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【台風襲来】家を守る雨戸の活用方法と付いていない場合の対処法を紹介します

台風シーズンが到来すると、暴風雨による被害が心配になります。
家の窓を守る強い味方といえば、雨戸の存在が欠かせません。

この記事では、雨戸の重要性や種類、雨戸が付いていない場合の対処法などを詳しく解説します。
台風に備えて、ぜひ参考にしてみてください。
[mokuji]

台風シーズン到来!雨戸の重要性とは?

台風シーズンになると、強風や大雨による被害が心配な人も多いです。
そんな時、家を守ってくれる強い味方が雨戸です。
雨戸の重要性について見ていきましょう。

【1】雨戸は台風から家を守る強い味方

雨戸は、台風による強風や飛来物から大切な窓ガラスを守ってくれる頼もしい存在です。
特に風速25m/s以上の暴風域に入ると、屋根の瓦や樹木の枝などが風で飛ばされ、窓ガラスに直撃する危険性が格段に高まります。

飛来物から窓を守るために、雨戸の役割は非常に重要なのです。
台風接近時は、雨戸を確実に閉めることで、強風や飛来物による窓ガラスの破損を防ぐことができます。
万が一、飛来物が雨戸に当たったとしても、雨戸が衝撃を和らげてくれるため、窓ガラスへのダメージを最小限に抑えられるのです。

【2】雨戸の防犯・防火効果も見逃せない

実は雨戸には、台風対策以外にも嬉しい効果があります。
それが「防犯」と「防火」です。

雨戸を閉めておくことで、窓からの侵入を防ぐ防犯効果が期待できます。
空き巣などの不審者は、雨戸が閉まっている家を狙いにくいと言われています。
雨戸を活用することで、日頃の防犯対策にもつながるのです。

万が一の火災時には、金属製の雨戸が延焼防止に役立ちます。
火の粉が窓から家の中に入るのを防ぎ、火災の拡大を食い止める効果も期待できます。

【3】雨戸は省エネ・断熱効果も期待できる

雨戸のメリットは、安全面だけではなく、省エネや断熱効果も期待できます。
雨戸を閉めると、窓とシャッターの間に空気の層ができ、空気層が断熱材の役割を果たすことで外気温の影響を受けにくくなるのです。

夏は遮熱効果で涼しく、冬は保温効果で暖かく保てるため、断熱効果によって、エアコンの使用を控えめにでき、光熱費の節約にもつながります。
省エネ対策としても、雨戸は優れているのです。

雨戸の種類と特徴とは

雨戸にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

  • 【1】引き戸タイプ
  • 【2】ルーバータイプ
  • 【3】シャッタータイプ

代表的な3種類の雨戸の特徴について解説していきましょう。

【1】引き戸タイプの雨戸が主流

最もポピュラーな雨戸は、引き戸タイプです。
窓の横に収納する戸袋が必要になりますが、比較的安価で導入しやすいのが魅力です。

引き戸タイプの雨戸は、和風住宅に多く見られます。
木製や金属製など、素材によって味わいが変わるのも特徴の一つで、伝統的な趣きを感じさせてくれます。

開閉は手動ですが、使い勝手は良好です。
コストを抑えつつ、しっかりと雨戸の機能を果たしてくれる頼れる存在と言えるでしょう。

【2】ルーバータイプで通風・採光を確保

ルーバータイプの雨戸は、羽根(ルーバー)の隙間から風や光を取り入れられるのが特徴です。
雨戸を閉じていても、ルーバーの隙間から適度に風を通すことができるため、湿気がこもりにくく快適です。

光も適度に取り込めるので、部屋が暗くなりすぎず、ほどよい明るさを保てます。
ルーバータイプなら、プライバシーを守りつつ、通風・採光を確保できるので、メリットは大きいと言えるでしょう。

【3】シャッタータイプは開閉が楽々

近年人気が高まっているのが、シャッタータイプの雨戸です。
窓の上部に巻き取る構造で、ボタン一つで簡単に開閉できる利便性が売りです。

シャッタータイプの多くは電動式で、スイッチ操作だけで、スムーズに雨戸の開け閉めができます。
高齢者や体の不自由な方でも、楽に操作できるのが嬉しいポイントです。

シャッタータイプは堅牢性が高く、防犯性にも優れています。
雨戸を下ろせば、ガッチリと窓を守ってくれます。

雨戸のない家はどうする?代替案を解説

雨戸は台風対策に欠かせない存在ですが、実は雨戸が付いていない家も少なくありません。
雨戸のない家でも、台風に備えるための代替案がありますので、いくつかの対処法を紹介します。

代替え案 特徴
飛散防止フィルム ・ガラスが割れにくくなる
・割れた時の破片の飛び散り防止
・DIYも可能
窓の外側に強化ガラスを設置 ・飛来物の衝撃に非常に強い
・費用が高い
ダンボールや養生テープで補強 ・手軽にできる応急処置として有効

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る

飛散防止フィルムを窓ガラスに貼ることで、ガラスが割れにくくなり、万が一割れてしまっても破片の飛び散りを防げます。
飛散防止フィルムを貼ったからと言って、窓ガラスが完全に割れなくなるわけではありませんが、飛来物の衝撃を和らげる効果は十分に期待できるでしょう。
台風襲来までに応急処置として施工するのも、一つの手段です。

