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【アイランドキッチン】リフォーム費用は?メリット・デメリットと事例をズバリ解説

キッチンリフォームの選択肢として人気急上昇中の「アイランドキッチン」
空間を広く使えて開放感がある点が魅力ですが、実際の費用や生活への影響、設置条件など知っておくべきポイントがたくさんあります。

本記事では、アイランドキッチンのリフォーム費用から魅力、デメリット、選び方まで、導入を検討している方に役立つ情報をズバリ解説します。


旧澤 はるか(創建リフォーム)

インテリアコーディネーター
カラーコーディネーター
キッチンスペシャリスト

前職ではリフォーム会社の営業職として家族状況の変化やライフステージに合わせた最適なリフォームプランを提案してきました。
株式会社創建に入社後、リフォームコーディネーター・カラーコーディネーターとして、色彩の配色を活かしたリフォームコーディネートを行っています。

    アイランドキッチンのリフォーム費用

    アイランドキッチンは見た目の美しさや機能性が高い一方で、予算面では従来型より高額になりがちです。
    具体的な費用相場と内訳を詳しく見ていきましょう。

    基本費用の相場

    アイランドキッチンのリフォーム費用総額の相場は130~240万円程度です。
    キッチン本体価格と設置工事費用の合計で、スタンダード仕様なら100~150万円、ハイグレード仕様では175~200万円程度が一般的な価格帯となっています。

    他のキッチンタイプと比較すると費用面で大きな違いがあり、壁付きタイプが50~90万円程度であるのに対し、アイランド式は最低でも100~150万円からスタートします。
    一般的に1.5~2倍ほど高額になりやすい点を理解しておきましょう。

    壁から独立した構造を持つアイランドキッチンは本体の側面すべてが露出するため、化粧材によるデザイン面でのコストが発生しやすく、見えない部分に安価な素材を使用できる壁付きキッチンよりも必然的に高額になります。

    工事費用の内訳

    アイランドキッチン設置の工事費用は約30~40万円が相場です。
    仮設工事、解体工事、付帯工事、電気工事、設備工事、内装工事など多岐にわたる作業が含まれるため、一般的なキッチンよりも工事費が高くなる傾向があります。

    キッチンの移設やセンターフードの取り付けなど、通常のキッチン工事では発生しない特殊な作業も多く必要になります。
    特に天井からつり下げるセンターフードは、強度確保のための補強工事を含め、コスト増の大きな要因となるでしょう。

    オプション機能の追加費用

    生活をより快適にするオプション機能を追加する場合は、別途費用が発生します。
    ビルトイン食器洗い乾燥機は8~10万円、IHクッキングヒーターへの変更は15~20万円、タッチレス水栓は5万円前後、ハンズフリー水栓は8万円前後の追加費用がかかると考えておきましょう。

    背面収納棚は20~50万円、手元を隠す腰壁は10万円前後の費用が必要で、メーカーや素材によって価格差が生じます。
    多くの場合、カタログやホームページに記載されている基本価格にはオプション費用が含まれていないため、最終的な総額を事前に確認することが重要です。

    オプション機能 追加費用(税込) 特徴・メリット
    ビルトイン食洗機 8~10万円 水道代の節約、除菌効果
    IHクッキングヒーター 15~20万円 掃除のしやすさ、安全性向上
    タッチレス水栓 5万円前後 手が汚れていても操作可能
    ハンズフリー水栓 8万円前後 肘や足で操作可能
    背面収納棚 20~50万円 収納スペースの確保
    腰壁(目隠し) 10万円前後 調理中の手元を隠せる
    センターフード

    10~20万円 効率的な換気が可能

    アイランドキッチンの魅力

    一般的なキッチンとは一線を画す空間デザインと機能性が、アイランドキッチンの大きな魅力です。
    実際にどんなメリットがあるのか詳しく解説していきましょう。

    開放感がある

    四方が開放されたキッチンは視界が広がり開放感があります。
    壁や吊り戸棚に囲まれない構造によって、圧迫感のない空間を実現できる点がアイランドキッチンの最大の特徴といえるでしょう。
    キッチンが空間のメインとして映えるため、インテリアデザインの主役として活用できます。

    キッチンの両サイドから出入りでき、ダイニングやリビングにいる人と対面できる構造によって、閉鎖的な印象がなく広々とした空間になります。
    狭小住宅や古いマンションのリフォームでは、壁を取り払ってアイランドキッチンを導入することで、視覚的に広く感じさせる効果が期待できるでしょう。

    コミュニケーションが取りやすい

    リビングやダイニングとの一体感があるアイランドキッチンは、料理中でもテレビを見たり家族と会話したりしながら調理できる環境を生み出します。
    何かと孤独になりがちな家事の時間も、家族とのコミュニケーションを取りながら過ごせるようになります。

    独立型のクローズドキッチンと異なり、子どもの様子を見守りながら調理できるため、小さな子どもがいる家庭でも安心して料理ができます
    食事の準備をしながら宿題を見たり、会話をしたりと「ながら家事」が可能になる点も、忙しい共働き家庭には大きなメリットとなるでしょう。

    効率的な作業動線

    キッチンの四方に空間があるアイランドキッチンは、複数人での調理や配膳が快適にできる動線を確保できます。
    調理と洗い物を分担したり、盛り付けと準備を同時に行ったりなど、効率的な共同作業が可能で、家族みんなで食事の準備ができます。
    子どもが手伝いやすい環境も整い、自然と家事参加が促される点もメリットといえるでしょう。

