる恐れがあるため、足場無料のオファーには慎重な判断が求められます。

【2】足場の手配は施工会社にお任せでOK

外壁塗装の足場設置は、専門の技術と知識が必要です。

施工主が自ら足場業者を探す必要はありません。
通常、外壁塗装を請け負う会社が信頼できる足場業者を手配し、工事の全体計画に合わせて足場の設置から撤去までを管理します。
これにより、施工主は足場設置の細かな手配に頭を悩ませることなく、安心して工事を任せることができることでしょう。

また、外壁塗装会社が一貫して作業を行うことで、工事の進行がスムーズになり、時間やコストの削減にもつながります。

【3】足場を組んだ後に養生~高圧洗浄が開始

足場が組み上げられた後、外壁塗装の本格的な工程が始まります。
まず初めに行われるのが、養生作業です。
塗装時にペンキが飛散して周囲を汚さないようにするため、建物や周辺の保護を目的とした作業です。

養生が完了したら、外壁の汚れを落とすための高圧洗浄が行われます。
高圧洗浄によって、塗装面の汚れや古い塗膜が除去され、塗装の密着性が向上するのです。

他にも必要に応じて「ケレン」と呼ばれる作業が行われることもあります。

足場設置後の工程は塗装の品質を決める大切なステップであり、丁寧な作業が求められます。
足場がしっかりと組まれていることで、一連の作業も安全かつ効率的に進めることができるのです。

よくある質問と回答

外壁塗装を行う際には足場の設置が不可欠です。
しかし、費用や期間に関して疑問を持つ方も多いでしょう。
そこで、外壁塗装の足場に関するよくある質問に対して、詳細な回答を提供します。

【Q】足場費用は工事費用に含まれていますか?

外壁塗装を依頼する際、多くの方が気になるのが費用の内訳です。
実際のところ、外壁塗装の見積もりには足場の設置に必要な費用も含まれていることが一般的です。
追加で足場費用を支払う必要はほとんどありません。

ただし、契約内容によっては別途費用が発生する場合もあるため、見積もり時にはしっかりと確認することが肝心です。

足場の設置は安全な作業環境を確保する上で欠かせないため、足場費用に関する部分については特に注意深く検討する必要があります。

【Q】足場費用はどのくらいの割合でかかるのでしょうか?

外壁塗装全体の費用に占める足場費用の割合は、工事の規模や内容によって異なります。
例えば、外壁塗装のみの場合、工事費用がおおよそ50万円の場合には足場費用が約10万円程度を占めることが多いようです。
屋根塗装のみの場合も、工事費用30万円に対して足場費用が10万円程度となることが一般的です。

足場費用は工事費用の重要な一部を形成しています。
工事全体の予算を考える際にはこの点を念頭に置きましょう。

足場の種類や設置方法によっても費用は変動するため、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが賢明です。

【Q】足場の設置期間はどのくらいでしょうか?

足場の設置期間は、外壁塗装の規模や施工内容によって大きく変わります。
小規模な住宅の場合、足場の組立てから撤去まで数日から1週間程度が目安です。
一方、大規模な建物や複雑な構造を持つ建物では、数週間を要することもあります。

また、天候や作業の進捗状況によっても期間は前後するため、施工会社との打ち合わせでおおよそのスケジュールを確認することが重要です。
足場の設置は工事の安全性を保つために不可欠であり、適切な期間を確保することが品質の高い外壁塗装を実現するための鍵のひとつとなります。

まとめ

今回の記事でもお伝えしたように、外壁塗装における足場費用は、安全性を確保し周囲への配慮を行うために不可欠です。
戸建て住宅であれば、一般的に20万円から30万円前後が相場とされており、費用は足場の面積と平米単価を掛け合わせて算出されます。
3階建て以上の建物では、さらに丈夫な足場が必要となり、追加費用が生じることがあります。

足場の種類を選ぶ際には、安全性とコストのバランスを考慮することが肝心です。

また、足場費用は通常、工事費用に含まれているため、施工会社に全てを任せることができます。
信頼できる業者を選ぶことができれば、足場についても安心して任せられますし、外壁塗装もうまくいくことでしょう。

本文中でも見積もりの重要性は繰り返し述べてきましたが、当社「創建ペイント」の公式サイトでは、見積もりや外壁のカラーをシミュレーションできるサービスを提供しています。
ぜひご活用ください。

創建ペイントでは、お客様の大切な住まいを守るため、足場も含め最適な外壁塗装のご提案を心がけておりますので、ぜひご相談ください。

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創建ペイントは、創建グループの「創建」「小林住宅」が培ってきたハイレベルな施工品質による外壁や屋根の塗装工事を行う外壁塗装専門の事業です。
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本コラムは創建ペイントが運営する外壁塗装に関するお役立ちコラムです。

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創建が建ててきた1万戸以上の家は、異なる環境、立地条件で
一軒ずつ、お住まいになるご家族と真摯に向き合って建築した
住まいです。その実績、経験は常に次の住まいに活かされ、
施工品質においても、そういった積み重ねが
大きな信頼につながっています。

創建供給実績
10,000戸超

※2023年8月現在

実績例

※2023年8月現在
物件名 総戸数
三田エリア ルナ三田フラワータウン 60
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 82
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア 108
ルナ三田ひばりが丘 149
神戸エリア パークヒル神戸小倉台 75
ルナ藤原台中町パークフロント 82
ルナ上津台 81
ルナ北六甲116 クルムの街 116
西神戸・ 
阪神エリア
ルナ西神中央 97
ルナ塚口 52
ルナ昆陽池公園 51
東大阪・ 
北摂エリア
ルナ南摂津 80
ルナ加納 71
ルナ山本 57
大阪市内・ 
南大阪エリア
ルナタウン島屋 55
ルナ城山公園 52
ルナ東百舌鳥 109
ルナ原山台 46
京都エリア ルナシティ同志社山手 237

街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。

商号

株式会社 創建

創立

昭和58年3月1日

設立

昭和61年9月4日

資本金

8,000万円

代表者

代表取締役会長 吉村 孝文

代表取締役社長 吉村 卓也

執行役員一覧

執行役員 大下 憲二

執行役員 岡本 賢二郎

本社所在地

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大阪府大阪市中央区淡路町3丁目5番13号
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Tel:06-6221-0001 Fax:06-6221-0155
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東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号
ヒューリック神田ビル6階
Tel:03-5209-5505 Fax:03-5295-2030
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売上高

151.3億円(令和5年5月期)

従業員数

従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期)

事業内容

建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/
建築総合請負/設計監理に関する業務/リフォーム事業/外壁塗装事業

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大阪府と連携し
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ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

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施工エリア

施工エリア 関西二府四県

施工エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城

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外壁塗装の参考文献