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網戸から虫が入ってくる原因は?簡単にできる対策方法を紹介します

網戸から虫が侵入してくるのはなぜでしょうか。
実は、網戸の目より小さい虫の侵入や、網戸の破損、使い方の誤りが原因となっているケースが多いのです。
そこで今回は、網戸から虫が入ってくる原因と、それを防ぐための対策方法をわかりやすくご紹介します。


谷口 知史(創建リフォーム)

2級建築士
一般建築物石綿含有建材調査者

現場管理として20年間、在来木造住宅と2×4住宅や住宅リフォームの現場管理を経て、建築業界の知識と経験を深めてきました。
株式会社創建に入社後、創建リフォームの現場管理に従事し、戸建住宅を中心に商業施設や大型マンションなどの現場フォローも担当しています。

    網戸から虫が入ってくる原因って何?

    網戸は虫の侵入を防ぐために設置されていますが、それでも虫が入ってきてしまうことがあります。
    一体どのような原因で虫が侵入してくるのでしょうか。
    ここでは、網戸から虫が入ってくる主な原因について詳しく解説します。

    網戸の目より小さい虫が侵入している

    網戸の目のサイズは一般的に0.3~1.5mm四方程度と言われています。
    体長が1mm以下の小さな虫は、この網戸の目をすり抜けて室内に侵入してしまう可能性があるのです。

    特にコバエやユスリカ、チョウバエなどの小さな虫は、網戸の目をすり抜けて入ってくることが多いでしょう。
    網戸の目が経年劣化で広がっていたり、破れていたりすると、より侵入されやすくなってしまいます。

    網戸に穴や破れがある

    網戸は、長年使用していると経年劣化により穴や破れが生じることがあります。
    外的なダメージを受けて穴や破れができてしまうこともあるでしょう。

    一見小さな穴や破れでも、虫にとっては十分な侵入口になってしまうのです。
    特に夏場は虫が多く発生する時期でもあるため、網戸の穴や破れは虫の侵入を招く大きな原因となります。
    網戸の状態をこまめにチェックして、穴や破れがあれば早めに補修や交換を行いましょう。

    網戸の使い方が間違っている

    網戸は正しく使用しないと、虫の侵入を招く原因になってしまいます。
    例えば、網戸と窓のサッシがぴったりと重なっていないと、隙間ができてしまいます。

    網戸の開け閉めを正しく行わないことも虫の侵入につながります。
    網戸を閉める際は、網戸を窓のサッシにしっかりとはめ込むことが重要です。
    網戸の使い方を正しく理解して、適切に開け閉めを行うことが虫の侵入を防ぐポイントと言えるでしょう。

    網戸の正しい使い方は?

    網戸は虫の侵入を防ぐ重要なアイテムですが、正しく使用しないと逆効果になってしまうこともあります。
    網戸を正しく使用するためのポイントについて詳しく解説します。

    網戸と窓のサッシをぴったり重ねる

    網戸から虫が侵入するのを防ぐためには、網戸と窓のサッシに隙間がないようにしっかりと重ねることが重要です。
    網戸を窓に取り付ける際は、サッシにぴったりとはめ込むように注意しましょう。

    経年劣化等で網戸がサッシにぴったりとはまらなくなってきたら、網戸の交換を検討する必要があります。
    網戸と窓のサッシの隙間は、虫の侵入経路になりやすいので、常にチェックしておくことが大切です。

    網戸は右側、窓は左側に寄せて閉める

    網戸と窓を閉める際は、網戸は右側、窓は左側に寄せて完全に閉めることがポイントです。
    逆に、網戸を左側、窓を右側に寄せて閉めてしまうと、どうしても網戸と窓の間に隙間ができてしまいます。

    普段から意識して、網戸は右、窓は左に寄せて閉めるクセをつけておきましょう。
    正しい閉め方を習慣づけることが、虫の侵入を防ぐ大切なポイントです。
    窓を閉め切った後は、網戸と窓の間に隙間がないかしっかりと確認しておくことも忘れないようにしましょう。

