ブラインドシャッターとは?どんなときにおすすめ?特徴とメリット・デメリットを解説
ブラインドシャッターですが、聞いたことはあるけど、どんなものかご存知でしょうか?
ブラインドシャッターは、採光や通風をコントロールしながら、防犯性や省エネ効果も期待できる便利なシャッターです。
この記事では、ブラインドシャッターの特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントなどを詳しく解説します。
ブラインドシャッターを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ブラインドシャッターって何?シャッターとブラインドの違いは?
ブラインドシャッターは、窓の外側に設置するシャッターと、内側に取り付けるブラインドの機能を兼ね備えた優れものです。
ブラインドシャッターの特徴について詳しく解説していきましょう。
シャッターの機能と種類
シャッターは、窓の外側に設置することで防犯や防風、遮光などの役割を果たします。
外部からの侵入を防ぐことができるため、安全性を高めるのに効果的です。
風雨から窓を守ることもできます。シャッターの主な種類は次の通りです。
- 軽量シャッター
- 重量シャッター
- 窓シャッター
軽量シャッターは取り付けが容易で価格もリーズナブルですが、重量シャッターほどの強度はありません。
一方、重量シャッターは頑丈で防犯性に優れていますが、価格が高くなる傾向にあります。
窓シャッターは、窓専用のコンパクトなシャッターで、設置場所を選ばないのが特徴です。
ブラインドの機能と種類
ブラインドの種類 | 特徴 |
---|---|
ベネシャンブラインド | 横向きのスラットを上下に昇降させて調整するタイプで、最も一般的なブラインド |
ロールスクリーン | 生地を巻き上げて開閉するシンプルな構造 |
バーチカルブラインド | 縦型のスラットを左右にスライドさせて調整する |
ブラインドは、窓の内側に設置し、採光や通風、プライバシー保護などの役割を担います。
スラットと呼ばれる羽根の角度を調整することで、日差しの強さや風の量を自在にコントロールすることも可能です。
外からの視線を遮ることもできるため、プライバシーを守るのにも役立ちます。
ブラインドシャッターとは?特徴は?
ブラインドシャッターは、シャッターとブラインドの機能を兼ね備えた、まさにハイブリッドな窓用シャッターです。
外側にシャッターを設置することで防犯性や防風性を確保しつつ、内側のブラインド機能で採光や通風を自在に調整できるのが最大の特徴です。
スラットの角度を変えることで、日差しの強さや風の量を細かくコントロールできるのでカーテンやブラインドが不要になり、部屋がすっきりと片付きます。
また、シャッターを閉めれば高い防犯性を発揮し、台風などの強風時にも窓ガラスを守ってくれます。
ブラインドシャッターは、夏は日差しを遮り、冬は冷気の侵入を防ぐことで、冷暖房の効率アップに貢献し、光熱費の節約にもつながるので省エネ・断熱効果も期待できる優れものです。
ブラインドシャッターを使用するメリットは?
ブラインドシャッターを導入すれば、さまざまなメリットを得ることができます。
ブラインドシャッターのメリットを知れば、導入したくなること間違いなしです。
- 【1】カーテンやブラインドを使用しなくてOK
- 【2】高い防犯性・安全性
- 【3】省エネ・断熱効果
ブラインドシャッターならではの魅力を詳しく解説していきましょう。
【1】カーテンやブラインドを使用しなくてOK
ブラインドシャッターの最大の魅力は、カーテンやブラインドが不要になることです。
スラットの角度を変えるだけで、日差しの強さや風の量の細かい調整が可能です。
部屋の中に必要以上の日光が入り込むことを防げるため、眩しさを感じることなく快適に過ごせます。
また、スラットを閉じれば外からの視線を遮ることもできるので、プライバシー保護にも役立ちます。
カーテンやブラインドがないことで、部屋がすっきりと片付き、より広々とした空間を演出できるのも嬉しいポイントです。
掃除の手間も省けるため、日々の暮らしがより快適になるでしょう。
【2】高い防犯性・安全性
ブラインドシャッターは、高い防犯性・安全性を備えています。
シャッターを閉めれば、窓からの侵入を防ぐことができます。
強固な素材で作られているため、簡単に破られる心配もありません。
万が一の犯罪から家族の安全を守るために、ブラインドシャッターは大きな役割を果たしてくれます。
台風などの強風時にも、飛来物から窓ガラスを守ってくれる頼もしい存在です。
シャッターを閉めておけば、風で窓ガラスが割れるリスクを大幅に減らせます。
地震の際の窓ガラスの飛散防止にも効果があるため、安心して暮らせる住まいづくりに貢献してくれるでしょう。
【3】省エネ・断熱効果
ブラインドシャッターは、優れた省エネ・断熱効果を発揮します。
夏場は日差しを遮ることで、室内への熱の侵入を防ぎ、冷房の効きを良くしてくれますし、冬場は冷気の侵入を防ぐことで、暖房の効率アップに貢献します。
スラットの角度を調整することで、季節や天候に合わせて最適な採光・通風を実現できるため、一年を通して快適な室内環境を保つことが可能です。
冷暖房の使用を抑えられることで、光熱費の節約にもつながります。
ブラインドシャッターは、エコで経済的な暮らしを叶える強い味方になってくれます。
省エネ・断熱効果は、地球環境に優しい住まいづくりにも役立つでしょう。
ブラインドシャッターのデメリットや注意点は?
