ルーバー雨戸のデメリットは?知っておきたいメリット・注意点・対処法を紹介します

ルーバー雨戸は、通風性と採光性に優れ、デザイン性も高いことから人気の雨戸ですが、実は意外なデメリットがあることをご存知でしょうか。
この記事では、ルーバー雨戸の特徴やメリットに加え、デメリットとその対処法、選ぶ際のポイントなどを詳しく解説します。
ルーバー雨戸の設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
[mokuji]
ルーバー雨戸ってどんなもの?特徴とメリットを解説!
ルーバー雨戸は、住宅の窓に取り付ける雨戸の一種で、独特の構造とデザイン性が魅力です。
ルーバー雨戸の特徴やメリットについて詳しく解説していきます。
ルーバー雨戸とは?
ルーバー雨戸は、ブラインドのように羽根が並んだ構造が特徴的な雨戸です。
羽根の角度を調整することで、通風や採光を自由にコントロールできるのが大きな魅力です。
ルーバー雨戸は、窓の外側に取り付けるタイプが一般的ですが、内側に取り付けるタイプもあります。
材質は、アルミや木、樹脂など様々なものがあり、建物のデザインに合わせて選ぶことができます。
通風性と採光性に優れている
ルーバー雨戸の最大の特徴は、優れた通風性と採光性です。
ルーバーの羽根を調整することで、風を通したり、光を取り込んだりすることができます。
夏場の暑さ対策や、冬場の結露防止に効果的です。
ルーバー雨戸を閉めた状態でも、羽根の隙間から適度な通風と採光が得られるため、室内の空気を淀ませずに済みます。
デザイン性の高さも魅力の一つ
ルーバー雨戸は、デザイン性の高さも大きな魅力の一つです。
和風から洋風まで、様々なデザインのルーバー雨戸があり、建物の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
ルーバー雨戸を窓の外側に取り付けることで、建物の外観にアクセントを加えることも可能です。
ルーバー雨戸は、機能性だけでなく、デザイン性でも住宅の価値を高めてくれる優れたアイテムと言えるでしょう。
ルーバー雨戸の意外なデメリットとは?
ルーバー雨戸は、通風性や採光性に優れ、デザイン性も高いなど、多くのメリットがあります。
しかし、一方でデメリットもあることを知っておく必要があります。
ルーバー雨戸の意外なデメリットについて詳しく解説していきましょう。
隙間から光が漏れる
ルーバー雨戸は、羽根の隙間から光が漏れるという特性があります。
完全な遮光はできないのがデメリットの一つです。
特に、寝室などに使用する場合は、朝日が差し込んで目が覚めてしまうことがあるので注意が必要です。
光の漏れを防ぐには、ルーバー雨戸の内側にカーテンを設置するなどの対策が必要になります。
防犯面での弱点がある
ルーバー雨戸は、羽根の隙間から侵入されるリスクがあるのが防犯面でのデメリットです。
特に、1階の窓に設置する場合は、侵入されやすくなってしまうので注意が必要です。
防犯面を重視する場合は、ルーバー雨戸に補助錠を取り付けるなどの対策が必要になります。
ルーバー雨戸の材質によっては、破られやすいものもあるので、材質選びにも注意が必要です。
メンテナンスやお手入れが必要
ルーバー雨戸は、羽根の隙間にホコリがたまりやすいのがデメリットの一つです。
定期的な清掃が必要になるため、メンテナンスに手間がかかります。
可動部分には潤滑油の補充も必要で、こまめなお手入れが欠かせません。
メンテナンスを怠ると、ルーバー雨戸の開閉がスムーズにいかなくなったり、故障の原因になったりするので注意が必要です。
ルーバー雨戸のデメリットを解消する対処法は?