    網戸の開閉は静かに行う

    網戸の開閉は、できるだけ静かに、ゆっくりと行いましょう。
    網戸を勢いよく開け閉めしてしまうと、その衝撃で網戸が歪んだり、破損したりする可能性があります。

    開閉時の衝撃で網戸がサッシからずれてしまい、隙間ができることもあるでしょう。
    隙間ができれば、そこから虫が侵入してくる原因にもなりかねません。
    普段から丁寧に扱うことで、網戸の破損を防ぎ、虫の侵入も防ぐことができるでしょう。

    【虫対策に!】網戸の劣化や破損をチェックしよう

    網戸は虫の侵入を防ぐ重要なアイテムですが、劣化や破損によって十分な機能を発揮できなくなることがあります。
    網戸の劣化や破損をチェックするポイントと、対処法について詳しく解説します。

    定期的に網戸の点検を行う

    網戸から虫が入ってくるのを防ぐためには、定期的に網戸の点検を行い、破損や劣化がないかチェックすることが大切です。
    特に虫の発生が多くなるシーズン前や後は、入念に点検を行いましょう。

    • 穴や破れがないか
    • ほつれがないか
    • ネットが緩んでいないか
    • 枠や取り付け部分に歪みやガタつきがないか

    これらをチェックすることで早期発見・早期対処ができます。
    点検の際に破損や劣化を見つけたら、早めの補修や交換を行うことが重要です。
    小さな穴や破れであれば、自分で補修することも可能ですが、状態が悪い場合は専門業者に相談するのがおすすめです。

    破れや穴は早めに補修する

    網戸に小さな破れや穴ができてしまった場合は、早めに補修しましょう。
    小さな破損でも、放置しておくと虫の侵入口になってしまいます。

    破損が大きくなる前に補修することで、網戸の寿命を延ばすこともできるでしょう。
    網戸の破れや穴は、市販の補修テープや補修シートを使って自分で補修することが可能です。

    補修テープは、破れや穴の上から貼るだけの簡単な補修方法ですが、あくまで応急処置です。
    本格的な補修には、破れや穴の部分を切り取り、補修シートを貼り付ける方法がおすすめです。

    古くなった網戸は交換する

    網戸の寿命は約5~8年と言われていますが、日光や風雨にさらされる場所では寿命が短くなってしまいます。
    古くなった網戸は、ネットの張りが緩んだり、枠が歪んだりして、虫の侵入を招きやすくなります。

    また、経年劣化で網戸の目が広がってしまうこともあるでしょう。
    網戸の劣化が進んでいる場合は、補修ではなく交換を検討しましょう。
    網戸の交換は、網戸の張り替えか、網戸ごと新しいものに交換するかの2つの方法があります。

    網戸の交換方法 説明
    張り替え ・網戸の枠を再利用して新しい網を張る
    ・安価ですむ
    網戸ごと交換 ・枠から網まで全て新しいものに替える
    ・費用がかかる
    ・新品同様の状態になる

    網戸の状態によってどちらを選択するか検討しましょう。

    網戸用の虫よけグッズを活用しよう

    網戸から侵入する虫を防ぐために、様々な虫よけグッズが活用できます。
    網戸に直接スプレーするタイプの虫よけ剤や、網戸の周りに置く虫よけ線香など、状況に合わせて適切なグッズを選ぶことが大切です。
    ここでは、おすすめの虫よけグッズを詳しく紹介していきましょう。

    網戸用の虫よけスプレーを使う

    網戸用の虫よけスプレーは、網戸に直接スプレーすることで虫の侵入を防ぐ効果的な方法の一つです。
    特にピレスロイド系の成分を含むスプレーは、虫を寄せ付けない効果が高いと言われています。

    使用方法は簡単で、網戸の内側と外側の両面にまんべんなくスプレーするだけです。
    ただし、スプレーの種類によっては臭いが強かったり、人体への影響が心配な場合もあるので、成分表示をよく確認して選ぶことが大切です。