    行き止まりのない動線で移動がスムーズになり、冷蔵庫からシンク、調理台からダイニングテーブルへの移動が最短距離で行えるため、配膳や片付けの効率が上がります。
    作業効率の向上によって料理時間の短縮や家事負担の軽減につながり、日々の生活がより快適になるでしょう。

    アイランドキッチンのデメリットと対策

    魅力的なアイランドキッチンですが、実際に導入する前に知っておくべき課題点もあります。
    詳しく解説しましょう。

    スペースの確保が必要

    アイランドキッチンの設置には、四方に通路スペースを確保する必要があり、十分な広さが求められます。
    最低でもDKであれば6畳程度、LDKなら12畳以上の広さが理想的とされ、狭い住宅では設置が難しいかもしれません。

    スペースに限りがある住宅にアイランドキッチンを無理に導入すると、リビングが窮屈になるなど生活動線に支障をきたす可能性があります。
    限られたスペースでアイランドの要素を取り入れたい場合は、片側だけ壁付けの対面型(セミアイランド型)も選択肢になるでしょう。

    生活感が丸見え

    周囲に壁がなく調理スペースがリビング側から完全に見通せるアイランドキッチンは、調理台の上に置かれた食材や使用後の食器など、生活感が丸見えになります。
    キッチンの散らかりがそのままリビング空間の印象を左右するため、常に整理整頓しなければなりません。

    下処理中の生魚や生肉、使用済みの調理器具が目立つだけでなく、調理中の姿勢や表情も周囲から見える点が精神的ストレスになることもあります。
    特に料理に集中したい人や、見られることに抵抗がある人には不向きな面もあるでしょう。

    油はねや音・においが気になる

    アイランドキッチンは、調理中の油はねや食材の飛散が周囲に広がりやすく、床や壁の汚れが広範囲に発生する傾向があります。
    小さな子どもがいる家庭では、キッチン周辺の床が油で滑りやすくなるリスクも考えなければなりません。

    IHクッキングヒーターはガスコンロに比べて上昇気流が弱いため、換気扇を回していても臭いや煙をうまく吸い取れないケースがあります。
    対策としては高性能な換気システムの導入や、調理方法の工夫(蒸し料理や鍋料理を増やすなど)が有効です。

    以下に主なデメリットと対策をまとめました。

    • 油はね対策:コンロ周りに飛沫防止のガードパネルを設置する
    • 音対策:静音設計の水栓やシンクを選ぶ、調理器具は布巾の上に置く
    • 臭い対策:高性能換気扇の設置、調理法の工夫、消臭効果のある観葉植物を置く
    • 見た目対策:腰壁の設置、スライド式の目隠しパネルを導入する

    アイランドキッチンのタイプと選び方

    アイランドキッチンにはさまざまなタイプがあります。
    選び方のポイントを解説しましょう。

    完全独立型と対面式の特徴

    完全独立型はシンクとコンロの両方がアイランド部分に配置された、四方が壁から独立した本格的なアイランドキッチンです。
    デザイン性が高く、開放感が最大限に得られる反面、給排水や換気のための設備工事が大規模になりやすく、収納スペースの確保が課題といえるでしょう。

    対して、対面式(II列型)はコンロを壁付けにし、シンクのみをアイランド部分に設置するタイプです。
    比較的コンパクトなスペースでもアイランドキッチンの特徴を活かせる人気のスタイルで、背面に収納を確保しやすい利点があります。
    給排水工事も壁付き部分に集中させられるため、工事費を抑えられる傾向があります。

    どちらを選ぶかは使用可能なスペースの広さや収納の必要性、調理スタイルによって決めるべきで、限られたスペースなら対面式が現実的な選択肢となるでしょう。
    長期的に使いやすいタイプを選ぶのが大切です。

    素材選びのコツ

    ステンレスキッチンは洗練された印象で汚れが付きにくく、お手入れしやすいという特徴があります。
    無垢フローリングと組み合わせることで、無機質な中にも温かみをプラスした空間を演出できるでしょう。

    モルタル調のグレーのキッチンは落ち着きのある大人な雰囲気を演出でき、シックな印象のキッチン空間に仕上がります。
    背面収納と組み合わせることで収納力も確保でき、機能性とデザイン性を両立させることが可能です。

    木材を取り入れたキッチンはナチュラルな温もりを感じさせ、北欧風やカフェ風のインテリアとの相性抜群です。
    腰壁にニッチを設けるなど空間を有効活用する工夫も可能で、使い勝手の良さとデザイン性を兼ね備えたキッチンに仕上がります。

    収納スペースの工夫

    アイランドキッチンは収納スペースが限られるため、背面に床から天井までの大容量収納を設置するなど、工夫しなければなりません。
    必要な収納量を事前に洗い出し、計画的に配置するようにしましょう。

    パントリーを併設できれば、食材のストックや大きな調理器具の収納にも対応でき、キッチン周りをすっきりと保てます。
    日常的に使用するものとたまにしか使わないものを分けて収納することで、効率的に空間を活用できるでしょう。

    まとめ

    アイランドキッチンは開放感あふれる空間デザインと家族との交流促進、効率的な作業動線が魅力ですが、費用面では通常のキッチンより高額になります。
    基本費用は130~240万円程度で、オプション機能の追加でさらに費用増加が見込まれます。

    導入には6畳以上のスペースが必要で、油はねや音、見た目の課題にも配慮しなければなりません。
    タイプは完全独立型と対面式から選べ、素材選びや収納計画も重要なポイントです。
    理想的なキッチン空間を実現するためには、生活スタイルに合わせた選択と適切な対策が不可欠といえるでしょう。