ルーバー雨戸には、光漏れや防犯面の弱点、メンテナンスの手間などのデメリットがあります。
しかし、適切な対処法を知っておけば、これらのデメリットを解消することが可能です。
方法 | 効果 |
---|---|
内側にカーテンを設置 | ・遮光性の高いカーテンを選択することで光の漏れを防ぐ ・プライバシー保護 |
補助錠の取り付け | ・防犯面の弱点を解消 |
ガラス飛散防止フィルム | ・ガラス破りの対策 |
定期的な清掃とメンテナンス |
・メンテナンスの手間の解消 ・故障の予防 |
ルーバー雨戸のデメリットを解消する対処法について詳しく解説します。
内側にカーテンを設置する
ルーバー雨戸の隙間から光が漏れるデメリットを解消するには、内側にカーテンを設置するのが効果的です。
遮光性の高いカーテンを選ぶことで、光の漏れを防ぐことができます。
カーテンを設置することで、プライバシー保護の効果も期待できます。
ルーバー雨戸とカーテンを組み合わせることで、採光と遮光のバランスを調整しやすくなるのもメリットです。
補助錠を取り付ける
ルーバー雨戸の防犯面の弱点を解消するには、補助錠を取り付けるのが効果的です。
補助錠には、様々なタイプがあるので、窓の種類に合ったものを選ぶ必要があります。
例えば、引き違い窓には、バーロック錠が適しています。
ガラス破りへの対策として、ガラス飛散防止フィルムを貼るのもおすすめです。
補助錠とガラス飛散防止フィルムを併用することで、防犯性をさらに高めることができます。
定期的な清掃とメンテナンスを行う
ルーバー雨戸のメンテナンスの手間を解消するには、定期的な清掃とメンテナンスを行うことが大切です。
ルーバーの隙間に溜まったホコリは、定期的に掃除機で吸い取ったり、柔らかい布で拭き取ったりしましょう。
可動部分には、定期的に潤滑油を補充することで、スムーズな開閉を維持することができます。
メンテナンスを怠ると、故障の原因になるだけでなく、ルーバー雨戸の寿命を縮めてしまうので、こまめなお手入れが大切です。
ルーバー雨戸を選ぶ際のポイント
ルーバー雨戸を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。
設置場所に合ったサイズ選び、材質の吟味など選び方を見ていきましょう。
【ポイント1】設置場所に合ったサイズを選ぶ
ルーバー雨戸を選ぶ際は、窓のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。
サイズが合っていないと隙間ができたり、開閉がスムーズにいかなかったりする可能性があります。
事前に窓のサイズを正確に測っておき、ぴったりのルーバー雨戸を選びましょう。
【ポイント2】材質を吟味する
ルーバー雨戸の材質には、アルミ、木、樹脂などさまざまな選択肢があります。
材質によって耐久性や価格が異なるため、設置場所の環境や予算に合ったものを選ぶことが重要です。
例えば、海沿いなど塩害の影響を受けやすい場所では、錆びにくいアルミ製がおすすめです。
一方、自然な風合いを重視する場合は木製を選ぶのもいいでしょう。
【ポイント3】設置は専門家に依頼する
ルーバー雨戸の設置は、DIYでも可能ですが、専門家に依頼するのが安全です。
設置不良は、故障やケガの原因になる可能性があります。
専門家に依頼することで、適切なサイズ選びやスムーズな開閉の調整など、細かな部分までしっかりと対応してもらえます。
長年快適に使うためにも、設置は専門家に任せるのがベストな選択と言えるでしょう。
ルーバー雨戸に関するよくあるQ&A
ルーバー雨戸に関して、よくある質問をQ&A形式でご紹介します。
後付けでの設置可否、価格相場、寿命など、気になる点を解説していきます。
【Q1】後付けでルーバー雨戸を設置できる?
既存の窓にも、後付けでルーバー雨戸を設置できます。
ただし、窓の種類によっては設置できない場合もあるので注意が必要です。
例えば、引き違い窓や片開き窓には設置しやすいですが、突き出し窓や天窓への設置は難しい場合があります。
事前に専門家に相談して、自宅の窓に合ったルーバー雨戸を選ぶのがおすすめです。
【Q2】ルーバー雨戸の価格相場は?
ルーバー雨戸の価格は、サイズや材質によって異なります。
アルミ製で1平方メートルあたり2~3万円程度が相場です。
木製や樹脂製の場合は、若干高くなる傾向にあり、既製品よりもオーダーメイドの方が割高になります。
補助金を活用すると費用を抑えられる可能性があるので、専門業者に相談してみるのも一つの手です。
【Q3】ルーバー雨戸の寿命は?
ルーバー雨戸の一般的な寿命は素材によっても異なります。
- アルミ製の場合は10~20年
- 木製の場合は5~10年程度
あくまで一般的な数値の目安であり、使用環境やお手入れ次第で寿命が変わります。
定期的な清掃やメンテナンスを行うことで、より長く快適に使い続けることができるでしょう。
まとめ
ルーバー雨戸はデザイン性や通風性に優れているものの、光漏れや防犯面での弱点、メンテナンスの必要性などのデメリットも存在します。
カーテンの設置や補助錠の取り付け、定期的な清掃を行うことで、これらの問題点を解消することが可能です。
ルーバー雨戸を選ぶ際は、設置場所に合ったサイズや材質を吟味し、専門家に依頼することが重要です。
適切な選択とメンテナンスにより、ルーバー雨戸のメリットを最大限に活かしつつ、デメリットを最小限に抑えることができるでしょう。
通風性や採光性、デザイン性の高さなど魅力がいっぱいのルーバー雨戸を検討してみませんか。
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