ブラインドシャッターは多くのメリットを持つ一方で、デメリットや注意点もあります。
導入前に知っておきたい、ブラインドシャッターの弱点についてご紹介します。
設置コストの高さやメンテナンスの必要性、完全な遮光ができないことなど、ブラインドシャッターならではの課題を把握しておくことが大切ですので、是非参考にしてみてください。
設置コストが高い
ブラインドシャッターは、通常のシャッターやブラインドと比べると、価格が高くなる傾向にあります。
シャッターとブラインドの機能を兼ね備えている分、材料費や加工費がかさむためです。
電動式のブラインドシャッターは、手動式よりも割高になります。
初期投資が大きくなるのは、ブラインドシャッターの弱点の一つと言えるでしょう。
しかし、長期的に見れば、省エネ効果などによるコストメリットが期待できます。
光熱費の節約分で、設置コストを回収できる可能性もあります。
ブラインドシャッターは、初期投資は大きくなりますが、長く使えば使うほどお得になっていくのです。
メンテナンスが必要
ブラインドシャッターは、定期的な清掃を行わないとスラットに埃やチリが溜まり、汚れが目立つようになるため、こまめなメンテナンスが必要な点にも注意が必要です。
長年使っているとスラットが変形したり、ヘッドボックスやレールの故障が起こる可能性もあります。
修理や交換が必要になれば、それなりのコストがかかってしまいます。
手動式のブラインドシャッターの場合、開閉に力が必要なことも弱点の一つです。
重いシャッターを毎日開け閉めするのは、体力的にも負担が大きくなります。
電動式なら楽に操作できますが、その分コストが高くなるので、よく検討する必要があります。
完全な遮光はできない
ブラインドシャッターは、完全な遮光ができない点にも注意が必要です。
スラット同士の隙間から光が漏れるため、真っ暗にはなりません。
カーテンのように隙間なく光を遮ることはできないのです。
遮光性を重視する寝室などでブラインドシャッターを使う場合は、別途カーテンを用意するなどの対策が必要になるかもしれません。
外の音が気になる場合も同様です。ブラインドシャッターには多少の防音効果はありますが、完全に音を遮断することは難しいでしょう。
騒音対策を重視する場合は、防音ガラスなどとの併用がおすすめです。
ブラインドシャッターの弱点を補うための工夫や対策をする必要があることを覚えておきましょう。
ブラインドシャッターの選び方のポイントは?
ブラインドシャッターを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
手動式か電動式か、スラットのサイズと材質、デザインとカラーの3つの観点から、選び方のコツを解説します。
【1】手動式か電動式か
ブラインドシャッターには、手動式と電動式の2種類があります。
手動式は、コードやハンドルを手で操作して開閉するタイプで、価格が比較的安いのが特徴です。
開閉に力が必要なため、高齢者や体の不自由な方には不向きかもしれません。
一方、電動式はリモコンやスイッチで簡単に操作できるため、利便性に優れていますが、手動式と比べると価格が高くなる傾向にあります。
自分のライフスタイルや予算に合わせて、適切なタイプを選ぶことが大切です。
【2】スラットのサイズと材質
ブラインドシャッターのスラットには、さまざまなサイズと材質があります。
スラットの幅が広いほど、採光や通風性が高くなりますが、プライバシー保護の面では劣ります。
逆に、幅が狭いほど遮光性が高まりますが、部屋が暗くなりがちです。
材質によっても特徴が異なります。
アルミ製のスラットは軽量で耐久性に優れ、メンテナンスも簡単です。
一方、樹脂製のスラットは断熱性が高く、冷暖房の効率アップに貢献します。
自分の生活スタイルや住まいの環境に合わせて、最適なサイズと材質を選びましょう。
【3】デザインとカラー
ブラインドシャッターは、住宅の外観を大きく左右する要素の一つです。
デザインやカラーを選ぶ際には、住宅の外観との調和を考慮することが大切です。
例えば、モダンな雰囲気の住宅には、シンプルなデザインのブラインドシャッターが合います。
一方、和風の住宅には、木目調のデザインが適しているでしょう。
カラーについても、住宅の外壁や屋根の色と合わせることで、統一感のある外観を演出できます。
インテリアとの調和も忘れてはいけません。
室内から見たときに、違和感のないデザインやカラーを選ぶことが重要です。
ブラインドシャッターに関するよくある質問
ブラインドシャッターは、多くの人にとって馴染みの薄い商品かもしれません。
ここでは、ブラインドシャッターに関する代表的な質問を取り上げ、回答していきますので、是非参考にしてみてください。
【Q1】ブラインドシャッターは後付けで設置できますか?