    網戸の周りに虫よけ線香を置く

    網戸の周りに虫よけ線香を置くのも、虫の侵入を防ぐ手軽な方法です。
    虫よけ線香は、燃焼時に発生する煙に含まれる成分が虫を寄せ付けない効果があります。

    特に、天然由来の成分を使った虫よけ線香は、化学物質が苦手な人でも安心して使えるでしょう。
    使用方法は、網戸の周囲に線香を置くだけです。

    風向きに注意しながら、煙が網戸の方向に流れるように調整することで、より効果的に虫を寄せ付けません。
    線香の燃焼時間には限りがあるので、こまめに交換するようにしましょう。

    植物由来の虫除けスプレーを使う

    植物由来の虫除けスプレーも、網戸からの虫の侵入対策に有効です。
    ハッカ油やレモングラス、ユーカリオイルなどの植物精油を配合したスプレーは、虫を寄せ付けない天然の力で効果を発揮します。

    化学成分が苦手な人でも使いやすく、室内の空気を爽やかにするアロマ効果も期待できるでしょう。
    使い方は、網戸に直接スプレーするだけ。

    ただし、植物アレルギーがある場合は注意が必要です。
    また、精油の濃度によっては、網戸の材質を傷めてしまう可能性もあるので、目立たない部分で試してから使用するのがおすすめです。

    網戸と虫の侵入に関するよくある質問

    網戸と虫の侵入に関するよくある質問についてまとめました。
    疑問を解消して、虫の侵入対策に役立てましょう。

    【Q1】網戸の目より小さい虫はどんな虫?

    網戸の目より小さい虫としては、主にコバエ、ユスリカ、チョウバエなどが挙げられます。
    体長が1mm以下と非常に小さく、網戸の目をすり抜けて室内に侵入する可能性が高いのです。

    コバエは、排水口や洗面所などの湿った場所を好んで発生します。
    ユスリカは、河川や湖沼など水辺に多く、夜間に光に集まる習性があります。
    チョウバエは、腐敗した有機物を好んで発生し、不衛生な環境を好む虫です。
    これらの小さな虫は、網戸の隙間から侵入するだけでなく、室内で発生することもあるので、発生源を特定して対策することが大切です。

    【Q2】網戸の寿命は何年くらい?

    一般的に、網戸の寿命は約5~8年と言われています。
    ただし、日光や風雨にさらされる場所に設置されている網戸は、早く劣化しやすいです。

    また、開閉の頻度が高い網戸も、摩耗によって寿命が短くなることがあります。
    網戸の材質によっても寿命は異なり、ステンレス製の網戸は、アルミ製よりも長持ちすると言われています。
    定期的に網戸の点検を行い、破れや歪みがないか確認しましょう。

    【Q3】網戸の交換やリフォームは補助金の対象になりますか?

    網戸の交換やリフォームが、補助金や助成金の対象になるかは、自治体や補助金の申請要件によって異なります。
    様々な住宅リフォーム助成制度や、省エネリフォーム補助金があります
    補助金の申請対象となる窓リフォームも多いため、詳しくは専門業者に問い合わせてみてください。

    まとめ

    網戸から虫が入ってくる原因は、網戸の目より小さい虫の侵入、網戸の穴や破れ、そして網戸の使い方の間違いが主な要因となっています。
    網戸の正しい使い方を心がけ、定期的な点検と早めの補修・交換を行うことが大切です。

    虫の侵入でお悩みの方は、網戸用の虫よけグッズを活用するのもおすすめです。
    快適な暮らしを守るために、網戸のメンテナンスを怠らないようにしましょう。

    網戸や窓のリフォームが必要な場合は「創建リフォーム」にご相談ください。
    虫対策についてのお悩みも、窓や網戸のリフォームで対策できる可能性があります。

    供給実績10,000戸超の実績を誇る「創建リフォーム」は、家づくりに携わってきた施工力や、現場の品質管理のノウハウを元に、「高品質なのに低価格サービス」を提供しています。