飛散防止フィルムは、DIYでも比較的簡単に施工できるところも魅力的です。
コストを抑えつつ、手軽に窓ガラスの補強ができます。
いざという時の備えとして、検討してみてはいかがでしょうか。

窓の外側に強化ガラスを設置する

より本格的な対策として、既存の窓の外側に強化ガラスを設置する方法もあります。
強化ガラスは、飛来物の衝撃に非常に強いのが特徴です。

普通のガラスと比べて、数倍の強度を誇ります。
台風で風に煽られた飛来物が当たっても、簡単には割れません。
外側に強化ガラスを付ける工事にはそれなりの費用がかかりますが、長期的に見れば安心への投資と言えるでしょう。

ダンボールや養生テープで補強する

手軽にできる応急処置としては、ダンボールや養生テープを使った補強があります。
窓にダンボールを貼り付けたり、養生テープで窓枠を補強したりすることで、ある程度の飛来物の衝撃を和らげられます。

強度はそれほど期待できませんが、何もしないよりはマシなので、一時的な対策としては有効です。
ダンボールや養生テープでガッチリ窓を覆ってしまうと、部屋が真っ暗になってしまいます。適度な補強にとどめることが肝心です。

台風襲来が予想される際は、早めの対策を心掛けましょう。
備えあれば憂いなし。しっかりと家を守るための工夫を凝らしていきたいものです。

台風襲来前に!雨戸を使った事前対策のポイント

台風が近づいてくる前に、雨戸を活用した備えをしておくことが大切です。
早め早めの対策が、台風による被害を最小限に抑えるカギとなります。
雨戸を使った、台風が来る前の事前対策のポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【1】雨戸は早めに閉める習慣を

台風の接近が予想されたら、できるだけ早いタイミングで雨戸を閉めておくことをおすすめします。
外出前や就寝前など、日頃から雨戸を閉める習慣をつけておくと、いざという時に慌てずに済みます。

常に雨戸を閉められない事情がある場合でも、出勤前には閉めておくと安心です。
万が一の飛来物から大切な窓ガラスを守るためにも、雨戸を活用する意識を高めておきたいものです。

【2】雨戸まわりのメンテナンスを怠らない

雨戸をスムーズに開閉するためには、日頃からのメンテナンスが欠かせません。
特に雨戸のレールには、砂やホコリがたまりやすいので注意が必要です。

定期的に掃除をして、スムーズな動きを確保しておきましょう。
古い雨戸の場合は、部品の劣化や破損が進行していることがあります。

異音がしたり、開閉がスムーズでなくなったら、部品交換を検討する時期かもしれません。
普段から雨戸の状態をチェックしておくことで、いざという時に慌てずに済みますよ。

【3】家のまわりの飛散物にも目を光らせる

台風対策として見落としがちなのが、家のまわりに置かれている物の管理です。
植木鉢や物干し竿など、風で飛ばされそうなものは、事前に片付けておくようにしましょう。

飛散物が雨戸に衝突すると、雨戸自体が破損してしまう可能性があるからです。
家の周囲を一周して、危険な物がないかチェックしておきましょう。

ベランダや庭に置かれているものにも注意が必要です。
飛散物対策は、雨戸を守るためにも欠かせない備えになります。

雨戸に関するよくある質問と回答

雨戸に関して、よく寄せられる質問と回答をご紹介します。
雨戸の取り付けを検討している方や、すでに雨戸のある家にお住まいの方にとって、参考になる情報が満載ですよ。

【Q1】雨戸の取り付けにはどれくらい費用がかかる?

雨戸の取り付け費用は、雨戸の種類によって大きく異なります。
シャッター式の場合、1か所あたり18〜40万円程度が相場と言われています。
一方、引き戸式なら1か所5~30万円程度で済むこともあるようです。

あくまで目安であり、実際の費用は家の構造や窓の大きさなどによって変わってきます。
雨戸の設置には補助金が活用できる場合もあるので、一度専門業者に相談してみるのがおすすめですよ。

【Q2】マンションでも雨戸の取り付けは可能?

マンションの場合、雨戸の取り付けには注意が必要です。
一般的に、マンションの窓は共用部分に該当するため、個人の判断で雨戸を取り付けることはできません。

まずは管理組合に相談し、オーナー全員の合意と許可を得る必要があります。
マンションによっては、そもそも雨戸の取り付けが認められていないこともあるので、事前の確認が大切です。

【Q3】雨戸は後付けできる?

雨戸は後付けできるのかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、戸建て住宅であれば、後付け工事が可能なことが多いです。

ただし、窓の形状や設置位置によっては、工事が難しいケースもあります。
特にシャッター式の雨戸を取り付ける場合は、シャッターボックスを設置するためのスペースが必要です。
まずは専門業者に相談して、自宅の窓に適した雨戸の種類や工事方法を提案してもらうのが賢明です。

まとめ

台風シーズンに備えて雨戸の重要性と活用方法について解説しました。
雨戸は台風による強風や飛来物から窓ガラスを守る役割を担っており、防犯・防火効果や省エネ・断熱効果も期待できます。

引き戸タイプやルーバータイプ、シャッタータイプなど、様々な種類の雨戸があるので、住宅の特性に合わせて選ぶことが大切です。
台風シーズンに備えて、信頼できる外壁塗装業者に相談し、雨戸の設置を検討してみてはいかがでしょうか。

大切なお住まいに関するお悩みや、雨戸設置・メンテナンスをご検討の際は、ぜひ「創建リフォーム」まで、お気軽にご相談ください。
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