ブラインドシャッターを既存の窓に後付けで設置することは可能ですが、窓の形状や材質によっては難しい場合もあります。
特に、古い住宅の窓は、ブラインドシャッターの設置に適していないことがあります。
後付け設置を検討する場合は、まず専門家に相談し、自宅の窓に適したブラインドシャッターがあるか確認しましょう。
なお、新築時にブラインドシャッターを設置するのが最も理想的です。
設計段階から組み込むことで、窓とブラインドシャッターの一体感が高まり、断熱性や防犯性も向上します。
【Q2】電動式のブラインドシャッターの場合、停電時はどうなりますか?
電動式のブラインドシャッターは、停電時に操作ができなくなるのではないかと心配する人も多いでしょう。
しかし、多くの電動式ブラインドシャッターには、停電時でも手動で開閉できる機能が備わっています。
非常時には、専用のハンドルを使って手動操作に切り替えることができますし、バッテリー式の製品なら、停電時でも通常通り使用できるので安心です。
ただし、バッテリー式は価格が高くなる傾向にあります。停電時の対応については、事前に確認しておくことをおすすめします。
【Q3】ブラインドシャッターに防音効果はありますか?
ブラインドシャッターには、ある程度の防音効果が期待できます。
スラットを閉じることで、外部の音を遮断し、室内への音の侵入を防ぐことができるからです。
ただし、ブラインドシャッターだけで完全な防音を実現するのは難しいでしょう。
スラット同士の隙間から音が漏れてしまうためです。
騒音対策を重視する場合は、ブラインドシャッターと防音ガラスを併用するのが効果的です。
防音ガラスは、二枚のガラスの間に空気層を設けることで、高い防音性能を発揮します。
ブラインドシャッターと組み合わせることで、さらに防音効果が高まるはずです。
まとめ
ブラインドシャッターは採光や通風、防犯性などに優れた窓用シャッターです。
スラットの角度調整で日差しや風の量を細かくコントロールでき、カーテンやブラインドが不要になるのが大きなメリットです。
一方で、設置コストが高く、メンテナンスも必要という点には注意が必要でしょう。
手動式か電動式か、スラットのサイズや材質、デザインなど、自分の住まいに合ったタイプを選ぶことが大切です。
ブラインドシャッターの導入を検討される際は、ぜひ専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。
大切なお住まいに関するお悩みや、ブラインドシャッターをご検討の際は、ぜひ「創建ペイント」まで、お気軽にご相談ください。
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※2023年8月現在
実績例
物件名 | 総戸数 | |
---|---|---|
三田エリア | ルナ三田フラワータウン | 60 |
ルナ三田ウッディタウンあかしあ台 | 82 | |
ルナ三田ウッディタウンわんぱくスクエア | 108 | |
ルナ三田ひばりが丘 | 149 | |
神戸エリア | パークヒル神戸小倉台 | 75 |
ルナ藤原台中町パークフロント | 82 | |
ルナ上津台 | 81 | |
ルナ北六甲116 クルムの街 | 116 | |
西神戸・ 阪神エリア |
ルナ西神中央 | 97 |
ルナ塚口 | 52 | |
ルナ昆陽池公園 | 51 | |
東大阪・ 北摂エリア |
ルナ南摂津 | 80 |
ルナ加納 | 71 | |
ルナ山本 | 57 | |
大阪市内・ 南大阪エリア |
ルナタウン島屋 | 55 |
ルナ城山公園 | 52 | |
ルナ東百舌鳥 | 109 | |
ルナ原山台 | 46 | |
京都エリア | ルナシティ同志社山手 | 237 |
街を拓き、家を建てる。
その先の未来まで考えながら
住まいづくりを積み重ねた結果が、
1万戸超の金字塔に。
商号 |
株式会社 創建 |
---|---|
創立 |
昭和58年3月1日 |
設立 |
昭和61年9月4日 |
資本金 |
8,000万円 |
代表者 |
代表取締役会長 吉村 孝文 代表取締役社長 吉村 卓也 |
執行役員一覧 |
執行役員 大下 憲二 執行役員 岡本 賢二郎 |
本社所在地 |
〒541-0047 |
東京支店所在地 |
〒101-0041 |
売上高 |
151.3億円(令和5年5月期) |
従業員数 |
従業員数 190名 創建グループ総数 343名(令和5年5月期) |
事業内容 |
建売住宅・マンション等の販売/オフィスビル商業施設等の賃貸/ |

大阪府と連携し
ZEHの普及に取り組んでいます
ZEHとは、住宅の高断熱化と省エネルギー設備機器により消費エネルギーを減らしつつ、太陽光発電等によりエネルギーをつくることで、年間で消費する住宅のエネルギー量の収支が概ねゼロとなる住宅のことです。創建・小林住宅ではZEHの普及を進める大阪府の協力事業者として連携協定を締結し、ZEH宿泊体験を提供しています。

本社所在地
本社所在地 |
〒541-0047 |
---|
施工エリア
※別途、交通費が発生する場合があります。
- 大阪
-
池田市
泉大津市
貝塚市
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-
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外壁塗装の参考文献
- 住宅リフォーム推進協議会
https://www.j-reform.com - 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
https://www.chord.or.jp/index.html?red_param=220106 - 一般社団法人日本塗装工業会
https://www.nittoso.or.jp - 一般社団法人外壁塗装協会
https://tosouginoushi.com